2021年4月 |
6.06 |
新しくなった箇所
- Micro1401-4を使用してダイナミック・クランプ実験を実施できるようになりました。
- HCursorVisible()スクリプト関数が新たに追加され、水平カーソルの視認性を制御できるようになりました。
- System()関数を拡張して、GUIのスレッド・タイミング情報を返すようになりました。
- System$()関数が拡張され、Signalのコマンド行へのアクセスを提供できるようになりました。
- FileName$()スクリプト関数が拡張され、完全なパスの使い易い部分に加えて、パスやファイル名全体などを含むファイル名を返せるようになりました。
- 新たなSampleClampHP()スクリプト関数が追加され、サンプリング中に保持電位を制御できるようになりました。
修正された箇所
- 非常に多くのチャンネルでサンプリングが行われると、過剰に長い文字列が生成され、1401にエラーが生じることがありました。現在は0からnポートまでのリストに合わせて修正されています。
- CursorVisible()スクリプト関数で-1をカーソル番号に指定しても、すべて正しく動作するようになりました。
- サンプリングが中止された場合、新しいCFSファイルが適切に削除されるようになりました。
- 古いサンプリング設定から読み込まれたチャンネル・オプションが正しく表示されるようになりした。
- 引数が一つしかない場合には、SampleSeqWave()スクリプト関数が正しく機能していませんでした。
- ダイナミック・クランプモデル・リストに、HH(A/B)用のDAC番号が正しく表示されるようになりました。
- パルス時間が秒単位で表示されていなかった場合、可変長のパルスのステップ値が破損していました。
- FileTimeDate( )スクリプト関数における曜日の変換が、土曜日と日曜日の場合に機能していませんでした。
- 膜解析ダイアログを閉じた際に、ステート・バーによって表示されていた現在のサンプリング・ステートが復元されるようになりました。
- Cursor0の繰り返しに数式モードを使用しているXYビューへのMeasurementsが、一つのフレームの処理を終了した段階で停止していました。
- XYトレンド・プロットの設定ダイアログにあるOKボタンが正しく有効化されるようになりました。
- Signalが機能しなくなる原因の一つであったサンプリングの設定時におけるWindowsリソースのリークが修正されました。
- WLEVバーチャル・チャンネル式のレベルを設定するダイアログに、負の値を入力できるようになりました。
変更された箇所
- XYビューをMATLABデータ・ファイルにエクスポートする時に、可視データのないXYチャンネルに対してもMATLAB変数を生成できるようになりました。
- 完全なXML規格によると、これまでHH(A/B)ダイナミック・クランプモデルで使用されていたXML情報は不正なものでしたが、現在は規格に沿った接頭辞Tを使用してXML情報を保存するように変更されています。この情報は、Signalバージョン7で読み込めます。一方、Signalバージョン6では、新たな接頭辞Tが使用されている場合でも、不正な3つの接頭辞が使用されている場合でも、どちらでもこの情報を正しく読み込むことができます。
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2019年10月 |
6.05b |
新しくなった箇所
- Micro1401-4の使用も可能です。
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2018年2月 |
6.05a |
新しくなった箇所
- BIOPACインポーターが古いフォーマットのビッグ・エンディアン・ファイルをインポートできるようになりました。最新のACQファイルをインポートする際にも、ユーザはBIOPAC ACKAPIパッケージを使用する必要があります。
修正された箇所
- CFSライブラリを変更し、非常に長いデータフレームを使用する際にも読み込みエラーを起こさないようにしました。
- Preferencesのクランプ・タブで補助増幅テレグラフを選択すると、標準の1401テレグラフが正しく機能しませんでしたが、修正されました。
- ユーザが設定したハイパスフィルタ値をD360の設定ダイアログが最高値に再設定してしまうことが稀にありました。
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2017年10月 |
6.05 |
新しくなった箇所
- D440増幅器のコントロール・ダイアログに、標準のReset Calibrationボタンが追加されました。
- Preferencesダイアログの信号変換器の設定に、信号変換器用テストを行う最初と最後のチャンネルを含めることができるようになりました。
- CursorX()ならびにHCursorX()スクリプト・コマンドとダイアログ式が新たに追加されました。
- StrToViewX()ならびにStrToChanY()スクリプト関数が新たに追加されました。この2つの関数はほとんどの場合ダイアログ式のテストのために使用されるものですが、スクリプトによって生成されたダイアログと使用しても効果的です。
- クランプ実験サポートの制御用にSampleClamp()スクリプト・コマンドが新たに追加されました。
修正された箇所
- D440信号変換器の接続時にサンプリング設定のPortsページが正しく初期化されるようになりました。
- サンプリング設定のPortsページのQuick calibrationダイアログが1401のADC範囲を考慮していませんでした。
- ステートのシーケンス設定用に使用されていたProtocolダイアログが、最初のプロトコル以外のプロトコルを上書きしていました。
- ダイナミック・クランプ・モデルにおいて、ステートごとにシナプス・モデルあるいはリーク・モデルをステート上で有効化した場合も、サンプリング設定内で正しく保存され、復元できるようになりました。
- グリッド・ビューの上部ヘッダー高さと横のヘッダー幅が、フォントのサイズが変更されても再計算されていませんでした。
- これまではFileClose(-1)がグリッド・ビューをクローズできませんでしたが、修正されました。
- Toolbarボタンを押下してもスクリプト関数内ではhaltを使用できませんでしたが、修正されました。
- スクリプトがユーザ・ダイアログを開いている時にメニューを開くとシステムがハングしていましたが、修正されました。
- 新しいスイープの処理中のクランプ・システムの膜解析の実行タイミングを早め、その解析結果を使ってオンラインのトレンド・プロットに正しく反映できるようになりました。
- テキスト・ベースのビューでは、ファイル・メニューからSave As...を使うと現在の文書のタイトルに初期ファイル名が設定されるようになりました。
- メモリー・ビュー上でEditClear()スクリプト関数を使用しても、Signalがクラッシュしなくなりました。
- 1401からSignalにデータ転送する際にエラーが発生しても、正しいエラーメッセージとともに報告されるようになりました。
- X軸とY軸を可視化する色調整を、その他で使用されている調整方法に合わせました。
- アクティブ・カーソルのExtremeモード検索が基準レベルを使用していませんでしたが、修正されました。
- アクティブ・カーソル・ダイアログのふるまいを修正しました。これまでは、カーソルが変更されても、ヒステリシスや振幅、幅や最小ステップ値をダイアログが一つ前のカーソルからの値で上書きしていました。アクティブ水平方向カーソル・ダイアログにも同様の影響がありましたが、見えないようになっていました。
- 文字列のエクスポート・システムが、必要に応じてクリップボードにUnicode情報を生成します。
- EditCopy()ならびにEditCut()スクリプト・コマンドが文書の記載とは異なり、コピーされたフォーマットを返していませんでしたが、修正されました。
- 右クリックのコンテキストメニューで表示されるVirtualチャンネルならびにメモリー・チャンネルの番号が修正されました。
- カーソル領域内や理想化トレース・イベント・リスト・ウィンドウ内に表示されたグリッドの外側にセルを選択するためにドラッグしても、Signalがクラッシュしなくなりました。
- バーチャル・チャンネル式を構築するために使用されていた様々なダイアログが正しいヘルプ識別子を使用するようになり、適切なヘルプ・ページが表示されるようになりました。
- MemImport()スクリプト関数が、提供されたマーカー・コードを適切に処理できるようになりました。
- ユーザがこのアクションをクエリするダイアログで「No」をクリックすると、SampleAbort()スクリプト関数が、エラーコードを返すようになりました。
- スクリプトによって生成されたツールバー内ではショートカット・キーが使用できませんでしたが、修正されました。
- ダイナミック・クランプHH-ABCモデル内の第3コンポーネントにユーザが定義した値を含むファイルを選択するためにブラウズ・ボタンを使用していましたが、機能していませんでした(これは、ブラウズ・ボタンが非アクティブなコンポーネントの該当するフィールドにファイル名を挿入していたためです)。
- Signalが、16ビットの整数型ならびに64ビットの浮動小数点型以外の波形データ・タイプを持つCFSファイルを読み込めるようになりました。ただし書き込みに対応しているのは、この2種類のフォーマットのみです。
- Optimise()スクリプト関数が、文書の記載通りに非表示のチャンネル上でも機能するようになりました。
- これまでオンライン処理ダイアログがFrames between updates項目に対しProcess leewayフィールドを適用することができたため、Frames between updatesを設定することができませんでした。
- サンプリング設定から生成された解析処理が、ゴミ箱を空にしますというメッセージを誤って生成しなくなりました。
- これまでSignalのインストーラがMATLABフォーマット・ファイルをエクスポートするために必要なライブラリを正しくインストールしていなかったため、エクスポートされたフォーマットが一部のシステムで使用できませんでした。
- Pulsesダイアログは、これまで振幅を変化させた時の矩形パルスに対して誤ったステップ値を表示していました。
- U1401ToHost()および U1401To1401()スクリプト・コマンドが常にエラーになっていましたが、修正されました。
- Measurements to data channel設定ダイアログ内で反復チャンネルの単位が正しく表示されるようになりました。
- 特別妙なフィルタ周波数が設定されるとFIRQuick()が原因でSignalがクラッシュしたり、ハングすることがありました。
変更された箇所
- モリー・マーカー・チャンネル用に使用されていた時間(X軸)分解能がファイル内にある最低間隔値Xの1%に設定されるようになりました。
- (小さな点を除く)チャンネルの描画には、低明度可視化用の色調整が使用されるようになりました。
- 低明度可視化メカニズムを調整し、より大きな明度差を得られるようにしました。
- クランプ膜解析の一部として実行される曲線フィッティングが、データのフィッティングのために、固定された時間ではなく刺激パルス幅の半分の値を使用するようになりました。これは全体的に優れた方法であり、ユーザによる制御の自由度も向上します。
- 1401 ADCテレグラフ設定ダイアログが、空白文字をエラーとして扱わず、ふるまいが改善されました。
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2016年10月 |
6.04a |
新しくなった箇所
インストーラが改良されました。Signal本体への変更はありません。
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2016年8月 |
6.04 |
新しくなった箇所
- 関連する GrdXXX スクリプト機能に加えて、値をグリッドで表示する新しいタイプのビューが Signal に追加されました。現時点ではスクリプトから使用した際にのみ Grid ビューがうまく使用できる状況ですが、長期的にはより汎用的に Signal で使用できるようになる予定です。
- Signal を再インストールしなくても、 Edit メニューの Preferences ダイアログから、信号変換器、補助刺激装置あるいは増幅器経由の電信システムの選択ならびに使用が可能になりました。
- 高解像度(高 DPI )ディスプレイ・システム上での Signal の機能性が向上しました。
- 新たに Window Title ダイアログ(リバート機能付)が追加されました。この機能はビュー・タイトル・バー上での右クリック、あるいはWindow メニューの Window Title 項目から使用できます。
- XY ビュー・チャンネルのタイトルならびに単位を設定するためのダイアログが追加されました。View メニューの Channel 情報項目から、あるいは各軸のタイトルか単位をダブルクリックすると使用できます。
- シーケンシング・モードとして、「ランダムに繰り返す」複数ステートの順序付けモードが新たに追加されました。
- ダブルクリックできることを示すためにチャンネル・タイトルや軸の単位上でマウス・ポインターが変化します。
- Y軸のチャンネル番号部の上で(チャンネルの選択を変更するためにクリック)、あるいはチャンネルが選択されている場合にはすべてのY軸の下の長方形の上で(選択したチャンネルを消去するためにクリック)、マウス・ポインターが変化します。
- Edit メニューの Preferences ダイアログ内の Data タブに、テキスト出力用に最大限正確な値を選択肢として追加しました。
- 本スクリプト関数の DrawMode(chan, item, val) 形式を使って、個々のチャンネルの値を設定することができます。
- 現在の設定では何も機能しない場合に、Copy パルス・ダイアログ(メインの Pulses 設定ダイアログ内で使用できます)にメッセージを表示し、OK ボタンを無効化しました。
- App(-7) スクリプト関数は、空いているユーザ・ハンドル数を返します。
- Read() ならびにReadStr() スクリプト関数で d:h:m:s 形式が使用できるようになりました。
- DlgValue$() スクリプト関数を使って、文字列が一致するリスト項目を選択できるようになりました。
- スクリプトならびにバー・ボタンの数が最大20 個から 40 個に増えました。
- ファイル名の一致検索の際、パスに . . や . があってもスクリプト #include ステートメントが対応できるようになりました。
- 画面の解像度が変わっても(例えば、異なるシステムにへのファイル移動時)、View のフォントサイズを保持できるようになりました。
- サンプリング制御用のキーボード・ショーカットが追加されました。
修正された箇所
- サンプリング制御用のキーボード・ショーカットが追加されました。
- System() ならびに System$() スクリプト関数が、Windows 10 でも正常に機能するようになりました。
- 使用可能な D440 増幅器がない状態で、D440 信号変換器サポートを使用すると、これまでは D440 COM コードが正常に停止しなかったため、終了時に Signal がクラッシュしていました(ヘルプを使用した場合)。
- これまでは Draw(line) スクリプト関数がテキスト・ビュー上で使用されても正しく機能していませんでした。
- これまでは多くのビューを使うと GDI ハンドル数が限界を超え、 Signal が機能しなくなることがありましたが、ビューを開く前に使用中の GDI ならびに USER ハンドル数を確認するようになりました。
- グリッド・ビュー上で使用される XRange() スクリプト関数には、2種類の引数が必要でしたが、1種類でも機能するようになりました。
- 軸上で動かしてもちらつかないようマウス・カーソルの処理を修正しました。
- 与えられた(非常に小さい値の)ヒステリシスのしきい値交差検索がより強力になりました。
- ユーザが定義したリーク・ダイナミック・クランプ・モデルにおいて、スケール値に対し、 nS ではなく正しい単位である pA を指示するようになりました。
- Print Preview を表示するビューで File メニュー内の Close コマンドを使用すると、メモリーリークを引き起こしていました。
- Toolbar() あるいは DlgAllow() の設定によりユーザによるフレームの変更ができないようになっている場合には、ツール・バーやダイアログによって呼び出されたスクリプト言語関数 (アイドル関数やユーザ・アクションに関連する関数)を使ってのフレーム変更ができませんでした。
- ファイル名にスペースあるいは#文字を使うと、これまではそのファイルは保存されませんでした。
- サンプリング設定から読み込まれた View タイトルが、ファイル名の自動生成によって設定されたタイトルをオーバーライドしていました。
- 操作が長引いた際に表示されていた Progress ダイアログの更新が十分に行われておらず、うまく機能していませんでした。
- 測定値ダイアログ内におけるエラー・チェックが、特に HCursors が使用された際に、向上しました。
- パルス・ダイアログは、制御トラックのトリガー項目上で使用されている矢印が上下するのを防いでいます。
- Hodgkin-Huxley (Alpha/Beta) のダイナミック・クランプ・モデルの設定ダイアログでは、テストユニット用の誤った入力チャンネルを使用しないようにしました。
- Signal の Unicode ビルドにおいて、従来のスタイル( .sgr、 .sgc )で表示されたリソースファイルからの Font 情報を正しく読み込むことができませんでした
- サンプリング・エラー・メッセージにおいて、 ASCII と Unicode が混在していたため、支離滅裂な情報が提供されていました。
- たとえそのビューが隠されていたとしても、 Signal で正確なイメージとしてビューを保存、コピーできるようになりました。
- MagStim サポートを修正し、 MagStim からしばしば発生する E83 エラー、現在のインターバルがすでに0であるにもかかわらず BiStim インターバルを0に切り換えた場合に生じるエラー、ならびにパルス・インターバルが0である場合に Hi-Res タイミング・モードを有効にしたり無効にすることで生じるエラーをなくしました。これらすべてのエラーは BiStim においてのみ発見されていましたが、 E83 エラーに関しては他の装置でも発生する可能性があります。
- MagStim 装置は、スイープ・トリガーの待ち時間が60秒を超えると自動的に解除され、その後 Signal によって自動的に組み込まれます。
- YAxisStyle() ならびに YAxisAttrib() スクリプト関数が、Y軸ダイアログによって正確に記録されるようになりました。
- D360、 D440、ならびに Power1401 信号変換器の信号プレビュー表示が正しく描画されるようになりました。
- これまでは不適切な状況でも関数名が容認される場合がありましたが、関数の前方宣言に関してスクリプト・コンパイラがより厳格になりました。
- 印刷時にもフォントサイズが適切に算出されるようになりました。
- これまでは、セミランダム複数ステートの順序付けモードが現在のランダムモードの機能を保持していましたが、そのふるまいが修正されました。
- ファイルパスに #includeとともに / 文字や \ 文字を一緒に使っても、変更されたファイルのテストで混乱を生じることはなくなりました。
- マーカー・データが外部のファイル形式からでも適切にインポートされるようになりました。
- FilePathSet$() スクリプト関数を使ってユーザがディレクトリを選択できるようにダイアログが生成された際、path$ の初期ディレクトリが認識されていませんでした。
- ダイアログを使って設定したファイル名でサンプリング設定を保存するために FileExportAs() スクリプト関数の name を空白にして使用すると、これまでは file save as ダイアログを作成することができず、その代わりに「.sgcx」形式でサンプリング設定を保存していました。現在この問題は修正されています。
- X軸ダイアログによる XRange() スクリプト関数の記録機能が修正されました。
- Y 軸スタイルを調節する前に Standard Display がY軸の範囲を設定していました。その結果、非線形から線形にスタイルが変更された場合などには、新たに設定された範囲が著しく不適切なものになっていました。
変更された箇所
- 電圧レベルが既存の入力値と一致している場合に SampleTel() 関数を使って一対の値を追加すると、その既存の入力ペア値を置き換えます。これは、ダイアログのインタラクティブなふるまいと一致するものです。
- ダウンロード版 Signal の最新バージョンの確認が About Signal ダイアログ・ボックスだけでなく、 Signal アプリケーション内でも完了しました。これまでは、インターネットに接続せずに About Signal ダイアログ・ボックスを使用すると最大で1分間 Signal が使用できませんでした。現状では、インターネットに接続せずにプログラム実行開始から1分以内にプログラム・ウィンドウをクローズしようとしても、実際のクローズまでには最大1分かかります。
- クワイエット・スタートアップが実行された場合には、通常Signal 起動時に表示される About Signal ダイアログ・ボックスのバージョンの「スプラッシュスクリーン」を表示しないようにしました。
- サンプリングされた新データのビュー・タイトルが強制的に大文字にならなくなりました。
- 複数ステート・プロトコル、アーチファクト除去ならびに波形の貼り付けのダイアログにおいて、適切な値でなく不良な値が入力されても処理できるようになりました。この場合はダイアログの下部に赤字でエラー情報が表示されます。
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2015年11月 |
6.03c |
修正された箇所
- Signal はこれまでと異なり、alpha/beta ダイナミック・クランプ・モデルでチャンネル単位をテストする際に、不適切な入力チャンネルを使用することはありません。
- 現在、文字内にスペースと # を含むファイル名でファイルを保存できるようになっています。
- XY ビューに繰り返しカウントをプロットする際に、フレームの解析時に繰り返しポイントが見つからない場合は、現在、ゼロ値がプロットされるようになっています。
- パルス設定ダイアログでプレビュー・ボタンをクリックしたときに、傾斜波パルスのステップ・オプションに加えられた変更が失われることはありません。
- 現在、サンプリング・レートが変更された際に、ペリトリガー・サンプリング・モードのプリトリガー時間は変更されません。
- 現在、ペリトリガー・モードでサンプリングしているときに、デジタル・マーカーは正しい時間で記録されます。
- 本メッセージは、サンプリングエラーが修正されていることを示しています; これまでは、ASCIIと Unicodeが混在し、メッセージが文字化けを起こしていました。
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2015年8月 |
6.03b |
修正された箇所
- Signal がクラッシュした場合に自動復旧できるように、変更された文書が自動保存されるときにテキスト・ファイルの文書名とウィンドウのタイトルが変更されていました。
これは修正されています。
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2015年8月 |
6.03a |
修正された箇所
- サンプリングの終了時に、あるいはこの表示モードを使ってサンプリングされたデータ・ファイルを再び開いたときに、特殊な「Sampled frames」オーバードロー・モードが問題を起こすことがありました。原因は、このモードがオフラインで適切に処理されなかったためです。Signal は現在、サンプリングしていないときに、このオーバードロー・モードを「All frames」に変換するようになっています。
- オーバードローするフレームが何も残らないほど短い時間制限を持つオーバードロー設定が、Signal の応答を停止させることがありました。現在は、現行のフレームだけが描画されます。
- Y 軸範囲に変更を加えると、特殊な「Sampled frames」オーバードロー・モードを使ってオーバードローされたチャンネルが常に消去されるため、表示されるすべてのデータが正しく描画されます。
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2015年7月 |
6.03 |
新しくなった箇所
- Signal は現在、Unicode モードで構築されていて、あらゆるテキストは Unicode 文字セットを使用します。これを利用して、スクリプトおよびリソース・ファイルで (ASCII 以外の) 拡張文字を使用する場合、旧バージョンの Signal はスクリプトおよびリソースを読み込むことはできますが、拡張文字を正確に解釈することはありません。標準 ASCII 文字セットの文字だけの使用を続ける場合は、旧バージョンの Signal は問題なく新しいファイルを読み込んで使用することができます。
- Signal は現在、テキスト・ベースのメモリーと XY ドキュメントを定期的に保存し、プログラムがクラッシュした場合は、再起動時に、最後に保存された状態の復元を試みます。
- スクリプト言語が拡張されていて、アレーを初期化し、定数で宣言することもできるようになっています。例:const colour$[]:={"Red","Green","Blue"};。
- ユーザー定義の関数または手順に渡されるアレーを定数で宣言することができます。アレー引数を受け入れるもののその変更は行わない内蔵スクリプト関数もまた、これらのアレー引数を定数で宣言します。
- Digitimer D440 増幅器が使用可能な信号変換器のデバイスに追加されています。
- MagVenture MagPro 経頭蓋磁気刺激装置が使用可能な補助ステート・デバイスに追加されています。
- 自動平均化解析には現在、平均化されたデータを持つメモリー・ビューの最大フレーム数を制限し (フレームの限界に達すると、解析が「終了」して平均値に加えられ、フレーム 1 から再開します)、ソース・フレームのステート番号を使って目的のフレームを選択するためのオプションが含まれています。この新機能がサポートされるように、SetAutoAv() スクリプト関数が拡張されています。
- 現在、スクリプト言語を使って、記号名の一部にアンダースコア (_) を使うことができます。
- スクリプト言語には現在、事前設定された Signal バージョンの定数と数学定数 π および e があります。
- 三項 (?) 演算子は現在、結果が定数式の場合、最適化によってブランチを削除します (例:const v := _Version >= 603 ? 1 : 0;)。これは、それがすぐ近くに現れるよりも価値があります。どういうことかと言うと、結果を作成できる 2 つの可能な数式のうちの 1 つがコンパイル処理中に消えて、その後、実際にコンパイルされます。それから、const v := _Version >= 603 ? InStrRE(...) : 0; のようなものを実行すると、Signal のバージョンが古すぎる場合は InStrRE() ビットが無視されるため、新しいスクリプト関数を含まないバージョンの Signal でもスクリプトが正しくコンパイルを行うように、新しいスクリプト関数をスクリプトに含めることができます。このように使用される場合、if ステートメントは同様に作動します:if (_Version >= 603) then.....。
- Signal は現在、それぞれ最大 72 文字の長さで、最大 5 のファイル・コメント行をデータ・ファイルに入れられるようになっています。それに合わせて、ファイル・コメント・ダイアログ、ファイル情報ダイアログ、FileComment$() スクリプト関数がいずれも変更されています。
- MemSetItem()、MemGetItem()、MemImport()、MemDeleteItem()、MemDeleteTime() スクリプト関数はすべて、メモリー・フレーム内にある場合、すなわち、フレームがメモリー・ビューのファイル・ビューまたはフレームに追加されている場合は、通常のマーカー・チャンネルで作動します。
- FrameUserVar() スクリプト関数は、ユーザー・フレーム変数の名前と単位を読み込むか変更できるように拡張されています。
- ChanPixel() スクリプト・コマンドは、様々な画面の矩形のピクセル座標を返すように拡張されています。
- 新しい ArrConv() スクリプト・コマンドは、別々の畳み込みを実行します。
- 現在、ファイル情報ダイアログおよび関連するすべてのスクリプト言語関数は、メモリー・ビューのユーザー・フレーム変数情報にアクセスできます。
- 現在、タイミング・モードにおける DebugList() スクリプト・コマンドには、タイミング・セッションで使われたコマンドを一覧表示するか (従って、タイミング情報が含まれます)、未使用のコマンドだけを表示するための新しいフラグが含まれています。
- ArrFFT() スクリプト・コマンドは現在、適用するウィンドウのタイプを指定できます。
- 新しい基本設定表示オプションにより、テキスト・ビュー出力用の Direct2D の使用が可能になります。
- 現在、スクリプト・アレーを 0 にサイズ変更できます (以前はこれはエラーとしてトラップされていました)。
- 新しい ArrConv() スクリプト・コマンドは、別々の畳み込みを実行します。
- 新しい Spline2D() スクリプト関数は 2D 補間を実行し、「ヒートマップ」を作成することができます。
- 新しい InStrRE() スクリプト関数は、規則性のある数式のテキスト文字列を検索します。
- スクリプト・エディターはローカルおよびグローバル変数を識別でき、変数を右クリックして、その定義に進むことができます (インクルード・ファイル内でも)。
- 現在、スクリプト・コール・スタックを過度に使用するとトラップされます。これを引き起こすのは一般に、自分自身を再帰的にコールするスクリプト関数です。
- 現在、フィットを右クリックして「Copy fit for VC」を選択し、相当するバーチャル・チャンネル数式をクリップボードにコピーすることができます。
- CursorLabel() および HCursorLabel() スクリプト関数は、フォーマット文字列を読み込む新しい (&form$, num%) バリエーションを獲得しています。
- ToolbarEnable() スクリプト関数は、1 つの関数呼び出しでボタンのリストを有効化または無効化できるように、アレーが最初の引数として割り当てられるのを許可します。
- 新しい DlgImage() スクリプト関数が実験的にスクリプト言語に追加されています。これにより、ユーザー定義のダイアログにビットマップ・イメージを追加できます。
- 現在、Signal がスクリプト・デバッグ・ステートに入ると、前に開いていたデバッグ・ウィンドウがあればそれらを再び開き、すべてのデバッグ・ウィンドウで最初のスクロール・バーが正しく表示されます。
- Windows ダイアログは現在、ボタンを有効化または無効化する際に、選択されているウィンドウのプロパティに注意を払い、オプションですべてのウィンドウを表示させることができます。
- テキストで保存する設定ダイアログには現在、チャンネル単位を含めるオプションが含まれていて、ExportTextFormat() スクリプト関数には、同じことを行う flags パラメーター・ビットが含まれています。
- 変更されたビュー・データが Yield() 内でデバッグ停止時に再描画されます。
- 新しい MarkInfo() スクリプト関数は、実数マーカー・チャンネルで各項目に付けられている値の数を返します。
- SampleAuxStateParam(6) は、サンプリング処理中に Magstim が使用されると (また当然、MagStim サポートがインストールされていて使用中である場合に限って)、Magstim デバイス・ステート情報を返します。
- Modified() の動作が整理、修正されていて、ドキュメンテーションがわかりやすくなっています。FrameSave() は現在、変更されたフレーム・データに加えて、変更されたフレームの変数を保存します。
- スクリプト・デバッガー内で提供されていた変数編集ダイアログは現在、長い文字列をうまく処理します。
- BinToX() および XToBin() スクリプト関数は、あらゆるタイプのチャンネルで機能するように拡張されています。
- 現在、FileSaveAs() および FileExportAs() スクリプト関数はどちらも、使用可能なすべてのフレーム変数をコピー先のファイルにコピーして、可能であればファイル変数値もコピーされます。
- サンプリング設定で上昇エッジのトリガー・オプションを管理するために、新しい SampleTriggerInv() スクリプト関数が追加されています。
修正された箇所
- スクリプトが「if ... then ... halt endif」で終わると、その結果コンパイルされたスクリプトは、Signal が使用されると、Signal をクラッシュさせることがありました。
- Read() 関数は現在、最初の文字だけでなく、テキスト行全体を正しく読み取ります。
- フォールディング制御を紛失することがないように、テキスト・ビューに変更が加えられています。
- 以前のロケール設定を紛失することがないように、テキスト・エクスポート処理が調整されています。
- 擬似のロケール変更を防ぐために、外部エクスポーターの使用ならびに MATLAB アクセス・スクリプト関数が調整されています。
- D360 信号変換器のサポート・コードは現在、実行できるソースの正しいリストを返します。
- FileConvert$() スクリプト関数のフラグ引数におけるビット 0 は現在、正しく解釈されています。
- これまでと異なり、スクロールアップ中にカーソル値またはカーソル領域ウィンドウの最後の行が繰り返されなくなっています。
- 以前は、対応するフィルターが初期化されていないと、FiltCalc() スクリプト関数が失敗していました。
- CursorLabel(style, 0) スクリプト関数は現在、全カーソルに対してではなく、カーソル 0 に対してスタイルを設定します (説明書の記載どおり)。
- 以前は、サンプリング中のファイル・コメント設定には、ファイルを閉じて再び開くまで、アクセスできませんでした。
- ユーザー定義のダイアログで、DlgReal() または DlgInteger() ドロップダウンリストの項目選択が機能しませんでした。数値を入力すると正しく機能しました。
- アレーとしてビュー・データにアクセスするときにクラッシュするのを防ぐために、スクリプト・コンパイラーが変更されています。
- これまでと異なり、カーソル値またはカーソル領域ウィンドウのサイズ変更を行っても、ディスプレイに列および行 0 が強制表示されることはありません。
- 現在、IIRInfo() スクリプト関数の結果は、説明書に記載されているフィルター・タイプになっています。
- スクリプト・コンパイラーは現在、コンパイルが終了すると、スクリプト・インクルード・ファイルを開いたままにしておくことはありません。以前は、これにより、変更をインクルード・ファイルに書き込むことができませんでした。
- 曲線フィッテング・システムは現在、ミリ秒の時間を正しく処理します。
- スクリプトに複数のファイルが含まれていると、デバッガーが混乱して、間違ったファイルにステップ・マーカーを表示することがありました。
- 以前は、空の XY ビュー・チャンネルを保存すると、Signal がクラッシュすることがありました。
- 三項 (?) 演算子は現在、? の前に数式を置くよう強要しています。以前は別のことを許可して、不具合が発生していました。
- D360 増幅器の制御ダイアログは現在、正しく初期化されます。
- 31488 ポイントを超えるサイズの表を使用するユーザー定義のダイナミック・クランプ・シナプス・モデルは、利用可能なメモリーを超えてしまい、Signal をクラッシュさせることがありました。現在では、利用できる 1401 のメモリーに従って、最大許容サイズ (4,096,000) 以下ならどのようなサイズの表でも使用できます。
- 0 または -1 のサイズの引数を持つ ColourSet() スクリプト関数は現在、説明書の記載どおりに動作します。
- 以前は、トピックのルックアップがターゲット項目の選択を要求する場合、Help() スクリプト・コマンドはハングしていました。
- サンプリング設定ダイアログの複数ステート・ページは、静的出力または外部デジタル・モードでステートの数が増えると、Signal が失敗する原因となっていました。
- 現在、FrameGetIntVar()、FrameGetRealVar()、FrameGetStrVar$()、FileGetIntVar()、FileGetRealVar()、FileGetStrVar$() スクリプト関数はいずれも、第二引数の変数番号を正しく返します。
- SerialRead() スクリプト関数は、外部デバイスが各行末記号間で大量のテキストを供給する状況を適切に処理できるように変更されています。
- チャンネル特徴の検索は、後ろ向きの検索を行うときに、1 ポイントを放棄するのが早すぎたり、1 ポイントを開始するのが早すぎることがよくありました。
- データ・チャンネルに対する測定は、実際にはすべて問題がないときに作動停止になったと考えて処理を中止することがありました、現在は許容度が高まっています。
- Points モードのカーソル 0 繰り返しモードは、フレームの最初のポイントを見逃すことがありました。現在は、見逃しません。
- Power in Band バーチャル・チャンネルのメカニズムは、サンプリング中にバーチャル・チャンネルが正しく描画を行うように調整されています。
- 以前は、オプションを選択していないときでも、すべての測定がフレーム付きポイントの平均値となるように、Measurements to XY view 解析設定ダイアログは中断されていました。
- XY ビューのフィットさせた曲線は、ビットマップとメタファイルで印刷と表示が正しく行われます。以前は、フィットさせた曲線のすべてが描画されるわけではありませんでした。
- クランプ実験の膜解析結果を持つフレーム変数は、以前は無視されていました。現在は、File information ダイアログに表示され、トレンド・プロット測定で利用できます。
- ループ内で定数値を使って宣言され、初期化されたスクリプト変数は、ループでそのたびに再初期化されていませんでした。現在これは正しく処理されます。
- バージョン 6.01 以降、ビューを持たない外部テキスト・ファイルへのテキストの書き込みが機能していませんでした。現在これは正しく作動します。
- 以前は、View メニューの Standard 表示コマンドまたは ViewStandard() スクリプト関数は、Signal をクラッシュさせたか、正しく機能しなかったかもしれません。
- 現在、波形からメモリー・マーカーにインポートしているときに最小間隔をゼロに設定すると、正しく機能します。以前は、インポートのメカニズムは最初の特徴を見つけるだけでした。
- アイコン化されたビューで Edit メニューの Find ダイアログを使おうとすると、ダイアログが画面から外れた場所に置かれて、元に戻せないことがありました。
- いくつもの箇所で、特に MATLAB へのデータ・エクスポートとメモリー・チャンネルの Add item ダイアログで、1 項目につき複数の実数値を持つ実数マーカー・チャンネルが、1 項目しか持たないかのように処理されていました。
変更された箇所
- 右クリックで現れるファイルおよびメモリー・ビューのコンテキスト・メニューに、Paste (貼り付け) が追加されています。
- 現在、チャンネル・データまたはフレーム変数が変更されている場合、データ・ビューのタイトルにアステリスク (*) が追加されます。
- アクティブ水平カーソルは現在、Y 軸を持たないチャンネルに置かれた場合、静的であるかのように作動します。
- ScriptRun() を使ってスクリプトを連鎖させ、連鎖されたスクリプトがコンパイルを行っているときに Esc キーを使ってデバッガーに割り込むと、コンパイル操作は中止され、スクリプトが停止しました (これはおそらく、意図された動作ではありませんでした)。現在は、コンパイル中に Esc を操作すると、コンパイラーが数秒間作動していた場合に限って操作が中止されます。
- 現在、テキストとしてコピーまたはエクスポートしているときに作成されるフレーム・ヘッダーには、フレームのステート番号とステート・ラベル (ブランクでない場合) が含まれます。
- 現在、インタラクト・バーとスクリプト・ツールバーは、メッセージのテキストに標準 Signal ダイアログ・フォントを使用します。
- 現在、FiltAtten() スクリプト関数は、これが減衰であるため、負の値を返します。これに合わせて、FiltInfo(x, -1) 関数の結果が変更されています。
- 現在、ユーザー定義のダイアログのデフォルト・フォントは、DlgFont(0) ではなく、DlgFont(1) に相当します。強制的に旧動作にするための新しい Preferences 互換性オプションがあります。
- 現在、信号変換器のエラー・メッセージは、CEDCOND.LOG ファイルの代わりにログ・ウィンドウに書き込まれます (有効になっている場合)。
- 現在、SampleClear() スクリプト関数は、チャンネル較正&変換器設定をリセットします。
- 現在、SampleLimitFrames()、SampleLimitSize()、SampleLimitTime() スクリプト関数はいずれも、ゼロの引数で呼び出された場合、関連する限界を 0 に設定して無効にします。
- スレッシュホールド検索はリニア補間を使用して正確な開始レベルを取得し、これを使って (最初のポイントでの) 即時検索を成功させます。
- SetCopy() スクリプト関数は現在、新しいビューの作成時には、バーチャル・チャンネル、実数マーカー・チャンネル、理想化トレース・チャンネルを無視します。
- 切り捨てられることのないように、Leak subtraction 設定ダイアログでエラー・メッセージに使用できるスペースが増えています。
- スクリプト言語コンパイラーは、整数の変数を参照することを予想する関数に浮動小数点変数が渡されるのを許可していました。現在これはできなくなっています。基本設定の互換性の部分にあるオプションを使うと、以前の動作に戻すことができます。
- 右クリックで現れるコンテキスト・メニューの「Info...」コマンドは、それに相当する View メニューのコマンドに合わせて、「File information...」に変更されています。
- File information ダイアログの表示は、一般情報の領域に値が現れていない変数だけを表示するように調整されています。
- 現在、テキスト・ベースのビューで Edit メニューの Find Again と Find Last のコマンドは、より一般的な使用法である Find Next と Find Previous と呼ばれています。
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2014年8月 |
6.02 |
新しくなった箇所
- 現在、通常は水平カーソルが置かれるチャンネルから取った測定値を使って、水平カーソルをアクティブに設定することが可能です。利用できるアクティブ水平カーソル・モードには、設定ポイントにおけるチャンネル値、時間範囲にわたる平均チャンネル値、測定の生成で評価される「HCursor(1) + 1.5」などの数式文字列が含まれます。
- アクティブ水平カーソル・パラメーターを設定して取得できるように、新しい HCursorActive() スクリプト関数が提供されています。新しい HCursorValid() スクリプト関数は、水平カーソル位置の有効性をテストします。
- Signal のデータ・ファイルと一緒に保存されるデータに実験者のノートが追加されています。このノートは、データのサンプリングに使われる設定、パルス出力やダイナミック・クランプ・モデルへの変更を含めてサンプリング中に行われる操作、CFS データのオフライン変更、ユーザーが取るメモを自動的に記録します。
- 適合する SetINTH() スクリプト関数に加えて、マーカー・データからインターバル・ヒストグラムを生成する新しい処理メカニズムが追加されています。
- 垂直または水平カーソルを右クリックすると現れるポップアップ・メニューに、新しい「Lock to cursor」項目が追加されています。
- さらに洗練された新しい CursorActive() スクリプト関数が提供されていて、これは、より面倒な (そして今や評判の悪い) CursorMode() 関数、CursorActiveSet() 関数、CursorActiveGet() 関数に取って代わるものとなっています。
- 収集されたデータをディスクに書き込んでいないときにデータのサンプリングが行われると、サンプリング制御パネルの Write to disk at sweep end チェックボックスのテキストが赤く表示されて、データが消失するかもしれないことを知らせます。
- ファイルまたはメモリー・ビューに追加されるどのデータ・フレームも、妥当な絶対フレーム開始時間セットを持ちます。
- スクリプトのデバッグ時に、テキスト・キャレットはステートメントを含む行の最初ではなく、各ステートメントの最初に移動します。これは、スクリプトが 1 行に複数のステートメントを持つときに便利です。
- ギャップフリー・モードを使用しているとき、シナプス・ダイナミック・クランプ・モデルはスイープの最後でリセットされません。
- チャンネル操作の変更内容を明確にするために (例えば拡大縮小率の設定) 提供される様々なダイアログはすべて、変更されることになるチャンネルを示します。
- 複数フレーム・ダイアログとフィルター適用ダイアログはどちらも、変更されるフレームとチャンネルを示し、現在の設定で何も行われない場合は OK ボタンを無効にします。
- Y ソース・チャンネルをオーバードローするオプションが、実数マーカー・チャンネルへの測定の設定ダイアログに追加されています。このオプションは、MeasureToChan() スクリプト関数への flg% パラメーターのビット 3 (値 8) からも利用できます。
- 新しい FrameGapFree() 関数は、データ・ファイルがギャップフリー・モードでサンプルされたかどうかを示すフラグへのアクセスを提供し、Signal が作成するメモリー・ビューでギャップフリー・フラグを設定することができます。
- ビューのタイトル・バーで右クリックするとポップアップ・メニューが現れ、関連するファイルへのパスをクリップボードにコピーすることができます。
- 平均値の標準誤差 (SEM) と RMS 誤差の値が、有効なカーソル範囲測定の領域、ChanMeasure() スクリプト関数、XY ビューとデータ・チャンネルへの測定に追加されています。
- 振幅ヒストグラムと開/閉振幅ヒストグラムの設定ダイアログは、関連するチャンネルの Y 軸範囲が変更されると、必要に応じて、ビン幅を計算しなおします。
- Import ボタンが新しいメモリー・チャンネル・ダイアログに追加されています。
- CFS ファイルにエクスポートするチャンネル、フレーム、時間範囲の選択に使用されるダイアログは現在、変更されているどうか、すべてのフィールドを動的にチェックします。
修正された箇所
- FrontView() スクリプト関数は、関連するウィンドウを持たないバイナリー・ファイルと外部テキストを前に持ってこようとしていました。現在、これらのファイルと一緒に使われているときは何もしないようになっています。
- FileCopy() スクリプト関数は、以前のファイル操作がまだ機能しているために、64 ビット・ビルドの Signal で失敗することがありました。この問題をなくすために、現在はコピー操作が再試行されるようになっています。
- フレーム変数値を利用する測定は現在、常に正しいフレーム番号を使って変数値を見つけます。
- 時間分解能には短すぎることになった SCAN 解析のフィッティング・イベントは、現在、該当するイベントを理想化トレースから正確に削除します。以前は、削除処理で理想化トレースが破損していました。
- 理想化トレース・エディターでトレースの編集を元に戻す操作が失敗することがあり、処理中のトレースが破損していました。
- MagStim の SampleAuxStateParam() スクリプト関数が許可するトリガー・ビット値の範囲は修正されています。
- ダイアログのフレーム・セレクターは現在、ユーザーが入力する任意のフレーム番号リストに正確に反応するようになっています。
- ツールバー、ダイアログ、またはダイアログ・ボタンに関連する関数のスクリプト・エラーは、エラーの原因となっているスクリプト行を示していませんでした。
- テキスト・キャレットをテキスト・ベースのビューの行に移動させても、必ずしもこの行が見えるようにビューがスクロールしませんでした。
- 選択したチャンネルを非表示にするときに使用する Del キーの動作が修正されています。
- 例えば少なすぎる引数で DlgShow() を呼び出すなど、特定の引数に関係しないスクリプト・エラーは、より役に立つメッセージではなく、エラー番号を報告していました。
- ユーザーの操作を記録する際に、テキスト・ベースのビューをクリックしても、FrontView() コマンドを記録したり、ViewFind(「タイトル表示・・・」); をスクリプトの最初に追加する操作が必ずしも行われませんでした。
- 振幅ヒストグラム、開/閉時間ヒストグラム、開/閉振幅ヒストグラム、バースト持続時間ヒストグラムの設定ダイアログはすべて、他の関連する変更が行われると、必要に応じて、ビン幅、ビンの数、ヒストグラム幅を計算しなおします。
- Signal は現在、データ測定のチャンネル設定ダイアログで目的のチャンネル・タイプを変更して処理しなおすと、これに適切に対応します。
変更された箇所
- データ・チャンネルの Y 軸は、水平に描画された軸単位の表示をやめることにより、スペースが保存される前に小型化が可能です。
- CursorMode() スクリプト関数を使って、カーソル 0 に対して割り当てられていないカーソル 0 モードを設定すると、モードはゼロに強制処理されます。
- 複数ステート・プロトコルのダイアログでは現在、使用されているものより大きなステート番号の入力ができなくなっています。
- デジタル・フィルタリングとマルチフレーム解析はどちらも、変更されたデータが未保存または未廃棄の状態で残されるのではなく、変更された最後のフレームが確実にディスクにフラッシュされるようにします。
- MagStim および CED 3304 用の SampleAuxStateParam() スクリプト関数で許可される COM ポート番号の範囲が拡張されて、ポート番号 1 ~ 19 が使えるようになっています。
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14年3月 |
6.01a |
修正された箇所
- 一定の状況では、整数データのアレーを MATLAB にコピーするために MatLabPut() を使用すると、コピー先の MATLAB アレーにコピーされるデータが増えすぎることがありました。これは現在修正されています。
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14年3月 |
6.01 |
新しくなった箇所
- Hodgkin-Huxley (Alpha/Beta) ダイナミック・クランプ・モデルは拡張されていて、現在、3 つのコンポーネントを備えており (3 つ目は最初の 2 つと同一)、3 つの全コンポーネントが出力を生成します。
- あらゆる汎用タイプのダイナミック・クランプ・シナプス・モデル (Alpha、Destexhe、Exponential、Exponential difference、ユーザー定義) は、Linear、GHK、Boltzmann、またはユーザー定義のどれでも可能な受容体タイプを含むように拡張されています。
- ダイナミック・クランプ・ノイズ・モデルは、既に利用可能なアンスケールドとユーザー定義のスケーリング形式に加えて、GHK および Boltzmann スケーリングを提供するように拡張されています。
- ダイナミック・クランプ Hodgkin-Huxley (Tau) モデルは、標準関数の代わりに、ユーザーが生成するテーブルを利用できるようになり、機能が拡張されています。
- サンプリングの開始時にすべての DC モデルを無効にするオプションが、ダイナミック・クランプ・モデルのメイン・ダイアログに追加されています。
- 常に 16 進数 2 桁のマーカー・コード値で描画する新しいオプションが、描画モード・ダイアログに追加されています。これに合わせて、DrawMode() スクリプト関数が拡張されています。
- Lines で描画されるマーカーの中央ラインの描画を無効にする新しいオプションが、描画モード・ダイアログに追加されています。これに合わせて、DrawMode() スクリプト関数が拡張されています。
- Dots または Lines で描画されるマーカーは現在、Waveform として描画される実際のマーカーと同じように、マーカー・コード値で選択される色を使って描画することができます。
- アレー・データから統計測定値をすばやく計算できるように、新しい ArrStats() スクリプト・コマンドが追加されています。
- アレー・データをビンに区切ってヒストグラムを生成するために、新しい ArrHist() スクリプト・コマンドが追加されています。
- 正方行列のトレース (項の合計) を計算するために、新しい MATTrace() スクリプト・コマンドが追加されています。
- FitLine() スクリプト・コマンドは現在、波形チャンネルのほか、実際のマーカー・チャンネルと XY ビュー・データで作動します。
- Sample Bar と Script Bar は現在ともに、ボタンで右クリックすると現れるポップアップ・メニューに Remove ボタンのオプションがあります。
- MagStim Rapid TMS 刺激装置の制御に使われるソフトウェアは、ハードウェアで過度の電力浪費がないかどうかを調べるメカニズムが追加され、機能が拡張されています。サンプリングのセットアップを行いながら問題がないか確認し、必要に応じて、刺激の間隔を長くしてハードウェアを保護するために、次のスイープを遅らせます。
- MagStim TMS 刺激装置の制御に使われるソフトウェアは、刺激装置が適切であることを確認するように設定された後は常に、現在の設定を読み直します。
- MagStim TMS 刺激装置の制御に使われるソフトウェアは、MagStim システムが生成したエラー・コードがあれば、これを読み直して、表示します。さらに、MagStim 制御システムは現在、以前の量をはるかに上回る情報をログ・ウィンドウに記録して、診断エラーに役立てます。
- スクリプトおよびテキスト・シーケンス・ビューは現在、既知の関数名の上でマウスポインターを動かすと、ツールチップを表示させることができます。
- サンプリング設定の出力リセットは、サンプル設定バーを含む何らかの方法でサンプリング設定がロードされると、適用されます (サンプリング設定をロードするときに Apply を選択した場合)。
- Error$() スクリプト関数は現在、リソース・ファイルに関連するあらゆるエラー・コードで結果を生成することができます。
- フレーム開始の絶対時間は現在、Fast Fixed Interval モードを使って収集されるサンプル・データで設定されます。
修正された箇所
- DebugHeap() スクリプト関数は、マルチスレッドのコードで問題が起きるのを防ぐために調整されています。
- XY ビュー・データ上で操作されるフィットさせた曲線の描画は、フィットさせた曲線が描かれる X 範囲が XY チャンネルのオフセットを考慮に入れるように調整されています。
- FileConvert$() スクリプト関数のドキュメンテーションは、(既に利用可能な) cmd$ パラメーターを含むように修正されていて、各種インポーターのドキュメンテーションは、cmd$ に入れられるものに関する情報を与えることができるように更新されています。
- MagStim Rapid 設定ダイアログの手動制御オプションは、使用できないため、削除されています。刺激装置を手動で制御するのに使用されるユーザーインターフェイスは、Signal を使って装置を制御するために、接続を外す必要があります。
- 現在、出力リセット・ダイアログのヘルプ・ボタン (および F1 キー) は正しく機能しています。
- タイミング・エラーのパルス・ダイアログ・テストは、サンプリング・スイープ・トリガーにタイミングの問題があれば表示されるように修正されています。
- Error$() スクリプト関数は現在、CFS データ・ファイルに関連するすべてのエラー・コードで正しい結果を生成します。
- バーチャル・チャンネル・ダイアログを使っていて、同時にフレーム 0 が現在のフレームのとき、バーチャル・チャンネルの数式が不適切な場合は、現在、バーチャル・チャンネル・データはゼロに戻るようになっています。
- 波形サンプル・レートが減少したとき、サンプリング設定ダイアログが出力の長さを不適切に増大させることがありましが (Extended および Fixed interval モードに関して)、現在これは修正されています。
- Signal 6.00 の 64 ビットビルドで、デジタル・フィルター適用ダイアログ、複数フレーム・ダイアログ、曲線フィッティング・ダイアログ内でフレーム・ステート番号フィールドが正しく表示されていませんでした。これらはいずれも修正されています。
- ユーザー定義の垂直カーソル・ラベルに対して値が測定されるチャンネルを選択するのに使うダイアログに、以前は、使用しても機能しなかった「Selected」項目が含まれていました。
- ユーザー定義の垂直カーソル・ラベルがチャンネルからの測定値を含んでいる場合、関連するチャンネルの Y 軸が Y 軸番号のフォーマットを変えるような方法で変更されると、ラベルは更新されます。
- カーソル位置でチャンネル・データ値を利用する垂直カーソル・ラベルは、カーソル位置でチャンネル・データが変更されると、常にリフレッシュされます。以前はリフレッシュが行われなかったかもしれません。
- 以前は、入力フォーカスが数値フィールドから移動するときにはいつでも、フィールドが変更されていなくても、ユーザー・ダイアログ変更関数が呼び出されていました。現在これは修正されています。
変更された箇所
- ダイナミック・クランプ OU Noise モデルの修正オプションは現在、異なるサンプリング状態で別々に設定することができ、サンプリング中の変更が可能です。
- モデル・パラメーターを効率的に操作できるように、現在、サンプリング中に複数のダイナミック・クランプ・モデル・ダイアログを同時に開くことができ、以前と異なり、モデル・ダイアログを開いても、ダイナミック・クランプのメイン設定ダイアログは最小化されません。
- Y 軸範囲の最適化コマンドは、Y 軸が固定された場合、グループ分けされた全チャンネルの範囲を使用します。
- ChanList() スクリプト関数は現在、不適切な文字列パラメーターに対して、-1 を返します。
- IFc() バーチャル・チャンネル数式は現在、マーカーが 2 つしかない場合は 3 次スプラインの生成が不可能なため、IF() として動作します。
- Power1401-3 モニターで最小限望まれる ROM バージョン番号は、4 に更新されています。このリリースは、更新時にダイナミック・クランプ・モデルの一時的な破損を引き起こすことがあったデータ転送メカニズムの欠陥を修正するものです。Power1401-3 モニターの以前の ROM を使っている場合、Signal の起動時にアップグレードが必要だという警告が現れますが、サンプリングが妨げられることはありません。
- XML リソース・ファイルに保持されている情報は、新しい情報が追加されるまで、完全には消去されません。これはユーザーにとっては特に意味を持つことではないでしょうが、Signal のその後のバージョンで加えられる追加情報が以前のバージョンでファイルを表示したときに図らずも消去されることのないようにしてくれるものです。
- 現在、様々な処理設定およびバーチャル・チャンネル・ダイアログのチャンネル・セレクターにチャンネルが表示される順序は、関連するデータ・ビューでのチャンネルの順序に一致します。
- パルス・ダイアログは現在、出力の時間分解能に基づき十分な精度で出力の時間範囲を表示します。
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13年12月 |
6.00 |
新しくなった箇所
- 新タイプの実数マーカー・チャンネルが機能一覧に追加されています。
- これをサポートするように、様々なマーカー関連のスクリプト・コマンドが拡張されています。例えば、MarkCode() は実数値を読み取ることができます。
- New Memory チャンネル・ダイアログが追加されていて、メモリー・チャンネルの作成、メモリー・チャンネルへのインポート、メモリー・チャンネルの項目の追加と削除をインタラクティブに行うことができるようになりました。新しい MemChanXXX スクリプト関数がこれらのダイアログを組み合わせます。
- New Memory チャンネル・ダイアログが追加されていて、メモリー・マーカー・チャンネルの作成、メモリー・マーカー・チャンネルへのインポート、メモリー・マーカー・チャンネルの項目の削除をインタラクティブに行うことができるようになりました (理想化されたトレース・データはさらに専門化されたメカニズムによって処理されます)。新しい MemChanXXX スクリプト関数がこれらのダイアログを組み合わせます。
- メモリー・チャンネルでマーカーまたは実数マーカー・データを作成する新しい処理メカニズムが追加されています。他の処理同様に、これはオンラインでもオフラインでも機能し、サンプリング設定の一部とすることができます (もちろんスクリプト化も可能です)。
- 標準型 1401 (電圧レベル・ベース) の電信機能は現在、補助電信サポートが何もインストールされていない場合に限って使用できるのではなく、どの補助電信システムがインストールされていても一緒に使用できます。このため、より複雑なクランプ実験で、より一層のフレキシビリティが生まれます。
- 膜解析ダイアログのデザインが変更されて、さらに使いやすくなり、解析がより堅牢なものになっています。
- 表示されるマーカー・コードのバイトと使用されるマーカー実数値の選択ができるように、マーカー・データの描画オプションが拡張されています。
- 直ちにサンプリングを開始し、ディスクへの書き込みを有効にする特別なオプションがサンプル・バー・リスト・ダイアログに追加されていて、サンプル・バーとスクリプト・バーが共に、右クリックで操作できる便利なコンテクスト・メニューを提供します。
- モデル複製ボタンがダイナミック・クランプ・モデル・ダイアログに追加され、修正オプションがノイズ・モデルに追加されています。
- より優れたフレキシビリティを提供できるように、FileExportAs() スクリプト関数にいくつもの拡張が行われています。
- ソフトウェアは 64 ビット版と 32ビット版の両方が送付され、ユーザーは状況に応じてどちらをインストールするか選択できます。64 ビット版には 64 ビット版の Windows が必要で、10% ほど高速になり、MATLAB の 64 ビット版とインターフェイス接続されます。
- 実数マーカー・チャンネル・データから波形を生成するメカニズムを提供できるように、バーチャル・チャンネル・システムが拡張されています。
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