Spike2 v10.01で派生チャンネルにプロセス機能が追加され、既存の1401波形チャンネルからリアルタイムでのデータ・ストリーム処理ができるようになりました。この例では、2500Hzでサンプリングされた波形チャンネルから派生チャンネルを作成し、30HzまでのIIRローパスフィルターを適用し、得られたサンプルレートの1/2を越す入力周波数を除去します。その後、この派生チャンネルに比率25でダウンサンプリングを行い、有効サンプルレート100Hzを得ます。こうすることで、過剰雑音の構成要素が除去され、ほぼ影響を受けていない30Hzまでの信号周波数が残ります。現在使用できるこの他のチャンネル・プロセスには、RectifyとDifference(スロープ)があります。
Spike2の時間ベースのサンプリング・モードでは、データは一定間隔で保存されます。この設定では、15秒ごとに最初の10秒間のデータがディスクに保存されます。トリガ表示機能を使うと、オンセット・マーカーを検索し、保存されたデータを10秒ごとにフレームとして表示し、検知するたびに表示を更新します。時間ベースのサンプリング・モードもトリガ表示もそれぞれ個別に使用でき、保存されたデータのオンセット・マーカーとオフセット・マーカーはデータの検索と変換を行う際に役立ちます。
Spike2のトリガ・ベースのサンプリング・モードでは、トリガやイベント周りのデータを取り込みます。この設定では、3つの波形チャンネルを作成しています。チャンネル1は全ての波形をディスクに保存し、他のチャンネルに取り込まれたデータは、チャンネル2では「a」キーを押すことで、そしてチャンネル3では「b」キーを押すことでトリガされたものです。チャンネル2ではトリガ・ポイントの2秒前から6秒間のデータが、そしてチャンネル3ではトリガ・ポイントから6秒間データが保存されます。トリガそのものを他のイベント入力源から得ることも可能です。
ここでは、Spike2のサンプリング機能の設定例をあげています。各設定はSpike2バージョン10で作成されており、お使いのハードウェアとソフトウェアの互換性にもよりますが、ユーザーが使用目的に合わせて修正できるフレームワークになっています。設定を変更する場合は、全てのサンプリング・パラメーターを確認し、外部機器と互換性を持つように設定してください。 ×
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