2018年2月 |
5.12a |
新しくなった箇所
- BIOPACインポーターが古いフォーマットのビッグ・エンディアン・ファイルをインポートできるようになりました。最新のACQファイルをインポートする際にも、ユーザはBIOPAC ACKAPIパッケージを使用する必要があります。
修正された箇所
- 非常に大きなフレームを含むファイルからのデータ読み込みが修正されました。
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2017年9月 |
5.12 |
新しくなった箇所
- スクリプト言語で、シンボル名称に下線文字 (_) を使えるようになりました。新しい組み込み定数 _Version、_VerMinor、_pi ならびに _eが追加されました。
- FileメニューのSave Asコマンドや Export Asコマンドの両方が使用可能なフレーム変数値を全て新しいファイルにコピーするようになりました。
- SampleTriggerInv() 関数がスクリプト言語に追加され、サンプル・トリガを立ち上がりエッジに設定できるようになりました。
- DlgValue$()を使って、文字列に一致する最初のリスト項目を選択できるようになりました。
修正された箇所
- バーチャル・チャンネルを正しく処理していなかったため、一つのバーチャル・チャンネルのみの平均が生成され、その値でメモリが上書きされてしまい、Signalが機能しない原因になっていました。
- 0 または -1 のサイズ引数を持つ ColourSet() スクリプト関数が文書の記載通りに動作するようになりました。
- 非常に長い文字列を読み込む際に発生することがあったSerialRead()の機能停止に対する修正を行ないました。
- IIRInfo() の結果が、説明書に記載されているフィルター・タイプになりました。
- スクリプトの三項演算子が、?の前に数式を置くよう要求するようになりました。
- 曲線フィッテングがミリ秒単位の時間を正しく処理できていませんでした。
- スクリプトの三項演算子が、2つのアレーの中から選択することを許可していませんでした。
- 全ての点を通る非線形フィット用のフィッティング・コードが、同じ矛盾(最小二乗法エラー)を持つと仮定されており、 r2値を「Not a number(非数)」として計算することがありました。
- XY ビューにおけるフィットが、ビットマップとメタファイルで正しい印刷と表示を行えるようになりました。
- クランプ・セット-そしてその結果クランピング情報を保持するフレーム変数も-ファイルが開かれた時に正しく検出されるようになりました。
- XYビューに対する測定が平均化フラッグを正しく処理できるようになりました。
- ループ内で初期化されたスクリプト変数が正しく処理されるようになりました。
- View menuの Standard display コマンドが潜在的な不具合から保護されるようになりました。
- オーバードロー・モードがオフラインで適切に処理されていない状況で、サンプリングを終了したり、データ・ファイルを再度開いたりしてサンプリングされたフレームをオーバードローすると問題を引き起こすことがありました。
- オーバードローされた全てのフレームを解除したオーバードローの時間制限が原因でSignalがハングすることがありました。
- サンプリングされたフレームをオーバードローする際のY軸に対する変更が必ずしも全て再描画されていませんでした。
- 時折発生するE83エラーを排除するために、MagStimサポートに新しいふるまいを追加しました。
- スイープ・トリガの待ち時間が60秒を超えるとMagStim 装置が自動的に解除されていましたが、自動的に有効化されるようになりました。
- ユーザー関数名の前方参照が数値(ランタイム時には0と評価)として使用できることがありましたが、これがエラーになるようになりました。
- 稀ではあったもの、サンプリング中に発生していた様々なBiStim エラーが回避されるようになりました。例えば、現在のインターバルが0なのにHi-Resタイミングを設定する、およびインターバルが0であるのに、0インターバルを再設定する、などの場合です。
- これまでは設定回数分繰り返してランダム・ステート番号を生成していたセミランダム・ステートの順序付けのふるまいを訂正しました。
- これまではカーソルが変更されていても、ヒステリシスや振幅、幅や最小ステップ値を一つ前のカーソルからの値で上書きしていたアクティブ・カーソル・ダイアログのふるまいを訂正しました。
- オンラインのトレンド・プロットで結果を使用できるように、膜解析を実行を早めました。
- MagStim Rapidのセーフ・タイミングの計算がより正確になりました。
- SignalがINT2ならびにRL8以外のCFS波形データ・タイプを読み込めるようになりました。
- エクスポート・ダイアログのフレーム選択時のふるまいを訂正しました。これまでは、フレームリストを直接入力することができませんでした。
変更された箇所
- テキスト・ビュー上で使用される Modified() スクリプト関数は、アンドゥできない変更ではなく、保存されていない変更をテストするようになりました。
- FiltAtten()が負の値を返すようになり、これに合わせるため、FiltInfo(x, -1) の結果が変更されました。
- 膜解析の曲線フィッティングが固定された時間ではなく、刺激パルス幅の半分の値を使用するようになりました。これによりユーザーがより自由に制御できるようになります。
- PulseTimesGet()が、パルス列の全長ではなく、パルス列の個々のパルス長を返すようになりました(PulseTimesSet()と一致するようになりました)。
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14年9月 |
5.11 |
修正された箇所
- サンプリング設定ダイアログは、サンプル・レートが変更されたときに出力の長さを間違って大きくすることのないように変更されています。
- 測定を行う単一チャンネルを指定するのに使用するカーソル・ラベル・ダイアログは、これまでと異なり、「Selected channels」項目を含んでいません。
- FrontView() スクリプト関数は、関連するウィンドウを持たないバイナリー・ファイルと外部テキストを前に持ってこようとしていました。現在、これらのファイルと一緒に使われているときは何もしないようになっています。
- ユーザーの操作を記録する際に、テキスト・ベースのビューをクリックしても、FrontView() コマンドを記録したり、ViewFind(「タイトル表示・・・」); をスクリプトの最初に追加する操作が必ずしも行われませんでした。
- ダイアログのフレーム・セレクターは現在、ユーザーが入力する任意のフレーム番号リストに正確に反応するようになっています。
- 現在、複数ステート・プロトコル設定の「At end」項目は、正しく処理されるようになっています。以前は、常に「Finish」にリセットされていたため、プロトコルの連結が機能しませんでした。
- Print ヘッダーおよびフッター設定ダイアログは、リソース・リークが起きるのを防ぎます。
- フレーム変数値を使った測定は現在、常に正しいフレームを使って変数値を読み取ります。
- CondSourceList() は現在、D360 増幅器を併用する場合、正しい情報を返します。
- テキスト・エクスポートに使用されるロケール保存・復元コードは、以前設定されたロケールを紛失することがないように修正されています。
- 以前は、データ・ポイントのない理想化トレース・データを持つフレームをエクスポートすると、MATLAB エクスポーターがクラッシュしていました。
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2014年3月 |
5.10 |
新しくなった箇所
- FileList() スクリプト・コマンドは現在、サンプリング設定ファイルを検索するときに、両方のファイル拡張子 (*.sgcx と *.sgc) を使用します。
- サンプル設定バーを含む何らかの方法でサンプリング設定をロードすると、サンプリング設定の出力リセットが適用されます (Apply when sampling configuration is loaded オプションが選択されている場合)。
- About Signal ダイアログは、CED のウェブサイトから Signal の最新バージョン番号を読み取ろうとし、アップグレードが利用できるかどうかに関する適切な情報を表示します。
- MagStim Rapid TMS 刺激装置の制御に使われるソフトウェアは、ハードウェアで過度の電力浪費がないかどうかを調べるメカニズムが追加され、機能が拡張されています。
サンプリングのセットアップを行いながら問題がないか確認し、必要に応じて、刺激の間隔を長くしてハードウェアを保護するために、次のスイープを遅らせます。
- MagStim TMS 刺激装置の制御に使われるソフトウェアは、刺激装置が適切であることを確認するように設定された後は常に、現在の設定を読み直します。
- MagStim TMS 刺激装置の制御に使われるソフトウェアは、MagStim システムが生成したエラー・コードがあれば、これを読み直して、表示します。
修正された箇所
- ProcessOnline() スクリプト・コマンドは、以前は clear% パラメーターの代わりにパラメーター 6 (chan%) を使っていましたが、現在これは修正されています。
- 現在、Ctrl+Shift+Left のキーの組み合わせを使ってアクティブ・カーソル 0 を後ろ向きに繰り返す操作が再び行えるようになっています。
- マーカー数式の If(n) バーチャル・チャンネル瞬時周波数は現在、マーカーがない場合は、常にゼロに戻るようになっています。
- CFS データ・ファイルに関連するエラーで表示される文字列が修正されていて、CFS ファイルのエラー・コードが全般的に理解しやすくなっています。
- 現在、新しい CFS ファイルへのデータ・ファイルのエクスポートは、異なるチャンネルの異なる波形サンプリング間隔を適切に処理します。
- DrawMode() スクリプト関数の記録は修正されています。
- スクリプト・コンパイラーは現在、グローバル・レベルのスクリプトで内蔵の関数名が再使用されていると、これを検出します。
- フレームのオーバードローは現在、バッファが表示されているときは適切に作動します。
- ポイント・カウント測定は現在、0 ポイントに対しても、常に結果を返します。
- XY ビューの Y 軸最適化は現在、X オフセットがあればこれを考慮します。
- MagStim Rapid 設定ダイアログの手動制御オプションは使用できないため、削除されています。Signal の制御を使用するために、刺激装置を手動で制御するのに使われた UI は接続を外す必要があります。
- 現在、出力リセット・ダイアログのヘルプ・ボタン (および F1 キー) は正しく作動するようになっています。
- サンプリング終了後に出力が続いても定義づけられるパルスが存在しない状態で、出力フレームまたは固定間隔モードを使ってサンプリングしている場合は、
スイープがサンプリング終了時に終わらずに、(空の) 出力が終わるまで続きます。
- 現在、フレーム 0 で関数をデータにフィットさせようとする操作はブロックされます。これは、Signal が突然作動しなくなる原因となっていました。
- バーチャル・チャンネル・ダイアログを使っていて、同時にフレーム 0 が現在のフレームのとき、バーチャル・チャンネルの数式が不適切な場合は、現在、バーチャル・チャンネル・データはゼロに戻るようになっています。
変更された箇所
- サンプリング設定ファイルを Signal アプリケーションにドロップしたときに作成されるファイル名拡張子で行われるテストが修正されていて、堅牢性を高めるために、大文字と小文字が区別されないようになっています。
- MATLAB フォーマットの .mat ファイルへのファイル・エクスポートをサポートするように Signal でインストールされた MATLAB DLLs が、利用可能な最新の (R2013b) バージョンに更新されています。これで、データのエクスポート操作がさらに堅牢なものとなるはずですが、それ以外に影響はありません。
- オンライン処理は現在、同じ不要のフレームが繰り返しチェックされるのを防止します。
例えば平均などに処理する際にサンプルされるスイープの数が増えるため、この不要な動作は、サンプリングの速度が遅くなる原因となっていました。
- IFc() バーチャル・チャンネル数式は現在、3 次スプラインの生成が不可能なためにマーカーが 2 つしかない場合は、IF() として動作します。
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2013年5月 |
5.09 |
新しくなった箇所
- 補助電信装置の Heka EPC-800 増幅器のサポートが追加されています。
- 補助電信システムは、未使用の増幅器をより高速に検出します。
- ドキュメントを閉じるための拡張機能があり、Signal は、アプリケーションを閉じるときに開いているウィンドウをすべて保存します。
- テキスト・エクスポートにおけるナンバー・フォーマットとテキストのクリップボードへのコピーが可能になるシステム設定が追加されています。
- FileOpen() スクリプト関数は、ファイル選択ダイアログの最初のディレクトリをどのように選択するかを管理できる新しいフラグ値を持っています。
修正された箇所
- Reset サンプリング設定ボタンは現在、あらゆるサンプリング設定をリセットするようになっています。
- 膜解析システムがより堅牢になっているほか、生成されるエラー・メッセージが改良されています。
- FitValue() スクリプト関数が修正されていて、成功したことを示す新しいパラメーターが追加されています。
- ファイルで最初の開/閉トレース・イベントを分割する際のマイナーな欠陥が修正されています。
- チャンネルの順番を変える際のカーソル値およびカーソル領域のウィンドウの動作が修正されています。
- 出力スペクトルの処理設定ダイアログは現在、FFT の最大サイズ-次の最小出力 2 を正しく表示します。
- Signal では現在、新規作成文書または修復された文書は確実に未変更としてマークされるようになっています。
- 現在、バーチャル・チャンネル・ダイアログの以前の数式リストは、正しい順序で数式リストを保持するようになっています。
- スクリプト言語が内蔵する関数の初期化中にエラーが起こった場合、以前に比べてうまく対処できるようになっています。
- 現在、スクリプトおよび出力シーケンサー・ファイルで使用されるインクルード・ファイルの検索は、現在のユーザーと全ユーザーのデータ・ディレクトリ内のインクルード・ディレクトリにあるファイルを正しく検索します。
- CursorActiveSet() スクリプト関数は、非波形チャンネルを受け入れるように修正されています。
- 現在、カーソル値またはカーソル領域のウィンドウが見える状態でデータ・ビューを閉じた場合に、ウィンドウの位置と設定が保存されるようになっています。
- 固定軸を持つオーバードローされたチャンネルと共にグループ・オフセットが適用された場合は特に、対数軸を持つヒストグラムの描画が修正されています。
- 軸に加えられた変更を元に戻す操作が修正されています。
変更された箇所
- スクリプト・コンパイラーは、言語を拡張できるように書き直されています。これは、以前は不正に受け入れられていた一部のスクリプトの原因となる可能性のある少数の変則に修正を加えて、現在は (正しく) エラーを報告するようになっています。例えば、halt() のように括弧を持つ停止のキーワードを使うと、新しいコンパイラーはエラーを生成します。以前のスクリプト・コンパイラーはこのエラーを無視していました。また、すべてのステートメントをセミコロンで区切るというコンパイラーの強要を目立たないものにしています。さらに、変数で設定されるサイズでグローバル・アレーを表すことができるようになります。
- スイープの終了に達するまでサンプリングの停止を遅らせるメカニズムが追加されたほか、前の動作に戻すための設定互換性のオプションも追加されています。
- 現在、スクリプト・アレーの最大サイズは 100,000,000 ポイントです。
- 現在、ゼロのスクリプト・アレー・サイズが許可されるようになっています。
- View(h%,c%).[] は現在、Spike2 の動作に適合するように、デフォルトの c% 値 1 を許可します。
- サンプリング中にダイナミック・クランプ・モデルに変更が加えられても、現在のスイープを再開させることにはなりません。これは、高いレベルで不安定を引き起こすかもしれませんが、データの損失は避けられることになります。
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2012年11月 |
5.08 |
新しくなった箇所
- Signal およびそのインストーラーは、(最新の慣例に従って) C:\Program Files 内でのインストレーションをサポートするように調整されています。
- 出力リセット設定を管理するために Signal の基本設定とサンプリング設定に新しいダイアログが追加されていて、可能であればスプリアスまたは不要な出力を避けることができるようになっています。新しい OutputReset() スクリプト関数は、この機能へのスクリプト化されたアクセスを提供します。
- FilePath$() スクリプト・コマンドは、現在のユーザーの Signal5 ディレクトリ (My Documents内) のほか、すべてのユーザーの Documents フォルダ内の Signal5Shared ディレクトリも返すことができるように拡張されています。
- Windows DDE コマンド処理は、Windows でサンプリング設定ファイルをダブルクリックするとファイルを開けるように調整されています。
- 開/閉時間エディター・ショートカット情報は現在、現在のユーザーのアプリケーション・データ・ディレクトリに保存され、(設定によって) 同じディレクトリから読み取られます。つまり、ショートカット設定はログインするユーザーごとに変えることができます。
- ダイナミック・クランプの内部生成されたシナプス波形は現在、最大 32000 ポイントの長さにでき、ユーザー定義のシナプス波形データは最大 4 百万ポイントの長さが可能です。
- カーソル位置または設定に対する変更の通知は、関連する変更が起きたときだけ対応することによって、より効率的に処理されます。
- ダイアログを終了せずに変更を試してみることができるように、適用ボタンがカーソル・ラベル・ダイアログに追加されています。
- アクティブ・カーソル・ダイアログは現在、最大 240 文字までの長さの数式などの文字列を許可します。
- MatLab にエクスポートされた Signal データは、フレーム情報構造のステート・ラベル文字列を含みます。
- ダイナミック・クランプ・システムは現在、シーケンス出力と互換性があります。
- カーソル値のウィンドウおよびカーソル・ラベルの Y の値は波形ポイント間の補間を使い、ChanValue() スクリプト関数は選択により補間を使用できます。
- クランプ・バーおよび膜解析ダイアログは、ユーザーが実行キーを押して変更を適用させたあと、保持電位制御のすべてのテキストを選択します。
- サンプリング設定ダイアログは、ディスクに保存されていない変更が設定に含まれている場合、設定ファイル名の最後に「*」の文字を表示します。最後に使用した設定データ
としてサンプリング設定データを保存しても、この目的でディスクにデータを保存することにはなりません。
- 基本設定に保持される様々なテキスト・エディター設定には現在、このエディター機能を有効または無効にするのに使用できるバーチャル・スペースのチェックボックスが含まれています。
修正された箇所
- フィット確率計算は現在、極端な状況で算術オーバーフローが発生するのを回避します。
- サンプリング中に保存されるサンプリング設定には現在、現在のサンプリング操作から取得する完全に最新の情報が含まれます。
- チャンネル情報ダイアログは、サンプリング中に情報が使用される場合、編集可能なすべてのフィールドを読み取り専用に設定します。
- 信号変換器、増幅器の電信、補助ステート DLL をロードするのに使用されるディレクトリ・パスは、強制的に、Signal アプリケーションがインストールされているパスとなり、こうして、これらを使用する際に問題が起こる可能性を回避します。
- 設定およびフィット・ダイアログは現在、今表示されているページに関する正しいヘルプを常に提供します。
- CursorActiveGet() は現在、結果を保持するのに数字の変数が使われている場合に正しい終了時間値を検索します。
- チャンネルの等和色にフェードするオーバードローされたフレームは現在、白黒で描画されるときに正しく作動します。
- 垂直カーソル番号 1 ~ 9 を作成して表示させるのに使われる Ctrl-1 ~ Ctrl-9 のショートカットキーは現在、XY ビューで作動します。
- 開/閉振幅ヒストグラムのダイアログは現在、ビンのサイズが変更されたときに、ビンの数を再計算します。
- 以前は、チャンネルのタイトルまたは単位を変更すると、問題のチャンネルがオーバードローされたグループの一部である場合、一番前のチャンネルの Y 軸が変更されていました。現在これは修正されています。
- 20 文字を超えるユーザー定義のカーソル・ラベル文字列は現在、保存と復元が正しく行われます。
- サンプリング設定ダイアログの全般タブでスイープ・モードを変更しても、これまでと異なり、そのタブでチェックされているすべてのボックスを再初期化することはありません。
- オンライン・ステート制御バーは現在、操作されたボタンのクリックを記録します。
- サンプリング設定には現在、オンライン処理のソースとして使用するウィンドウ番号が含まれ、複製ウィンドウのカーソルなどと混同される可能性を回避します。
- 実行前に自動保存されたスクリプトは、旧バージョンのスクリプトを Windows のごみ箱に入れることはありません。
- アレーが示される前にスクリプトの手順または関数がローカル・アレー (手順または関数で示されたもの) を使用すると、スクリプト・コンパイラーが Signal をクラッシュさせる可能性があり、現在これは修正されています。
- マウスを右クリックして現れる XY ビューのコンテキスト・メニューには現在、「Info...」は含まれません。その理由は、このオプションは Signal をクラッシュさせるためです。
- クランプ制御バーの保持電位制御は現在、テンキーの「-」文字を受け入れます。
- マーカー・チャンネルのテキストおよびテキスト・エクスポートとして修正されたコピーは、最後のマーカー・チャンネルでデータを作成するのに失敗していました。
- テキスト設定ダイアログとしてのコピーは修正されています。理想化トレース・データを制御するチェックボックスが混同されていました。
- Power1401-3 を使ったサンプリングは、サンプリング設定出力ページで「波形の最大レート」オプションを選択すると、以前は失敗していました。現在これは修正されています。
- テキストをクリップボードへコピーする作業は現在、膨大な量のテキストで数段速くなっています。
- FileOpen() スクリプト関数が修正されています。以前は、mode% パラメーター値に関係なく、ドキュメント・リソースが常に使用されていました。
- 処理によって作成される XY ドキュメントは現在、最初に保存されるときに最近使ったファイルのリストに追加されます。
変更された箇所
- Signal は現在、XML リソース・ファイルに追加情報 (主にファイル・リソースとサンプリング設定ファイル) を保存します。これが Signal またはそのユーザーに違いをもたらすことはないはずですが、これは、今後のより一層の改良と Signal に対する拡張を可能にします。古いリソースとサンプリング設定は今までどおり読み取ることができ、新しい形式に自動変換されますが、新しい XML サンプリング設定とリソース・ファイルは旧バージョンの Signal では読み取ることはできません。旧式のサンプリング設定は、ただ読み込んで書き直すことで新しい XML 形式に変換することはできません。XML に変換するには、保存し直す前に古いデータを使ってサンプリングを行う必要があります。
- 複数ステートのサンプリングおよび固定間隔スイープ・タイミングのバリエーションに使用されるランダムナンバー・ジェネレーターは、Signal の操作を開始するたびに、常に異なる順序の番号を生成するように、現在の日付と時間を使って初期化されます。
- スクリプト・インクルード・ファイルは、Signal のインストレーション・ディレクトリ内のインクルード・ディレクトリを調べる前に、現在のユーザーのインクルード・ディレクトリとすべてのユーザーのインクルード・ディレクトリで検索されます。
- サンプリング設定で指定された新しいファイルのディレクトリが設定されていないか存在していない場合は、Signal のインストレーション・ディレクトリ・パスではなく、現在のユーザーの Signal5 アプリケーション・データ・ディレクトリが使用されます。
- デフォルトおよび最後に使ったサンプリング設定ファイル、デフォルトのデジタル・フィルター設定、開/閉ショートカット設定はいずれも、現在のユーザーの Signal5 アプリケーション・データ・ディレクトリに保存され、最初にこのディレクトリで検索されます。つまり、これらのファイルはログインするユーザーごとに別々でありえます。
- グローバル・リソース・ファイルが検索されるシステム・フォルダは、まずは現在のユーザーのデータ・ディレクトリ、次にすべてのユーザーのデータ・ディレクトリ、
最後にアプリケーションがインストールされているディレクトリです。
- 指定された位置での波形値の測定 (カーソル位置での値および幅ゼロでの測定値) は、一番近い波形ポイントではなく、補間を使って測定を行います。
- FileOpen() スクリプト関数は、サンプリング設定ファイルを開くために使用される場合、旧式リソース用の .sgc と XML リソース用の .sgcx の両方の拡張子を試します。
- FileExportAs() スクリプト関数は、新式のファイル拡張子 .sgcx だけを使ってサンプリング設定データを保存します。サンプリングに使用することで XML に変換されていない旧式のサンプリング設定を保存するのにこの関数を使うと、関数は何も行わず、エラー・コードを返します。
- WSWP シーケンサー・インストラクションは、スイープ内で指定された時間がすでに経過している場合、直ちに待機を終了するように調整されています。
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2012年9月 |
5.07a |
新しくなった箇所
- Power3 のサポートが含まれます。
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12年6月 |
5.07 |
新しくなった箇所
- スケールされたオルンシュタイン=ウーレンベック過程のノイズがダイナミック・クランプ・システム機能に追加されています。
- フレーム状態ごとのカラー・セットを持つ 3D フレームのオーバードローは、現行フレームおよび他のすべてで、その状態色を使用します。
- MagStim サポートは現在、接続されている MagStim ハードウェアに応答指令信号を送り、いくつかの設定エラーを検出することができます。
修正された箇所
- 波形の描画を非常に細かい点間隔を持つヒストグラムとして修正しました。以前は、ゼロライン位置の計算が不正確に行われていました。
- オーバードロー設定ダイアログでフレーム仕様のチェックが改良され、仕様の文字列が不適切な場合にエラー・メッセージが出てビュー・メニューが動かなくなることはありません。
- DlgText() を使って作成されるユーザー・ダイアログで確定されるテキスト項目は現在、負の X 位置を使用して右揃えすることができます。
- 出力パルス・ダイアログは、正弦波周期とパルス列間隔の編集をより効果的に処理します。
- 現在、高速サンプリング・モードを使用しているときにキーボードとデジタル・マーカー・チャンネルが作成されることはなく、サンプリングの再開時に起こりうる不具合を回避できます。
- 結合されているサンプリング制御パネルの表示と非表示を行うメニュー項目はいつでも利用できます。
変更された箇所
- スクリプト Eval バーによって保存されるコマンドのリストは、これまでと異なり、プログラムを閉じてから再び開いたのち、逆の順序になることはありません。
- 新ユーザーが Signal に熟知するのに役立つように、ヘルプの Getting Started の章の最初に Signal 概要のトピックを追加しました。
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2012年5月 |
5.06 |
新しくなった箇所
- 現在、XY ビュー・チャンネルをヒストグラムとして描画することができます。
- XY ビュー・チャンネルには現在、個々の X および Y オフセットがあり、これを使用してチャンネルを 3-D スタックまたはグリッドで表示することができます。このオフセットの制御は、スクリプト言語に追加された新しい XYOffset() 関数を使って行います。
- アクティブ・カーソル・ダイアログでは現在、時間を選択するドロップダウンリストにカーソル・ラベルが表示され、カーソル・ラベル・ダイアログにすばやくアクセスできるボタンが付いています。
- バーチャル・チャンネル・ダイアログには現在、数式が変更されたときに表示される Y 軸を自動最適化するためのチェックボックスが付いています。
- フレームのオーバードローの新カラー・モードを追加しました。これは、フレームの状態に従って描画色を設定するものです。
修正された箇所
- 複数ステートのサンプリングを中止しているときに発生したゼロ除算エラー(Signal がクラッシュする原因となる)が修正されています。
- カーソル 0 は現在、データ・ファイルを再度開いたときに、正しく元の位置に戻ります(表示または非表示)。
- スクリプトで 9 を超えるシリアルラインのポート数の使用、信号変換器のサポート、補助ステートのハードウェア制御が修正されて、十分な試験が実施されています。バージョン 5.05 で行われた変更は正しく作動しませんでした。
- XY ビューに対する測定値を生成する際に、これまでと異なり、測定値が見つからなかったフレームでカーソル位置を確認するようユーザーに求めるプロンプトは現れません。
- 以前はチャンネル m と チャンネル n が積み重なって描画されていましたが、ChanOrder(n, 1, m) で正しく作動します。
- Signal のサンプリング設定で、XY チャンネルの描画に関する情報記憶、XY フィット・パラメーター、XY 背景画像を修正しました。
- 複製されたビューで表示されるウィンドウのタイトルが修正されました。
- サンプリング・スイープ間で 1401 の接続を外したりスイッチを切ったりしても、これまでと異なり、Signal の応答停止の原因とはなりません。
- Smooth() などのチャンネル・プロセスを使用するバーチャル・チャンネルは、サンプリング中に正しく描画を行います。
- 現在、信号変換器の設定ダイアログでは、Signal がサンプリングを行っていない場合はデータ・プレビュー・ウィンドウが常に表示されます。以前は、サンプリング終了後に混乱が生じることがありました。
- 正しくないチャンネルで水平カーソルをトリガー・レベルとして使用する XY ビューに対するインタラクティブな測定は、これまでと異なり、Signal を応答停止させることはありません。
- 波形平均化処理は、平均化されたデータの終わりがソース・ファイルの終わりを超えるように設定できれば、問題を回避することができます。
- 波形平均化と出力スペクトルの処理はともに、時間がミリ秒で表示されている場合、設定ダイアログに処理オフセットが正しく表示されます。
変更された箇所
- MatLabGet() スクリプト関数は、単一寸法のSignal スクリプト・アレーに一致するものとして、n*1 および 1*n MATLAB のどちらのアレーも受け入れます。
- MatLabGet() スクリプト関数によって、Signal スクリプト・アレーの最後の寸法は、対応する MATLAB アレー寸法のサイズを超えることが可能です。現在は、関数が返す値は、アレー・データを問題なく受け取るときに送られる最終寸法の行の数となっています。これは以前はゼロで、シンプルな変数を受け取ると、問題のないゼロを返していました。
- 現在、測定されたデータに対して理想化された畳み込みトレースをフィットさせるには改良技術が使われており、その結果、速度が 5 倍に高まっています。
- 現在、Memory ビュー・ウィンドウはあらゆる状況で複製が可能です。
- このバージョンの Signal はより新しい開発ツールで製作されていて、その結果、Windows 2000、SP2 より古い Windows XP では作動しません。
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2012年1月 |
5.05 |
新しくなった箇所
- 多くのスペクトラ分析メカニズムがバーチャル・チャンネル・システムに追加されています。
- バーチャル・チャンネルは現在、ソースとして低い番号のバーチャル・チャンネルを使用することができます。
- ユーザー定義の漏れおよびテーブル駆動型の Hodgkin-Huxley (Alpha/Beta) モデルがダイナミック・クランプ機能に追加されています。
- MultiClamp 700 の補助電信サポートでは現在、最高 4 台までの増幅器に接続することが可能です。
- 現在、チャンネル背景の画像として使用するのに jpg、png または tif ファイルを選択することができます。
- データおよび XY ビューを現在、jpg、png または tif ファイルとしてエクポートすることができます。
- SerialXXX スクリプト関数では、COM ポート番号を最高 256 まで使用することができます(ただし、COM ポート番号を含むいろいろなダイアログで許されるのは最高 19 までです)。
- ChanFit() スクリプト関数は現在、適合性を示す R 二乗値を返します。
- MultiClamp 700 および AxoClamp 900A 増幅器をサポートする補助電信システムでは現在、使用されている外部コマンド DAC を定義することができます。
- IIRxxxx スクリプト関数は現在、安定性の情報を返すことができます。
- フレーム表示リストでフレームなしのオーバードローされたフレームを選択すると、すべてのフレームが設定されます。
- 弊社でIIR フィルター処理で使用される限度を調整しており、IIR フィルター( インターアクティブまたはスクリプトによって生成される) が一層低い周波数で作動できるようになりました。
- カーソル値とカーソル領域ウィンドウのフォントは、対応するデータ・ビューのフォントの変更時に、変更されます。
- 開/閉トレース・イベント表示フォントは、対応するデータ・ビューのフォントの変更時に、変更されます。
- ピクチャーが含まれるボタンは、改善、整理され、Windows のテーマと互換性を持つようになっています。
- 現在、クリップボードにある画像をチャンネルの一時的な背景画像としてチャンネルに貼り付けることができます。
- 現在、CFS ファイル・データをデータ・ファイル、テキスト・ファイル、MATLAB にエクスポートするとき、加えて、CFS データをクリップボードにコピーするときに、キャンセル・ボタンのある進捗ダイアログが表示されます。
- Signal は現在、Windows のレジストリを使用して信号変換器の設定を保存します。これは、Windows の最新バージョンの要求に従ったものです(以前は CEDCOND.INI ファイルが使用されていました)。
修正された箇所
- ダイナミック・クランプ・システムでは現在、モデル構築時に外部増幅器によって電信されたいずれのゲインも考慮されます。
- 最初のヘルプが表示されたときに初期アプリケーション・ウインドウのすべてを描画する不具合(Windows 7 で Aero グラフィクスを使用時) は修正されています。
- ダイナミック・クランプのユーザー定義のシナプス波形は現在、ファイル名が変更されていない場合でも、[OK] または [Apply] をクリックした際に、常にファイルから読み込まれます。
- スクリプト・デバッガー内で利用可能なカーソル場所の操作に対する実行は、現在、再度作動しています。
- スクリプト言語による定数値の解析が改善されており、1 と 1.0 を同様に受け入れます。
- デバッガー ウィンドウのスクロール・バーの挙動が改善されています。
- FiltApply(coeffs[], ....) スクリプト関数は現在、説明書の記載どおりに作動します。以前まったく作動しませんでした。
- スクリプト・アレイが不正にサイズ変更される際に生成されるエラー・コードは現在、エラー・メッセージ・ジェネレーターに含まれています。
- 弊社で、(パルス・シーケンスを使用した)サンプリングが利用できる 1401 がないために失敗した際に発生したメモリー・リークを除去しました。
- ChanColourSet() スクリプト関数は現在正しく記録されます。
- ダイナミック・クランプ・システムは現在、入力信号ゲインまたはオフセットへの変更のあとに、すべてのモデルをアップデートします。
- 弊社で、移動されたときに重なったウィンドウでテキスト画像の一部が一時保持されるのを避けるため、テキスト・ビューの描画を調節しました。
- チャンネル情報ダイアログが訂正されており、現行のフレームの変更時に、すべての情報が更新されます。
- 弊社で、CFS ファイルの問題に関連するエラー・メッセージの生成について訂正を加えました。
- MATLAB データ・エクスポーターは現在、様々なフレームあたりのスイープ・ポイントを使用したデータ・ファイルの併用時に正しく作動します。
- 手動または ChanColourSet() を使ってチャンネルの原色を設定する操作は現在、レート・ヒストグラムとして描画されるマーカー・データで正しく作動します。
- If() および IfC() マーカー・カーネルのバーチャル・チャンネル関数が使用する演算のタイム・アライメントは修正されています。以前は、結果がわずかにゆがむことがありました。
- メディアン・フィルターのバーチャル・チャンネル関数でごくまれに起こるエラーは修正されています。
- Es()、Eg() および Ee() バーチャル・チャンネルのマーカー・カーネル関数が生成するデータの精度が改善されています。
- データまたはドキュメントを保存する際のファイル名チェックが調整され、変更されたデータ・ファイルの保存時に起きるエラーが修正されています。
- データ・ファイルを開いたときに最初に表示されるビュー・タイトルは常に正しく、フレーム数やサンプリング状態などの特別な情報を含むウィンドウのタイトルの生成は、
時々起こる不安定な動作をなくすために全般的に改善されています。
- Edit メニューでチャンネル画像の Undo オプションに表示されるチャンネル数が修正されています。以前は 1 つ少なすぎました。
- パルス設定ダイアログでは現在、出力フレーム長の変更後、他のアイテムに対する制限が常に更新されるようになっています。
- パルス設定ダイアログでは現在、許可される制限に対して、固定された間隔時間の確認が行われます。
- 現在、データ・インポート・システムが提供する進捗ダイアログの Cancel ボタンは正しく作動します。
- 現在、FileSaveResource() スクリプト関数は正しく記録されます。
- Signal は現在、XY ビューの測定値を生成するのに使われるカーソル 0 繰り返しが作動停止状態になっていることを検出でき(恐らく誤った数式が原因)、作動停止処理を終了させます。
- FileConvert$() が提供するどのファイル選択ダイアログでも、可能であれば初期ファイル・タイプが正しく設定されて、ファイル・タイプの自動検出がユーザーの選択するファイル・
タイプをオーバーライドすることはできません。
変更された箇所
- MATLAB データ・エクスポーターでは現在、データのポイントがエクスポートされていないチャンネルの情報が生成され、フレーム情報にはポイントのカウントも含まれます。
- 実数(浮動小数点)スクリプト変数は現在、スクリプト評価バーとスクリプト・デバッガーに小数 15 桁数で示されます。
- クリップボードにコピーされた垂直カーソルの位置には、X 軸の単位が含まれます。
- FilePath$(-3) によって返されるディレクトリは現在、...Local\CED\Signalで、アプリケーション使用のためのユーザー特定データ・ディレクトリは、AppData\Roaming はなく、AppData\Local 内にあります。
- MC700 サポートによって作成されたデータ・セクション変数の名前が改善され、増幅器の番号を含みます。
- 補助電信または状態サポート・モジュールによって作成されたデータ・セクション変数は現在、データ・セクション変数の標準アレーの終わりに追加されます。
以前は、この情報を保持するのにユーザーのデータ・セクション変数が使用されました。
- バーチャル・チャンネル・ダイアログでは現在、手動設定の最小サンプル間隔が要求されます。
- このバージョンの Signal には Windows 2000 以降が必要で、それより古いバージョンでは作動しません。
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2011年10月 |
5.04 |
新しくなった箇所
- IIRxxx() 系統のコマンドは現在、それ自体の状態を保存することができるため、複数のチャンネルを部分ごとにフィルター処理することが可能です(例えば、サンプリング時)。
- アレーの FIR フィルター処理が調整されており、偶数個の係数を使用した操作では、結果を1/2サンプルだけ進ませるのではなく、1/2サンプルだけ遅らせるので、チャンネルのフィルター処理に一致します。
- スクリプト・デバッグ・ウィンドウの動作が良くなり、手順によって変更されたアイテムをいずれも強調表示します。
- FrameVarInfo() および FileVarInfo() スクリプト関数は拡張されており、オプションの追加単位パラメーターが付きました。
- ディスクへの書き込みの手順ごとの制御を提供するために、複数状態プロトコル・シーケンスが拡張されており、これに一致するように、ProtocolStepSet() と ProtocolStepGet() スクリプト関数が拡張されています。
- ファイル・フレームの変数(例、膜測定値またはMagStim パラメーター)が使用の可能性が高いトレンド・プロット測定値に追加されています。
- トレンド・プロット/測定値ダイアログは現在、名前によってフィット係数を選択でき、XY プロットの結果では、係数名と単位が Y 軸で使用されます。
- SampleAbort() および SampleReset() スクリプト関数には現在、標準ユーザー・クエリにとって代わる追加のオプション・パラメーターがあります。
- ファイル情報ダイアログは、大幅に向上しており、ファイルとフレーム情報用に個別のタブが付けられています。
- デジタル・フィルター・ダイアログでは現在、未フィルター処理データを描画するときには、アプリケーションのオーバードロー色が使用されます。
修正された箇所
- 色選択ダイアログで示されるアプリケーション色の名前が、バージョン 5.03 では間違っていましたが、訂正されています。
- ChanFitShow() スクリプト関数が修正されており、-2 パラメーターに対する描画の終わりを正しく返します。
- DrawMode() スクリプト関数は現在、正しいチャンネル番号と一緒に記録されます。
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2011年9月 |
5.03 |
新しくなった箇所
- Digitimer D360 に対するサポートが使用可能な信号変換器のサポートに追加されました。
- スクリプト・ツールバーを使用して読み込んだスクリプトと実行は、最近使用したファイル・リストに追加されません。
- Rapid ファームウェアのバージョン 9 で作動するように MagStim のサポートが調整されています。
- 波形ダイアログには現在、可変スイープ・ポイントを時間として設定するための個別のコントロールがあり、
入力中の邪魔になる効果を回避するためにスイープ・ポイント・アイテムの挙動が改善、訂正されており、現在、編集フォーカスがコントロールを出たときのみに強制的に同一値にします。
- 増幅器による電信システムと自動クランプのセットアップは現在 AxoClamp 900A 増幅器をサポートします。
- 外部ファイルへのスクリプト化されたアクセスは、特にネットワーク上で、一層高速になるはずです。
- 様々なテキスト・エディタ・ウィンドウで、Alt+Up/Down キーで行間を移動できます(一行ごとの上下選択を含む)。
- スクリプト・デバッグ・ウィンドウ(Local、Global、Call stack および Watch)は現在、ダイアログ・クラスに基づいています。このことは、これらがデバッグされているスクリプトの手前に常駐することを意味します。
- Edit ツールバーには現在、Replace 用のボタンが含まれます。
- 新しい水平および垂直カーソルは現在、積み重ね状態ではなく、間隔を等分に取った位置に作成されます。
- サンプリング制御パネルの表示/非表示の切り替えは現在サンプリングしていない間も可能です。
- エクスポートによって同一のファイル名にデータとして上書きされた CFS ファイルは Windows のごみ箱に保存されます。
- パルス・シーケンス・ファイルの最大行長さが 250 文字に増加されています。
- 曲線フィッティング・ダイアログでは現在、フィットの品質を評価するために使用される R スクエアと調整 R スクエア値が表示されます。
- 結合が関係しているときのスキャン分析処理およびスキャン・フィッティングは両方とも現在正しく元に戻すことができます。
- DlgString() アイテムにリストがあり、DlgValue$() を使用して文字列を直接変更できる場合は、現在 DlgValue() を使用してリスト・アイテムを選択することができます。
- スクリプト言語に新しい BetaI() と BinomialC() の関数があります。
- MatLab スクリプトのインタラクション・システムでは現在、エラー情報が記録され、デバックに役立ちます。
- ブロック解除ボタンがオンラインのダイナミック・クランプ制御に追加されており、アクティブなモデルをすべて一時的に無効にします。
修正された箇所
- 関数から返される値が正しく使用されなかったときに、スクリプト作成ダイアログのボタンまたは関数の変更で別のダイアログを開いた場合に起きる問題は、修正されています。
- スクリプト・デバッグは現在、問題なく Yield() 関数呼び出しの全体を通して行うことができます。
- スクリプト関数で生成されたエラーは、ローカルの変数ウィンドウ内での問題の原因となることはありません。
- ユーザー・ダイアログの初期文字列値および DlgValue$() で設定される文字列は、文字列長さ制限に従います。
- 右上隅をクリックしてサンプリング・ドキュメントを閉じても現在は、適切な警告ダイアログを使用してサンプリングを中止するのと同じように正しく処理されます。
- サンプリング設定で ADC 範囲のオンライン・アイテムを維持するの動作は修正されています。以前は選択アイテムが忘れられていました。
- ユーザーのチェックでスクリプト化されたトレンド・プロットと測定値は、その後のウィンドウの位置の変更とその他の操作をブロックしません。
- フレーム間でチャンネル・ポイント計数が変動するファイルの自動平均処理時に発生するプログラムの不具合は修正されています。
- サンプリング中のサンプルされた全スイープのオーバードローは現在、以前に比べ数段よく作動します。
- 可変スイープ・ポイントを使用しているときのオンライでの短いデータ・スイープの描画は、可視性を高めるために調整されています。
- 色選択ダイアログは現在、チャンネルの原色表示から始まります(バージョン 5.02 以前の場合と同様です)。
- スクリプト作成ダイアログのボタンの最小幅は、5.02 バージョン以前の値に復元されています。
- 標準型の1401 増幅器の電信設定ダイアログでは、空ボルトまたは利得フィールドがエラーとして正しく処理されず、エラーの原因について正しくない情報が提供されていました。
- サンプリング構成のクランプ・ページでは現在、MC700 コマンダーからの値を読み込まれた後に情報が正しく再表示されます。
- クリップボードにコピーされたカーソル位置は、正しい時間の単位を使用して、正しく終了します。
- コンテクスト・メニューを使用したチャンネルの削除は現在記録されます。
- パルス・シーケンス・キーワードのリスト(強調表示とヘルプ・サポートに使用)は、訂正されており、バージョン 5.02 の Spike2 のリストに切り替わりました。
- 色をチャンネルの等和色にフェードしている間のフレームのオーバードローは、5.02 での色の変更によって中断された後に、訂正されています。
- Script メニューの Compile script item はこれまでと異なり、非スクリプト・ビューに対して有効でなくなりました。
- 基本設定のフレーム開始時間の表示モードを変更するおよび Apply ボタンを押すの各操作は現在正しく作動します。
- データ・ファイルでフレーム注釈を設定して、異なるフレームに移動すると現在は、常に新しいフレームの注釈でダイアログの更新が行われます。
- バーチャル・チャンネル・データのスキャン分析は現在ブロックされます。
- フレームのオーバードローは、特に背景色にフェードするときに、不可視なフレームが回避できるように調整されています。
- サンプリング構成ダイアログの Clamp ページのボタンを使用して MC 700 または AC900 増幅器から読み込んだ ADC ポート較正情報は現在調整されており、いかなる振幅ゲインも考慮でき、サンプリング中に生じたことに対応することができます。
- ダイアログの変更またはボタン機能で中断したとき、およびこの中断中にダイアログのアイドル機能で中断を設定して、実行する間に、
これまでと異なりスクリプト・システムで混乱が生じることはありません。
- 以前に起動されたプログラムが終了した後に使用されるとクラッシュの原因となった ProgRun() のエラーは訂正されています。
- System$() スクリプト関数の結果が Windows 7 用に整理されています。
- サンプリングが進行中に About Signal ダイアログを開いてもサンプリングのエラーを起こすことはありません。
- 新たに作成したバーチャル・チャンネルの動作を、初めて選択された場合にドラックされてきたように思わせ、他のチャンネルも選択し、その後に選択解除にしてしまうバグは修正されています。
- ダイアログ制御に選択リストがあり、初期値が、受け入れられた文字列でなく、リストの最初のアイテムである場合の、 DlgString() は訂正されました。
- フレームを特定の状態コードで処理しているときの ProcessFrames() の記録は修正されました。
変更された箇所
- Signal が古いサンプリング構成を ADC および DAC の範囲情報なしで読み込んだ場合にメッセージが生成され、これが問題となる可能性となることがあります。
- MultiClamp 700 増幅器から読み戻されたチャンネル名は、Y 軸をきれいに見せるために短縮されています。
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2011年5月 |
5.02 |
新しくなった箇所
- データ・ビューおよび XY チャンネルには現在、バックグラウンド用の bitmap イメージが付いています。これは主として XY ビューで使用されます(例:トラッキング実験)。このイメージは、View メニューの Channel Image コマンドからまたは ChanImage() スクリプト・コマンドを使用して、インタラクティブに制御することができます。
- パレット・インデックスではなく絶対カラー値を使用するため、色のコントロール・システムの内部の設計をやり直しました。既存のカラー設定は自動的に新しいシステムに変換され、データファイル・リソースに保存されているカラー情報はこれまでと同様に Signal の古いコピーと互換性があります。
- カラー選択システムは、オーバードローされたフレーム、上書き可能な XY チャンネルの背景色、および XY チャンネルの原色と等和色用の上書き可能なデフォルト値で循環色を使うための可変サイズ表を使用して拡張されています。XY キー用の追加カラー・テーブル、開いた状態での理想化トレース・データおよびフィットさせた畳み込みトレースが追加されています。
- 新しい ColourSet()、ColourGet()、ChanColourSet()、ChanColourGet()、ViewColourSet() および ViewColourGet() スクリプト関数が追加され、新しいカラー・メカニズムへのアクセスが提供されています。既存の Colour()、PaletteSet()、PaletteGet()、ViewColour()、ChanColour() および XYColour() スクリプト関数はこれまでどおり機能しますが、わずかながら制限がありますので、可能な場合は使用を避けてください。
- 表示ダイアログをカスタマイズするために水平 Y 軸ラベル用のコントロールが追加されており、この機能を制御するために、YAxisMode() スクリプト関数が拡張されています。
- 表示ダイアログをカスタマイズするために、X および Y グリッド用の別々のコントロールが追加されています。
- 演算エンジンとしての MatLab へのアクセスを提供するために、MatLabOpen() と他の関連するスクリプト関数が追加されています。
- ZeroFind() スクリプト関数が追加されています。
- FitSigmoid() スクリプト関数が追加されています。
- FilePathSet() スクリプト関数で現在、ダイアログ・プロンプトとオプションを一緒に使用して、フォルダを作成することができます。
- EditCopy() および EditPaste() スクリプト関数を使用して現在、文字列変数へまたは文字列変数からのコピーあるいは貼り付けすることができます。
- LinPred() スクリプト関数が追加されています。
- ダイアログ・アイテムの関数(DlgGroup() を除く)では現在、ダイアログ・アイテムの右揃え用の -ve 左位置を使用することができます。
- 新しい DlgSlider() スクリプト・コマンドにより、水平または垂直スライダーのコントロールがユーザー定義ダイアログに追加されます。
- すべてのファイルの取り扱いを一様にするグローバル・リソース・ファイル・システムが、関連する FileGlobalResource() スクリプト関数とともに追加されました。
- 特定のリソースファイルに適用して ビューのリソースを表示、保存できるメニュー・アイテムが、関連する FileApplyResource() および FileSaveResource() スクリプト関数とともに追加されました。
- ViewLink() スクリプト関数が拡張されており、特定のビューに関連するプロセスを検索することができます。
- ScriptRun() 関数に、読み込んだスクリプトをメモリーに保持しておく新しいフラグ・オプションがつきました。
- 大きなファイルをディスクに保存するとき、操作のキャンセルも可能となる進捗ダイアログが現在提供されています。
- メモリー・ビューを作成するために Auto-average または Leak subtraction 処理を使用しているとき、処理のキャンセルも可能にする進捗ダイアログが現在提供されています。
- ユーザーが新しくサンプリングした CFS データファイルの保存に失敗するときあるいはCFSデータファイルの保存で既存のデータファイルが上書されるとき、現在は削除されたデータファイルは Windows のごみ箱に移動していますので、復元することが可能です。この方法ではむしろごみ箱が一杯の結果となる可能性がありますが、不慮の喪失から CFS データファイルを保存することが最重要と弊社は考えていることにご留意ください。
修正された箇所
- 以前は、ビューのフォントの変更を元に戻すことはできませんでした。また、ディスプレイ・ダイアログのカスタマイズを使用して行ったすべての変更内容は元に戻りませんでした。
- 別のマウス・ポインター(右へ傾いた矢印) が現在、線選択が有効になっている場合にポインターがテキスト・スタイルのビューの縁部の中にあるときに表示されます。
- 記録されたフィルターの仕様が訂正されています。
- コンテキストメニューを右リックして行うチャンネル最適化は現在、基本設定でこの実行が設定されている場合には、スイープの終わりまで最適化は延期されます。
- 軸ダイアログで、ティック・サブディビジョンを 25 に設定した場合、表示は現在正しく変更されます。
- XY ビューおよび MeasureToXY() に対する測定生成は現在、有効値を取得するのに正しいカーソルの繰り返し動作を必要としない状況で正しく作動します。
- スクリプトを実行して、ユーザーが長い描画操作をキャンセルするために、Ctrl+Break を入力したときに、スクリプト・ウィンドウが起動していた場合、ETX (3文字)がスクリプト・ウィンドウに表示される可能性がありました。
- ユーザー定義のダイアログで、Cancel ボタンは Esc キーでは有効になりませんでした。
- #include ファイルを使用してスクリプトをデバッグしているときに、インクルード・ファイルのテキスト・キャレットに対して実行すると、元のファイルのテキスト・キャレットに対して実行されました。
- ユーザー・ダイアログにボタン機能または変更機能があり、この機能で別のダイアログが開き、0 を返す(OK がクリックされたように、元のダイアログを閉じ、DlgShow() 引数を更新するという意味)場合に、元のダイアログは閉じますが、引数は更新されませんでした。
- スクリプトの不正な文字(例、i% != 1) はコンパイラーで検出されましたが、問題のある文字(この場合は !)は正しく識別されませんでした。
- X 軸の全範囲が表示されているときにスクロールバーの縮小表示がそのまま示され、マウスを使用してドラッグしたときに X 軸でズームできない問題は修正されています。
- IF および IFc バーチャル・チャンネル・コマンドは、結果にデータサンプリングレートを不正に乗じることはありません。
- 最新の Windows 機能の使用についての調整が行われ、Signal バージョン 5 が Windows 98SE 下で依然稼働することが確認されています。
- FilePath$(-3) によって返される値は、訂正されています。以前は Spike2 ディレクトリを返していました。
変更された箇所
- MagStim システムでは、エラーと情報の文字列が記録されるため、デバックに役立ちます。
- チャンネル変数が記録されるようにし、記録されたスクリプトで定数チャンネル番号が(不正に)使用されないようにするためスクリプト・レコーダーにさらに手が加えられています。
- 1401 ドライバーとモニターについてのチェック項目が整理され、FPGA バージョンのチェックが追加されています。
- カラー情報とアプリケーション・ウィンドウの初期位置はレジストリに保存されます。
- FrameFlag()、FrameState()、FrameTag() または FrameUserVar() を使用して読み取り専用ファイルを変更する、または FrameSave() を使用して変更したデータを読み取り専用ファイルに保存すると、現在スクリプトは実行時エラーで停止します。
- Eval Bar メッセージ領域は現在右端で折り返します。
- 信号変換器ダイアログは、オンラインで使用されるときにはサンプリングされるチャンネルに限定されます。
- 利用可能な画面領域外のためアクセスできないウィンドウが生成されるのを防ぐため、有効なウィンドウ位置についての別のチェックが追加されています。
- スクリプト作成ダイアログでは現在、キャンセル・ボタン・キーが設定されていない場合、Esc がキャンセル・ボタンとして扱われます。
- Colour()、ViewColour()、ChanColour() および XYColour() スクリプト関数はこれまでと同様に新しいカラー・レジームで機能しますが、パレットの色へのアクセスしかできず、必ずしも使用中の正確な色を読み取りません。PaletteSet() および PaletteGet() 関数は、以前と同様にカラー・パレットでは作動します。ただし、このパレットは、インタラクティブの色選択を容易にするための便宜上のみの色のセットであるため、パレットに対して行った変更では、描画で実際に使用される色にいかなる変更も生じません。
- OpClEventMerge()、OpClEventChop()、OpClEventSplit() および OpClEventDelete() のすべての関数は、ビューで表示された時間範囲から外れたイベント(またはイベントの領域)では作動しないことで、インタラクティブ・イベントの編集ダイアログの動作を模倣します。これらの関数は現在、デフォルトで表示される領域に関係なく作動します。オプションの引数を使用して、必要な場合は、以前の動作を取得することができます。
- サンプリングは新しいデータファイルのサイズが 2,000,000,000 バイトに達すると、ファイルサイズがそれよりやや大きいところ(2,147,483,647 バイト)で起きる CFS ライブラリーの問題を避けるために、自動的に停止します。
- チャンネル情報ダイアログは現在モードレスです。これによって、データ・ビューの現在のフレームをダイアログが開かれている間に変更することができるので、
異なるフレームに対する設定をより簡単に見ることができます。
- スクリプト言語のドキュメントに記載されていない実験機能では、垂直バー文字を論理値または演算子の代替フォームとして扱っていました。現在、これは不正文字として扱われています。
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2011年2月 |
5.01 |
新しくなった箇所
- Destexhe シナプスが使用可能なダイナミック・クランプ・モデルに追加されています。
- Alpha 機能、シングル指数、指数差分モデルがダイナミック・クランプ・モデルに追加されています。
- ポストシナプス電流プロファイルを生成するユーザー定義の波形を使用するダイナミック・クランプ・シナプス・モデルが追加されています。
- 現在、XY ビューで(右端より左端が大きい) x 軸を逆転させることが可能です。
- チャンネルの削除ダイアログでは現在、該当する場合、選択したすべてのチャンネルについてのオプションが提供されます。
- ディスクベースのチャンネルを除外して、バーチャル・チャンネルのみを選択することを可能にするため、可能性のある特別な値が ChanList() と DlgChan() のスクリプト関数のフラグに追加されています。
修正された箇所
- 複数の状態サンプリングでの MagStim 装置の使用は、バージョン 5.00 ではしばしば正しく実行されない場合がありました。
- マウスポインターは現在、Alt ドラッグ測定用の正しいポインターに変更されています。
- オーバーラップまたはスワップ(サンプリング中)波形を用いたパルス出力の使用が、サンプリング・エラーを生じる原因となることがありました。
- 大型のドットは現在、データ用に細かい描画幅が指定された場合でも正しく描画されます。
- スクリプトによって生成されたダイアログで現在、ヘルプ・コンテキストの文字列が正しく設定されます。
- スクリプトのデバッグは現在、インクルード・ファイルのキャレットに対して実行できます。
- 1401 のスイッチをオフにしたときに非常に古いドライバーがあることを要求する場合があった論理エラーは修正されています。
- バーチャル・チャンネル情報は現在、データ・ウィンドウが複製されたときに、ファイル・リソースとサンプリング設定に正しく保存されます。
- SetCopy() スクリプト関数では現在、コピーされているビュー内の理想化トレース・チャンネルはいずれも無視されます。
- スクリプト・ループがクリップボードに繰り返し書き込んだときに、Could not open Clipboard のメッセージを受ける可能性がありました。
これは、実行の別のスレッド上で依然実行中の以前のクリップボードの動作による可能性があります。クリップボードが正しく開かない場合は現在、エラーメッセージを表示する前に、
スレッドを数ミリ秒中断した後に作動を最高10回再試行するようにしています。
- ChanTitle$() と ChanUnits$() では、バーチャル・チャンネルをオンラインで用いた使用環境の一部では情報の設定が正しく実行されない可能性がありました。
- ChanValue() は、スプラインとして描画された波形チャンネルで使用されたときに、疑似エラーによって正しく実行されないことはありません。
- 軸グリッドは、3D オーバードローが使用されているとき、正しく描画されます。
- XY ビューに対する測定値の生成時にカーソル 0 の繰り返し用に使用される、傾斜スレッシュホールド検索では現在、スレッシュホールド・レベルが正しく使用されます。
- 傾斜ピーク値または傾斜谷値のすべての検索は現在、最小のピークまたは谷の振幅値に正しくスケールされます。このことは、
スクリプトを使用してあるいはインタラクティブに設定するかどうかでアクティブ・カーソルに、XY ビューに対する測定値を生成するために使用されるカーソル 0 の繰り返し検索に、
さらに ChanSearch()スクリプト関数に影響します。以前は、振幅値は、Hz単位での波形サンプリングレート別に分割して提供されていました。
この変更は、傾斜ピーク値または谷値検索を使用するアクティブ・カーソル設定およびスクリプトでは、もう一度正しい挙動を得るには、波形サンプリングレー
ト別に分割されたピークまたは谷を表す最小振幅値を持つことが必要であることを意味します。
変更された箇所
- S 字型および正弦フィット用のフィット結果にその他の情報が追加されています。
- サンプリング設定では、関連付けられたファイル名が保存されるときに更新されます。
- MeasureToXY() のマニュアルが変更され、lv および hy パラメーターの正しい使用法が示されています。
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2010年10月 |
5.00 |
新しくなった箇所
- クランプ・サポートが拡張され、8 つのクランプ・セットが使用可能です。1 つのクランプ・セットはサンプルされたチャンネルと制御 DAC の対で構成されています。
- ダイナミック・クランプ対応が追加されています。最高 15 のダイナミック・クランプ・モデルを使用することができます。
これらのモデルは、各種演算でイオン・チャンネルの挙動をエミュレートし、対応する電流の注入、抽出を行って効果的に膜からイオン・チャンネルを追加したり、取り外したりします。
- パルス設定ダイアログは書き直され、使用が間単になっており、より良いタイミング情報とデジタル・マーカー生成アイテムを提供します。
- 任意波形の複数の出力アイテムが、パルス出力の各状態について、同時にシーケンサーで利用できます。
- チャンネルの Y 軸は自動によるスケール変更が可能で、SI 接頭辞を使用してより便利な単位を与えます。
- データ・チャンネルのデータを描画するために使われるペンの幅を特定することができます。
- スクリプトとシーケンサーのエディタで、一致および不一致のブレースが指示されます。
- スクリプト言語の新しい CursorOpen() 関数が開き、新しい Trim()、TrimRight() および TrimLeft() 関数を使用してカーソル値と領域ウィンドウを設定できます。これらの関数は、文字列の終わりから空白スペースを削除するために使用されており、スクリプト言語に追加されています。
- スクリプトのデバッガーに、特別変数の値を追跡するために使用される Watch ウィンドウが組み込まれています。
- どのチャンネルがどれかが簡単に分かるようにするため、共通のY軸を共有するオーバードローされたチャンネルでは、チャンネルの原色を使用して(色が設定されている場合)チャンネル番号が描画されます。
- サンプリング開始時、使用されている 1902 の増幅器の入力選択はチェックされ、接地入力が使用されている場合、ユーザーに警告されます。
- 新しいヘルプ・ページが追加されており、サンプリング開始時に生じる可能性のある問題ならびにサンプリング終了時に生成される問題報告についてユーザーに追加情報を提供します。
変更された箇所
- マウスの右クリックで得られるコンテキスト・メニューには、フレーム・バッファーが表示されている場合は、クリア・バッファー・アイテムが含まれます。
- データと XY ビューをより大きな倍率で拡大できます。
- Fast 固定間隔および Fast トリガー・サンプリング・モードで実行されなかったトリガーは現在、検出され、サンプリングの終了時に報告されます。
- 3 次スプラインを使用して描画されたチャンネルの最適化では現在、改善された表示範囲が与えられます。
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