2017年10月 |
7.20 |
新しくなった箇所
- サンプリング設定からの読み込み処理によって作成されたMemoryチャンネルがマーカー・フィルタを記憶できるようになりました。
- 弊社では、現在(より多くのチャンネル数をサポートする)Spike2のバージョン9によって書き込まれた互換性を持たないリソースからバージョン7を保護するために、重要なリソースのバージョン番号をテストしています。
修正された箇所
- あるスクリプトをコンパイルして(そして実行し)、さらにコンパイル・エラーが生成された別のスクリプトをコンパイルし、その後で最初のスクリプトを実行すると、スクリプト・コンパイラー・システムが混乱することがありました。
- チャンネル変更時にMeasurement設定ダイアログがドロップダウン・リストを再構築するようになりました。
- ファイルの読み込みに問題がある場合にサンプリング設定を読み込むと、Spike2がクラッシュすることがありました。
- スクロールが始まる前にサンプリング・ウインドウのサイズを変更したり、ウインドウを再実行すると、誤ったx軸範囲が表示されることがありました。
- Cursor RegionsとChanMeasure()の傾き測定では、時間範囲の終了ポイントと時間範囲の終了が完全に一致した場合には、時間範囲の終了ポイントも含まれていました。これは、他の測定値の終了時間までで終了時間は含まないというふるまいとは異なっていました。
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2017年5月 |
7.19 |
新しくなった箇所
- フォント・サイズの保存ならびに復元は、ピクセル・サイズではなくフォントの物理的なサイズをスクリーン上で維持しようとします。こうすることで低解像度から高解像度のスクリーンに変更した際のフォントの極小化を防ぎます。
- Talkerチャンネルの設定、時間のずれの原因となる Talker からの波形データの是正、ならびにサンプリングがリセット(再度開始)された後の Talker の処理を改善しました。
- Heka インポーターで、実験名称として 80 文字まで使用可能になりました。
修正された箇所
- パスに / や \ を使用すると、 #include システムに混乱が生じていました。
- #include 文において、# 文字の前に空白を使用することができませんでした。
- グループ内の最初のチャンネルの背景色が変更されると、オーバードローされたチャンネルが背景を上塗りしてしまうことがありました。
- ユーザが Spike2 メニューを使用中に、スクリプト・アイドル・ルーチンがユーザ・ダイアログを表示すると、 Spike2 がハングすることがありました。
- スクリプト言語である Proc あるいは Func に使われるローカル変数が非常に多い場合は、グローバル変数をほとんど持たないスクリプトへのコンパイルができないことがありました。
- NaN(非数)をスキップする Channel Process が、 NaN 値で始まるチャンネルに対応していませんでした。
- チャンネル 1 がなくても、 Expression モードにおいて Active カーソル検索ができるようになりました。
- 使用可能な次のチャンネルが空いていて、それが同種である場合には、Talker 用の Duplicate チャンネル・ボタンを使用できるようになりました。
- 接続処理中に Talker が機能しなくなることがありました。
- 画面が更新されるまで、新しい Talker のデータが表示されないことがありました。
- 複製元のチャンネルが変更されても、チャンネルの複製に依存した Virtual チャンネルが更新されませんでした。
- バーチャル・チャンネルの複製が無効時間範囲を延長しないことがあり、描画上の問題の原因になっていました。
- Set Cursor Positionダイアログが、時刻モードが使用されている x軸にも対応できるようになりました。
- X Axis Range ダイアログが、時刻軸モードに対応できるようになりました。
- Motion Lab Systems 社のインポートが、チャンネル・ユニット長さを制限し、クラッシュしないようにしました。
変更された箇所
- トーカーが自身の設定ダイアログを表示すると、Talker チャンネル設定ダイアログが無効化されるようになりました。
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2016年4月 |
7.18 |
新しくなった箇所
- 画面上の全ての表示が極小化することなく、高解像度(4K)ディスプレイ上で使用できるようになりました。この極小化はWindowsにディスプレイのビットマップ・スケールの変更を許可していたためで、その結果、表示が不鮮明になっていました。Spike2のバージョン8.07ならびにそれ以降のバージョンでは、フルスクリーンの解像度で使用できます。
- Talkerインターフェイスが、バージョン3にアップグレードされました。TalkerSendStr()とTalkerReadStr()スクリプト・コマンドが追加されました。
- サンプリング構成のロード時に、保存されたウィンドウ位置がウィンドウのタイトル・バーを画面から外れる所に配置するようになっていると(位置決定が困難になるため)、無視されます。
修正された箇所
- FileTimeBase()を使ってタイム・ビューのタイム・ベースを変更してもX軸が再描画されませんでした。
- ヒステリシスが0である場合のしきい値交差検索では、検索の行き詰まりを防ぐために小さなヒステリシス値を設定します。
- タイム・ビューの検索が繰り返される場合、最小ステップである1クロックティックを課し、無限ループを回避します。
- バースト・ モード・サンプリングを設定した際、サンプル・レートに対して不適切な最適化が行われることがありました。
- チャンネルが他のビューにより部分的に隠されていると、オーバードローされたチャンネルのバックグランドの更新が適切に実行されないことがありました。
- スクリプトの実行中にドッカブルバー(例えばシーケンサ・コントロール・パネル)をドラッグし、スクリプトがダイアログを表示する場合、そのダイアログが正しく表示されず、Spike2がハングアップし、クラッシュすることがありました。
変更された箇所
- グラフィカル・シーケンスの保存フォルダが全ユーザのApplication dataフォルダから現行ユーザのApplication dataフォルダに変更されました。これは、企業ネットワーク上でユーザがApplicationフォルダへの書き込み権限を持っていない場合に、サンプリング時にGraphical sequenceを使うことができない、という問題の回避策です。
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2015年8月 |
7.17 |
新しくなった箇所
- XY ビューのキーが幅または高さでビューより大きい場合はドラッグしてキー全体を読み込めるようにすることができます。
- スクリプトで、三項演算子 (a ? b : c) は現在、a が (コンパイル時に既知の) 定数式の場合は、a を保存、評価し、実行時に分岐させて、b または c に短縮されます。
- 現在、System() および System$() スクリプト・コマンドは Windows 10 に対応します。
- DlgValue$(item%, new$) スクリプト・コマンドは現在、DlgList() および DlgString() によって定義されるドロップダウンリスト項目を選択することができます。
修正された箇所
- 最後のものを除きあらゆる次元の 0 サイズを持つローカル・アレーを宣言すると、「Cannot make array」というエラーが起きていました。現在は、宣言内でどのようにゼロを組み合わせても受け入れられます。
- Sampling 設定の Channel Settings ダイアログで、チャンネル番号を編集すると、古いチャンネルが Off に設定されます (以前は、古いチャンネルと新しいチャンネルの両方がありました)。
- View Rerun ダイアログを開いてタイム・ビューを複製すると、Spike2 がクラッシュしていました。
- リザルト・ビューに無効な領域 (リペイントが必要) があり、スクリプトがブレークポイントまたは Yield() ステートメントをヒットした場合に、ビューが更新されませんでした。
- 終端文字を指定して、終端記号が見つかる前に入力ストリームが複数のデータのバッファを供給した場合、SerialRead() がエラーを起こすことがありました。
- FileSaveAs() スクリプト・コマンドが、不適切なファイル拡張子の使用を可能にしていました。
- すべてのチャンネルが「Slow」で終わるときに低速のサンプル・レートでバースト・サンプリング・モードを要求すると、1401 が間違ったレートでサンプリングを行う原因となることがありました。
- ループ内にバールを持つスクリプト変数を宣言し、それに (コンパイル時に既知の) 定数値を割り当てた場合、値がループで毎回割り当てられていませんでした。
- ダイアログ中で 3 つのコロンを持つ時間文字列 (例えば、1 日を意味する 1:00:00:00) が正しく変換されていませんでした。
- スクリプト・コード Message(Error$); がコンパイラーにより不正に受け入れられて、スクリプトを実行するとクラッシュしていました。
- XY ビューを保存して再び開くと、Y 軸単位の設定がブランクになっていました。
- 自動でファイル名を付ける機能が有効になっていると、SampleAutoName$() が記録されませんでした。
- テキスト・ベースのビューで、Draw(line%) は line% を最初の行にしていませんでした。
- グラフィカル・シーケンス・エディターは、変数と変数を比較することに依存するすべての待機とブランチの変数番号を保存していませんでした。
変更された箇所
- 現在、テキスト・ベースのビューで使われる Modified() スクリプト・コマンドは、元に戻せない変更ではなく、保存されていない変更のテストを行います。以前は、テキスト・ベースのビューがスクリプトにより変更されると、Modified() は、変更されていないというメッセージを出していました。
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2015年1月 |
7.16 |
新しくなった箇所
- スクリプト言語を使って、記号名の一部にアンダースコアを使うことができます。
- スクリプト言語は、Spike2 バージョンの定数と数学定数 π および e を事前に設定しています。
- グラフィカル・エディターでパルス列の最大パルス数が、400 から 1000 に増えています。
修正された箇所
- ゼロ幅の時間範囲で最大値、最小値、または絶対最大値を探すチャンネル検索は現在、時間 0 で成功を返さずに、失敗するようになっています。
- 問題のある記号を示す「???」の付いたコンパイラーのエラー・メッセージが少なくなっていて、問題が修正しやすくなっています。
- Vertical Marker ダイアログは現在、フォントに対する変更を適切に記録します。
- スクリプトを別のスクリプトによってロードし、(Compile コマンドが無効になるように) コンパイルして、これを変更した場合、Compile コマンドが有効になりませんでした。
- Change colours ダイアログで 256 を超える項目を選択すると、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- IIRInfo() スクリプト・コマンドは、フィルター・タイプではなく、常に 0 を返していました。
- スクリプトの三項演算子は、2 つのアレー間で選択することを許可していませんでした。
- Waveform データとしてメモリー・バッファから複数トレースの WaveMark データを読み込み、読み出しがイベントの途中で始まった場合、不適切なデータが返されていました (バッファへのオフセットがトレースの数を考慮していませんでした)。
- スクリプト・デバッガーは、コードを進んでいくと、間違ったインクルード・ファイルを表示することがありました。
- Micro1401-3 で、低速 (10 kHz 未満) の任意波形出力で出力が生成されませんでした。
- あらゆるポイントで変動 (最小二乗誤差) が同じと仮定されているときに、非線形フィットのフィッティング・コードが、r² 値を「数字ではない」ものとして計算していました。
- MinMax() スクリプト・コマンドは、複数トレースを持つ WaveMark チャンネルと一緒に使用した場合、最小位置と最大位置の正確な情報を得ることはありませんでした。
- MarkEdit() スクリプト・コマンドは、新しい数値を設定するのに、マトリックス (2 次元アレー) ではなく、ベクトル (1 次元アレー) が使用されると、複数トレースの WaveMark チャンネルの波形を正しく編集していませんでした。
- Set Marker Codes ダイアログをチャンネル・コンテキスト (右クリック) メニューから開くと、最初のメッセージが不適切なチャンネルのものになることがありました。
- トーカーが複数のチャンネルを生成すると、トーカー・チャンネル情報は、サンプリング設定で正しく保存されませんでした。
変更された箇所
- 現在、FiltAtten() および FiltInfo() スクリプト・コマンドはどちらも、FiltAtten() によって設定される数値に合わせて、負の値の減衰を返します。
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2014年9月 |
7.15 |
修正された箇所
- リザルト・ビューで、テキストのチャンネル識別子 (例えば「2A」) をチャンネル番号に変換するとき、大文字の複製文字が小文字と同様にみなされていました。従って、「2A」は 27 番目の複製ではなく、最初の複製とみなされました。
- カーソルが連続していないと、アクティブ・カーソル情報がリソース・ファイルから正しく復元されませんでした。例えば、カーソル 0、1、2、3、5、7 (カーソル 4 は未使用) を使っていた場合、カーソル 5 と 7 は復元されませんでした。
- 最後のステートメントとして停止を含む条件付きステートメントで終了するスクリプトは (例:if test% then DoSomething();halt;endif;)、停止ステートメントが実行されていないと、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- MemSave() スクリプト・コマンドを使用してギャップのあるメモリー波形チャンネルを新しいチャンネルに保存し、チャンネル・タイプを Adc から RealWave、あるいは RealWave から Adc に変更すると、2 番目とその後のブロックが不適切なデータで保存されていました。
- 数字の 3/2 を、1.5 ではなく、1,5 で表すロケールにコンピューターが設定されていて、データを MATLAB にエクスポートすると、XML リソースのその後の読み取りに失敗することがありました。
- サンプリング中に、最後のコミット・タイムを越えると、イベント・ベースのデータの読み取り値が切り捨てられていました。コミット・タイムの前に終了したかコミット・タイムの後で開始した読み取り値は影響を受けませんでした。
- マーカー・フォールディング形式の変更を Script Editor Settings ダイアログから行った場合、次にテキスト・ウィンドウが開くまで変更は行われませんでした。
- フィルターを定義づける前にスクリプト・コマンド FiltCalc(-1,1) を使用すると、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
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2014年7月 |
7.14 |
修正された箇所
- ギャップのある波形データの後方検索が必ずしも適切に機能していませんでした。
- WaveMark の項目がオーバーラップしているとき、WaveMark チャンネルからの波形データの読み取りが 1 ポイント短くなることがありました。
- Trough モードでのチャンネル測定が不適切でした。
- Graphical シーケンサーで、最初のセクションのパルスが 1 シーケンサー・ティック遅れて生成されていました (相対時間は適切でした)。
- スクリプトで File Export を実行中に進捗バーが現れましたが、ユーザーがエクスポートをキャンセルしても、スクリプトに通知されませんでした。インタラクティブに実行しているときには、進捗バーは現れませんでした。現在、進捗バーは本来の意図どおりに、インタラクティブなエクスポートで現れて、スクリプトによるエクスポートでは現れないようになっています。
- 操作を記録する際に、テキスト・ベースのビューをクリックしても、FrontView() コマンドを記録したり、ViewFind(「タイトル表示・・・」); をスクリプトの最初に追加する操作が必ずしも行われませんでした。
- Raster データが表示されているときにリザルト・ビューのチャンネル処理でチャンネル数を変更すると、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- バージョン 9 のモニター付き Power1401 mk II を使った遅い任意波形出力で、出力が生成されていませんでした。
- Graphical シーケンス・エディターは現在、シーケンサーのステップ時間に比べて非常に長いランダムなポアソン遅延を設定できます。以前は、0.01 ms のステップ時間で設定できる最長の遅延は 1 秒かそこらでしたが、現在は何分にもなっています。
- Raster 表示のあるリザルト・ビューをデータ・ファイルに保存すると、次にファイルを開いたときに、Y 軸のスケールが不適切になることがありました。
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2014年2月 |
7.13 |
新しくなった箇所
- Export to Data (.smr) file は現在、波形と WaveMark チャンネルだけでなく、すべてのチャンネルに対して理想的なレートを設定します。
- 現在、たとえ最初のチャンネルが最大スケールを持っていなくても、異なる拡大縮小率を持つ波形チャンネルから複数トレースを持つ WaveMark チャンネルを作成できます。
- ChanFitShow() コマンドは現在、フィットを実行する前にフィットの描画範囲を設定できます。
- Talker システムは、Spike2 バージョン 8.01 以降で使用されているように、バージョン 1 仕様のトーカーに対応するように更新されています。
- WaveMark および Virtual チャンネルのダイアログのチャンネル・セレクターは現在、関連するタイム・ビューのチャンネル順序に一致します。
- 以前と異なり、Esc キーを押しても、PCA および Cluster on Measurement のダイアログは閉じません。
- インポーター:Axon、MC_Rack、Biopac データ・インポーターは現在、最新のライブラリーを使用します。NewBehavior (Neurologger) インポーターで記録セッションを選択できます。
修正された箇所
- Spike モニターのダイアログでは、背景が暗くてチャンネル番号が見えなかったほか、正しいフォントが使用されていませんでした。
- データ・ビューのない DlgChan() を使うと、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- オンラインの曲線フィッティングは、まだサンプリングされていないデータを曲線フィットが使おうとすると、クラッシュの原因となることがありました。
- ユーザー定義のダイアログが selected channels を含む DlgChan() で定義されたフィールドを使用していて、ダイアログが表示されている間にユーザーが選択を変更すると、選択されたチャンネルのリストがダイアログで更新されませんでした。
- リザルト・ビューの背景色を ColourGet() で読み込むと、実際にはタイム・ビューの背景が読み込まれていました。
- リソース・ファイルが破損していると、タイム・ビューの x 軸が負の時間から始まることがありました。
- ヒープ・エントリーを取得するための DebugHeap() スクリプト・コマンドで、結果の行と列が取り違えられていました。
- Spike 形状ダイアログ (オンラインの設定ダイアログは除く) の y 軸を妥当な範囲を超えてドラッグすることができ、表示される軸の値が表示されるデータと関連のないものになる結果につながっていました。
- テトロード・データ (4 トレースを持つ WaveMark データ) をサンプリングするときに、Spike 形状ダイアログ中のトリガーされていないデータのオンライン表示がトレース 0,2,2,3 を示していました。これで記録データに影響が及ぶことはありませんでした。
- スクリプト・コンパイラーは、数字と文字列の比較にエラーのフラグを付けていませんでした。たとえば、3 = [three] なら、endif; で処理終了です。
- MeasureToChan() および MeasureToXY() の記録は、スレッシュホールド繰り返しモードで幅の引数を省略していました。
- インポーター:Alpha Omega および Neuralynx インポーターの両方で、y スケーリングが修正されています。ASCII (テキスト) インポーターは、TextMark データの時間を混乱させることがありました。CFS インポーターは現在、Marker チャンネルから時間を正しく取得するようになっています。
変更された箇所
- データを MATLAB ファイルにエクスポートするたびに、使用している MATLAB ライブラリーで 1.3 MB のメモリー・リークが起きていました。現在、R2013b ライブラリー・バージョンに変更が加えられていて、ファイルをインポートするたびに約 50 KB のリークが起こり理想的ではありませんが、ほとんどのユーザーがメモリー不足の問題を抱えるまでに数千というファイルをエクスポートすることが可能です。
- 現在、Graphical シーケンス・エディターでセクションを指す場合に、Key A to Key Z ではなく、Section A to Section Z となっています。
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13年9月 |
7.12c |
修正された箇所
- 7.12 から 7.12b で、About ボックスを開くと、Spike2 がエラー・メッセージを出して終了してしまうことがありました。
- 7.11 以降、New WaveMark ダイアログは、プリトリガー・ポイント数を 0 に設定していました。
- スクリプト・コンパイラーは、グローバル変数が内蔵関数と同じ名称を持つことを不適切に許可していました。
- Power1401-3 で、作動中に arbitrary waveform output を再開すると、オーバーラン・エラーを出してサンプリングを停止させることがありました。
- x 軸表示範囲の開始または終了と部分的に重なった複数トレース WaveMark 波形の Display optimize は、間違った y 軸範囲を設定することがありました。
- Measure to XY の対象だった XY ビューの DlgChan() を使用すると、チャンネルを (Off) としてリストに載せることがありました。
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13年7月 |
7.12b |
新しくなった箇所
- コンピューターがインターネットに接続されていれば、About ダイアログで、新しいバージョンの Spike2 をダウンロードできるかどうか分かります。
修正された箇所
- バージョン 7.11 以降、チャンネルを複製して下位番号の複製の一部を削除した場合、さらに複製を作成すると、複製番号が壊れることがありました。
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13年7月 |
7.12a |
修正された箇所
- バージョン 7.12 で Power1401-3 を併用して、任意波形を DAC で再生すると、他の方法によるその DAC の更新が妨げられていました。
- バージョン 7.12 で、スクリプトのバイナリー・インポーターを使った場合、デフォルトの設定ファイルが使用されませんでした。
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13年6月 |
7.12 |
新しくなった箇所
- FileOpen() スクリプト・コマンドは、File Open ダイアログの開始フォルダを設定するのに mode% 値 8 をサポートします。
修正された箇所
- 7.11 では、データ・チャンネルに対する Measurement の作成先として使用されるメモリー・チャンネルの描画モードが新しい XML リソース形式で保存されませんでした。
- 7.11 では、カーソル領域およびカーソル値のダイアログの最終位置が保存されませんでした。
- PlayWaveAdd() の size% 引数を使ってスペースが確保されるとき、任意波形出力の持続時間は 1 秒に制限されていました。
- type% を -2 に設定して XY ビューで FileSaveAs() スクリプト・コマンドを使用する操作が正しく作動しませんでした。
- グラフィカル・シーケンス・エディターで、variable+offset and compare with current time でのブランチ作成が不適切に実装されていました。
- 出力シーケンサーで、V で始まる変数の別名を示す VAR ステートメントが、その残り (V の後ろ) がシーケンス内の定数またはラベル名である場合に、疑似エラーを出すことがありました。例えば、BASE がラベルまたは定数でもある場合の VAR V1,VBASE がそれにあたります。
- ドキュメント化されるときに、Round() スクリプト・コマンドは負の数を一番近い整数値ではなく、0 に概数処理していました。
- グラフィカル・シーケンス・エディターで、傾斜した DAC がちょうど傾斜波の最後で新しい値に設定されている場合、Ramp が最終値で停止しないかもしれません。
- バージョン 7.11 で、複数のプロット・チャンネルで XY ビューに対する測定を行うと、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- リザルト・ビューで、y の最小値がゼロまたは負の数になっていて、y 軸をログ・モードに切り替えたか、ログ・モードで y 軸の Optimise コマンドを使用した場合に、結果が有効でないことがよくありました。
- X 軸と Y 軸の範囲ダイアログで行われた変更のすべてを元に戻せるわけではありません (例えばログ・モードなど)。
- パスの問題が原因で、avicomp プログラム (.avi ファイルを圧縮する) が一時ファイルの作成を拒否することがあります。
- ExportChanList() の記録は、時間範囲の最後とチャンネル・リストとの間のコンマを省略していました。
- 一部の作成不良のバーチャル・チャンネルの数式が、Unknown error type を生成していました。現在は適切なエラーを出します。
- mode% が 12 を超える場合、ChanValue() コマンドがエラーを出していました。
- スクリプトの記録がオンの状態で、Analysis menu->Memory Buffer->Create Channel Copy コマンドは、空のメモリー・チャンネルの作成を記録するだけでした。
- 平均周波数モードで描画されたチャンネルでスレッシュホールド検索を上または下に移動するアクティブ・カーソルが失敗することがありました。
- 波形から得たバーチャル・チャンネルのサンプル間隔またはアライメントが原チャンネルと一致しない場合、およびバーチャル・チャンネル・ポイントがギャップまたは原波形チャンネルの終了より前の最終ポイントとまったく同時になる場合、このポイントは NaN (数字以外) として計算され、ゼロで表示されていました。
変更された箇所
- ChanShow() および ChanHide() は引数リストのチャンネルが存在しないと何もしませんでしたが、現在は、存在するチャンネルの表示または非表示を行います。
- type%=6 を伴う FileList() は現在、*.s2c (旧形式) と *.s2cx (新形式) の両方の設定ファイルを一覧表示します。
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13年3月 |
7.11c |
新しくなった箇所
- サンプリングは、TextMark データが高速でサンプリングされるようにするとよく作動します。
- データ・ファイルに膨大な数の TextMark 項目が含まれていると、TextMark ダイアログが開くまでにかなり時間がかかります。
- 現在、複数寸法アレーの最大要素数は 100,000,000 です。
- 現在、場所によってゼロ長さのアレーが許可されるようになっているため、Len() スクリプト・コマンドがゼロ長さのアレーを受け入れ、スクリプト・エラーは報告されません。
修正された箇所
- スクリプト・コンパイラーは現在、適切な場所で「アレーが大きすぎる」エラーを出します。
- サンプリング設定にチャンネルを追加してサンプリングを行うと、バージョン 7.11 では疑似の警告メッセージが表示されていました。
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13年2月 |
7.11 |
新しくなった箇所
- 現在、Spike2 をインストールする場所を、自分が選ぶフォルダではなく、Microsoft が好むように、Program Files フォルダに選択することができます。これは、最後の設定ファイルおよびデフォルトの設定ファイルの検索場所も変更します。
- データのサンプリングの前と後に、DAC およびデジタル出力値を規定のレベルにリセットする新しいオプションがあります。これらのオプションは、Edit メニューの Preferences でグローバルに設定するか、各サンプリング設定について設定することができます。新しい OutputReset() スクリプト・コマンドがこの機能をサポートします。
- 現在、データ・ビューで Ctrl+Shift+A のキーを組み合わせると、すべての垂直カーソルを取り出せます。
- バーチャル・スペースは現在、Editor 設定で無効にできます。
- 現在、XY ビューのキー・サイズはフォントを変更すると再計算されます。
- FilePath$() スクリプト・コマンドは、現在のユーザーの Spike7 ディレクトリ (My Documents内) のほか、すべてのユーザーの Spike7Shared ディレクトリ (Documents フォルダ内) も返すように拡張されています。
- Neurologger .hex ファイル用の新しいインポーターがあります。
- テキスト・エクスポートのオペレーティング・システム内でナンバー・フォーマット設定の使用を可能にするオプションが、Spike2 設定の General ページに追加されています。これにより、小数点のコンマが使えるようになります。
- 現在、リソース・データを XML ファイルで保存するため、アクティブ・カーソルの数式の長さを増やすことができ (現在 240 文字まで)、ユーザー定義のカーソル・ラベルの保存と復元は省略されることなく行われます。
修正された箇所
- スクリプト・コンパイラーは、定義づける前に、ユーザー定義の関数または手順で使用される変数を検出します。
- スクリプト・コンパイラーはこれまでと異なり、halt() を有効なコードとして不正に受け入れることはありません。正しいコードは、左右の括弧がないと停止します。
- 波形データを MATLAB にエクスポートする際に、データにギャップがあると、ギャップを見落とす可能性があり、ギャップがないかのように、ギャップの後のデータがギャップの前のデータに付加されることがあります。
- タイム・ビューとリザルト・ビューの FileOpen() スクリプト・コマンドで、(mode% に 2 が追加されているかに関係なく) リソースは常に読み込まれていました。
- Y Range ダイアログの Auto 単位フィールドを下げると、フィールドは常に Off にリセットされます。これで、現在の設定が保護されます。
- 処理によって作成される XY ドキュメントは現在、最初に保存されるときに最近使ったファイルのリストに追加されます。
- 現在、リザルト・ビュー・チャンネルの 52 複製の最高限度が適用されていて、番号 26 を超える複製のチャンネル番号ラベルは、ドキュメント化されるときに大文字 (1A, 1B ...) を使用します。
- 現在、レート・ヒストグラム、平均周波数、または瞬時周波数として描画される実際のマーカー・チャンネルでの曲線フィッティングは、描画されたとおりのデータを使用します。
- スクリプト言語を使って作成されるダイアログは、スクリプトの実行が終了すると常に破棄されます。以前は、あとに残ることがありました。
- 処理によってタイム・ビューから得た新規作成文書または再開文書は、常に未変更としてマークされます。
- 現在、チャンネルの順番を変えると、カーソル領域およびカーソル値のダイアログが一致するように更新されます。
- FitValue() は現在、作動します!成功または失敗を報告する特別な引数もあります。
- 現在、変更時に、カーソル・メニューの Fetch および Position コマンドはカーソル領域とカーソル値を更新します。
- マルチバンド・フィルターの端を不正な位置に繰り返しドラッグすると、あるいは、複数のパスまたはストップバンドでフィルターを操作すると、FIR フィルター・ダイアログで Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
変更された箇所
- スクリプト・コンパイラーは、言語を拡張できるように書き直されています。これは、以前は不正に受け入れられていた一部のスクリプトに現在は (正しく) エラー報告をさせる可能性のある少数の変則を修正しています。また、すべてのステートメントをセミコロンで区切るというスクリプトの強要を目立たないものにしています。
さらに、変数で設定されるサイズでグローバル・アレーを表すことができるようになります。
- リソース・ファイル・システムは、以前使っていた独自のバイナリー形式ではなく、XML を使って完全に書き直されています。リソースと設定を保持しているファイルがファイル拡張子の最後に x を持つことを除いて、この変更を分かりやすいものにすることが目的です。つまり、.s2r は .s2rx に、.s2c は .s2cx になります。古いリソースを読み込み、サンプリングするファイル (これが新形式への変換をトリガーします) を作成していない場合、FileSaveAs(name$,6,...) は失敗するかもしれません。
- Spike 形状ダイアログで、再生と逆再生用のショートカットキーが、n と N から P と Q に変更されています。これは、個々のスパイクにより後退と前進をするのに b と m が使われているときにキーの誤用を防ぐためです。
- Reclassify WaveMarks ダイアログのデフォルト・ボタンは Cancel に変更されています。これは、意図せずしてデータを再分類してしまうという破壊的なことが起こりにくくするためです。
- リザルト・ビューの一部として作成される Raster 表示のデフォルト表示モードが、ドットからラインに変更されています (そのため見やすくなっています)。
- ヘアラインのデータ幅を選んでいるときに使用されるドット・サイズは現在、画面用にはピクセルで、プリンター用には 0.25 ポイント単位でスケールされます (以前は多くの場合、プリンター用サイズは小さすぎて見えませんでした)。
- スパイク形状の印刷およびコピーを行う際に、Y 軸の範囲は現在、スパイク形状ダイアログで表示されるものと一致します。以前は、テンプレートの境界が表示領域に及ぶように結果のスケールを試みていました。
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12年9月 |
7.10c |
新しくなった箇所
- Power3 のサポートが含まれます。
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12年7月 |
7.10b |
修正された箇所
- 7.08 で生じたバグを修正します。これは、Spike Monitor ウィンドウを使用しているときに Spike2 をクラッシュさせる可能性があったものです。
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12年6月 |
7.10a |
修正された箇所
- バージョン 7.10a は、7.09 で生じたバグを修正します。以前は、チャンネル n+1 にコピーがあると、データ・ファイルのチャンネル n を削除できませんでした。
- mode% ゼロを使うか省略して SSOpen() のあるスパイク形状ウィンドウを作成すると、ウィンドウが現れてから隠れ、煩わしいちらつきの原因となっていました。
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12年5月 |
7.10 |
新しくなった箇所
- MemSetItem() は、code% 引数をマーカー・ベースのチャンネルの整数で受け入れます。
- Ctrl+Alt と、WaveMark データのクリックおよびドラッグを使ってマーカー・コードを変更する項目を選択する操作は現在、トリガーされた表示モードで作動します。
- Spike2 データ・ファイルにエクスポートし、元のファイルにサンプリング開始日時がある場合、これはエクスポートされたファイルにコピーされます。タイム・シフトのオプションを使用していれば、これが考慮されます。
- データ・ファイルに何か起きた際の日時を容易に印刷できるように、FileTime$() および FileDate$() コマンドはオプションのタイム・オフセットを秒単位で受け入れるようになります。
- 現在、サンプリング構成の Resolution ダイアログで、Microseconds per time unit のすべての値に 0.1 µs 分解能を持たせることができます。以前は、20 µs 以上の値は 1 µs 分解能に制限されていました。
修正された箇所
- フィットさせた曲線が、ヒストグラムとして描画されたチャンネルの XY ビューに現れませんでした。
- フィットさせた曲線が、チャンネルのオフセットと一致するように XY ビューでオフセットになりませんでした。
- チャンネル n および m をオーバードローする目的で ChanOrder(n,0,m) を使用後に、ChanOrder(n,1,m) がそれらを区別しませんでした。
- 旧バージョンの Spike2 がファイルを読み込めるように、データと互換性を持つ一番古い形式で .smr (データ) ファイルを書き込んでいます。Spike2 バージョン 7 で意図せずして行われた変更は、Spike2 バージョン 3 でそれがなければ互換性があったデータ・ファイルの読み込みを妨げていました。
- 現在、Memory buffer Import ダイアログでレベル・トリガーを指定するときに、View(-n). プレフィックスを使って複製タイム・ビューを分解することができます。
- あらゆるデータ・インポーターは、Windows 7 で「Error -100: Cannot open file (エラー -100: ファイルを開けません)」が回避されるように修正されています。
- D360 変換器が、サンプリング中に Impedance テスト・ダイアログに入れなくなります。これが可能だと、Spike2 が応答しなくなる原因となることがあります。
- バージョン 7.07 以降、Black and White 表示モードを設定しても、WaveMark データの色は変わりませんでした。
変更された箇所
- 現在、データ・ファイルからサンプリング構成の抽出を試みる際、作成される構成に 1401 が Power1401 mk II 以上のタイプだと想定させます。以前は、最小公分母の 1401 タイプが想定されていて、データ・ファイルが整数のマイクロ秒でない基本的な時間の単位を有しているときはそれが問題を起こしていました。
- 現在、出力スペクトルをリザルト・ビューに処理する際に、解析されたデータ・ブロックを FFT の半分のサイズでオーバーラップさせます。以前は、ブロックはオーバーラップされませんでした。新式はウェルチの方法に一致し、旧式はバートレットの方法でした。Edit メニューの Preferences に、旧式の方法を使えるオプションがあります。ブロックをオーバーラップさせることで、出力の計算に必要な時間を増やすという犠牲を払って窓関数を使うため、信号の損失を最小限にとどめます。
- 以前は、データ・ファイルに関連するリソース・ファイルにスパイク形状テンプレートを保存するときに、保存するテンプレートが存在しない場合、Spike2 は変更を行いませんでした。つまり、テンプレートをすべて削除した場合、次にリソース・ファイルを使うときに以前のテンプレートが再び現れるということでした。バージョン 7.10 以降では、チャンネルですべてのテンプレートを削除すると、リソース・ファイルが更新されて、次にリソース・ファイルを使うときにテンプレートが存在しないことになります。
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12年4月 |
7.09a |
修正された箇所
- バージョン 7.09 では、バーチャル・チャンネルの数式でバーチャル・チャンネルの数を少なめにすることが可能で、これは mn と 1a の使用も可能にするものでしたが、数式の文字を強制的に大文字にしたため、1a は 1A となり、正しく作動しませんでした。
- SS ダイアログ内の Set Position ダイアログで、Move Away ボタンがあらゆるカーソルに対して作動しませんでした。
- スパイク形状ソーティング・システム内の主要コンポーネント分析が、メモリーが不足している場合、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- 4. 4 月 19 日の 7.09a アップロードでは、Windows 7 のソース・ファイル・パスの問題を回避するために、ASCII、Binary、Heka、DSI、MindWave、Alpha-Omega ファイル・インポーターで変更がありました。
5. ASCII および Binary インポーターは、サンプリング・レート処理が改良されています。
6. Alpha-Omega インポーターは、シンプルなマーカーではなく、読み込み可能な値を持つテキスト・マーカーを生成します。
変更された箇所
- シリアルラインの TextMark データにより、すべてのコードを設定できるようになります(大きめの数字を設定して下さい)。
- 可能な場合、複製チャンネルは現在、基本チャンネルの隣に分類されます。
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12年1月 |
7.09 |
新しくなった箇所
- 現在、スパイク形状ダイアログでは、水平および垂直カーソルをドラッグするときにカーソル位置とテンプレートサイズ情報が表示され、水平カーソルの位置については、数値を入力するか関連するタイム・
ビューからカーソル位置をコピーするかして設定できます。これで、水平カーソルをタイム・ビューのカーソルにリンクさせることができます。
- 現在、XY ビューでヒストグラムを作成できます。
- XY ビューでは、新しい XYOffset() スクリプト・コマンドを使って、チャンネルの位置をオフセットにできます。これにより、ヒストグラムのグリッドを生成したり、比較のためにチャンネルのスタックをオフセットにできるようになります。
- IIR フィルター系統の獲得情報コマンドは現在、フィルター安定性の測定値を返します。IIR フィルターを生成するコマンドは現在、生成されたフィルターが不安定になりそうな場合は 1 を返します。
- s2video プログラムには、ビデオの同期化を向上させることができる新しい設定オプションがあります。
- 時間、結果、XY ビューをビットマップ・イメージで保存するインタラクティブ・コマンドは現在、BMP 形式のほか、JPEG、PNG、TIFF 形式でファイルを保存することができます。FileSaveAs() スクリプト・コマンドが同様に拡張されています。
- Channel Image コマンドによって現在、ビットマップに加えて、JPEG、PNG、TIFF イメージを開くことができます。バックグラウンドにクリップボードの画像を使うこともできます。
- FileSaveAs() は現在、マルチメディア・ビューのビデオ・フレームをビットマップでディスクに保存できます。
- 新しい MMFrame() コマンドは、マルチメディア・ウィンドウのフレーム・タイムのリストへのアクセスを提供します。
- 新しい MMOffset() コマンドを使って、マルチメディア・ファイル内の AVI ファイルと Spike2 データ・ファイル間のタイム・オフセットの取得と設定ができます。
- MMPosition() コマンドは現在、次のフレーム・タイムおよび前のフレーム・タイムに移動できます。
- COM ポートの数は現在、変換器と TextMark ダイアログで 1 ~ 19 の範囲に、SerialXxxx() 系統のコマンドで 1 ~ 256 に設定できます。
- バーチャル・チャンネルの数式は現在、数式が作成するチャンネルよりも少ない数のバーチャル・チャンネルに対応できます。
- Active Cursors ダイアログでは、カーソルがユーザー定義の文字列を使っている場合、カーソルを確認できるようにこれを表示します。また、Active Cursors ダイアログから出なくても、Cursor Label ダイアログを開くことができます。
- ドロップダウンリストでカーソルを選択できるダイアログでは、カーソルがユーザー定義のラベルを使用している場合、カーソルを確認できるように、このラベルがツールチップとして表示されます。
- MATLAB エクスポート・システムでは現在、エクスポートの処理が 2 秒を超える場合、Cancel ボタンのある進捗ダイアログが現れます。
- SON (Spike2 データ) ファイルへのエクスポートでは現在、エクスポートの処理が 2 秒を超える場合、Cancel ボタンのある進捗ダイアログが現れます。
- 現在、TDT .tev および .teq 形式のデータ・ファイルをインポートできます。
修正された箇所
- View Trigger ダイアログで、Cursor zero action を Move and iterate に設定しても、アクティブ・カーソルの繰り返し処理が行われませんでした。
- スクリプトのデバッグ時に、Run to cursor コマンドが作動しませんでした。
- オープン・リザルト・ビューで File メニューの Close All コマンドを使うと、クラッシュの原因となることがあります。同じデータ・ファイルを開こうとすると、関連する .s2r ファイルを削除するまでは、クラッシュを引き起こします。
- スパイク形状ダイアログで、テンプレートを固定したときに、Lock template ボタンの画像が変わりませんでした。
- 大きなデータ・ファイル(数ギガバイト)をサンプリングするときに、以前のデータを見ようとしてスクロールバックすると、ディスクにアクセスするのが非常に遅くなり、
次はそれがサンプリングを中止させる原因となることがあります。
- time、結果、XY ビューをビットマップ・イメージで保存するときに、追加のティック・ラベルが軸の左端に現れることがあります。
- バーチャル・チャンネルの Power in Band 結果は 1 出力サンプル分だけ遅延することがあり、出力サンプリング周波数が周波数分解能より低い場合には、スクロールしたときに連続性がないように見えることがあります。
- Channel Process メディアン・フィルターは時々データを誤って分類することがあり、正しくない中央値が報告されることがあります。
変更された箇所
- 現在、数式モードのアクティブ・カーソルは、サンプリング時または再実行時に今のファイルの最後を越えてカーソルを位置づけることができます。
- スパイク形状ソーティング・ダイアログでは、テキストとしてテンプレート情報をコピーするのに Edit Copy を使用しても、これまでと異なり、テンプレートがない場合にはブランク行を出力することはありません。
- IIR フィルターは、周波数帯域をサンプル周波数の 100 万分の 1 まで下げて設定できます(以前より 100 倍狭くなっています)。このような狭い帯域を設定すると、フィルターの指示が高度な場合は特に、
フィルターの状態が安定しにくくなります。非常に狭い帯域を設定する場合は、フィルターの項目、特に安定性を確認する必要があります。
- 現在、信号変換器のサポートは、CEDCOND.INI ファイルを使わずレジストリを使って不変情報を保存します。この変更は旧方式との互換性を提供し、.INI ファイルから設定を移します。
- このバージョンの Spike2 には Windows 2000 以降が必要で、それより古いバージョンでは作動しません。
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11年10月 |
7.08 |
新しくなった箇所
- Digitimer D360 増幅器のサポートが追加されました。
- インタラクティブ曲線フィッテングのダイアログに現在、 R 二乗統計が含まれます。ChanFit() スクリプト・コマンドでこの値が返されます。
- MemChan(4,1) は現在、高状態で起動する Level イベント・チャンネルを作成するのに使用することができます。また、ダイアログから Level イベント・チャンネルを作成するときにもこれを実行することもできます。
- ADC および DAC 範囲情報を含まない古い形式のサンプリング設定を読み込む場合、チャンネルのスケーリングを点検するよう警告を受けます。古い設定が ±10 ボルトの ADC および DAC の 1401 で使われていて、現在 ±5 ボルト・システムを使用している場合には、スケーリングを手動で調整する必要があります。
- Script バーから実行したスクリプトは、これまでと異なり、最新のファイル・リストには追加されません。
- Draw Mode ダイアログの記録では現在、音検査図が取り扱われ、描画モードを記述するコメントが追加されます。
- スクリプトのデバッグ時に、Yield() コマンドを含むユーザー定義の Proc または Func は飛ばすことができます。以前は、スクリプトが Yield() の後のステートメントで中断しました。
- IIRxxx() 系統のコマンドでは現在、フィルターの状態を保存することができます。この機能によって同じフィルターを、数を増やして複数のデータ・ストリームに使用することができます。
- ChanList() は現在、チャンネル仕様の文字列に構文エラーが含まれている場合には、 -1 を返します。
- 出力シーケンサーの CHAN コマンドでは現在、8 つの DAC へのアクセスが許されます(これまでは、4 つに制限されていました)。
- 測定値ダイアログでは現在、番号ではなく名前によるフィット係数へのアクセスが可能で、結果単位は係数の単位に設定されます。
修正された箇所
- 色ダイアログは現在、チャンネルの原色ページで起動します。これはバージョン 7.07 で不注意により変更されたものです。
- MeasureToXY() または MeasureToChan() スクリプト・コマンドを使用した場合に、カーソル位置のユーザー点検を有効にすると、ウィンドウへの以降の変更ができなくなることがありました。
- バージョン 7.07 で追加されたバーチャル・チャンネルのスペクトル機能では表示を無効にしたときの FFT のサイズが考慮されていませんでした。サンプリング中にこの機能を使用した場合、新しいデータが到着したときに表示が正しく更新されませんでした。
- その前に起動された特定のプログラムが終了していた場合に、ProgRun() スクリプト・コマンドが複数回使用されると、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- ChanFitShow() で、opt% を範囲の終わりを返す -2 に設定すると、正しく作動しませんでした。
- スクリプトのデバッグ時に、スクリプト・ステートメントの隣にある矢印マークが、Debug バーで実行ボタンを押したときに非表示になりませんでした。
- 補助変数値のソート中にラスター・データを含む Result ビューの処理を行うと、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
変更された箇所
- ArrFilt() を偶数個の係数で使用の場合(例、全微分器)、結果は現在、サンプルの半分だけ遅延します。これは、FIRフィルターをデータ・チャンネルに適用したときに起こることと一致します。
- MatLab エクスポーターでデータがないデータ・チャンネルを飛ばすことはありません。現在は、ゼロ長さでチャンネルをエクスポートします。
- Spike2 の絵図付きのボタンは現在、現行のデスクトップのテーマにこれまで以上に良くマッチしています。これは、特に WaveMark ダイアログにはっきり表われています。
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11年6月 |
7.07 |
新しくなった箇所
- 現在、データ・ビューのすべてのアイテムを、カラー・パレットとは関係なく、RBG カラーとして設定することができます。パレットは、色の便利なセットとしてこれまで通り使用可能ですが、これのみの使用に限る必要はありません。
- マーカーコードの色(スパイク形状用に多く使用)をカラー・テーブルと別にしました。これらのコードは数を増やすことができるようになっています。
- RBG 値を使って色を管理することができる新しいスクリプト・コマンドは、ColourGet()、ColourSet()、ChanColourGet()、ChanColourSet()、ViewColourGet() および ViewColourSet() です。
- 出力、スペクトルエッジ、平均周波数、および優位周波数を計算するためのバーチャル・チャンネルの新しい機能があります。これらは、EEG および EMB 解析において特に有効です。
- Y 軸のタイトルは、垂直スペースが足りなったため軸が小型モードに変ったときは、水平に描画されます。
- 水平の Y 軸タイトルと単位を設定することができます。YAxisMode() スクリプト・コマンドによってこの機能は管理されます。
- Fill gaps および Skip NaN のチャンネルの新しいプロセスがあります。
- バーチャル・チャンネル Ch(n) 関数は、WaveMark チャンネルの最初のトレースを波形に変換することができます。
- 現在、ユーザー定義のダイアログをユーザー定義ダイアログの変更機能のなかに開くことができます。以前にも、このようにすることは可能でしたが、結果は定義されませんでした。
- DlgSlider() スクリプト・コマンドでは、水平または垂直スライダー・コントロールがユーザー定義ダイアログに追加されます。
- ユーザー定義ダイアログで、ダイアログの単位を使用してアイテムの位置決めをするとき、現在は、負の x 位置を使用してダイアログの右側に関連させて位置を決めることができます。
- 音検査図の描画モードではコード変更が行われ、高速、高精度の両方の面で向上が達成されています。
- サンプリングの新しいドキュメントを開くスクリプト記録では、現在、サンプリング設定のために開く追加ビューのハンドルを保持するための変数が作成されます。
- 新しいメモリー、バーチャル、および重複チャンネルのスクリプト記録が、生成されたチャンネル番号が修正されていない場合に、改善されています。
- Add Items to Memory Buffer コマンドのスクリプト記録は現在、追加されたデータ値とテキスト文字列にいずれも記録します。
- 以前は、Windows メタファイルが非円ドットを用いて生成された場合は、それらのドットは、メタファイルが外部のプログラムによって操作されたときに、Microsoft のセキュリティ・フィックスの「最適化機能」のために、消えてしまう可能性がありました。現在は、別の方法を使用してドットの描画が行われています。
- グリッドのバックグラウンド描画は、3D 描画モードは一層きれいになっています。
- タイム、結果またはXY ビューのフォントへのインタラクティブな変更は元に戻すことができます。
- BetaI() スクリプト・コマンドでは、不完全なベータ関数を実装します。これによって、スチューデントの t 検定、F 検定および二項分布の簡単な計算が可能になります。
- ViewLink() コマンド・スクリプトでは、現行のタイムビューに添付されたプロセスを報告することができます。
- Measure to Channel および Measure to XY 各ダイアログでは、式用に入力する長い文字列の使用が可能です。
- サンプリングを中止する、または同一名の古いファイルの上にデータファイルを保存、あるいはエクスポートする場合に、弊社では、ごみ箱に廃棄されたファイルの保存を試みています。
これによって、不慮のファイル喪失からの復元がより容易になります。これは実験段階です。何か問題を生じる場合はお知らせください。
- Talker インターフェイスのセキュリティ・システムが改訂され、外部システムが接続し易くなっています。
- Result ビューの Info... ダイアログには現在、より多くの情報が含まれます。
- ローカル、グローバル、ウォッチ、コール・スタック用のスクリプト・デバッグ・ウィンドウは、Spike2 アプリケーション・ウィンドウの外部に配置することができ、常に他のウィンドウの手前に置くことができます。
- テキスト・ベースのビューでは、Alt+Up および Alt+Down を使用して選択したテキスト行を上下に移動することができます。
修正された箇所
- Channel Image の Standard Display の効果を元に戻すことはできませんでした。また、Show/Hide Channel ダイアログのすべての変更内容は元に戻りませんでした。
- ユーザー・ダイアログにボタン機能があり、ボタン機能で別のダイアログが開き、次に、0 を返し、元のダイアログを閉じ、DlgShow() 引数を更新する場合に、元のダイアログは閉じますが、引数は更新されませんでした。
- ユーザー定義のダイアログで、Cancel ボタンは Esc キーでは有効になりませんでした。
- SampleAbort() はスクリプト操作としては記録しませんでした。
- サンプリング構成をデータファイルから読み取ると、波形チャンネルのタイトルとコメントが無視されました。
- X または Y 軸ダイアログで、ティック・サブディビジョンを最大値(25)に設定すると、値は無視されました。
- 7.05 および 7.06 バージョンで、カーソル番号の %n を含む水平カーソル用のユーザー定義ラベルを設定すると、表示される番号は 1 だけ大きくなりました。
- Maxtime() を RealMark チャンネルから得られた バーチャル・チャンネルで使用すると、クラッシュを起こす可能性がありました。
- LastTime() では、RM、 RMC、IF または IFC 式を使用するバーチャル・チャンネルで使用されるとき、RealMark または瞬時周波数データにギャップはないもと仮定されました。
- 非常に高率の拡大機能で描画された Level Event データを側方スクロールしているときに描画の障害がありました。
- グラフィカル・シーケンサーの傾斜波では、ティック当たりの増分に対して十分にそれと分かる値が出力されませんでした。
- ChanShow() および ChanHide() スクリプト・コマンドが複数の引数と一緒に使用される場合、仕様タイプの一部(例、文字列としてのチャンネル・リスト)では、チャンネル追加する前に、リストがリセットされました。
- スクリプトを実行して、ユーザーが長い描画操作をキャンセルするために、Ctrl+Break を入力したときに、スクリプト・ウィンドウが起動していた場合、ETX (3文字)がスクリプト・ウィンドウに表示される可能性がありました。
- マニュアル(オンラインおよび印刷物の両方)に、FitSigmoid() スクリプト関数は含まれていませんでした。
- チャンネルの大きなバックグラウンド・イメージの表示は、いつも正しくはありませんでした。
- スクリプトの不正な文字(例、i% != 1) はコンパイラーで検出されましたが、問題のある文字(この場合は、!)は正しく識別されませんでした。
- スクリプト・コンパイラーは、式の不正文字として垂直バーにフラグを付けていませんでした。
- Process Settings ダイアログで、結果ビューのチャンネル番号のみを変更した場合、結果ビューの最初のチャンネルは、以前のコンテンツのままになっていました。
変更された箇所
- バージョン 7.06で、New Result View メニューのコマンドが逆の順で一覧されていました(以前のすべてのバージョンと比べて)。現在は元の順に戻されています。
- ファイル・インポーターは現在、新しいデータファイルが 1GB 以上と推定される場合には、大きなファイル形式に切り替わります。以前は 2GB 近くが限度でしたが、このサイズが推定以下の場合には問題の原因となりました。
- Spike2 のカラー・モデルがパレットベース(すべての色がパレットのインデックスによって指定される)から RGB カラー・モデル(すべての色が、赤、緑、青の組み合わせによって指定される)に変更されました。スクリプト・コマンド:Colour()、ChanColour()、ViewColour()、XYColour()、PaletteGet() および PaletteSet() で古いモデルが使われており、現在問題となっていますが、これらを削除する計画はありません。
- 出力シーケンサーの入力行の最大の長さが、100 から 256 文字に増加しています。長いコメントの行を作成する場合、そのシーケンスは古いバージョンの Spike2 では受け入れられません。
- スクリプト・デバッグ・ウィンドウは現在、アプリケーション・ウィンドウから独立しており、これまでと異なり、メイン・メニューからの印刷はサポートしません。
デバッグ・ウィンドウを印刷するには、すべてを選択して、クリップボードにコピーしたあと、ログ・ウィンドウに貼り付けて、印刷します。
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11年2月 |
7.06 |
新しくなった箇所
- Time、Result および XY チャンネルには現在、バックグラウンド用の bitmap イメージが付いています。これは主として XY ビューで使用されます(例:トラッキング実験)。このイメージは、View メニューの Channel Image コマンドからまたは新しい ChanImage() スクリプト・コマンドを使用して、インタラクティブに制御することができます。
- テキスト・ファイルでは、通常の式検索に現在 ? を使用して、前の文字の 0 または 1 の意味を持たせることができます。
- 点滅をオンまたはオフにしてクラスタリング・ウィンドウで現在のイベントを識別するとき、現在は、丸いドットが選択されている場合は丸いドットが点滅します。 以前は、常時四角いドットが使用されました。
- 現在、単位なしの水平カーソル位置を右クリックのコンテキスト・メニューから、コピーすることができます。単位付きのコピーは現在、y 軸のために設定されている単位スケールに一致します。
- 現在、XY ビューの X 軸を右から左に実行することができます。これは、Edit menu Preferences オプションを設定することにより、軸のドラッグでブロックすることができます。
- S 字型(範囲および Slope50 フィールド)および正弦関数(周波数フィールド)フィット用のフィッテング・ダイアログの結果ページにその他のデータが表示されます。
新しいフィールドの総和の概算が範囲と周波数フィールドに与えられます。
- SampleSeqVar() では現在、256 まで数を変えることができます(1401plus では 64 までに制限されています)。
- バーチャル・チャンネルでは現在、Ch(n)(ここで、n は、レベル・イベント・チャンネル)が使用可能です。生成された波形は、イベントが高の場合に 1、低の場合に 0 となります。
- スクリプト・コンパイラと実行システムが変更されており、スクリプトの実行は以前に比べて最高 2 倍速くなっています。これは、組み込まれているコマンドを実行するのに要する時間が大分を占めるため、スクリプトの実行時間が半分になることではありません。
- インタラクティブに水平カーソルを作成するとき、現在はカーソル自体が、y 軸を持つ最初に表示されるチャンネルに対して間隔を保ちます。以前は、y 軸の途中まで全部が配置されました。
- キーボードのショートカット、Alt+1 から Alt+9 までを使って水平カーソル n をフェッチしたり、作成したりすることができます。
- ScriptRun() コマンドに、スクリプトをメモリに読み込んだ状態にしておく新しいフラグ・オプションが付きました。
- Heka ファイル・インポーターが拡張されており、Apple Macintosh コンピューターからの古い形式のデータ・ファイルをサポートします。このHeka ファイル・インポーターは現在、ファイル作成の時刻を転送します。これにより、Spike2 の時刻表示モードがサポートされます。
- DSI インポーターは現在、4 文字のファイル名拡張子付きのデータ・ファイルをサポートします。
- Alpha Omega ファイル・インポーターは現在 WaveMark データを古いファイル形式からインポートします。
修正された箇所
- クラスタリング・ウィンドウがカラー・フェードを使用し、可変サイズのドットを表示するように設定されており、ソース・データに z 次元がない場合は、ドットは表示されませんでした。
- PCA ダイアログの以前の使用状況によって、PCA(主成分分析)ダイアログをオンラインで開くと、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- Talker ダイアログからのチャンネル・タイトルの変更は現在正しく作動します。
- Process ダイアログの一部で無効にしたフィールドにはチェックが付きましたが、これが、チャンネルまたは XY ビューに対する測定値の処理時に正しい設定が拒否される原因となる可能性がありました。
- ChanSearch() スクリプト・コマンドで、sT および eT が同じ値に設定されていた場合は、後方検索が行われていました。現在は、値が同じ場合は、何も行われません。
- Rm または Rmc コマンドを使用して、RealMark データを波形に変換するためにバーチャル・チャンネルを使用しているときに、Spike2 をハングさせる可能性がありました。
- Overdraw WM モードでタイム・ビューがチャンネルのみを表示していた場合、ビューがスクロールされたときに、データが正しく更新されませんでした。
- すべてのチャンネルからチャンネル処理を削除するスクリプト・コマンド、ChanProcessClear() および ChanProcessClear(-1) では、チャンネル変更インディケータはチャンネル番号から消去されません。
- スクリプト・ループがクリップボードに繰り返し書き込んだときに、Could not open Clipboard のメッセージを受ける可能性がありました。
これは、実行の別のスレッド上で依然実行中の以前のクリップボードの動作による可能性があります。クリップボードが正しく開かない場合は現在、エラーメッセージを表示する前に、
スレッドを数ミリ秒中断した後に作動を最高 10 回再試行するようにしています。
- グラフィカル・シーケンサー・ダイアログで、グラフィカル・モードに切り替えた直後の場合は、Write as text sequence ボタンで何も実行されませんでした。
- #include ファイルを使用してスクリプトをデバッグしているときに、インクルード・ファイルのテキスト・キャレットに対して実行すると、元のファイルのテキスト・キャレットに対して実行されました。
- EDF インポーターは現在、日付を正しく扱い、時刻表示モードの使用が可能です。
変更された箇所
- Clear Graphical Editor オプションは現在、すべてのセクションに関連付けられたキーを消去します。
- 水平カーソルをフェッチする Cursor メニュー・コマンドでは現在、新しい Alt+n キーボード・コマンドに一致させるため、常に y 軸を持つ最初に表示されているデータ・チャンネルにカーソルが配置されます。以前は、水平カーソルは、非表示になっていない限り、y 軸を持つ最初の表示されるチャンネルに移動されたときに、接続されていたチャンネルの垂直方向の中央に移動されました。
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10年10月 |
7.05 |
新しくなった箇所
- 現在、Power1401 mk I を使用して、正弦波と傾斜波を最大 DAC 8 本に出力することができます(Power1401 mk II に一致)。
- スクリプト・コマンド FileNew() から戻された値には、「1401 ではこの構成のサンプリングはできない」旨を示す新しいエラー・コードが含まれています。
- ユーザー定義ダイアログのスピナーは現在関連付けられたフィールドと釣り合いが取れた状態で正しく配置されています。
- グラフィカル出力シーケンサー・エディタで、キーのみが設定されている場合にセクションのコードが生成されます。以前は、出力の一部も設定しなければなりませんでした。
- オーバードロー・チャンネルでは、チャンネルの原色を使用して(色が設定されている場合)チャンネル番号が描画されます。これは、複数のオーバードロー・チャンネルを識別する際に役立ちます。
- ユーザー定義関数のゼロを検索する新しいスクリプトの ZeroFind() 関数。
- Alpha Omega ファイル・インポーターは現在、古い形式のイベント・データを読み取ることができます。
- Biopac バージョン 4 ファイルは現在インポート可能です。
- Delsys インポーターは現在、EMG バージョン 4 のファイルを読み取ることができます。
- Heka インポーターは現在、連続したギャップ・フリーのデータを読み取ることができます。
修正された箇所
- 出力シーケンスのグラフィカル・エディタの Timing Fault マーカーは、テキストがダイアログで変更されたときにいつも再描画されるとは限りませんでした。
- 結果ビューの作成時、ソース・チャンネルのリストを 3,801,802 に設定した場合(ここで 801 と 802 はチャンネル 3a と 3b)、これは内部的には 3..3b のように解釈され、のちに、3 と 802 の間のすべてのチャンネルに拡張されていました。これによって、予期しないチャンネルのリストが結果ビューで生成されました。
- Y 軸の自動単位オプションは現在、データ・ファイルが閉じるときに記憶されます。
- Aero 描画モード(Vista および Windows 7)では、サンプリング中に使用される水平カーソルによってドラッグ時にピクセル・ダストが後に残りました。
- カーソル 4 とカーソル 5 の Position Horizontal Cursor コマンドを使用とすると、別の正しくないダイアログが開きました。
- スクリプトの FileNew() コマンドからの戻り値により、「1401 は使用できません」の場合と同じ戻り値が「ユーザーがキャンセルしたサンプリング」に対して与えられます。
- ボタンのみを含むユーザー定義のダイアログは十分な高さを得られませんでした。
- 非イベント・チャンネル向けの不正なバウンス解除値が、サンプリング設定ダイアログで永久的に「範囲外」となる値を生じる原因となる可能性がありました。
- MinMax() スクリプト・コマンドを、選択した時間の範囲が 8000 以上のイベント時間であったときに最小/最大間隔を検索するためにイベント・チャンネルで使用した場合、終了する可能性がありました。
- 別のチャンネルに基づいてチャンネルを作成する 2 つの引数を持つ MemChan() コマンドのバリエーションは、波形、RealWave または WaveMark チャンネルのチャンネル単位をコピーしませんでした。
- チャンネル・リストが SetAverage()、SetPower() または SetWaveCrl() にアレイで渡されたとき、すべてのチャンネルで同じサンプル・レートになっているかのチェックはありませんでした。
- 3D 効果の X 軸スペースが 0 になっていなかったときの 3D オーバードロー・モードでは、X 軸の右側の領域は埋められませんでした。
- Power1401 または Micro1401 mk II あるいは -3 のサンプリングを、サンプリングでダミー・チャンネルの最適化が求められたあとに、元の micro1401 でサンプリングするという方法で設定した場合、波形チャンネルのサンプル・レートは不正確になりました。現在は、サンプリング設定を調整するように告げられます。
- 7.04で、弊社の不注意により、Edit WaveMark ダイアログを変更してしまったため、ダイアログは常時 Track Cursor 0 有効の状態で開きました。
- チャンネルの拡大縮小率が非常に大きな値(例、1e37)に設定された場合に、Copy As Text が Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- コメントが 71 文字を以上の長さになった場合、File Information ダイアログで苦情が出されました。ただし、この限度は 79 文字になっているはずでした。
- 正しく実行されなかった Talker の接続では現在、Talker がすでに接続されている場合は、これまで以上に役立つログ・メッセージが生成されます。
- 現在接続されている Talker について忘れないようにしてください。
- サンプリング 設定の Talker ダイアログを使用したチャンネル・タイトルの変更は現在正しく作動します。
- 水平カーソルのコンテキスト・メニューには現在、単位なしでカーソル位置をコピーするオプションがあります。
- 単位付きの水平カーソルのコピーでは現在、Y 軸の SI 単位のスケール変更が考慮されます。
変更された箇所
- xy ビューで、Windows 9x システムを対象に直線座標を最大値に制限していたコードは削除されています(Spike2 はこれらのオペレーティング・システムをサポートしていません)。
これによって、直線の描画が止まる前に、さらに拡大することができます。このことが問題を引き起こすことはないと考えていますが、問題が起きた場合は弊社までお知らせください。
- ASCII および Binary ファイル・インポーターで、インポート設定を保存するために使用するファイルの名前が変更されています。
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10年7月 |
7.04 |
新しくなった箇所
- Spike2 では現在 Talker からのデータをサンプリングできます。Talker は、任意のデータ取得装置と Spike2 との間のインターフェイスを担うソフトウェア・モジュールです。
- Power1401、Power1401 mk II または Micro1401-3 を使用して WaveMark データを サンプリングする場合、現在は振幅限度を超えるスパイクは拒否することができます。オプションの追加の水平カーソル一対で限度を設定します。
- Marker チャンネル用のこのバウンス除去オプションは現在、マーカー・コードが考慮されます。また、同時イベントを保持するために、一回のクロック・テックによって異なる時間を与えて、イベントとマーカー・チャンネル用にマイナスのバウンス除去値を設定することもできます。
- 新しいスクリプト・コマンド PlayWavePoints() と PlayWaveKey2$() があり、長さの異なる別の波形に対する任意の波形領域の使用が容易になっています。
- Sampling 構成ダイアログの Automation タブに新しい time (%T) と date (%D) の指定子があります。
- ChanOrder() スクリプト・コマンドでは現在、画面の順序でチャンネル・リストを返すことができます。
- 新しい CursorOpen() スクリプト・コマンドで Cursor Regions ダイアログ と Cursor Values ダイアログが開きます。
- タイム、結果、XY ビューのサイズを変更したときに、Y 軸のちらつきが少なくなっています。
- Clustering ダイアログは使い易くなっています。ツールバー・ボタンの数が増え、関連する間隔ヒストグラムに表示されるイベントは、選択したユーザーの楕円またはユーザーの形状内のものに制限することができます。
- Clustering ダイアログのショートカットには、Ctrl+A (自動スケール)、Ctrl+Q (等スケール) および Ctrl+R (再スケール)、さらに代わりとして A、Q 、R もあります。
- Clustering ダイアログでは、イベント時間をすべての解析モードで Z 軸値として使用することができます。
- Clustering ディスプレイでは現在、0 ドット・サイズが許されます。これは、可能な限り小さくできることを意味します(1 ピクセル)。
- Clustering ダイアログで、短い間隔が表示された場合に、矢印の近くをクリックすることによりその間隔を開始するイベントが突き止められます。
- Clustering ダイアログにリンクしている間隔ヒストグラムのチャンネルは、Track クラスおよび時間範囲の変更ボックスが設定されている場合は、対応するコードがクラスター・ダイアログで非表示になっているときは、非表示になります。この間隔ヒストグラムは現在、X 軸をミリ秒単位で表示します。
- Clustering ダイアログの Copy As Text コマンドには現在、クラスター概要情報が含まれます。
- 1401 インターフェイスまたは Talker から出される警告とエラー・メッセージは現在、サンプリング中に診断の問題に役立つように記録されます。
- 新しいスクリプト・コマンド、Trim()、TrimLeft() および TrimRight() があり、空白スペースとユーザー定義の文字を前後の文字列から削除します。
- SSButton()、SSTempInfo() スクリプト・コマンドは現在、スパイク衝突分析をサポートします。
- 新しい SSColArea()、SSColApply() および SSColInfo() スクリプト・コマンドは、スパイク衝突分析をサポートします。
- スクリプト・エディターと出力シーケンス・エディターの両方で現在、テキスト・カーソルが近くにあると、一致するブレースが強調表示され、一致しないブレースに印が付けられます。
- デバッグ時、グローバルとローカル変数の表示およびコール・スタックは高速で、かつ、ラップラウンド・テキスト検索をサポートしています。
- デバッグ時に、Globals および Locals の各ウィンドウから選択された変数の値を表示する新しい Watch ウィンドウがあります。
- 現在、Time、Result および XY の各ビューを、画面に表示されていないあるいは最小化されている場合でも、ビットマップとしてクリップボードにコピーすることができます。以前は、画面に表示されていない領域は、ビットマップでは黒でした。
- 新しいショートカット・キー、Sample Start/Stop (Ctrl+Alt+S)、Sample Reset (Ctrl+Alt+R)、Sample Abort (Ctrl+Alt+A) および Toggle Writing to disk (Shift+Ctrl+W) があります。これにより、ユーザーの新しい要求に応じた、リモートのキーボードを使用してのサンプリングの制御が可能になります。キーの組み合わせを意図的に不自然にして、偶発による起動を防止しています。
- Sampling タブの Edit メニューの Preferences に新しいオプションがあり、サンプリングのファイルを開くときに Sampling ツールバーが自動的に表示されないようになっています。
- Neuralynx ファイル・インポーターには現在、WaveMark データ・チャンネルのコードが含まれます。
- Binary ファイル・インポーターでは、BinLast.bib として使われた最後のインポート構成がインポート・フォルダに保存されます。Bin_Def.bib が存在する場合は、それが常に使用され、存在しない場合には、BinLast.bib が使用されます。
- 現在は、FilePath$() を使用して、ユーザーのシステム・フォルダの一部へのパスを取得することができます。
- サンプリングのとき、最後に使用した構成である last.s2c(サンプリング終了時に保存されます)は現在、保存してから利用可能なデータを表示するためにビューのサイズが変更されます。これによって、サンプリングが表示ウィンドウの端部まで達しなかった場合に表示された幅が保持されます。
- MaxTime(chan%)、ただし、ここで chan% は仮想チャンネルを示す、は現在、仮想チャンネル上の最後の波形ポイントの時間を返します。以前は常に 0 を返しました。
修正された箇所
- スクリプトを実行している状態で、ユーザーは、許される操作ついての現在の設定を気にせずに、Edit WaveMark、New WaveMark、New NTrode、Spike monitor、Cursor Regions、Cursor Values および Multimedia のメニュー・コマンドを使うことができました。現在は、該当するメニューと現在のウィンドウの変更の両方を有効にしてこれらのメニュー。
- コマンドを使用する必要があります。時刻が hh:mm:ss 形式で受け入れられたダイアログ(例、X Axis Range ダイアログ)では、数字の指数形式は受け入れられませんでした(例、1e2 意味は100秒)。
- X Axis Range ダイアログで、現在の表示範囲がすべて負であったときには対数の軸を設定することができました。同じように、スクリプトから軸の負の範囲を用いて対数軸を設定すると、表示の問題を起こす原因になりました。現在は、x 軸全体が負であったときには、対数にする要求は無視されます。現在の範囲が負である場合は、対数モードに変更すると、表示に問題が生じないように軸の範囲が変わります。
- 1401plus を除くすべての 1401 インターフェイスで出力シーケンスを使用すると、フロントパネルの Clock 出力で、シーケンスで新しい場所にジャンプするように命令されるたびに、正しくない期間のサイクル(代表例、短すぎる)が 1 つ生成されました。
- Time$() script コマンドで、12/24 時表示クロック用のシステム設定が正しく使用されませんでした。
- Edit メニューの Preferences で軸のペン幅を変更して、異なる軸ペン幅で最後に使用した時間、結果または XY ビューを開いた場合、任意のカーソルの最初の表示で、正しくない幅が使用され、カーソルを移動した場合には、「ゴースト」カーソルになる可能性がありました。
- Clustering ウィンドウから作成された INTH 用に設定のヒストグラム色は、クラスターの色に一致しませんでした。
- 仮想チャンネルが Waveform に変換されたとき、実数データは切り捨てられ基となる整数値になりました。現在は、最も近い整数値に切り上げられます。この方がより正確です。
- クラスタリング・ディスプレイが可変ドット・サイズに設定されていた場合、これはダイアログの次回の使用時に復元されませんでした。
- クラスター・ウィンドウの選択した楕円またはユーザー定義の形状内のイベントの計数は現在、時間範囲が変わると変化します。
- サンプリング構成で作成される画面領域外にある結果ビューが生じる場合、アプリケーションの動作が、すべてのアイドル時間がもっぱら画面に表示されないビュー非描画の繰り返しに費やされるなど大変不思議なものになりました。
- バーチャル・チャンネルを MatLab ファイルへエクスポートするとき、要求より 1 ポイント少ない値がファイルの開始またはバーチャル・チャンネルを作成するために使用されるチャンネルの 1 つの任意のギャップの直後に書き込まれました。
- 最大ギャップを RM、RMC、IF または IFC バーチャル・チャンネル・コマンドと一緒に使用した場合、ギャップの後のポイントはいつも表示されるとは限りませんでした。
- 結果ビューでないまたは破壊したファイルを使用して、結果ビューを開こうとした場合に、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- 大きなデータファイルでは、Event 相関、PSTH 分析および位相解析は、トリガー時間に比べイベントが分散している場合、特に、イベントが Marker Filter を使用し、イベントの大きな割合にフィルター処理が施された場合には、長い時間を要しました。
- DrawMode() のマニュアルに、as% の設定を返すために、mode% を -16 に設定することについては述べられていませんでした。これはバージョン 7.01で追加されました。
- 出力シーケンス・ファイルで重複するラベルを作成した場合、エラー・メッセージは問題を突き止めるのには役立ちませんでした。現在は、正しく設定されていない行が、役立つエラー・メッセージ付きで、強調表示されます。
- バージョン 7.03 では、WaveMark モードで描画された WaveMark(スパイク形状)チャンネルで、十分なデータが表示されている場合は、永久的に描画することができました。ただし、チャンネルでの描画には長時間かかりました。
- 時間範囲内で単一スパイクを使用して Principal Component 分析を実行すると、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
変更された箇所
- 結果ビューのラスター表示は現在、データを含んでいない場合でも、最適化してすべてのラスターを表示します、以前は、y 軸の最適化のみで、表示イベントを持つラスターが含まれました。ラスター・モードのチャンネルに対して最大と最小の y 軸値を返すスクリプト・コマンドもすべてのラスターを含んでいます。
- 描画時に、弊社では現在、より多くの場所でバックグラウンドに対し項目が表示されていることをチェックします。低コントラストの場合に使用される交換の色は現在、元の色に近い色が選択されます。以前は、常にグレーの影付きでした。
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10年3月 |
7.03 |
新しくなった箇所
- ビューの水平カーソルの最大数が 4 から 9 に増加されています。
- 現在、Power1401 mk II を使用して、正弦波と傾斜波を最大 8 DAC で出力することができます。
- Power1401 または Power1401 mk II の使用で、任意の波形出力およびオフラインの波形出力では一度に最大 4 個で最高 8 DAC を使用することができます。
- ビューの修正済み、読み取り専用の状態を取得、設定するための新しい Modified() スクリプト・コマンドがあります。
- アプリケーションまたはダイアログの位置を決めるときに、弊社では現在システムのタスクバーとの衝突を避けるようにしています。
- Cursor Regions ダイアログは現在、現行のセッションで設定された最後のモードに測定モードが設定された状態で開きます。
- 縁部が丸くなっている領域の画面の更新は、より高速で、巨大な量のデータの描画でも、「応答なし」とプログラムで表示される原因になる可能性がより少なくなっています。
- EditPaste() では現在クリップボード・テキストを変数に入れることができます。
- 現在、インターラクティブ・ダイアログとスクリプト言語の両方から、時間と結果ビューの描画チャンネル・データからの使用済みのペン幅を上書きすることができます。
- 秒の単位を持つ(「s」または「seconds」で表示)すべてのビューの X 軸では現在ミリ秒での表示を選択できます。これは純粋に表示が目的で、内部のすべての値はこれまでと同じで元の単位(秒)です。XAxisStyle() スクリプト・コマンドはこれに一致させるため拡張されています。
- X 軸および Y 軸は、軸の単位を自動的にスケール調整ができるよう設定して軸の読み取りを容易にすることができます。
- Y Axis Range ダイアログではチャンネルの一覧を受け入れ、チャンネルの単位に基づいたチャンネルの範囲を適用することができます。
- Process setup ダイアログでは、幅とオフセットの値を数字に ms を添えて(例 100ms)、ミリ秒で設定することができます。ダイアログでは現在、入力したときにフィールドのコンテンツがチェックされ、フィールドが無効な場合には、New または Change ボタンが無効になります。
修正された箇所
- 結果ビューのラスター表示では、X 軸全体が表示されない限り、Y 軸が正しく最適化されませんでした。
- 結果ビューのラスター表示では、X 軸に負の値が含まれていた場合に、X 軸がログ・モードに変更されると、正しく表示されませんでした。
- セグメントの開始の直近のパルスに対して、グラフィカル・シーケンス・エディタのタイミング・エラー・メッセージが訂正されています。
- 一部の状況では許された最大のファイル・サイズを超えて書き込むことが可能でした。結果として、Spike2 で開くことができないデータ・ファイルが生じることになりました。
- Error$() スクリプト・コマンドでは現在、SON ファイル・システムからエラーコードと一緒により有効な結果が与えられます。
- ChanSave() および MemSave() ではファイル・システムのエラーの場合に、負のエラー・コードが返されます(マニュアルに記載のとおり)。
- 1401 の Sample Status バーで報告されるパーセントのビジー値は、特に、WaveMark チャンネルで低速のサンプルレートが使用されていたときに、正しくありませんでした。
- Print Screen コマンドのあと、時間、結果、および XY ビューのコンテンツで、それらのビューのサイズ変更が行われるまでに存在していた場所の追跡が失われました。
- Overdraw WM モードの印刷されたチャンネルで、特に、Print Screen が使用されたときに、画面に表示されたものと異なるイベントが表示されることがありました。
- 印刷されたデータ・ビューで、背景領域全体が背景色で埋まりませんでした。
- Zero x axis at trigger のオプションをオンにしたリガー表示モードでは、位置を表示する垂直カーソルは現在 X に一致します。
- スクリプト・デバッガーでは、サイズ変更したグローバル配列のサイズとそれらの元の寸法が表示されます。
- FIR および IIR デジタル・フィルターでは、メモリ・チャンネルへのフィルタリング時にシステムでメモリが不足になった場合、エラーは報告されませんでした。
- 変更したドキュメントを開いた状態にしておき、アプリケーション・ウィンドウの右上にある [X] ボタンをクリックしたあと、ドキュメントを保存する機会があったときに Cancel クリックした場合、Spike2 により一部の機能は閉じられますが、実行は継続され、Evaluate バーが以後使用できないなどの不可思議な効果が現れました。
- バイナリ・インポーターで現在、倍精度浮動小数点のデータ入力用の正しいスケーリングが入手できます。
- 1401 のユニット番号を選択するために、(テキスト)インポーターでは現在、ギャップのあるファイルをインポートすることができます。
- DSI インポーターでは現在、4 文字のファイル名拡張子付きのファイルをインポートできます。
- Codas ファイル・インポーターは現在、付きの入力ファイルを検出します。
- Igor インポーターは拡張されており、倍数として保存された packed ファイルをインポートします。
- Alpha-Omega インポーターは現在、添付したデータがないイベント(マーカー)の読み取り時のファイルの終わりを正しく検出します。
- Heka インポーターは拡張されており、データ・ファイルの古いタイプを受け入れます。
変更された箇所
- Channel Information ダイアログにはこれまでと異なり、Close がデフォルト・ボタンとしては付けられていません。このボタンで、値を編集し、Enter キーを使用して、ダイアログを閉じましたが、変更内容は保存されませんでした。OK が現在デフォルトです。
- 垂直マーカーがデータの下に描画されたとき、マーカーは現在描画されたグリッドまたはチャンネル背景色の上部に配置されます。
- Overdraw WM データを他のチャンネルから分離するグレー・バーは、ハッチ付きのバーによって置き換えられています。
このバーの高さは現在、フォントサイズと共に拡大/縮小され、印刷も正しく行われます。これまでと異なり、このバーがチャンネルのタイトル領域を横切ることはありません。
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09年11月 |
7.02 |
新しくなった箇所
- 多くのチャンネルを持つ Time または Result ビューのサイズの変更が現在大幅に高速になっています。
- 弊社ではタイムまたは結果ビューで多数のチャンネルを操作するスクリプトのスピードアップを図りました。多数のチャンネルを使用して作業する場合には、このスピードアップは大幅なものになります。
- 現在は、Edit メニューの Preferences および Sampling Configuration で既存のフォルダの選択に加え、新しいフォルダを作成することができます。
- FilePathSet() スクリプト・コマンドでは新しいフォルダをインタラクティブに作成することができます。
- 現在、テキスト・エディターではキャレットをバーチャル・スペース(行の最後の文字を越えた空スペース)に移動することができます。これは、キャレットの位置(スペースが挿入された)
に新しいテキスト追加したときに、入力をしない限り特に何も起こりません。このエディターではマウスを使って複数のセクションも可能です(Ctrlを押したままで、クリックしてドラッグ)。
- DebugList() スクリプト・コマンドには、スクリプトのデバッグと最適化の補助手段として内蔵のスクリプト・コマンド用に使用統計を報告する新しいオプションがあります。
- Seconds() スクリプト・コマンドの時間分解能は現在、大部分のシステムで 1 ミリ秒です(これまでは最高で約 10 ミリ秒でした)。オプションの高分解能モード(1 ミリ秒よりも高い分解能)がありますが、一部警告付きです。
- グラフィカル・シーケンス・エディターでは、パルス列の最大パルス数が 100 から 400 に増加されています。
- Overdraw WM モードで WaveMark アイテムを選択するために使用する Ctrl+Alt+ マウス・クリックは、WaveMark、Waveform および Cubic Spline 描画モードにも拡張されています。
- ウィンドウ・タイトルバーに「Slow update」警告(描画中断するには Ctrl+Break を使用することを知らせます)が現在、画面の更新に 2 秒以上かかる場合に表示されます。
- Power Spectrum 解析と SetPower() スクリプト・コマンドでは現在、FFT ブロック・サイズを最大 262144 ポイントにすることができます。
- Cluster on Measurements ダイアログでは、4 つの新しい測定値が追加されています。
- 現在、Show Hide Channel ダイアログを介してまたは Grid() スクリプト・コマンドを使用して、x および y グリッド・ラインの表示を個別に制御できます。
- Power1401 mk II および Micro1401-3 の任意の波形出力では現在、DAC Silo ファームウェアのアップグレードを活用することができます(存在する場合)。これで、任意の波形出力中の 1401 での負荷が、特に、出力シーケンスが実行中で、DAC 出力を以前可能であったものより高いレートにしているときに低減されます。
- 結果ビューで現在はチャンネル注釈がサポートされています。結果ビューが New Result 表示機能で作成されるとき、このチャンネル注釈は、関連するタイム・ビューのソース・チャンネルを指示するように設定されます。
- 結果ビューには現在、Channel Information ダイアログがあり、チャンネル・タイトル、ユニット、注釈のインタラクティブな編集が可能です。
- サンプリング構成で設定できる ADC チャンネルの最大数が 127 に増加されています(64チャンネル x 2の拡張付き Micro1401-3 に対応させるため)。波形チャンネルにはこれまでと同様に 64 の制限があります。
- Event データおよび Digital Marker データ用のサンプリング構成のチャンネル設定ダイアログには現在、機械的スイッチのバウンスが原因で起こる希望しないイベントをフィルターで除去するために使用する Debounce フィールドが含まれます。この新機能をサポートする新しい SampleDebounce() スクリプト・コマンドがあります。
- オーバードローのタイム・ビューでデータの色を等和色に変えることができます。
- Edit WaveMark ダイアログが開いており、サンプリングをしていない場合は、タイム・ビューでのアンクレームのキー操作がダイアログに送られ、ダイアログが起動します。
- 出力シーケンスで、現在、定数式をより多くの場所で使用することができます。特に、CHAN コマンドではチャンネル用の定数を使用することができます。
- ArrSpline() では現在、非等間隔ソースから等間隔のデータを生成することができます。
- Edit WaveMark ビューの HCursor() を使用して、New WaveMark コマンドで使用したカーソル値の最後のセットを読み返すことができます。
Bionic、NeuroScan、Plexon、MED64 および Mc_Rack データ・ファイルの各インポーターには改善箇所があります。
修正された箇所
- 最初のバーチャル・チャンネルを意味する v1 を受け入れたチャンネル・リストで、V1は受け入れられませんでした。
- バーチャル・チャンネルのポップアップ・メニューで、Min() コマンドによって、Max() コマンドのテキストが表示されました。
- サンプリング構成がテキストとしてコピーされると、Manual モードに設定されているときは、TextMark チャンネルでこれまでの異なりシリアル・ラインの情報が表示されません。
- 三項演算子 expr ? expr1 : expr2; expr が定数式であった場合、スクリプト・エラーを起こしました。
- スクリプト言語 DlgValue$() コマンドで現在、チェックボックス・プロンプトにアクセスできます。
- スクリプトで、関数の引数を記述する proc または func の使用により、自動フォーマット・オプションでの不正なインデンテーションが起きました。
- Y 軸の端に掛かる大きなティック上のラベルは、オブジェクトがその上にドラックされたときにいつも塗り直されるわけではありませんでした。
- 2 の乗数ではないブロック・サイズを使って SetPower() を呼び出すと、この数字を基にした結果ビューが作成されましたが、そのPower スペクトラムは正しくありませんでした。現在このブロック・サイズは、次に低い数の二乗数に下げられています(マニュアルの記載どおり)。
- PlayWaveRate() は最大許容レートを 200 kHz に制限しますが、250 kHz が Power1401 の適正な値です。
- MeasureToChan() および MeasureToXY() スクリプト・コマンドでは、モード 19 および 20 は認められませんでした。また、これら 2 つのモードでは記録が正しく行われませんでした。
- Cursor Regions ダイアログと曲線フィッティングでは、波形モードで描画されるときは常に RealMark チャンネルのインデックス0 が使用されました。これらは現在、描画モードで設定されたテータ・インデックスを使用します。
- DrawMode() の as% 引数は正しく記録されませんでした。
- ギャップがある波形のメモリ・チャンネルでのカーソル後方検索は、Spike2で応答の停止を起こす可能性がありました。
- Spike の衝突モードが選択された場合に、Edit Wavemark ダイアログの「Mean error:」フィールド・テキスト用の十分なスペースがありませんでした。
- 垂直および水平カーソルで記録時に多すぎるコードが生成されていました。
- 部分的に他のビューで覆われた状態のタイム、結果またはXY ビューのデータ領域内でクリックすると、ズームのラインが正しく描かれませんでした。
- XY ビューでは、描画領域でマウスをクリックするときに表示されるズーム・ラインは、そのようになってはならないときに、XY キーの上に描画されることがありました。
- SetResult() スクリプト・コマンドを使用した後に、結果ビューで Alt+ マウス・クリックを使用して測定すると、正しくないフォントが表示されました。
- DlgMouse() または ToolbarMouse() コマンドを使用して、マウスの上、下、移動の 3 つの機能を行わなかった場合、ダイアログまたはツールバーが不用意に閉じることがありました。
- Igor ファイル・インポーターは現在、異なるタイプの 2 つの入力チャンネルが同一の名前を持っているときに正しく作動します。
- サンプリング中にデータが側方スクロールしている間に、表示を縮尺表示するために y 軸をクリックしてドラッグしても、これまでと異なり、水平カーソルに複数の時間を表示させることはありません。
変更された箇所
- テキスト・エディターが変更され、複数のセクションやバーチャル・スペースが可能となっているため、動作が異なる可能性があります。
- FilePathSet() では現在、プロンプトが出されると、path$ 引数が空文字列でない場合にも、ユーザー・インタラクション・ダイアログが開きます。
- Offline の波形出力で、ブロックの開始前のデータ不足は、0 ではなく最初の値に設定されます(0で、ブロックがループされたときに不連続を生じる可能性がありました)。
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09年7月 |
7.01 |
新しくなった箇所
- MMRate() スクリプト・コマンドが変更されており、これを使用すればビデオのフレーム・レートを変更せずに接続された s2video または他のリスナー装置の個数を計数することができます。
- s2video アプリケーションでは Settings->Configuration に新しいオプションがあり、Video Device Properties メニューのさらに多くのカメラ機能に対するアクセスが与えられます。
- s2video によって生成された .avi ファイルを圧縮するために使用することができる新しいアプリケーション、avicomp があります。
- Offline waveform output ダイアログには、cursor 0 のコントロール用の多くのオプションがあります。PlayOffline() スクリプト・コマンドはこれに対応させるために拡張されています。
- マルチメディア・ウィンドウで、表示ウィンドウのトラッキングの代替として、カーソル 0 の位置を追跡することができます。MMPosition() スクリプト・コマンドはこれをサポートするために拡張されています。
- Marker Filter ダイアログに現在、コードを小数として表示するオプションが付いています。
- Channel Draw Mode ダイアログでは現在、ドットのサイズをインタラクティブに設定することができます。以前は、小さいドット(1 ピクセル)または大きいドット(2x2 ピクセル)からの選択でした。
- 現在、瞬時周波数をドット、線、さらにスカイラインとして描画することを選択できます。DrawMode()、MinMax() および ChanValue() コマンドは拡張され、新しい機能に適合しています。
- RealMark データを現在、各テータ・ポイントに対するドットを使用して波形として描画することができます。
- タイムおよび結果ビューに描画されたドットを現在は、円として描画することがでます。円の描画は、時間がかかりますが、Display タブにある新しい Edit メニューの Preferences オプションで有効にできます。
- Clustering ダイアログに対する手直しの作業が行われ、描画速度を高めたり、色のフェード、円ドット、可変ドット・サイズなどを含む新しい描画効果および最小間隔に一層近隣のイベントを検索する素
早い方法が含まれています。Z Buffer モードでの軸描画も改善されています。
- 新しい ToolbarMouse() スクリプト・コマンドは、toolbar が有効になっているとマウスの動きを Time、Result および XY views のデータ・チャンネルを介してスクリプト関数にリンクします。
- ToolbarSet() スクリプト・コマンドは現在、最後に使用されたツールバー・ボタンの数を取得するのに使用することができます。
- DlgMouse() スクリプト・コマンドは、ユーザー定義のダイアログが有効になっているとマウスの動きを Time、Result および XY views のデータ・チャンネルを介してスクリプト関数にリンクします。
- DlgButton() スクリプト・コマンドでは最後に使用されたダイアログ・ボタンの数が返されます。
- 新しい MousePointer() スクリプト・コマンドではツールバーおよびユーザー定義のダイアログとのマウス・ポインターの併用が定義されます。
- マウスがタイム・ビューの y 軸の上で止まった状態になると表示される ヒント には現在チャンネル番号が含まれます。
- 新しい XYInChan() スクリプト・コマンドでは、XY view チャンネルのどのポイントが別のチャンネルによって定義されたポリゴンの内部にあるかが検出されます。
- XYInCircle() および XYInRect() コマンドは拡張されており、円または長方形の内部にあるデータポイントのインデックスが返されます。
- 新しいスクリプトの ChanPixel() 関数では、1 ピクセルの位置変化の x 軸と y 軸の等価値が返されます。
- WaveMark OD ディスプレイ・モードでのチャンネル用の Status バーに表示されるマウス・ポインターの位置は現在、関連のない x 軸の位置ではなく、WaveMark の開始からのオフセットが示されます。
- フォントをサポートし、スムーズ・アウトラインを装備し、ClearType が有効になっているシステムでは、ダイアログ全部でスムーズ・アウトラインを生成するフォントを使用するように設定されています。
修正された箇所
- Cursor 0 tracks the waveform output チェックボックスの状態に関係なく、Offline waveform output ダイアログによってカーソル 0 が動かされていました。
- ビューのオーバードローを含んだサンプルリング構成を保存した場合、トリガー時間の一覧はサンプリングの開始前に消去されなかったため、オーバードローが予期しないものとなりました。
- s2video プログラムには、DirectShow インターフェイスを予期しない方法で実装するデータ入力デバイスについてより広い許容範囲があります。
- Clustering ダイアログの保存したパラメーターの一部(たとえば、最小間隔)は保存されるときに切り捨てられて整数値になりました。
- ExportTextFormat() スクリプト・コマンドに sep$ 引数を指定しなかった場合は、その区切り文字が Tab 文字に設定されました。
- サンプリング・ファイルに TextMark チャンネルがあって、TextMark チャンネルがサンプリング構成から取り除かれた場合には、SampleText() スクリプト・コマンドは正しく働きませんでした。
- Copy As Text または Log を使用してサンプリング構成を文字列として保存すると、ユニットが無いチャンネルタイプに対しては、Units フィールドが現在空になります。
- x 軸ダイアログでは、軸(たとえば、XY ビュー)の右側端に対しては負の値またはゼロ値を入力できませんでした。
- x 軸ダイアログで、対数軸に変更し、再度変更して元に戻した場合は、変更前と異なり軸の負の開始時間は設定できませんでした。
- XY ビューで、y 軸の上部より下部に大きな値があった場合にデータが変更されたときは、再描画が正しく行われませんでした。
- X Axis ダイアログはで現在、1E-015 および同様な浮動小数点値を時間として使用します。
- Micro1401 または Power1401 用に設定されたサンプリング構成が 1401plus または micro1401 で実行され、コピー・チャンネル最適化を使用した場合、波形サンプル・レートは正しくありませんでした。この点については現在、検出されるので、構成が訂正されるまでサンプルを実行することができません。
- チャンネルに対するオンライン測定は、Process ダイアログで Y axis optimise をチェックすると、y 軸の範囲が変更されていなかったときでも、あらゆる測定ポイントに対するすべてのデータを再描画します。
- Status バーの OVR インディケーターはテキスト・エディターの Insert/Overtype 状態にリンクされていませんでした。
- 水平カーソルのコンテキスト・メニューにある Copy Cursor Value コマンドは正しく作動しませんでした。
- その時点で開かれていない ScriptRun() コマンドによって実行されるスクリプトは、終了時に閉じられます。しかしながら、そのようなスクリプトは、エラーがあった場合でも閉じていました。現在は、エラーのラインが強調表示され、
スクリプトは開いたままです。エラーが起きた場合にも ScriptRun() でフラグを設定して実行を続行する場合には、これまでと同様に次のスクリプトが実行されます。
- DrawMode() コマンド・スクリプトの非ゼロ edge% 引数は、レベルなしのイベント・チャンネルに適用されました。
- Measurements to an XY view または Measurements to a channel ダイアログで、User entered value の測定タイプを選択した場合、数と解釈されない可能性があるものが含まれているときには、Prompt フィールドにエラーのフラグが付きました。
- スクリプトをコンパイルして、閉じてから開くと、Spike2 はコンパイル済みのバージョンと一致するものと想定して、実行されたときに再コンパイルしませんでした。現在は、再度開いたときスクリプトが実行されていない限り、
以前にコンパイルされたバージョンは削除され、強制的に再コンパイルを行います。これは、再度開いたときに変更されていないと想定される、含まれるファイルには適用されません。
- 波形チャンネルを 54 本以上に設定すると、Sampling Configuration ダイアログで Spike2 にクラッシュを起こす可能性がありました。
変更された箇所
- Sonogram Colours ボタンは Edit メニューの Preferences から取り除かれており、現在は View メニュー内に、あるいはタイム・ビューの音検査図を右クリックしてコンテキスト・メニューから Sonogram Colours を選択すると表示することができます。
- FIR digital filter ダイアログでの初期選択は現在、3 番目の入力値(通常、Low Pass)で、これが最初の入力値(通常 All Stop)よりも良い選択のようです。
- Spike2 が作動しているときに .s2c ファイルをダブルクリックするか、あるいは Spike2ウィンドウ へドラッグし、ドロップしてファイルを開くと、これによって現在は Sampling Configuration ダイアログが File menu Load Configuration コマンドを使用しているように、開かれます。
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09年6月 |
7.00 |
新しくなった箇所
- データ・ファイルの最大サイズは、大きいファイル形式を選んで使う場合は、2 GB から 1 TB へ増加されています。このようなファイルは Spike2 のバージョン 6.11 または以降では読み取ることは可能ですが(変更は不可能)、Spike2 の以前のバージョンでは読み取ることができません。Sampling Configuration と File Export ダイアログにチェックボックスがあり、大きなファイルに加え大きなファイルのサポートに関するスクリプト言語のエクステンションを有効にすることができます。SonFix アプリケーションは新しいファイル形式に対応するため拡張されています。
- 多くのデータを表示しているために描画の速度が遅くなったときは、更新ウィンドウのタイトルが変わり、Ctrl+Break キーボード・コマンドを使用して描画から出られることを思い出させてくれます。
- 現在は、Vertical Markers をタイムビューに適用できます。これらはイベントまたはマーカー・チャンネルのアイテムによって設定された位置を持つ別な固定垂直カーソルと考えることができます。元のチャンネルが TextMark の場合は、そのテキストも表示できます。これをサポートするための新しいスクリプト言語コマンド、VerticalMark() があります。
- Sampling Configuration ダイアログは現在サイズの変更が可能で、Waveform と Event チャンネルのカウントを表示します。サンプリング構成をテキストとして、または Log ウィンドウに対して表示するオプションがあります(ラボのノートブック用として適する形式)。
- SampleConfig$() スクリプト・コマンドは現在、サンプリング構成をテキストとして返すことができます。
- Sampling Configuration ダイアログの Play waveform タブではこれまでと異なり更新の確認は必要がなく、変更内容は直ちに適用されます。
- スクリプト・コマンド EditCopy() では現在、文字列引数を一緒に使用して文字列をクリップボードに配列することができます。
- 新しいスクリプト・コマンド FileSize() があり、データ・ファイルのサイズを返します。
- 表示されたテキスト・シーケンスをダブルクリックすると、Sampling Configuration ダイアログの Sequencer タブからテキスト・シーケンスを開くことができます。
- Sample Status バーには現在、サンプル時間や残りのディスク領域のパーセントが含まれます。
- SampleClear() のスクリプト・コマンドで現在、オプションとしてチャンネル一本だけクリアすることができます。
- File メニューの New File ダイアログは一段と使い易くなりました。
- 新しいスクリプト・コマンド、 ViewZoom() を使用してテキスト・ビュー用にズーム率(小数)を取得、設定することができます。
- 新しいスクリプト・コマンド、LinPred() を使用してデータを予測し、Maximum Entropy 法を使用する出力スペクトルを生成することできます。
- Output Sequencer には現在、新しい DRange()、ASz() および VSz() の数式があります。
- サンプリング中に、Output Sequence を読み込むことができます。SampleOptimise() スクリプト・コマンドはこれをサポートするために拡張されています。
- Output Sequencer では現在、命令の最小数と表の最小サイズを設定して、サンプリング中にシーケンスを読み込むことができます。SampleSeqCtrl() スクリプト・コマンドはこれをサポートするために拡張されています。
- Output Sequence の命令の最大数は、1401plus と元の micro1401 を除く、すべての 1401 全タイプで 1023 から 8191 に増加されています。
- Output Sequencer によって許可される変数の数は、1401plus を除く、すべての 1401 全タイプで、64 から 256 に増加されています。
- Output Sequencer には TABADD、TABSUB、ABS、AND、ANDI、OR、ORI、XOR、XORI の新しい命令があります。JUMP の命令では現在、変数を使用しジャンプして、ステート・マシンを簡単にプログラムできるようにすることができます。
- Output Sequencer には、数値定数を定義する新しい = 命令があります。現在は定数式のラベルを使用することができます。
- Output Sequencer には現在、前の行と同じ出力を表示する >"、および表示の変更なし >= を使うことができます。
- Output Sequencer は #include の使用をサポートしています。
- Virtual channels は現在、比較演算子と新しい関数 Min() と Max()をサポートしています。
- スグリプト言語で現在、グローバル・レベルおよびユーザー定義内の両方の手順/関数でアレイ・サイズを変更することができます。
- スクリプト言語では、ループからジャンプして出るための break および continue 記述がサポートされています。
- スクリプト言語では現在、非定数値を var 記述の変数に割り当てることができます。
- 現在、View メニューの Show Line Numbers コマンドを使用して、テキストベースのビューで行番号を表示することができます。新しいスクリプト・コマンドである ViewLineNumbers() があります。
- View メニューの Show Gutter コマンドを使用して、テキスト・ビュー内のガターを Show および Hide にすることができます。
- 新しい Edit メニューの Preferences オプションを使用して、Log ウィンドウでの表示行数を制限することができます。新しい ViewMaxLines() スクリプト・コマンドを使用して、テキストベースの任意のビュー内の表示行数を制限することができます。
- 新しいスクリプト・コマンド、ViewZoom() を使用してテキスト・ビュー用にズーム率(小数)を取得、設定することができます。
- View メニューの Standard Display コマンドとスクリプト言語の ViewStandard() コマンドは現在、テキスト・ビューに適用して、標準状態を復元することができます。
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