CED Signal: 電圧及び電流クランプム

Windows 用 Signal はホール・セルおよび単一チャンネル実験用の強力な機能を数多く備えており、電気生理学的な記録を行うのに最適です。使い慣れた用語と、簡単に設定できる一般条件のプロトコルを使用するため、ユーザーは、Signal と CED 1401 データ取得インターフェイスを使ってすぐに操作を開始できます。Signal は、別の記録システムによるデータの解析ができるインポート機能も備えています。

クランプ特定のサンプリング・サポート

シールおよび膜抵抗測定値に使用する特定の記録状態を指定します。

保持電位の簡単な調整

シール抵抗の動的読み出し

最大 15 の選択可能なコンダクタンス・モデルを使ったダイナミック・クランプ研究のサポート。タイミング・ジターが生じない 300kHz を超える更新速度－詳細を参照

単一チャンネル・パッチ・クランプ解析

膜解析オプションでは全抵抗、アクセスおよび膜コンダクタンス、容量性過渡減衰時間定数、膜キャパシタンスを表示

選択した測定値を対時間グラフとして表示

増幅器の通信

広範なパッチクランプ増幅器から供給される電圧に基づいてチャンネルのスケールを設定する電信通信。

ソフトウェアによるモレキュラーデバイスの MultiClamp 700 および Axoclamp 900 増幅器とのダイレクト通信。利得、フィルター設定値、膜キャパシタンス、直列抵抗、外部コマンド感度用の値の読み取り。読み取られた値は Signal のデータファイルに保存されます。

サンプリング中の膜解析

刺激生成

最高 8 個の DAC と 8 本の TTL ライン上で刺激を生成します

最高 500 パルスまでで 256 セットまでもの多数の設定が可能です

刺激を固定レベルで、または調整可能な保持電位（pr電流）に対する相対レベルで設定します

スイープを使用して任意波形の複数セットを出力。非常に正確なタイミング確保するために波形を 1401 メモリーに保持

セットを構成しているパルスの順位を手動、周期的、任意またはユーザー定義のプロトコルで設定します

インタラクティブ方式で記録中に刺激の編集、追加、削除

固定またはステップ振幅と期間でパルスを定義

パルス・タイプには、スクェア波、傾斜波、正弦波、パルス列、事前に記録されたまたはユーザー生成の波形（例、記録されたアクション電位）が含まれます

パルス構成ダイアログ

分析

リーク減算

オンラインとオフラインでリーク・データを定義づける 3 つの方法
容量性過渡値を含む、オンラインとオフラインのスケール設定されたリーク・トレースの減算
選び出されたダイナミック・クランプ・モデルを使って、オンラインで現在のクランプの特定のリークを減算します

測定プロット

Signal のトレンドおよび測定プロット機能は、オンラインとオフラインの両方で記録されたデータから取った測定値のグラフを生成します。選択された各フレームについて、個々のイベントまたは複数イベントから測定値を取り、XY 座標でプロットします。複数の活動電位から IV 曲線または測定値を生成するのが一般的ｊな例でしょう。