2001年10月 |
3.21 |
修正された箇所
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- Strlist.cpp により、これ以外の手順を必要とすることなくシーケンスを使用し、ばかげた故障が起きないように調整されました。
- チャネル データ時間の計算が向上しました。ときどき、メモリー チャネル、フィルター済み データおよび EventToWaveform の結果で丸め誤差が不必要に大きくなったり、正しくない ADC サンプリング・レートが与えられたりし
ていました。
- フィルター モードを設定する MarkMask コマンドは、マーカー フィルターが設定される前では 依然有効です。
- 本バージョンは新しい Micro 1401 Mk2 と互換性があります。
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2001年06月 |
3.20 |
修正された箇所
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- メモリ バッファ クラスからのデータの読み取りに30000ポイントの制限がありましたが、これが取り除かれました。
- バージョン4で行われたシーケンサに対する改良が、バージョン3のコマンドにも適用されました。
- OnInitMenuPopupは、リソースの漏れを回避するように調整されました。
- アイテムの削除とアイテムの登録のメモリ バッファ ダイアログは、Enterキーを正しく処理するようになりました。
- XYDrawModeスクリプト コマンドは、すべてのチャネルで -1 を受け付けるようになりました。
- 「テキストとしてコピー」のメモリ管理とエラー検出が改良されました。
- ストリングが()で始まる場合、それがReadおよびReadStrスクリプト関数で8進数として解釈されてしまう問題が解決されました。現在では10進数と16進数だけをサポートするようにしました。
- テキスト マーカ ダイアログで、OKの場合は変更データをチェックし、変更データがない場合はキャンセルと見なすようにしました。
- ダイアログ使用後にテキスト マーカが壊れる問題を解決しました。
- SONデータ ファイルのメール送信が正しく動作するようになり、SONライブラリはファイルを開き、共有の読み取りができるようになりました。
- BoundsCheckerによって細かな改良をたくさん行いました。
- チャネルと位置の両方を変更したときのHCursor()動作を改良しました。
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2001年04月 |
3.19a |
修正された箇所
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- Signalコンディショナ サポートは正しくインストールするようになりました。実行プログラムに変更はありません。
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2001年01月 |
3.19 |
新しくなった箇所
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- デバッグ ウィンドウは、ステップしてもトップ行を保持するようになりました。
- 出力シーケンサCRINCとDRINCは、前回のレートが 0 でもコサイン出力を開始します。
- オーバーラップしたウェーブマーク データは、ひとつの波形として扱われたときは、連続データとして読み込まれるようになりました。
- データの読み込み時に、データ ファイルの破損をさらに詳細にチェックするようにしました。
修正された箇所
- ステップ時間が262msを超えた値に設定された場合に出力シーケンスが速すぎてしまう問題が解決されました。
- サンプリング設定で任意の波形でのサンプリングを開始するアクションを記録すると、出力の書式が正しく行われず、任意波形間のリンクが正しく設定されず、Spike2 がループでハングしてしまいましたが、
この問題が解決されました。
- 波形またはウェーブマーク メモリ チャネルを非常に低いサンプリング レートで作成しようとした場合、Spike2 はチャネルを作成できなかったり、間違ったサンプリング レートを設定したりすることがありましたが、
この問題が解決されました。
- Power1401は、ADCチャネルを有するトップボックスといっしょに使用できるようになりました。 以前には、ウェーブマーク データに対して 7 個を超えるチャネルを使用しようとすると問題が発生していました。
- オンラインのウェーブマーク編集では、8より大きいチャネル番号(1401plus の場合)および16より大きいチャネル番号(Power1401の場合)に対して生データを表示できるようになりました。
- MarkMask()scr_MarkMask スクリプト コマンドは、変更されたチャネルを消去・再描画するようになりました。 以前までは、変更データは消去されずに描画されていました。
- 出力シーケンサ CRATEW 0 および DRATEW 0 は、コサイン出力を瞬時に停止することはなくなりました。 ただし、コサイン出力を使用することに対するペナルティを取り除いたわけではありません。
- 3.18の場合だけでしたが、合計モード(平均モードではない)での波形平均で、データを平均値にまったく加算していませんでした。
- テンプレート ダイアログで [Load...] ボタンを使用した後、別のチャネルに変更してから、元のチャネルに戻っても、ロードしたテンプレートと元のテンプレートは表示されなくなりました。
- 1401-18イベント ディスクリミネータ カードをご使用の場合、実際のエラー以外でエラーメッセージが表示されることはなくなりました。
- テンプレート ダイアログで、21以上のテンプレートを使用している状況で [Order by code] ボタンを使用した場合、非表示のテンプレートに問題があると、Spike2 がクラッシュすることがありました。
- テンプレート ダイアログで、21以上のテンプレートを使用している状況で、あるテンプレートを削除しても、20番目のテンプレートの波形は正しく描画されるようになりました。
- サンプリング設定のオートメーション タブでファイル パスとファイル名を設定する場合、ファイル メニューの [保存] を実行したときに失敗するなど、ファイルのパスが不正な場合は、
もう一度 [保存] を使用したときにファイル名が選択できるようになりました。 以前には、毎回エラーメッセージが表示され、[ファイルのエキスポート] を使用する以外にファイルを保存する手段がありませんでした。
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2000年09月 |
3.18 |
新しくなった箇所
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- スクリプト言語 EventToWaveform() コマンドは、波形間隔をお好きなだけ小さく設定できるようになりました(以前には0.001秒までしか小さくできませんでした)。
ただし、実際に使用する値はデータ ファイルの設定に依存します。
- Spike2は、最新の1401デバイス ドライバを使用していないと警告を発行するようになりました。 Spike2には最新のドライバが含まれています。 Spike2は、ドライバがよほど古くない限り、
サンプリングの実行を拒否することはありません。
修正された箇所
- このバージョンには、PCIおよびISAカードのための新しいWindows NT 2000デバイス ドライバが付属しています。 これにより、一部のシステムでドライバがロードできない問題が解決できます。
- XYビューですべて表示/すべて隠すを実行しても表示を正しく更新しなかった問題が解決されています。
- オフライン波形再生で、再生開始時間と終了時間を同じ値に設定した場合にSpike2がクラッシュする可能性がありましたが、この問題が解決されています。
- スクリプト デバッガで、1000要素を超える配列を編集しても、スピン制御が配列インデックスにカンマを挿入することはなくなりました。
- PaletteSet() でカラー2〜6が設定できなくなりました(以前からの懸案事項でした)。
- ゼロ以外のチャネル オフセットをもつ波形を(平均値ではなく)表示された合計値で平均化したとき、合計値に対して2スイープ以上をプロセス アクションで追加すると、合計値が間違っていました。
これにより、同じ値で結果全体がオフセットされてしまいました。 ほとんどの波形はオフセットがゼロであり、ほとんどのユーザは平均値を表示するので、この問題があまり表面化することはありませんでした。
- 1401plusで記録したデジタル マーカが、正しい時間より65535クロック だけ進んで割り当てられてしまう可能性がありました。 この問題はほとんど発生していませんでしたし、ユーザからの報告もありませんでした。
- 分割テキスト ウィンドウで、一方のウィンドウでテキスト行を削除すると、Spike2がクラッシュする可能性がありました。
- 出力シーケンサ コンパイラで、数字の長さが10文字に制限されており、かつ、すべての数字が32ビット符号付き整数に強制的に設定されていました。 したがって、変数を-1500000000に設定できなかったり(長すぎるため)、
あるいは 0x7fffffff を超える符号なし16進数を設定できませんでした(0x80000000 〜 0xffffffff の範囲は 0x7fffffff に設定されてしまいました)。 現在では、32ビット符号付きあるいは符号なし整数のすべての
数字を設定できるようになりました。
- 1401plusで出力シーケンサを 0.027 または 0.045 msで実行するように設定すると、動作が非常に遅くなることがありましたが、 現在では指定したレートで実行するようになりました。
- micro1401およびPower1401のDRATEW出力シーケンサ コマンドは、サイクルの終了を待たないことがありました。
- 1401plusに対するWAVEST T出力シーケンサ コマンドは、出力をトリガしないことがありました。
- 1401plusに対するBRANDV出力シーケンサ コマンドは、正しく動作しないことがありました。
- CRINC、CRINCW、DRINC、およびDRINCW出力シーケンサ コマンドは、アングル インクリメントと一緒に使用すると、シヌソイド出力レートをアングルの半分だけ変化させてしまっていました。
変数で使用しているときには問題がありませんでした。
- micro1401のクロック信号は、出力シーケンサを使用したときに出力シーケンサ ステップ レートで実行するべきなのに、シーケンサがHALT
命令に達すると停止してしまいました。
- BRANDV出力シーケンサ コマンドのマニュアルで、確率を計算する例が間違っていました。
- 1401plus、micro1401、Power1401用の1401サンプリング コードは、全体のイベント入力レートが最大可能レートを超えても、問題が発生しにくくなりました。
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2000年07月 |
3.17 |
新しくなった箇所
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- 最新のWindows 2000およびNTドライバが含まれています。
- Power1401のトップボックスがサポートされるようになりました(ファームウェアのアップデートgが必要です)。
- ADCチャネルの0〜31が使用できますが、16個までの制限があります。
修正された箇所
- 結果ビューの時間差のY軸領域ダイアログでX軸がゼロ以外で始まる場合のエラーを修正しました。
- スクリプトで配列をリサイズして小さくした後に、それを大きくしたとき、それが元のサイズより大きくならないようにした場合は、Spike2がクラッシュすることがありましたが、この問題が解決されています。
- SerialWrite が復活しました。
- XYビューのX軸が変更され、ChanValue() が修正されました。
- プラス付きの任意波形出力の問題が修正されました。
- トリガ モードでのオンライン プロセスが改良されました。
- 複数の1902タイムアウトの問題が修正されました。
- Y軸セットアップは完全に保存されるようになりました。
- DOSからWindowsへのスクリプト コンバータ a/(b/c) の問題が解決され、ルーチンのための解決が追加されましたので、「表示タイプが違います」というエラーがでなくなりました。
- DEMO.PLSは変更が誤りでしたので出力が非常に低速でした。
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2000年05月 |
3.16 |
新しくなった箇所
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- PSTHおよびイベント相関結果ビューには、ヒストグラムを生成したイベントのラスター表示も含めることができるようになりました。 これに伴い、DrawMode()、SetEvtCrl()、SetPhase()、およびSetPSTH()スクリプト・コマ
ンドが変更されています。
- 結果ビューに大きなドットが選択できるようになりました。
- PSTHおよびイベント相関では、スパイク数/秒のオプションとY軸スケール用カウントのオプションが追加されました。
- Sweeps() スクリプト・コマンドは、スイープ数を設定できるようになりました。
- Ctrlキーを押しながら [File] メニューの [Close] コマンドを使用して時間ビューのすべての関連ウィンドウを閉じると、すべての関連結果ビューは .s2r ファイルに保存され、後でこの時間ビューを開いたときにリソース・ファイ
ルから復元されます。 これは新しい試みです。マニュアルにはこれができると書かれていましたが、実際にできるようになったのは今回からです。
だれもこれを使った人がいなければこの機能を削除してもいいかもしれません(今回は正式に削除することになります)。
- イベントのLine Draw モードで水平ラインを描画するかどうかを指定できるようになりました。
- データ・ウィンドウで、ウィンドウをスクロールしたり、垂直カーソルを移動、取得、作成するためのショートカット・キーが新たに用意されました。
- 選択したイベント・チャネル上で、次または前のイベントにジャンプするためのショートカット・キーが新たに用意されました。 これは実験的なものなので、皆様からフィードバックがいただければ幸いです。
- [Edit] の [Preferences] に新しいオプションが用意され、メタファイル出力で軸を描画するときに長方形のかわりに強制的にラインを使用できるようになりました。 これは一部のグラフィック・プログラムへインポートする
際の問題を解決するためのものです。
- [Edit] の [Preferences] に [Draw] ボタンが用意され、軸やデータ・ライン幅の変更の効果を画面で見ることができるようになりました。
- デジタル・フィルタ・ダイアログで、フィルタ周波数を入力し、[Apply] ボタンを押す前に [Set] ボタンを押さなかった場合に、警告メッセージが表示されるようになりました。
これは、このような場合に表示周波数が実際のフィルタにマッチしていないことがあるためにとられた対策です。
- CursorNew() コマンドが拡張され、あらかじめ設定された番号の付いた垂直カーソルを追加できるようになりました。 こうすることで、新しいCtrl+1、2、3、および4 キーボード・ショートカットを記録できるようになります。
修正された箇所
- DrawMode() 文書でCubic spline モードが12となっていましたが、これを13に修正しました。
- App("some string constant") などのスクリプト・エラーがあると、2回目のコンパイル時に致命的エラーが発生する問題を解決しました。
- オンラインのProcess ダイアログでManual を設定しても、100秒のときまたはサンプリングを中止したときにプロセスを得ることがなくなりました。
- INTH の x 軸の開始点としてゼロ以外のオフセットを設定すると、設定ファイルからオフセットが読み取られたときにオフセットが否定されてしまう問題を解決しました。
- 一部のシステム上で、Spike形状テンプレート・ダイアログでフォントがランダムに使われてしまう問題がありましたが、システムに MS Sans Serifがインストールされていればこの問題が発生しないようにしました。
- テンプレート・ダイアログで、テンプレートのサイズを変更したときに両方のラインが欠落されます。
- スクリプトの終了時またはコマンドラインからコマンドを入力した後に、各ウィンドウにRenumberCursors()
が送られていましたが、これがなくなりました。
- 結果ビューでFileSaveAs() スクリプト・コマンドでファイル名を空白またはワイルドカードを含むファイル名を指定しても、必要な実際の保存モードに無関係に結果ビューとしてファイルが保存されることはなくなりました。
たとえば、FileSaveAs("",1,1,"Set text file name"); とすると、拡張子が.txt のファイルが書き込まれますが、そのファイルは実際には.srf ファイルでした。
- Edit WaveMark ダイアログ(オンラインを使用したときに)Online 更新ボタンを押しても、データ・ファイルが開いたときにセットアップされていなかったチャネルで使用した場合は、1401テストLEDを点滅させるだけで、
それ以外のことは一切なにもしませんでした。
- さまざまなスクリプト関数で、現在のビューが「ビュータイプが不正」という意味のつもりで「XYビューではない」というメッセージを表示していました。
変更された箇所
- Channel Display Mode ダイアログで、結果ビューと時間ビューの描画文字を指定できるようになりました。
- 波形チャネルが負の倍率を持つ場合、波形チャネルをイベントとしてインポートするためや軸を最適化するためにレベルを設定したときに、そのような波形チャネルをもっと論理的に取り扱うようにしました。
- 上から下へ増加する値をもつようなY軸を設定してある場合、Optimise を実行してもこれが保持されるようになりました。 以前には、下から上に増加する値になってしまいました。
- XYビュー内のマーカは以前よりもいくぶん小さくなりました。 サイズの設定は、以前にはマーカの半径でしたが今回からマーカの直径になりました。 これは、最小のマーカ・サイズでもプリントするとかなり大きいという
苦情がユーザから寄せられたためです。
- オンラインのProcess ダイアログで、デフォルト設定値が前より適切なものになり、かつオプションの順序がAutomatic 、Trigger 、Manual の順になりました(この方が実状に合っていると思われます)。
- 読み取り専用の.s2r ファイル(例えばCDに入っているもの)を持つデータファイルを開いたときに、以前には無視されましたが、今回からは.s2r ファイルが読み取り専用モードで開くようになりました。
- 軸の描画が少し変わりました。 Edit Preferences で設定されている軸太さが、主軸とメジャーティックに適用されるようになりました。 マイナーティックはこの太さの半分で描画されます。
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2000年03月 |
3.15 |
新しくなった箇所
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- このバージョンからWindows NT2000用のドライバが添付されています。
- スクリプトから FileNew(0,1) コマンドを使用したときに、サンプリング文書がすでに存在している場合、この状況に対して固有のエラーコード(-1579)が発行されるようになりました。
Error$(-1579) は「A data file for sampling already exists; close it first」(サンプリング用のデータ・ファイルがすでに存在します。まずこのファイルを閉じてください)というメッセージを返します。
- ストリングの最大長は、メモリの許容範囲内で65535文字から1000000文字に拡大されました。ただし、ここまでストリングを長くすることはお奨めしません。
このようにした理由は、スクリプトがテキスト・ファイルから非常に長い入力行を読めるようにするためです。Spike2のバージョン2およびMacintoshバージョンでは、65535文字という制限は変わりませんのでご注意ください。
- Window()スクリプト・コマンドは、allow%マスクによってユーザがウィンドウを動かせないようになっている場合でも、ボタンにリンクされているToolbar()アイドル・ルーチンまたは関数から使用できるようになりました。
以前はこのような状況ではこの関数はなにも行えませんでした。
- .S2Rおよび.S2Cファイルからテンプレートをロードするために、すべてのスパイク波形ウィンドウでLoad...という新しいコマンドが用意されました。
- このバージョンから、新しい信号コンディショナ・オプションとして、Power1401 Programmable Gainオプションがサポートされるようになりました。インストール時には、「カスタム」インストールを選択し、
信号コンディショナに対して、Power1401を設定してください。もちろんPower1401はADC Gainオプションも持つ必要があります。
修正された箇所
- Windows 95または98で、平均周波数モードで描画されたイベント・チャネルに対して拡大を大きくしていった場合、グラフィック座標オーバーフローが発生してデータの描画が正しく行われないことがありました。
- LevelデータでChanValue() と MinMax() の両方を使用した場合、1つの辺だけを要求すると、間違った値が返ってくることがありました。
- スクリプトからのデジタル・フィルタリングでは、保存先チャネルを無効にして強制的に再描画されるようになりました。以前には、データをメモり・チャネルにインクリメンタルにフィルタリングすると、
(データは正しくフィルタリングされていても)データが描画されない場合がありました。
- Sample Bar ListダイアログおよびScript Bar Listダイアログで、リストが空の場合は、ボタンやフィールドが有効にならないようにしました。
- 結果ビューに対して ChanMeasure() を使用すると、間違った値が返されることがありました。
- バージョン3.14で、水平カーソルをアクティブにするとクラッシュすることがありました。
- 同一場所に複数のカーソルがあるときに、メニューまたはスクリプト・コマンドを使ってカーソル移動を行わせようとすると、カーソル描画が正しく行われないバグがありました。
- スパイク波形ダイアログで、テンプレートをマージしたときに、マージされたテンプレート・アウトラインが常にただちに更新されるようになりました。
- スパイク波形ダイアログで、チャネルを変更したときに、テンプレート位置をマークしているカーソルがおかしな位置に表示されることがありました。
- コンディショナ制御パネルで行う増幅変更が、「サンプリング設定」で行えるようになりました。
- オンライン信号コンディショナの変更は、TextMarkチャネル(有効の場合)において便利なメッセージとして使えるようになりました。
- XYビューでOptimise()スクリプト・コマンドを使用した場合、-10000の開始値および終了値が無視されなくなりました。
- 時間結果ビューの水平スクロール・バーを繰り返しクリックしても、ウィンドウがスクロールしてしまわないようになりました。
- XYウィンドウのキー・ビューに関するいくつかのバグが解決されました。
- FileClose(-1) は、開かれている外部テキスト・ファイルやバイナリ・ファイルを正しく閉じるようになりました。以前には、これらのファイルはSpike2アプリケーションを閉じるまで開いたままになっていました。
- バージョン3.11で、モード8および9でFileOpen()が複雑なファイル・フィルタを設定できる新機能が導入されましたが、FileOpen("*.txt",8) は.txt拡張子をもつファイルが表示できませんでした。
現在では、新旧いずれの方法でも動作します。
変更された箇所
- 「y軸最適化」は、y軸のトップとボトムで0を認識するようになりました。
- スクリプトからデジタル・フィルタリングを実行した場合は、フィルタ・プログレス・ダイアログを表示させないようにしました。将来にはFiltApply()を調整して、スクリプトを書くときにプログレス・ダイアログの表示を選択できる
ようにするかもしれません。
- マニュアルのRead()の説明が、現在のカーソル位置からデータの読み取りが開始されるというように間違って記載されていました。データは、現在の行の先頭から読み取られます。
- サンプリング中は、サンプリング設定ダイアログで行った変更は保存できなくなりました。これは、最後のs2cファイルが正しい情報を記録するようにするためです。同じ理由から、サンプリング中は、ファイル・メニュ
ーから設定をロードできなくなりました。ただし、サンプリング中でもスクリプトから新しい設定をロードすることはできます。
- デジタル・フィルタ・ダイアログで、すべての機能(パス・バンド、ストップ・バンド、またはバンド・ギャップ)の最小幅がサンプリング周波数の0.005にまで小さくされました。
以前は0.012でした。こうすることでもっとシャープなフィルタが生成できるようになりますが、フィルタがもっと実現しにくいことにもなります。
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2000年02月 |
3.14 |
新しくなった箇所
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- 多くの作業がWaveMarkデータに行きました(Spike形状):Power1401では16チャネルのWaveMarkデータを持てるようになりました。オンライン・テンプレートは1チャネルあたり8個まで持てるようになりました(以前ではす
べてのチャネルに対して合計で8個だけしか持てませんでした)。
WaveMark操作ダイアログでは、チャネルの変更が、マウス・クリックで行うこともあるいはドロップダウン・リストから選択することもできるようになりました。
WaveMark制御ダイアログが改善されました。例えば、ボタン・クリックだけでチャネルを変更したり、トリガ・レベルやテンプレートをオンラインで変更したり、生データをオンライン表示したり、
コントロールの使用がさらに一貫性をもって行えるようになりました。
- USBデバイス・ドライバがサポートされるようになりました。
修正された箇所
- XYビューでのHCursorNew()およびHCursor()の使用(3.13で導入された新機能)でいくつかの改良が施され、かつXYビューでの水平カーソルのためのオンライン・スクリプト文書が更新されました。
- サンプリング時にメモリが足りなくなるのを少しでも防ぐために、1401からのデータを保持するためのメモリ・バッファは、最初のサンプリング時に割り当てられ、Spike2が終了するまでは解放しないようになりました。
これによりメモリのフラグメント化が防げるので、大きなバッファが得られないことによるサンプリングの失敗の危険性がなくなりました。
- 周波数描画モードでのイベント・チャネルのY軸最適化において、最適化するイベントがない場合でも、無意味なY軸レンジが生成されることはなくなりました。
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1999年10月 |
3.13 |
新しくなった箇所
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- バージョン3.12のリリース・ノートで説明した例外10H問題の1つの原因が判明したので、プリンタの使用後に浮動小数点コプロセッサをリセットするコードを追加しました(この問題の1つの原因はHPプリンタ・ドライバでした)。
- オンラインでのスクロール時に行われる画面更新の方法を変更しました。これは、低速のコンピュータやグラフィック・アダプタを使用しているユーザのための対策です。低速機器を使用していると、
マウスの応答が非常に悪くなり、場合によってはサンプリングを終了することが難しい場合がありました。この変更は多少の妥協を伴います。高速マシンをご使用で、オンライン・スクロールのフィーリングが悪くなったと
感じられるのであれば弊社にお知らせください。画面更新を最適化するためのユーザ設定項目をEdit基本設定内に設けることができると思います。
- マーカ・フィルタに新しいモードが追加され、WaveMarkデータ(スパイク)に複数の識別コードを与えることができるようになりました。例えば、2つのスパイクが衝突する場合に便利になりました。
MarkMask()コマンドがマッチするように拡張されました。
修正された箇所
- SampleStart()スクリプト・コマンドは、(正常に動作しているときでも)常にエラー・コードを返し、アラーがあるときにはエラーを返しませんでした!
- Windows 95および98のデバイス・ドライバのインストレーションでドライバがシステム・フォルダにコピーできず、手動でインストールしなければなりませんでした。
- バージョン3.12(だけですが)において、チャネルを削除してからそのチャネル・データ領域を再利用するとデータ・ファイルを破損する恐れがありました(例えば、New WaveMarkを使用して既存のチャネルを上書きする
ときにこのような問題がありました)。このことが起こるのは、削除したチャネルの先頭ブロックが65535バイト以上でそれをデータ・ファイルに書き込もうとした場合だけでした。
- マーカ・フィルタ・ダイアログの拡張の一部として、ダイアログが正しく更新されるようにしました(マスクの順序が間違って表示されることがありました)。複製チャネルと複製ウィンドウも多くの状況で正し
く更新するようになりました。
変更された箇所
- チャネル番号をShiftクリックしてチャネルを選択しても、この選択と前回の選択との間のチャネルは選択されることはありません。ただしそれらが可視の場合は、選択されます。
以前では、不可視の中間チャネルが選択され、それによって予期せぬ結果がもたらされることがありました。例えば、選択されたチャネルを削除するときなどに問題がありました。
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1999年09月 |
3.12 |
新しくなった箇所
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- XRange(-1)はサンプリングまたは再実行時間ビューで自動スクロール・モードを設定するようになりました。以前には、スクリプトから自動スクロール・モードを入力する手段がありませんでした。
- XYビューがカーソルを持つようになりました。カーソル・メニューがXYビューで使えるようになりました。ただし、Cursor RegionsまたはCursor Valuesダイアログはありません。これは主にスクリプトからの使用が目的です。
- Spike2によって呼び出されるプログラムが数値演算コプロセッサの状態を変化させた場合は、ヘルプ・メニューのAbout Spike2ダイアログボックスに「WARNING: FP exceptions were unmasked」
(警告:FP例外がアンマスクされました)というメッセージが表示されるようになりました。システム・クラッシュによる例外10Hメッセージにお悩みの場合は、ときどきこのダイアログをチェックしてみてください。
とくに印刷後にチェックしてみてください。例外10HはSpike2だけでは決して発生しないはずです。発生する可能性のあるのは、Spike2の外部プログラムが数値演算コプロセッサのレジスタの内容を壊した場合だけです。
このメッセージが表示されましたら弊社までお知らせください。
- SonFixは、データ・ファイルの破壊を検出(および修復)する機能が増えました。
- PlayWaveSpeed()は、速度の変更を現在のサイクルが終わるのを待って実行すようにするための引数が追加されました。
- ChanMeasure()は、ウェーブマーク・チャネルを波形またはイベントとして扱えるようにするための引数が追加されました。
修正された箇所
- Windows NT用の1401デバイス・ドライバは、任意の波形出力を使用した場合にシステムがクラッシュする可能性がありましたが、この問題が解決されています。
Spike2は、古いドライバを使用しようとすると警告するようになりました。
- 一部のシステムでチャネル番号が消えるというバグが解決されました。
- [Sampling Configuration] ダイアログの [Automation] タブの [Stop sampling when file size reaches] オプションは、動作が改善されました。以前では、かなり大きなメモリ・バッファが使用され、
Spike2でこれらのメモリ・バッファにデータを保持することが禁止されていた場合、バージョン3.05付近で正常に動作しませんでした。
- サンプリング直後または生成直後のチャネルでマーカ・コードを編集すると、表示すべきマーカ・コードが混乱することがありました。以前は、ディスク上のファイルは正しく編集されたのにメモリ・コピーは正しく編集されない、
といったことが起こりました。
- メモリ・チャネルを保存して作成したチャネルが、ファイルが保存されるまでは間違ったカラーで表示されることがありました。現在では、これが正しく表示されるようになりました。
- 読み取り専用ファイルを開き(たとえばCD-ROMから)、それを再び閉じても、メモリ・リークは発生しなくなりました。ファイルを何回開いて閉じても問題はありません。以前には、いったんファイルを開いたら、
Spike2を閉じるまではそのファイルを再び開くことはできませんでした。
- XYビューの描画モード・ダイアログは、不正値があるとそのままでは閉じられなくなりました。不正値のままダイアログを閉じようとすると、正しい値を設定するように指示されます。
- バージョン3.10以降では、1401plusで出力シーケンサDELAY命令を使用し、かつキーボード文字を使ってシーケンサをルーチングし直してDELAYから抜けると、出力シーケンス内の次の
DELAYが予期せぬ長さになることがありました。今回のバージョンではこの問題が解決されています。
- 不正のファイル名またはパスでサンプリング後にFileSaveAs()が使われた場合、クラッシュが起こることがありました(ファイル自体は編集プレファレンスで設定したフォルダに保存されていました)。
今回のバージョンからは、正しい名前でファイルを保存するように求めるメッセージが表示されるようになりました。
- ディスクリミネータ・カードと一緒に1401を使用すると、サンプリングの開始時にエラーコード3のエラーが発生することがありました。もうこの現象は発生しません。
- いずれかのチャネルがバッファを満たしデータが表示される前にサンプリングが停止すると、データ・ファイルが空であると判断して閉じてしまうことがありました。
- カーソル領域ウィンドウやカーソル値ウィンドウは、EscやEnterキーが押されると消えますが、これらのウィンドウは更新されており、それによって応答が遅くなる場合がありました(とくにカーソル領域の場合)。
- 今回のバージョンから、チャネルを読み取り専用で複製できるようになりました。
- カーソル領域ウィンドウやカーソル値ウィンドウは、チャネルが削除または追加されたときは、(再び)更新されるようになりました。この機能は、バージョン3.08でこれらのウィンドウがフロート・ウィンドウにな
ったときに廃棄されていました。
- カーソル領域ウィンドウは、カーソルまたはチャネルが変わるごとに変更を計算するだけです。
- ファイルの最後でスクロールしたときに、平均周波数のオンライン描画が整理されました。
変更された箇所
- デジタル出力モードがオンライン・スパイク波形マッチングに対して保存されるしかたが変更になりました。以前には、各チャネルごとにモードが個別に保存されていたため、どのモードを使用するかという混乱が発生し
ていました。この機能を使用する場合は、モードが正しく設定されてることをチェックしてから、設定を保存するようにしてください。
- 1401デバイス・ドライバが、リビジョン1.17(NTの場合)または1.84(Windows 95/98の場合)より古い場合は、Spike2はそのことを警告するようになりました。Spike2に付属のドライバをインストールするようにしてください。
- コンテキスト・メニュー(マウス右クリック)は、ウィンドウ上およびアプリケーションのバックグラウンド上をクリックしたときだけ表示されるようになりました。以前は、クライアントではないウィンドウ領域をクリックしたときも
コンテキスト・メニューが表示されていました。
- 存在しないビューに変更しようとするとView()は -1 を返す、とマニュアルに書かれていました。実際には、致命的エラーが発生し、スクリプトが中止されます。
- WaveMarkチャネルがWaveMark、波形、または3次元スプラインとして描画される場合は、カーソル領域ウィンドウはWaveMarkチャネルを波形として扱うようになりました。この仕様で問題がある場合は、
弊社までご連絡ください。
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1999年08月 |
3.11 |
新しくなった箇所
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- スクリプト・ツールバーが新たに用意されました。ScriptメニューのScript List...コマンドとScriptBar()スクリプト・コマンドを使って、ボタンにスクリプトを割り当てることができます。スクリプトの先頭行に’
$label|comment text があると、スクリプトがダイアログからリストに追加されたときに、そのラベルまたはコメントが自動的にロードされます。また、ラベルやコメントを自動的に設定することもできます。
ラベルはボタンに付けられ、コメントは、マウスをボタンの上に置いたときにポップアップ・ヘルプとして使われます。
- サンプリング・ツールバーが新たに用意されました。SampleメニューのSample Bar List...コマンドとSampleBar()スクリプト・コマンドを使って、ボタンにサンプリング設定ファイルを割り当てることができます。
- メイン・ツールバーに新たに2つのボタンが追加されました。1つはサンプリング設定を開くためのもので、もう1つはただちにサンプリングを実行するためのものです。
- Sampling ConfigurationダイアログのModeページに、ラベルとコメントのためのフィールドが追加されました。これらは、Sample Bar Listダイアログから設定ファイルがロードされたときにサンプリング・ツールバーの
ラベルとコメントを設定するために使います。
- サンプリング・コントロール・パネルにドック可能ツールバーが追加されました。このツールバーは、ドックするとデスクトップをその分だけ広く使えます。サンプリングが終わると、このツールバーが(ドック状態でなく)
フロート状態にある場合は画面から隠されます。このコントロールで書き込みを禁止している場合は、Writeテキストが端から端に移動して、データ保存が行われていないということを知らせるようになっています。
- ViewメニューのChange colours...オプションに、Not saving to diskというカラーが追加されました。WaveMark(スパイク形状)以外のすべてのデータは、サンプリング時およびディスクへの書き込みが禁止されているときに、
このカラーを使って描画します。このカラーが使われるのは、時間ウィンドウの右側に最新のキャプチャ・データを表示するときだけです。このカラーを時間表示背景と同じカラーに設定した場合は、
データはオリジナルのカラーで描画されます。
- シーケンサ・コントロール・パネルにドック可能ツールバーが追加されました。このツールバーはフロート状態のときにサイズが変更できます。このツールバーは、ドックするとデスクトップをその分だけ広く使え、
ツールバーが使えないときは無効になります。サンプリングが終わると、このツールバーがフロート状態にある場合は画面から隠されます。シーケンスがロードされるたびに、フロート・ウィンドウ・サイズが拡大し、
すべてのキー(最大40個)が表示されます。
- メイン・ツールバー、編集ツールバー、デバッグ・ツールバーがフラットな表示になりました。サイズも、他のドック可能ツールバーの大きさに合わせました。スクリーン表示フォントを非常に大きくした場合は、
見栄えが悪くなるかもしれません。これらのツールバーは、フロート状態のときはサイズが変更できます。
- スクリプト・デバッグ・モードのローカル変数とグローバル変数の編集ダイアログが統合され、使い易くなりました。配列の値を編集するウィンドウが大幅に改善されました。
- スクリプト・コマンド CursorDelete(-1) は、HCursorDelete(-1) に合わせてすべての垂直カーソルを削除するようになりました。
- データ・キャプチャ中に、メモリ・チャネルを未使用の非サンプリング・チャネルに保存できるようになりました。この操作は解析メニューからおよび MemSave() スクリプト・コマンドから行えます。
保存先チャネルがサンプリング・チャネルでなければ、EventToWaveform() コマンドもオンラインで使用できます。
- FileOpen() スクリプト・コマンドを使用すると、外部テキスト(タイプ8)およびバイナリ(タイプ9)ファイルのためのフィルタが指定できるようになりました。以前には、バイナリ・ファイルと、
Spike2がサポートしているテキスト・ファイル・タイプの一覧を見るために常に *.* を指定していました。この新しい機能を旧版のSpike2で使用してもたんに旧版の動作をするだけで、互換性の点で問題はありません。
修正された箇所
- .smrファイル内の各チャネルごとのデータは、一連のブロック・リストに保持されています。各ブロックは、ディスク上のその前後のブロックへのポインタを持っています。バージョン3.05以降では、自動コミットを使った場合、
あるいはサンプリング・コントロール・パネルを使って書き込みを中断してからそれを再開した場合、ブロック内の後方ポインタが、直前のブロックを指さないでそのブロック自身を指してしまうという問題が発生することがありました。
これが原因で、マーカ・フィルタが設定されているマーカ・チャネルで後方検索を行ったときにSpike2がハングしてしまうことがありました。このようなファイルをお持ちの場合は、
SonFixをご使用になるとそのファイルを修復することができます。Scriptsフォルダ内にFixBack.s2sというスクリプトも追加されています。このスクリプトを使用すると、フォルダ内のすべてのファイルをスキャンして修復してくれます。
- サンプリングをしているファイル内のチャネルに対してデジタル・フィルタを使用しても、Spike2がクラッシュすることはなくなりました。
- DlgList() および MarkMask() の説明文の間違いを訂正しました。
- 印刷後に結果ビューを使用するとプログラムが頻繁にクラッシュするという報告を一人のユーザから受けました。問題の原因となっているプログラム・コードを見つけだし、変更しました。
他のユーザからはこの問題は報告されていませんし、当社でクラッシュの再現はできませんでしたが、プログラム・コードに問題があったことは事実ですので、同様の問題が発生していた方は、
現在では解決されていますのでご安心ください。
- グローバル変数デバッグ表示で、ウィンドウをダブルクリックしても正しい変数が編集できるようになりました。以前には表示から洩れているものが1つありました。
- Sampling ConfigurationダイアログのResolution タブのLongest run time (minutes) フィールドは、初回の表示時に正しい値を表示していませんでした。
- Cursor regions ダイアログは、ゼロ領域を設定したときでも、モジュラスとエリア(拡大縮小後)が正しく表示されるようになりました。
- ChanValue() コマンドとCursor ダイアログで、データ・チャネル上の最初の値が実際の値より少し後方に延長されて報告されるというバグを修正しました。
- FrontView() コマンドもフォーカス(キーボードやマウスの入力を受け付けるウィンドウ)を設定するようになりました。すなわち、サンプリング中にToolbar() コマンドを使用する場合、ボタンに関係付けられているルーチンに
FrontView() を含めて、フォーカスをサンプリング文書に戻すように設定し、キー押下がキーボード・チャネルで行われるようにできます。以前では、ボタンをクリックすると、すべてのキー押下はそのツールバーにいって
しまい、サンプリング文書には行かなかったため、保存されませんでした。
- サンプリング中は、データを記録中のチャネルを削除できなくしました。メモリ・チャネルを保存して生成したチャネルは削除できます。
- 書き込み保護されている.S2Rファイルおよび.S2Cファイル(たとえばCD-ROM上のファイル)から情報をロードできるようになりました。以前には、これらのファイルは無視されていました。
- XYビューに対して n 個のデータ点を与えた場合、x 軸および y 軸の自動拡大縮小を設定するために最後の n MOD 1000点だけが使われていました。現在では、すべての点が使われるようになりました。
- バージョン3でFilePrintScreen() が余分の引数を持っていても、DOSスクリプト・コンバータでこのことが許されるようになりました。
- ViewメニューのShow/Hideダイアログで、XY ビューのチャネルを表示/非表示できるようになりました。バージョン3.10では壊れていました。
- 結果ビューの文脈依存メニュー(マウスの右ボタン・クリック)のオプションとして、Processおよびprocess Settingsが追加されました。
- 波形またはWaveMarkチャネルに対してCubicスプライン描画モードを要求し、その画像をメタファイルとして保存すると、この描画モードがWaveFormに変わり、チャネルが表示されるようになりました。
以前には何も描画されませんでした。Cubicスプライン描画はエンハンスト・メタファイルにだけ保存できます。
変更された箇所
- Spike2の設定ファイル(*.s2c)の名前を変更しても、対話モードおよび FileOpen() スクリプト・コマンドのいずれでも、そのファイルがロードできるようになりました。以前には、
名前を変えると、spike2はそれを受け付けませんでした。ただし、データ・ファイルに関連付けられているリソース・ファイル(*.s2r)は、名前を変えるとロードできません。
- データ・ファイルに対するFileメニューのExportダイアログで、DeleteボタンとExportボタンが適切に有効/無効に機能するようになりました。
- スクリプトからウィンドウを複製する最大数が、10から20に拡大されました。
- サンプリングを(スクリプトからではなく)対話モードで開始したときは、サンプリング・コントロール・パネルとシーケンサ・コントロール・パネルが表示されます。これらのウィンドウがフロート状態のときにサンプリング
設定を保存すると、現在のウィンドウが非表示またはフロートであれば、これらのウィンドウはフロート位置に復元されるようになりました。以前には、つねに保存された位置が復元されていました。この変更は、
ドックされているウィンドウを別のドック位置に移動すると、他のドック・ウィンドウの位置により予期しない結果になることがあったために行われました。
- WaveMark Overdrawモード・ウィンドウで、時間ウィンドウをスクロールしたときは常に、新しいデータは最後に追加されるようになりました。以前には、サンプリング時のスクロールするとデータは更新されました。
ただし、スクロールして画面から消えていったセクションのデータは、以前と同様に、削除されません。これは、画面上にたくさんのデータがあったときに時間がかかるという理由からです。
- 波形チャネルに対するChanValue() は、位置のサンプリング時間の半分以内にある最も近い波形ポイントの値を報告するようになりました。
- App() を使って、ビューがもっと多くのウィンドウを扱えるようにできます。すべてのフロート・ウィンドウを隠す(スクリプト後に復元)必要がある場合は、App(-2) を使ってウィンドウ・カウントを取得してから、ウィンドウのハン
ドルを取得しそれらのウィンドウを隠しその後にそれらを復元するといったループを作成することができます。
- NextTime() および LastTime() によって返される時間を、ChanData() によって返される時間と正確に同じになるように努力しました。以前には、浮動小数点の丸めにより、約10の16乗分の1だけずれていました。
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99年06月 |
3.10a |
修正された箇所
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- The WAVEGO output sequencer command did not work in 3.10 and has been fixed in 3.10a.
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1999年06月 |
3.10 |
新しくなった箇所
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- Power1401、micro1401または1401plusで、サンプリング中に任意の波形が再生できるようになりました。詳細については、サンプリング・コントロール・パネルの説明を参照してください。スクリプトからは、
PlayWaveAdd() コマンドを参照してください。出力シーケンサからは、WAVEGOコマンドを参照してください。「波形再生」コントロール・パネルが新たに追加されました。
- 「サンプリングの開始」レコーディングが改善され、生成されたスクリプト内で不要なウィンドウ更新は削除され、かつ自動ファイル命名およびファイル・コミットに対するレコーディングのサポートが追加されました。
- Spike2の起動時に「今日のヒント」が表示されますが、そのウィンドウのチェックボックスを使って、このウィンドウを表示しないように設定できるようになりました。ここに表示されるヒントの多くはヘルプ・システムへ
のリンクが張られており、そこで詳細な説明を読むことができます。詳細を見たい場合は「Details...」ボタンをクリックしてください。
- 時間ウィンドウで使用できる文脈依存オプション(マウスの右ボタン)の項目が増えました。マーカ・フィルタとデジタル・フィルタが起動できるようになっています。
修正された箇所
- データをサンプリングするたびにシステム・メモリの空きが少なくなっていくバグを修正しました。Spike2を終了しないでサンプリングを繰り返しているとシステムの動作が遅くなることがありました。
極端な場合、あるいはメモリが十分に搭載されていないマシンの場合は、システムがクラッシュしてしまうことがありました。
- データ・サンプリング中にHelpメニューのAbout Spike2コマンドを起動すると、サンプリングが停止してしまう問題を修正しました。
- 描画モード・ダイアログを開いたまま時間ビューを閉じると、Spike2がクラッシュすることがありました。
変更された箇所
- スクリプト言語のストリングが65535文字を超えてはならないという制限がなくなりました。ただしこの文字数を超えていると、Spike2のバージョン2やMacintosh用のSpike2ではスクリプトが動作しません。
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1999年05月 |
3.09 |
新しくなった箇所
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- プログラムの起動時に、1401モニタROMのバージョンがチェックされ、問題になるほど古い場合はメッセージが表示されます。
- 軸番号を大量に保存できます。
- FilePath$でopt%が2のときはアプリケーションのパスを取得し、3を使用すると自動ファイル保存のパスを取得するようになりました。同様に、FilePathSetの自動保存パス設定には、これまでの2に代わって3を使用します。
- コンディショナ・サポートがインストールされていないときは、設定ダイアログボックスのコンディショナ設定がグレーになります。
- コンテキスト・メニューが大幅に改良され、クリックした位置に垂直カーソルを追加する項目として「New Cursor」が新たに加わりました。
修正された箇所
- サンプリングの開始時に「1401 is not responding」というタイムアウトが間違って発生していた問題が解決されました。
- スパイク形状ダイアログの初期化時に、不正なメモリ・アクセスが発生しなくなりました。
- カーソル値ウィンドウに一部のウェーブマーク・データ・ポイントが表示されない問題が修正されました。
- カーソルを削除すると、対応するカーソル値カラムが常に消去されます。
- ファイルを開くダイアログボックスで、不要な「読み取り専用で開く」チェックボックスがなくなりました。
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1999年03月 |
3.08 |
新しくなった箇所
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- 自動サンプリング設定を利用したとき、ファイル名を自動的にインクリメントしながら付けられるようになりました。また、データ・サンプリング終了時に、ファイルに付けるコメントを問い合わせるかどうかも設定できます。
スクリプト言語コマンドのFilePath$()とFilePathSet()が拡張され、これらの新しい機能のパスを扱えるようになりました。SampleAutoName$()とSampleAutoFile()が追加されました。
- カーソル測定ウィンドウは、他のすべてのビューよりも手前に表示されるようになりました。カーソル・ビューの印刷コマンドとコピー・コマンドがコンテキスト・メニューから使用できるようになり、
ウィンドウ上でマウスの右ボタンをクリックすると、印刷、クリップボードへのコピー、またはLogウィンドウへのコピーを行えます。カーソル・ウィンドウの位置はすべて.s2rリソース・ファイルに保存されますが、データ・ファ
イルを読み込んでもウィンドウが自動的には開きません。カーソル領域ウィンドウに数多くの測定機能が追加され、新たにChanMeasure()スクリプト・コマンドをサポートするようになりました。
- Cursorsメニューから水平カーソルをアクティブにでき、その位置は.s2rリソース・ファイルに保存されます。
- チャンネルを選択するための選択領域の高さが、Y軸の高さいっぱいまで拡大されました(これまでは、数字の高さしかありませんでした)。したがってチャンネル番号だけでなく、チャンネル軸領域のどこをクリックしても、
そのチャンネルを選択できるようになりました。選択されたチャンネルは、チャンネル番号とY軸領域の背景がグレーになることで示されます。Y軸の下、X軸の左(Y軸が右にあるときはX軸の右)にある四角形をクリックすると、
すべてのチャンネルを選択解除できます。今回変更した選択状態の新しい表示方法について、弊社までご意見をお聞かせください。
- SONFIXプログラムは、さまざまな事故に対処できるようになり、(データ取り込み中の停電などによる)よくある障害をこれまでよりもはるかに信頼性高く回復できます。
- EditメニューのUndoボタンが、データ表示変更に対してマルチ・レベルになりました。ドラッグ操作だけでなく、XおよびYダイアログとボタンによる操作も保存されます。
- サンプリング中に中止しようとしたとき、まだデータがディスクに書き込まれていなければ何も問い合わせされません。すでに書き込まれてしまったときは、必ず問い合わせがあります。
データが書き込まれる前にサンプリングを途中で停止すると、データ・ファイルは削除されます(これまでと同じです)。
- チャンネルのY軸上をダブルクリックすると、そのチャンネルが縦方向いっぱいに表示され、他のチャンネルはすべて隠れます。もう一度ダブルクリックすると、前の状態に戻ります。この状態でデータ・ファイルを閉じると、
前の状態に戻すための情報は保存されません。
- チャンネル複製コマンドは、あらかじめチャンネルを選択しておかなくても使用できるようになりました。複製するチャンネルを選択するためのダイアログが開きます。チャンネルが選択されていれば、当然それがリストの
先頭に表示されます。
- New WaveMarkダイアログで新しいチャンネルを作成すると、新しいチャンネルはただちに表示されます。すべてのスパイク形状ダイアログで、設定の矛盾がさらに詳しくチェックされるようになりました。
- メモリ・バッファが新しいディスク・チャンネルへ書き込まれると、新しいチャンネルが表示されるようになり、必要に応じてチャンネル表示設定がメモリ・チャンネルからコピーされます。
- データ・ビューがコンテキスト・メニューを持つようになりました。そのため、時間ウィンドウ、結果ウィンドウ、またはXYウィンドウでマウスの右ボタンをクリックすると、ポップアップメニューが現れて、
よく使われるオプションが表示されるようになりました。
- 表示カスタマイズ(チャンネル、X軸、Y軸、およびグリッドの表示/非表示)用のダイアログが拡張され、Y軸を右側に表示したり、チャンネルのタイトル、単位、チャンネル番号の表示/非表示を切り替えられるようになりました。
また、新しい機能をサポートする、YAxisMode()とChanNumbers()という新しいスクリプト関数も追加されました・
修正された箇所
- ユーザからの報告はありませんでしたが。スパイク形状設定ダイアログがハングアップするというマイナーな問題を修正しました。また、おそらくは設定が不正なことが原因で、セットアップ・ダイアログを開くときに
クラッシュするという問題も修正しました。
- 3.05で行われたサンプリングの変更によって、1401plusがトリガ・サンプリング・モードでタイムアウトすることがありました。この問題が修正され、1401のタイムアウトが再び検出されるようになりました
(3.05では検出されません)。この修正によって、一部の1401plusユーザから報告されていた、データは失われないが画面がいったんフリーズし数秒後にフリーズから復帰するという問題も解決しているはずで、
- チャンネルの先頭のウェーブマークは、時間が負の値であっても強制的に0にされます。波形のサンプリング・レートが遅く、プリ・トリガ時間が長い状態でウェーブマークが記録された場合、
これまでは負の時間が返されることがありました。
- ヘルプを利用できるダイアログが増えました(たとえば、XY描画モード・ダイアログとXYオプションダイアログ)。
- Y軸最適化メカニズムすべてで、データに変化がない状態を扱えるようになったので、一定のデータが表示されます。これまでは、表示が変化しませんでした。
- 対応する.s2rファイルがない場合、結果ビュー・ファイル(.srf)が開くようになりました。バージョン3.05ではエラー・チェックが厳しすぎたことが、このバグの原因です。
- 壊れた結果ビュー・ファイルを開こうとすると、そのファイルは問題があるということがメッセージ・ボックスに表示されるようになりました。これまでは、何も起こりませんでした。
- 1401でこれまで以上にサンプリング・エラー状態を検出できるようになり、エラーが検出されるとただちにサンプリングが停止されます。特に、古い80kHz ADCブロックを80kHz以上で1401plusと組み合わせ
て使用した場合、おかしなデータを取り込まないよう、ただちに警告が発せられます。1401のタイムアウトが再び検出されるようになりました(3.05では検出されません)。
- バージョン3.05以降、オンライン画面更新の頻度が、もっとも遅い波形チャンネルのレート以下になりました。大多数のお客様は非常に高速なサンプリングを行われますが、1Hzサンプリングをされるお客様には
ご迷惑をおかけしていました。これが修正されています。
- スクリプト言語SampleWaveMark()はイベント・レート変数を必要としていましたが、マニュアルどおりの動作になりました。
- デジタル・フィルタの出力範囲に0が含まれていない状態で、スケールの再設定を要求すると、結果のデータがクリッピングされてしまいました。もうこの現象は発生しません。
- 出力シーケンサのSETコマンドで、DACに0以外のオフセットを与えると、オフセットがADDACnコマンドの値の計算で使用されてはいけない場面で、使用されていました。
- ある状況下で、チャンネルへデータを書き込んでからそのチャンネルを削除し、さらにそのチャンネルへタイプの異なるデータを書き込むと、Spike2がクラッシュしてしまうことがありましたが、この問題が解決されています。
この解決策では、新しいデータの書き込み後にシステムの電源が切られてもファイルが完成するよう、新たに書かれたデータを保持するようにもしました。
- サンプリングの開始時、1401との通信中にエラーが発生したときは、Spike2が1401と情報のやりとりができなくなってしまい、Spike2をいったん閉じてから開き直さなければならないことがありました。
- Spike2がサンプリングを終了しようとしていたときに一部のスクリプト関数が使われていると、そのスクリプト言語によってSpike2がクラッシュしてしまうことがありました。
- データ・ファイル中または1401から返されたイベント回数が不正であると、PSTHとイベントの相関関係ルーチンがSpike2をクラッシュさせることがありました。
変更された箇所
- このバージョン以降では、前回実行したものとはバージョンの異なるSpike2を実行したときは、ツールバーが前回の状態に復元されないようになりました。
- 次回リリースでツールバーをさらに追加する予定がありますが、現在使用しているシステム・ソフトウェアではツールバーが増えた新しいバージョンをロードしてからツールバーの少ない旧バージョンをロードするとクラッシュし
てしまうというバグがあり、これを回避するために今回の処置がとられました。
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1999年02月 |
3.07 |
Fixes
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- スクロール・ウィンドウ内で消えたり、消滅したりしていた、水平カーソルの描画が修正されました。
- 不要なサンプル・データをうまく破棄できるようになりました。必要なデータは問題無く保存されます。
- サンプリング・バッファのリンケージが整理され、サンプリング中にデータが正しく描画および解析されるようになりました。
- ドットによるデータの描画が改善され、動作の信頼性が向上しました。
- データの含まれないデータ・ファイルを保存するかどうかを、ユーザに問い合わせなくなりました。
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1999年02月 |
3.06 |
新しくなった箇所
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- バージョン3.05に対して、大幅に新機能が追加されました。また、SONデータ格納ライブラリが改善されて、インストール・プログラムも新しくなりました。このバージョンではインストール・プログラムと、3.05のリリー
ス後に発見されたバグも修正されており、デジタル・フィルタリングに関するエルゴノミクスも改善されました。新機能使用前にフィルタをセーブする必要がなくなり、デジタル・フィルタリング・ダイアログが使いやすくなりました。
フィルタを変更したときは、新しいフィルタをすぐに適用できます。フィルタ・ダイアログを閉じるときに、変更をセーブするかどうか選択できます。また、フィルタ・ダイアログが使用するメモリも非常に少なくなりました。
フィルタ・ダイアログは、オンライン・ヘルプにリンクされるようになりました。
修正された箇所
- 波形メモリ・チャンネルへインポートしたときのオプションの初期表示が改良されました。
- 3.05で発生していた、すでに存在するファイルへデータ・ファイルをセーブしたときの問題が修正されました。
- 3.05で発生していた、新規作成したウェーブマーク・チャンネルを編集(再分類)するときにGP障害が起きるという問題が修正されました。
- テキスト・マーカは、時間プリセット値とともにセーブできるようになりました。コンディショナ・ダイアログを閉じるときに、1902シグナル・コンディショナからときどきスプリアス・エラーが発生することが報告されていました。
コードを整理しましたので解決しているはずです(再現できませんでしたので、確実ではありません)。この問題に見舞われた方は、正確なエラー・メッセージを弊社までEメールでお知らせください。
- ディスクに大きな空きスペース(2GB以上)のある場合、ディスク・スペースについての警告メッセージが出てサンプリングが停止する可能性がありました。このような状況で空きスペースを計算するコードを変更しました。
- バージョン3.05では、同7.時に開ける最大のチャンネル数とファイル数のデータが保存できるように、SONライブラリが最大7.5MBのメモリを使用していました。今回からは、実際に使用しているチャンネル数とファ
イル数に必要なメモリ・スペースだけしか使わなくなりました。
変更された箇所
- デジタル・フィルタリング・ダイアログが簡略化され、ボタン数が少なくなりました。
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1999年01月 |
3.05 |
新しくなった箇所
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- Analysisメニューにデジタル・フィルタが追加され、スクリプトにはデジタル・フィルタ用コマンドが追加されました。スクリプトライタは、Filtxxx()ファミリ・コマンドを使うと周波数で定義したフィルタを扱え、
FIRxxx()コマンドを使うとサンプリング・レートを分数で定義したフィルタを扱えます。デジタル・フィルタ出力は、新規または既存のメモリ・チャンネルに送ることもあるいはディスクベースのチャンネルに送ることもできます。
- Power1401は、データ・キャプチャをサポートするようになりました。このバージョンでは、ADCのレートを250kHz(将来のバージョンでは拡大される可能性がある)に設定できます。
micro1401および1401plusの166kHzという制限は変わりません。Power1401の将来の拡張予定としては、最大16チャンネルのスパイク形状データ、オンライン・テンプレートの増加、波形サンプリング・レ
ートの高速化などがあります。
- 1401plus、micro1401、およびPower1401では、1401からホストへのデータ転送コードが大幅に改良されました。最良の結果を得るためには、PCIインタフェース・カードのご使用を推奨します。データ・キャプチャ中、
とくに複数データ・チャンネルの使用時に、システムの応答が非常に良くなったことにお気付きになるはずです。コンピュータのディスクへのデータ書き込みがある程度遅い場合、Spike2は画面の更新をやめ(ない部分はグレ
ー表示)、時間のかかる計算をやめてカーソル・ウィンドウを更新します。
標準の1401をご使用の場合は、性能に多少の影響を受けることがあります。また、1401のインタフェース・カードのDMAを無効にしている場合は、システムの反応がもう少し遅く感じられることがあります(むしろ使いやすいと
私たちは考えています)。可能な場合は、できるだけデータ転送にはDMAをご使用になることを強くお勧めします。以前のバージョンと比較した、今回のバージョンのサンプリング性能についてのご意見をお聞かせください。
- 1401plus、micro1401、またはPower1401がデータ・バッファのオーバーランを検出すると(ホストのディスクへのデータ書き込みが遅すぎてデータを取りこぼした場合)、サンプリングは即座に停止されます。
以前はサンプリングの終了後に警告メッセージが表示されましたが、数時間後になってしまうことがあるため不便でした。
- データのサンプリング中に、データ・レートが速すぎてイベント・データまたはスパイク形状が1401plus、micro1401、またはPower1401内部で失われると、キーボード・チャンネルにマーカ・コードFFが付加されます。
この現象は内部的な問題であり、イベントやスパイクが失われるだけで、データの完全性が失われることはないため、サンプリングは停止されません。サンプリングが停止された場合は、警告メッセージも表示されます。
この問題に見舞われた場合は、サンプリング設定の中でイベント・レートを現実的な値まで下げてみてください。
- サンプリング設定がタブ形式のダイアログになり、将来の機能追加に対応できるようになると同時に使いやすくなりました。また、ADCの適切な変換時間を表示する、ResolutionページのSuggestボタンなどの新機能も
追加されました。選択したシーケンサ・ファイルの先頭も数行分が表示されるようになりました。
- EditメニューのPreferencesで、軸およびデータに使用する線の太さを指定できるようになりました。この最大の目的は、最近の高解像度プリンタでは印刷時に線が非常に細くなってしまうのを改善するためです。
- CtrlキーとBreakキーを同時に押すことで、時間のかかる描画動作を中止させることができます。通常、BreakはPauseと同
じキーになっており、ほとんどのキーボードでは右上にあります。このキーの組み合わせでCursorダイアログによる動作を中止させることもできますが、結果が正しくなくなります。サウンド機能を利用できるシステムでは、
描画の中止が音で知らされます。更新されるはずだった画面領域はグレーで表示されます。
- スクリプトの実行速度が改善されました(再改善)。
- アイドル・プロシージャが有効になった状態でスクリプトを実行しているときは、メニュー・バーをクリックするとアイドル・ルーチンが実行されます(ただし、最大速度は1秒間に18回です)。
以前は、このような状態でアイドル・プロシージャは実行できませんでした。
- ブレーク・ポイントでデバッグ・バーが表示されるとき、サウンド・カードがあれば警告音が発せられます。「
メニュー・ポップアップ」 サウンドが設定されていると、デバッグ・バーが表示されてコントロール可能になったときにその音が鳴ります。
- 以前は、データをサンプリングして表示されたデータをスクロールするとき、その表示されたデータの上に別のウィンドウ(サンプリング制御ダイアログなど)があると、画面の更新が非常に遅くなっていました。
このような状況での画面の更新が高速になりました。
- Analysisメニューのメモリ・バッファ・ダイアログが改善されました。
a) チャンネル書き込み時のデフォルト形式オプションが改善されました。
b) メモリ・チャンネルを任意の互換形式で保存できるようになりました。
c) スクリプトを記録しながら、新しいメモリ波形チャンネルを作成するための正しいサンプリング・レートが表示されます。
- About Spike2ボックスに、1401のデバイス・ドライバのリビジョンが表示されるようになりました。また、1401のデバイス・ドライバが古い場合、Spike2の起動時に警告が表示されます。
- 古いSP2DIGコマンドでサンプリングしようとすると、警告が表示されサンプリングがキャンセルされます。
- Y軸レンジ・ダイアログボックスにShow Allボタンが追加されました。現在の描画モードでの標準表示範囲を設定するYRange(chan)が使用できるようになりました(設定できる場合のみ)。
- Power1401では、1μsecきざみで最低10μsecの時間ステップで出力シーケンサを実行できます。また、micro1401および1401plusではさらに高速に設定できますが、ステップ時間を50µsec未満
には設定しないよう強く推奨します。micro1401および1401plusのステップ分解能は、Power1401ほど良好ではありません。4、6、9、10、および15µsecの倍 数と
- 新しいオプションとしてサンプリング設定自動化ページが追加され、サンプリング中に一定の時間間隔でサンプリングされたデータをディスクへ保存できます。このオプションを使用すると速度的に不利になりますが、
停電やシステム障害が発生しても失われることのほとんどないデータ・ファイルが作成されます。ただし、SonFixを実行して、作成されたファイルを整理しなければなりません。
修正された箇所
- データ・ポイント数やプリトリガ時間の異なる複数のチャンネルを持つWaveMarkデータがある場合、サンプリング設定セクションのチャンネルを変更しても、表示が乱れなくなりました。プリトリガ・ポイント数が不
正な数になるところまでズームインできず、プログラムがデータ表示を拒否するようになりました。
- 波形として表示されているRealMarkチャンネルのChanValue()が機能するようになりました。
- XY View Print Previewには、画面に見えているものが表示されるようになりました。
- ライン・モードでの結果表示に対してPrint Screenが正常に機能するようになりました(これまでは、ビューを画面の左上へシフトするとデータがクリップされました)。
- SetEvtCrlShift()で自動補正にシフト量を設定すると、正しい時間シフトにおいてではなく、時間0において保存データからデータが差し引かれます。
- Print("\ttext")は、間違った場所にテキスト・キャレット記号を残していました。
- ビュー番号が正しくないと、FrontView()は(マニュアルに記載されているように)-1を返すようになりました。これまでは、エラーとなってスクリプトが停止していました。
- View(-1000)を二重に実行しても、不正なスクリプトを生成することがなくなりました。
- データをサンプリングし、サンプリングをリセットしてからウィンドウのサイズを変更したとき、古いデータが描画されなくなりました。
- データ・ファイルから設定を読み込んだ後(通常は設定ファイルから読み込みます)、ADCのサンプル・レートがSampling Configurationダイアログに正しく表示されるようになりました。
- 出力シーケンサ制御ダイアログが選択された状態でのキー押下が記録されるようになりました。
- SonFixプログラム(破損したデータ・ファイルの修復)が改善され、サンプリング中の停電で破損
したデータ・ファイルの回復能力が向上しました。これまでは、ディスクの事故で破損
した小さなファイルは回復できましたが、巨大なファイルは不
可能でした。サンプリング設定にある新しいCommit機能を使用すると、回復の可能性がほぼ100%まで高まります。
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1998年09月 |
3.04 |
新しくなった箇所
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- オフライン・データ再生機能。1401 DACを使って波形データとウェーブマーク・データが再生できます。また、コンピュータにサウンド・カードがインストールされている場合は、それを使って再生することもできます。この機能を使用するには、データ・ファイルを開いてから、SamplingメニューのOutput Waveform...オプションを使用します。サウンド・カードに出力するには、最初の出力チャネルに対するドロップダウン・リストからSoundを選択します。現時点では、まだこの機能に対してスクリプトはサポートされていません。
- Sound() スクリプト・コマンドは、サウンド・カードを使用してディスク上の .WAV ファイルを再生できるようになりました。
- テンプレート・マッチング l
- ダイアログのサイズが変更できるようになり、テンプレートを大きくできるようになりました。 l
- サウンド・カードがインストールされている場合、Spike2 はサウンド・カードを使ってスパイク・マッチングのサウンドが再生できるようになりました。 l
- ダイアログ内からチャネルが変更できるようになりました。 l
- データを集めてエラーに対してだけマッチングするときに、テンプレート制限を無効にできるようになりました。これにより、ある場合にスパイク・マッチングがよくできるようになります。 l
- Edit WaveMarkセクションだけにあったコントロール類のほとんどが、すべてのテンプレート・ダイアログでも使用できるようになりました。 l
- 時間ウィンドウの中心に「特殊」テンプレート・カーソルを残しておくための、新しいコントロール・ボタンができました。 l
- 特殊カーソル上でCursorメニューの Fetch と Move to 項目が使用できるようになりました。 l
- Analysis メニューの Edit WaveMark
- オプションをオンラインで使用して、ソーティングをモニタしたりサウンド・フィードバックを使用したりできるようになりました。 l オンライン時にEdit WaveMarkオプションでテンプレートに加えた変更が、サンプリング設定に保存されるようになりました。したがって、出力シーケンサを実行した状態でテンプレートを構築することができ、この後で再起動すればこれらのテンプレートは1401に送出されてオンライン・マッチングに使用できます。 l
- パラメータ・メニューと同じように、テンプレート・ダイアログも最後の位置を記憶するようになりました。 l
- パラメータ・メニューが再編成されて分かりやすくなりました。 l
- マーカーフィルタ・ダイアログへのリンクが改善され、マーカーフィルタでの変更がすべて直ちに反映されるようになりました。
- 波形データおよびウェーブマーク・データに対して、新たに3次元スプライン描画モードが加わりました。これにより、波形データは滑らかな曲線で描画でき、ポイント間のデータの近似が直線よりも改善されます(ただし、データ内に、サンプリング・レートの半値より上の周波数成分がない場合です)。
- EditメニューのPreferencesで、クリップボードへのデータのコピーに対して拡張メタファイル・フォーマットが使用できるようになりました。3次元スプラインまたはソノグラムをもつ画像をエキスポートしたい場合は、このフォーマットを使用する必要があります。ただし、古いソフトウェアではこのフォーマットをサポートしていないものがかなりあります。このフォーマットを使用しない場合は、3次元スプラインとソノグラムは出力には現れません。
- Windows メタファイル・フォーマット(*.WMF)のほかに、拡張メタファイル・フォーマット(*EMF)でも画像をエキスポートできるようになりました。このフォーマットを選択するには、ファイル名の拡張子に .EMF を付ける必要があります。この拡張子を付けなかった場合は、Windowsメタファイル・フォーマットで出力されます。グラフィック・プログラムのなかには、EMF用のインポート・フィルタを持っているといわれていても、実際にSpike2からEMFファイルをインポートしてみると正しくインポートできないものがあることが分かりました。弊社でWord 97を使ってEMFファイルをテストした結果では、EMFファイルは正しく処理されることが確認されています。
- ViewKind() でビュー・ハンドルを引数として使用できるようになり、ビューをスワップする前にそれが存在しているかどうかがテストできます。
- 評価ツールバーに Eval(...)ボタンが新たに加わりました。このボタンは、入力した最後のステートメントの結果を印刷します。これは、実行ボタンを使用する前の式の回りにEval(...)を簡単に入力できるようにしたものです。
修正された箇所
- XY ビューのY軸レンジが、.sxyファイルのロード時にリストアされるようになりました。
- スクリプトによって作成されたメモリバッファ・マーカーチャネルが、ウィンドウのサイズが変更されるまで表示されないことがありましたが、この問題が解決されました。
- Sampling設定メニューのConditionerボタンを使用したときに擬似的な「Unknown 1401 error 2」が発生する問題が解決されました。
- スクリプト・ビューで、左マージンでダブルクリックした行の次の行でブレークが設定されてしまう問題が解決されました。
- Spike2 ファイルとマッチング .S2Rファイルが格納されているCD-ROMを持っている場合、ファイルを閉じてもSpike2 がハングアップする問題が解決されました。
- 入力したスクリプトを実行中に評価ツールバーに割り込めた場合、変数とコール・スタックを見ることができるようになりました
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1998年07月 |
3.03 |
新しくなった箇所
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- リードオンリーのデータファイル(例えば CD-ROM の上にバックアップをとられたファイル)を開くことができるようになりました。 これらの[リードオンリーの]ファイルのタイトルバーはディスク上のファイルは変えることができないということを示します。 チャネルはかりあるいはコメントを変えるのを止めません、例えばこれらの変更はファイルでセーブされません。 チャネルを削除するか、あるいはこのようなファイルにメモリーチャネルを書き込むことができません。
- このバージョンに付属された1401のデバイス・ドライバとSpike2 自身は、1401のハードウェアがリセットすることが必要な分を取り去るために変えられました。 これは、 1401plus アウトプットシーケンサー使用者が、サンプリングが始まる前に、見せかけだけのデジタル出力拍を受信しないようにされます。 しかしながら、それらのすべてを取り去ることができません。 ハードウェアのリセットは1401が開けられる、最初の瞬間、またはサンプリングを中止するかリセットするような時に起こります。 どうか1401のデバイス・ドライバを更新してください。
- プリファレンスダイアログは、 Micro1401 使用者が(1401標準と 1401plus との互換性のために)後面パネルデジタルコネクタにイベント0と1の経路を決めることができるように新しいオプションを持っています。
- もし1つあるいはそれ以上の選択されたチャネルを持っているなら、もっと多くのダイアログがリストで最初のチャネルの代わりに、最初の適切な選択されたチャネルを提供しようと試みます(通常キーボードマーカ)。 同じく、上書きするためにチャネルを選ぶ時に、リストはデフォルトで最初の使われていないチャネルを選択するようになりました。
- ダイアログタイトルをMessage () 、Input () 、 Input$() と Query () スクリプトコマンドにセットすることができるようになりました。
- Scriptsが最高20%より速く作動します。
- SON ファイルに保存される5行のファイルコメントを点検して、編集することができまるようになりました。 これらのコメントはスクリプトから常にアクセス可能でした; View メニューFile Comment Commandからそれらを見て、編集することができるようになりました。
- 同様に瞬時周波数と平均頻度を毎分または毎秒との時点で表示することができます。 単位「 Hz 」から「bpm」まで変化します。 新規「毎分」がチャネル表示モードダイアログでように見えます。 DrawMode () と ChanValue () コマンドは時間ビューがこの新しい機能を収容するために並み数11と12を受け入れることができるようになりました。
- Sampling Configuration ダイアログで、実際の波形サンプリング速度がもしチャネルのために20%以上理想的な率と異なっているなら、赤く塗られます。
修正された箇所
- テキストビューまたはストリングの終わりに\n文字がないログに印刷する時は、ビューは更新します。以前は行末文字が送られるまで更新しませんでした。
- プリントされる時、タイムと結果ビューカーソルは上方に移動されることはなくなりました。
- ドキュメンテーション: ArrIntgl () はfunc ではなく、 proc です。
- テキスト探索でのマッチケースチェックボックスが使えるようになりました。
- 分析メニューパワースペクトルコマンドはあまりにも大きい2のファクターのDCパワーを返していましたが直されました。 他の周波数においてのパワーは正しかったです。
- もし修正したサイズのチャネルのXY ビューとチャネル大きさの不運な組合せの場合にデータポイントを加えたなら、 以前はSpike2 をハングが起こりました。
- 元のファイルの頂上にデータファイルを書き出すことはできなくなりました。
- 字下げして書かれたテキストブロックのアンドゥ (1行以上を選び、字下げして書くためのタブキー)が正確にできるになりました。 以前もできましたが、ただ字下げして書かれたブロックの最初のラインをアンドゥしただけでした。
- 1時ビューチャネル作図モードを変える時に発生するバグが修正されました。 すべてのチャネルはWaveMark OD (WaveMark OD) モードと正しい軸の限界を正確に拾い上げることができるようになりました。
- もし縦のカーソルをスクリプトから動かす時は、開いているどんなカーソル領域あるいはウィンドウ値でも更新できるようになりました。
- データが変えられる時、レベルイベントデータを持っているメモリーチャネルが正確に書き直せるよううになりました(例えばイベントの奇数を削除することはファイルの終わりまで書き直してしまうということが起きます。)
- もし2度以上複写されるデータチャネルを削除する時に、 Spike2 がクラッシュしなくなりました。 8以上の文字の新しいタイトルで使われた SampleTitle$() がその形状を破棄しなくなりました。
- MemImport () をイベントチャネルを引き金として使っているWaveMark チャネルから Wavemark チャネルまで読み込む時 、 Spike2 をクラッシュしなくなりました。
変更された箇所
- ArrFFT () コマンドと関連づけられたドキュメンテーションは変えられました。 主要な変更はパワー(モード5)がより小さい2のファクターであるということです。 これは与えられたデータの配列、 ArrFFT () からの力の合計がデータ値の数によって分割されたオリジナルのデータ値の2乗の合計と等しくなるようになったという意味です。 以前の結果はただ振幅の2乗でした。 どのように ArrFFT コマンドが複合時系列からトランスフォーム複合周波数系列に関連しているかを説明しているMS - Word (MS - Word) ドキュメントが利用可能です。 それを求めるのであればgreg@ced.co.uk に電子メールで送ってください。
- 多くのデータポイントを持っている XY ビューが、ポイントをデリートする時、今ずっとより速くなりました。
- スクリプトビュー機能ドロップダウン・リストが、長い関数名が取り除かれないようにより広くなりました。
- 使用者によって定義されたダイアログの項目とメッセージのボックスの中の間隔はいっそう合理的になものになりました。 Waveformあるいは WaveMark メモリーチャネルをインタラクティブに作る時に埋め合わせられる大きさと「テンプレート」チャネルのユニットは同じくコピーされます。 以前は目盛りが1.0にセットされて、0.0に埋め合わせられました。 次に最も起こりうることは作用量がテンプレーチャネルからデータを読み込むことでしょう、その大きさとオフセットが同じであることは重要です、さもなければデータクリッピングあるいはレゾリューションの損失が容易におこります。
- 垂直な間隔チャネルのアルゴリズムはより等しいスペースを分けるために変えられました(Y軸を持っているチャネルの間の1ピクセルの相違はせいぜい1ピクセルでしょう)。 同じく、チャンネルはデータの余白ためを最大にするためにいっそうしっかり詰め込まれます。特にY軸が止められる時。
- 出力シーケンサーで、もし出力率が0であるなら、CRATEアウトプットDAC は更新されなくなりました。 これは、 DRATE が使われ、CRATE DAC (CRATE DAC) が両方ともが使われ、小さいオーバーヘッドの出費において使われない時に、タイムペナルティーを減らします。 それは同じく DRATE シヌソイドが使われる時、CRATE DAC (CRATE DAC) が値を変わらないことを意味します。 たいていの人のためにこれは改善であるでしょう、しかしそれは、もし DRATE が使われる時に CRATE DAC を変化している値に頼るのなら、問題であるかもしれません。
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1998年05月 |
3.02 |
新しくなった箇所
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- スパイク 形取り込みは、スパイクテンプレートが一致される時にデジタル出力を供給することができるようになりました。 これは非常に求められた特徴です、しかしオンラインヘルプでスパイクと対応する脈拍の時の間に起こりうる時間遅れについての警告を読んでください。
- スクリプトコンパイラは4つの新しいい実、整数タイプ用の +=, -=, *= と /=、ストリングのための += を使えるようになりました。 これらは、(より速く)いっそう効率的にスクリプトを走らせます。
修正された箇所
- WaveMark チャネルは必要とされる分だけのデータをオンライン修正を試みます。 もしWaveMarkモードで WaveMark チャネルを示すなら、すべてのマークされたコードは、たとえそれらが重なったとしても示されます。 Waveformモードを選ぶことによって(より速い描画のために)マーカコードを抑制することができます。 出力がスクリーンへへ映し出される時、フォントサイズによってドッドの大きさは調整されません。ドッドの大きさはプリントすることに対して大きさを調整されます、次にサイズセット(スクリプトから)はポイント(1インチの1/72)です。
- WaveformチャネルがただWaveform、点あるいはソノグラム描画モードにセットされることができるだけとなります。
- Triggered ディスプレイモード: レベルチャネルがディスプレイのために引き金を使った時に発生するクラッシュを直しました。 レベルチャネルがいずれかのエッジの上のディスプレイを引き起こすでしょう。 ディスプレイ引き金ホールド時間が広域サーチの終わりになりました。それはディスプレイ引き金機能を使うことをずっとより容易にするからです。
- 棒グラフメタファイルアウトプットがCorelDrawでよりスムーズに映せるようになりました。
- その他: 結果と XY ビューx軸ラベルが、問題を避けるためにセーブされる時、51の文字に制限されるようになりました。 長いアウトプットシーケンサーファイル名が、問題を起こす前に、ディスプレイ目的のために取り除かれるようになりました。 スペースを含む長ファイル名が Windows エクスプローラ から開かれることができるようになりました。 XY ビューでの XLow () と XHigh () は考慮された値を与えます。 使用者によって定義されたダイアログで、ドロップダウン・リストは、スクロールバーが現われる前に最高15の項目(以前は4でした)まで表示できるようになりました。データが含まれるメモリーチャネルを空にしようとすると警告されるようになりました。 編集選択でパスセットの要素を削除することによって Spike2 をクラッシュさせることが起こらなくなりました。 新しい WaveMark 指揮がもうあなたに、そのチャネルの重複が analysed されている時、本当のチャネルに上書きさせません。 もし CondSet () コマンドに低いまたは高いフィルターアーギュメントを供給しなかったなら、デフォルトを使う代わりに、ランダムな値が使われました。
- アウトプットシーケンサー MOVI と ADDI はあるの整数値では作動しませんでした。
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1998年03月 |
3.01 |
New
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- 「評価」バーに、最近使用したコマンドをドロップダウン・リストで表示するようにしました。最近使用したコマンドの表示は、5個から10個に増やしました。これらのコマンドはレジストリに保存されます。
ログオンが異なると、コマンドの記憶セットも異なります。
- 「デバッグ」バーは、スクリプトの最後で消えるようになりました。
- 「ページ・セットアップ」メニューは、テキストベースの表示と、「時間」「結果」「XY」表示とを別にしました。テキストベースの表示では、印刷ページ毎にヘッダとフッタを設定できるようになりました。
ヘッダやフッタに&Pを記述するとページ番号に、&Fを記述するとファイル名に、%cを記述すると時刻に、それぞれ置き換わります。時刻は、通常の時刻またはファイル時刻のいずれかを選択して表示できます。
「時間」「結果」「XY」表示に対しては、プリンタ余白が設定できるようになりました。
- 「分析」メニュー内で「ウェーブマーク新規作成」「ウェーブマーク編集」および「メモリ」バッファ・コマンドからデータ・チャネルを上書き使用としたときの警告は一段と強力になり、デフォルトのアクションは既存チャネルを
上書きしないように変更しました。Spike2データ・ファイルに対するアクションは永久であることに注意してください。
- 「ファイル」メニューから結果表示をビットマットとして保存できるようになりました。また、XY表示をメタファイルまたはビットマップとして保存できるようになりました。これらはバージョン3.00ではできませんでした。
修正された箇所
- 「評価」バーに、最近使用したコマンドをドロップダウン・リストで表示するようにしました。最近使用したコマンドの表示は、5個から10個に増やしました。これらのコマンドはレジストリに保存されます。
ログオンが異なると、コマンドの記憶セットも異なります。
- 「デバッグ」バーは、スクリプトの最後で消えるようになりました。
- 「ページ・セットアップ」メニューは、テキストベースの表示と、「時間」「結果」「XY」表示とを別にしました。テキストベースの表示では、印刷ページ毎にヘッダとフッタを設定できるようになりました。
ヘッダやフッタに&Pを記述するとページ番号に、&Fを記述するとファイル名に、%cを記述すると時刻に、それぞれ置き換わります。時刻は、通常の時刻またはファイル時刻のいずれかを選択して表示できます。
「時間」「結果」「XY」表示に対しては、プリンタ余白が設定できるようになりました。
- 「分析」メニュー内で「ウェーブマーク新規作成」「ウェーブマーク編集」および「メモリ」バッファ・コマンドからデータ・チャネルを上書き使用としたときの警告は一段と強力になり、デフォルトのアクションは既存チャネルを
上書きしないように変更しました。Spike2データ・ファイルに対するアクションは永久であることに注意してください。
- 「ファイル」メニューから結果表示をビットマットとして保存できるようになりました。また、XY表示をメタファイルまたはビットマップとして保存できるようになりました。これらはバージョン3.00ではできませんでした。
変更された箇所
- 関連.s2rをもつ結果ファイルを開いたとき、この.s2rファイルが別のビューに属している場合は、x軸とy軸はそれなりの値に設定されるようになりました。以前にはx軸とy軸は任意であり、正しい値になることはあまりあり
ませんでした。XYビューと結果ビューを同じ名前で呼ぶと、このようなことが起こり得ます。
- テキスト・エディタが次のように改良されました。別のアプリケーションまたはヘルプからのドラッグ&ドロップが使えるようになりました。マウス・ボタンを押したまま文字をタイプしてもSpike2がクラッシュすることはなくなりました。
単一引用符をもつ引用文字列の構文カラー化は正しくなりました。行が2084文字より多い文字をもつテキスト・ファイルを開いてもSpike2がクラッシュすることはなくなりました。テキストを選択した状態で印刷プレビュー
を実行した場合、選択したテキストだけでなくすべてのテキストが表示されるようになりました。タブを保持しないよう選択できるようになりました(以前は常にタブが保持されていました)。いくつかの画面更新バグが解決されました。
- SerialRead()は、データが入力されるまで最大1秒まで待つことはありませんでしたが、今回からは待つようになりました。
- 印刷プレビューは、カーソル値ウィンドウやカーソル領域ウィンドウに対して無効になりました(以前はSpike2のクラッシュを引き起こしていました)。これらのウィンドウの印刷は従来通り可能です。
- ViewUseColour()は正しく動作するようになりました。
- 出力シーケンサ・ウィンドウ内で「フォーマット」ボタンを押しても、垂直スクロールバーが有用な状態を保つようになりました。
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