同一の実験的な設定において複数の1401を作動させる必要がある場合がいくつか考えられます。例えば、Spike2 ソフトウェアを実行しているときに、単一で、限度いっぱいまで拡張された1401を使用して得られるよりも、更に多くの波形入力チャンネルが必要となることがあります。 この問題を解決するために、同期オプションを使用してユーザーを数台の1401システムとリンクさせます。
個別にシステムをリンクする方法では、タイミングの問題が生じます。独立した状態で使用すると、それぞれの 1401 を同じトリガー パルスで起動することはできますが、その後は、 それ自体の内部水晶時計から得られ るクロック レートで作動することになります。
内部クロックの精度は、経過時間と使用温度には影響されず、50/1,000,000 またはこれ以上です。このことは、 同一のスタートパルスを用いて始動した 2 台 の Micro1401 は、6時間後には最高 1 秒の差ができる可能性がある ことを意味します。多くのアプリケーションにとっては、 これは重要なことではないかもしれませんが、複数の 1401 が使用される実験的な手順にとっては、別の 1401 によって記録されたイ ベントの整合をとることが 困難になる可能性があります。
この問題を処理するために、CED Power1401, Micro-4, -3, Micro1401 Mk 2 には、複数の Micro1401 の同期をとる工場装着のオプションが 組み込まれているので、それらの水晶時計は正確に同一歩調を保ちます。
装着時に、デージーチェーン形のケーブルを差し込むリア パネル コネクターが 1401 用の同期オプションと して追加されています。ケーブルの配線によって、どの1401が「マスター」 のクロックを持つか、どの1401が「スレーブ」装置になるかが決まります。スレーブの1401 では、入ってくるクロック信号を検出 し、その周波数を測定します外部信号を受け入れるク ロックであることが満足されると、基準クロックを切り替え、内部水晶時計の代わりに外部の周波数を使用します。この処理は自動的で、ソフトウェアが介在する必要はありません。クロッ ク信号は、それぞれの 1401 で生成され、次の装置に伝えられます。ケーブルの長さは、最 高で 1401 の間の 2 m になります。
この方法によって同期可能な 1401 の数は、3 または 4 で、ケーブルによって決まります。この数以上の 1401 の同期に対応するため、CED 社では、「マスター」として作用し、最高 8 台の「スレーブ」用の クロックを生み出す、外部同期ボックスの導入を計画しています。また、この装置は、ユーザーが取り付けた DAT 機械やビデオ ゲンロックなどの外部周波数ソースに対し ロッキングとして働く機能も持ち合わせています。
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