2005年12月 |
4.24 |
新しくなった箇所
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- Axon ファイル用のインポーターは現在 TextMark データのチャンネルを認識します。
- Plexon ファイル用のインポーターは現在ライブラリ・バージョン 105 ファイルを認識し、RealMark およびキーボード・チャンネルをインポートできるように拡張されています。
- BIOPAC ファイル・インポーターは現在バージョン 42 のファイルを認識します。
- Alpha Omega ファイル・インポーターは現在 .MAP ファイルをインポートします。
- 現在 .HLR ファイル用(バージョン 3 および 4)の新しいファイル・インポーターがあります。
修正された箇所
- データ・ファイルからサンプリング構成を読み取るときに、ADC チャンネルは、ポート番号が 15 である場合にのみ受け入れられました。また、ポート 8-15 は 0-7 にマップされました。
- チャンネルの始めのデータを ChanWriteWave() コマンド・スクリプトを用いて置き換えた場合に、異なるチャンネルが作成されたり、削除されたりしました。時には古い波形データを読み取ることが可能でした。
- サンプリング構成の Play Waveform 機能を使用するか、または PlayWaveAdd() スクリプト・コマンドを用いて出力用の波形を設定すると、チャンネルとポイントの数の両方が奇数となり、余分なポイントが出力されました。
- 下向きサンプルのチャンネル処理が添付されているチャンネルで Power スペクトラム・コマンドを使用すると、解析用に選択したデータ領域が FFT ロック・サイズの正確な倍数であった場合に、擬似エラーが出る可能性がありました。
- ツーバーのアイドル・ルーチンのなかでスクリプトからドラッグした水平カーソルを変更すると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- 可能な最大時間でイベントがあった場合は、一部のイベント描画モード Spike2 をハングアップさせる可能性がありました。
- x または y 別にソートされている、データ・ポイントを XY ビュー・チャンネルから削除すると、描画とソート順の問題の原因になりました。
- ファイル・インポーターは、非常に低速な波形サンプリング・レートを正しく取り扱いませんでした。
- XYSetChan() を複数のチャンネルと併用すると正しく働かないか、無効な値を戻してきました。
- カラー・ダイアログでは、時間ビューと同じ形式で現在チャンネル番号が表示されます。
- XYInCircle() と XYInRect() は、円または長方形のピクセル・サイズが 0 でない場合は、正しく機能しませんでした。
- Play オフライン・ダイアログとサンプリング構成の波形出力セクションの両方で現在は正しいバイト数が表示されます。Play オフライン・ダイアログでは、サンプリング率セレクタを変更するとバイト計数が更新されます。
- 表示するのに 20 文字以上を要するカーソル位置を何らかの方法で生成すると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- XRange() スクリプト・コマンドを使用して表示されている X 値域を変更して、印刷コマンドを使用すると元の x 軸値域が印刷されました。
- MC_Rack ファイル・インポーターでは現在チャンネル・タイトルが正しく読み込まれ、WaveMark データのスケールが正しく取られます。
- XY ファイルに非ソートのデータが保持されているときに、ソート済みのデータ用に設定された関連リソース・ファイルを持つ XY ビュー・ファイルを開くと、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
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2005年6月 |
4.23 |
新しくなった箇所
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- テキストファイルインポーターは、より広範な入力フォーマットがインポートできるように見直されました。
修正された箇所
- 結果ビューがサンプリングのために時間ビューでチャンネル番号を複製したコンフィギュレーションファイルからロードされたとき、結果ビューチャンネルも複製されていました。
- TextMarkチャンネルへのオンラインシグナルコンディショナー変更とメモリーチャンネル変更は、現在TextMarkディアログがアップデートを行うようにさせます。
- サンプリングコンフィギュレーション(.cfg)ファイルが使用されない情報を保持することが可能でした。これによって.cfgファイルが必要以上に大きくなってしまうことがありました。
- リターンディアログで、MaxTime()を終了時間として使用した場合、ディアログアクションの記録は終了時間を0と示していました。
- ビューメニュー標準表示コマンドは選択したチャンネルセットをクリアにしていましたが、チャンネル番号を知らせなかったため、チャンネルはまだ選択されたままのように見えていました。
- SampleMode(-1) と SampleMode(-2) は、それらが分単位で設定されているとき、timeとevery値を分から秒に変換しませんでした。
- 新しいウェーブマーク・ディアログで、データソースが波形チャンネルであるとき、テンプレートの幅は保存設定から復元されるようになっています。以前では、復元されてはいましたが、最大28ポイントに限定されていました。
- スクリプトコンパイラーは、funcまたはprocをアレイアーギュメントで定義し、アレイサイズを与えると、エラーを表示します。例えば、func fred(myArr[23])は違法という表示が出されます。func fred(myArr[])を代わりに使用してください。以前では、コンパイラーエラーが表示されず、スクリプトはおそらく予期しないエラーで停止していたと思われます。
- グラフィカルシーケンスエディタはタイムアウトの反応におけるブランチ、時間比較及び変数/時間計算におけるブランチを正しく作成するようになっています。すべては、バリュー変換においてファイルティックの代わりにシーケンスティックを使用していました。
変更された箇所
- 分析メニュー較正コマンドまたは「時間範囲の平均からスケールを設定」あるいは「方形波振幅(サイズ)のみ」モードでスクリプトコマンドを使う場合、チャンネルにゼロではないオフセット値が入力されると、結果は非直感的なものになりえます。これらモードはユーザーY軸がゼロであるように保持され、元のチャンネルオフセットがゼロではない場合は、チャンネルオフセットを変更するようになっています。チャンネルオフセットがゼロのときは、作用に何の変化も見られません。
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2004年12月 |
4.22 |
新しくなった箇所
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- Axon ファイル・インポーターは、バージョン 1.83 の Axon ライブラリーにアップデートされています。
- Data Sciences International (DSI) ファイル・インポーターは現在、これまでより一層よくフレーム・ベースのファイルで作動します。
- Plexon ファイル・インポーターは現在ライブラリー 104 のファイルを受け入れます。
修正された箇所
- Triggered ディスプレイ・モードを設定し、トリガー・ポイントで x 軸をゼロに設定した場合、表示レイアウトへの変更を行うと x 軸で元の時間軸が表示される原因となりました。
- 出力シーケンサ式である Ticks()、msTicks() および usTicks() は現在、Power1401 または Micro1401 でマイクロ秒の整数でない時間分解能が使用されているときは正しく作動します。
- 負またはゼロ領域を持つ波形を EventToWaveform() に渡すと現在、エラー・メッセージとして報告を受けますが、Spike2 でハングを起こすことはありません。
- 拡張メタファイルの画像エクスポートでは、画像のサイズがシステムよって報告されるインチ当たりのピクセル数の公称値に基づいて設定される結果、サイズが不正確になりました。現在はより正確な計算が行われます。
- 単一利得修正用の1902信号調整器のサポートは正しく作動しませんでした。
- AC カップリング用の 1902 調整器のコントロール・パネルとノッチ・フィルタにおいてオンラインでなされた変更内容は、次のファイルがサンプルされるまで 1902 に渡されませんでした。
- テキスト・ファイル・インポーターでは、y 軸ゼロについて非対称であるデータに対して不正確な y オフセットが作成されました。
- Igor ファイル・インポーターが異なるデータ・タイプのブロックの形で保持されているチャンネルの読み取り時にクラッシュすることはありません。
- DataWave ファイル・インポーターは、EWB ファイルをより適切に取り扱います。
- タイムビューの左側下にある [Add Horizontal Cursor] ボタンをクリックすると、入力フォーカスをボタンまで移動させ、キーボード・マーカーを無効にしました。
- 画面解像度の比較時に大きいフォント・サイズを設定した後、特定のサンプリング設定でサンプリングを行うと Spike2 をハングさせる可能性がありました。
- カーソルを使用して領域を選択している間にタイムまたは結果ビューをスクロールしても、これまでのように選択ボックスの一部が画面に残ることはありません。
- Read() スクリプト・コマンドで、テキスト・ウィンドウの最後の行が行の終わり文字で終わっていない場合に、切り捨てられなくなっています。
変更された箇所
- タイムビューで、x 軸を「Time of Day」モードに設定した場合、これによって、x 軸でトリガー表示モードのトリガー・ポイントのゼロの表示が停止されます。同様に、トリガー・ポイントのゼロを x 軸として表示するトリガー表示モードを設定すると、Time of Dayモードは「時間、分、秒」に変更されます。
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2004年9月 |
4.21 |
新しくなった箇所
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- ChanNew() スクリプトコマンドは現在、第一番目が未使用チャンネルであることを意味するチャンネル数 0(ゼロ)を受け入れます。
- BIOPAC ファイル・インポーターは現在、バージョン 3.7.3 までのファイル形式をサポートします。
修正された箇所
- マニュアルに記載されていた ChanNew() スクリプトコマンドが返す値は、正しくありませんでした。
- CED の CFS ファイル・インポータ-は、現在フレーム間で変化する Y 縮尺を持つマルチフレームファイルを変換します。以前は、全部のフレームが同じ縮尺値を持つものと想定していました。
- Overdraw WM モードで描画したデータを無効にした場合(例、マーカーコードを変更して)、無効にしたデータの全時間範囲が画面に追加されました。現在では、表示された無効なデータのみが再描画されます。
- 波形チャンネルでチャンネル処理の [Down-sample] コマンドを使用した場合、短いギャップがあった後にはデータが表示されない可能性がありました。
- 1401plus の DIBEQ シーケンサー命令が作動しませんでした。
- 複数ページにまたがるデータビューを印刷するときに、左または右側のプリンタ余白を設定してあった場合、現在はこれらのページの結合は正しく行われます。
- Print Screen コマンドでは現在、プリンタの余白に注意が払われています。
- グラフィカル・シーケンス・エディタでの「レベル外の分岐」と「レベル内の分岐」操作は現在正しく作動します。
- チャンネルをそれぞれの上に互いにドラッグした後に y 軸を非表示にした場合、非表示にした y 軸をデータ領域の上に描画することが可能でした。
- 複数のチャンネルとラスター表示内で結果ビューを作成した後、処理設定ダイアログに戻り、チャンネルの数を減らした場合、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- 高番号が付いたチャンネルの原色と等和色は、ビューを保存して復元する、または時間ビューを複製するときには、保持されませんでした。
変更された箇所
- 非スクロールの Overdraw WM チャンネルを使っている場合、現在は、ビューをビュー幅の半分またはそれ以上でスクロールした場合常時完全に再描画します。また、トリガー表示モードの各トリガーに対しても完全に再描画します。
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2004年6月 |
4.20 |
新しくなった箇所
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- Print Screen(画面印刷)コマンドでは現在、波形がクリップされるので、波形がその矩形外に描画することはありません。
修正された箇所
- データファイルをチェック、修復する SonFix アプリケーションは、破損した波形チャンネルの「失われたブロック」を間違った順で一覧することがありました。これがデータの回復を制限していました。
- この SonFix アプリケーションは現在では、時間基準がマイクロ秒でないファイル用に時間を秒単位で正しく表示します。
- PlayWaveStatus$() は pos% アーギュメントを、領域へのチャンネル当たりのポイント・オフセットとしてではなく、チャンネル領域へのポイント・オフセットとして返しました。これは単一チャンネル領域では差異がありませんでしたが、n 本チャンネルが存在する場合は、pos% の値は n 倍大きくなり過ぎました。
- グラフィカル・シーケンス・エディタでは、Cosine phase 0 コマンドを待機すると、正しくないコードが生成され、これを使用するシーケンスはロードしませんでした。
- グラフィカル・シーケンス・エディタで、1 に非常に近い確率を持つ分岐を求めると、シーケンスのロードを停止するエラーが生成されました。
- 大きなドットとして描画された波形は、オブジェクトがウィンドウ上にドラッグされたときにいつも正しく更新するとは限りませんでした。
- タイムビューのラスター表示では、y 軸が反転した場合は描画されませんでした。
- 一部の環境下では波形相関によって正しくない結果が作成されることがありました。これが起きた場合に、返される値は非常に大きな数となりました(-1 から 1 の範囲ではありません)。
- MemSetItem() スクリプトコマンドは、新規アイテムが既存アイテムと置き換わった場合に、表示を無効にしませんでした。
- DrawMode() はこれまでと違って、非レベルのイベントチャンネルに対する上昇/下降エッジを設定しません。
- 描画モードの変更内容の記録ではこれまでと違って、非ラスター・チャンネルに対してラスター・モードのフラグを使用しません。
- 1401plus 使用の場合に、出力シーケンサー・コマンドである DELAY 0 または Vn をゼロに等しくした DELAY Vn によって非常に長い遅延が設定されます。
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2004年2月 |
4.19 |
新しくなった箇所
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- RasterGet() スクリプトコマンドが拡張されチャンネル用に保存されている多くのスイープを返します。
- ViewKind() スクリプトコマンドは現在、負のアーギメントを受け入れ、XY ビューの結果の作成元となったウィンドウの種類をテストします。これによって、View(-1) を使用する前に、親ウィンドウへの適合性がスクリプトを使ってテストできるようになります。これで、ウィンドウが存在しない場合に致命的なエラーが避けられます。
修正された箇所
- 複製ビューが存在しなかった場合にダイアログ式で View(-1).Cursor(1) のシンタックスを使った場合は、その式は受け入れられませんでした。
- Interact() または Toolbar() スクリプトコマンドを実行し、カーソルメニューを有効にしなかった場合、X 軸スクロールバーの左側にあるボタンをクリックして以前と同様に新規の水平カーソルを追加することができました。
- 既存のチャンネルを複製して、またはメモリーチャンネルとして新規波形を作成した後にソノグラム描画モードをセットすると、Spike2 が描画中にフリーズすることがありました。
- グラフィック・シーケンス・エディタで、コントロール・アイテムが時間ゼロに設定されていた場合、セグメントの初めの部分の主なキャラクターが省略されました。
- 複製時間ウィンドウでチャンネルを右クリックし、マーカー・フィルターまたはメモリー・チャンネル・ダイアログを開いた場合、正しいチャンネルが自動的に選択されませんでした。
- RealWave で後方検索は作動せず、イベント・チャネルは平均周波数またはレートとして描画します。
変更された箇所
- 処理ダイアログの使用を記録して、タイムビューで位置を参照する式、例えば、Cursor(1) を使用すると、その記録されたスクリプトの実行は、View(-1).Cursor(1) と記録されていたはずのようには、正しく行われませんでした。これについて正しく作動するようにするため、自分の操作を記録している場合に、今回のバージョンでは 処理ダイアログのドロップダウンで表示時間が View(-1).Cursor(1) として一覧にされます。扱いにくい方法には見えませんが、記録機能を使用していない限りこの形式は使用されません。
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2003年10月 |
4.18 |
新しくなった箇所
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- Spike2はデータファイルのエラー点検を今まで以上に徹底して行います。SONFixは新しい点検に反応しないファイルを修正します。
- テキストインポーターは使いやすくなり、波形チャンネルをRealWaveとして、または波形及びイベントチャンネルをEvent-, Event+あるいはLevelとしてインポートすることを選択することができます。
- BinError()スクリプトコマンドは現在、結果ビューエラー情報への配列アクセスをサポートします。
- ChanKind()スクリプトコマンドは、正しくないタイプの表示で使用すると0を戻し、致命的なエラーを起こすことはもうありません。これにより、使用前にビュータイプのテストをする必要がなくなります。
- ファイルインポーターは現在バイオニックNSxフォーマットをサポートします。
修正された箇所
- MeasureToXY()スクリプトコマンドは現在、カーソル位置のユーザーチェックへのリクエストに対して注意を払うようになっています。
- スクリプトエディタで行を分割する場合、新しい行は文字を失い、行インデントも正しくないことが多々ありました。
- PlayWaveCopy()スクリプトコマンドはターゲットエリアの末端を包み込み、4サンプルの倍数でないオフセットで開始していた移転において問題がありました。
- スクリプトから結果ビューの最後に使われたゴミ箱を変更しても再描画を引き起こしていませんでした。
- 結果ビューで、ChanMeasure()を使用して最後に使われたゴミ箱を処理することはできませんでした。
- スパイク形状ディアログで、テンプレートをダブルクリックしてサイズを変更する際、最後の一致するスパイクは現在表示されるようになっています。
- CED 1902のようなプログラム可能シグナルコンディショナーを使用した場合、Spike2コンフィギュレーションで保存されたコンディショナー設定は、Spike2を起動させた後、常にデータをサンプルした初回で適用されていたとは限りませんでした。
- Ctrlを押さえたままファイルメニューを使って結果ビューと関連したタイムビューを終了させ、結果ビューがチャンネルとラスターデータを複製させた場合、結果ビューデータは正しく保存されます。
- 複製チャンネルとラスターデータを含む結果ビューデータを持つ関連リソースファイルがあるタイムビューを開いた場合、複製チャンネルはタイムビューに適用されなく、結果ビューのゴミ箱とラスターデータは正しく回復されます。
- メモリー作成バファーディアログでWaveMarkデータのトレースを3つ設定することが可能でした。
- データポイント数とプレトリガーポイントが一致しない場合、WaveMarkチャンネルをメモリーバファーWaveMarkチャンネルにインポートすることによってSpike2をクラッシュさせてしまうことがありました。
- 単一波形ポイントのあるWaveMarkデータは、波形として描画されるとき、それが見えなくなることはありません。
- エラーが表示されていない場合、BinError()スクリプトコマンドでエラー情報へアクセスすることはできませんでした。
- DupChan()スクリプトコマンドがチャンネル数ではない数値を戻したとき、それは1の分だけ小さすぎていました。
- Debug(msg$)スクリプトコマンドは、記述通りにスクリプトソースウィンドウにmsg$を書き込みます。
- 0に設定されたmode%のDrawMode()コマンドは、記述通りにチャンネルの標準描画モードを設定します。以前では何も行われていませんでした。
- MarkInfo()はマーカーチャンネルで使用された際、0を戻していませんでした。
- ScriptBar() 及び SampleBar()スクリプトコマンドは全ての文書化アーギュメント組み合わせを受け入れませんでした。
- 連続波形のNeuralynxファイルインポーターは現在、データブロックにおけるサンプル率を無視するようになっています。サンプル率はデータブロック時間スタンプから計算されます。
変更された箇所
- 結果ビューで、スロープモードのChanMeasure()は計算に最終ゴミ箱を含めていました。これは全ての他のモードと異なっていました。現在そこには最終ゴミ箱は含まれません。
- チャンネルに何もデータがない場合、スクリプト言語MaxTime(chan%)コマンドは現在-1を戻すようになっています。以前では、0を戻していました(これでは時間0のときにデータがあったと捉えることができていました)。
- WaveMarkチャンネルを異なる波形ポイント数またはプレトリガーポイント数を持ったメモリーバファーWaveMarkチャンネルにインポートする際、出力及び入力のトリガーポイントが現在並ぶようになっています。以前では、出力及び入力の最初のポイントが並んでいました。
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2003年6月 |
4.17 |
新しくなった箇所
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- 現在、結果ビューで ChanSelect() を使用することができます。
- 以前は、インポートされたデータ・ファイルは、入力ファイルに32本または決められた数のチャンネル(これが大きい場合はこの数)を持っていました。現在は、ファイルが n 本チャンネルを持ち、しかも n が32より大きい場合には、n*1.25 の本チャンネルを持つファイルを作成し、処理されたデータを保存する空きを確保しています。
- DOSスクリプト・コンバーターは現在 Delay コマンドを変換するときに、Yield() を使用します。
修正された箇所
- 結果ビューで FitLine() を使用し、finish の bin 数が結果ビューの終りを超えていた場合、結果は不正確でした。
- 非常に古いバージョンの Spike2 によって作成されたファイルを新しいデータ・ファイルにエクスポートすると、プラグラムをクラッシュさせる可能性がありました。
- SampleSequencer() スクリプトコマンドによって設定されたシーケンスはサンプリング設定に表示されませんでした。
- Process() スクリプトコマンドによって結果ビューのコンテンツは変更されましたが、画面の更新はされませんでした。
- 結果ビュー・チャンネルへの修正によって、チャンネルの複製の更新はされませんでした。
- マウス・ポインターを垂直カーソル上に移動した場合に、ポインターが変化しませんでした。
- WaveMark チャンネルをポイントの最大許容数(1024)でオフラインで作成し、最大テンプレート・サイズ(1020 ポイント)に設定した場合に、テンプレート・ダイアログで Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- これまでと違って、FileSave() スクリプトコマンドによってテキスト、結果および XY ビューと一緒に使用しているときに、それ自体のデータ・ファイルを上書きしても構わないかどうかを問われることはありません。
- 処理ダイアログは、関連するデータ・ファイルがマイクロ秒の正しい倍数でない時間基準を持っている場合は、時間を小数 15 桁まで表示することがありました。このことがダイアログでの編集を難しくしていました。
- XY ビューでのスクリプト ChanKind() 機能を使用したときに、そのチャンネル番号が範囲外であった場合でも、必ず XY チャンネルの一本が報告されました。現在は、チャンネルが存在しない場合は、0(ゼロ)が返されます。
- WaveMark の編集ダイアログをオンラインで使用し、トリガー・レベルは変更するが、オンライン更新ボタンを使用しない場合は、そのレベルが現在は記憶されます。
- 「ポイント」モードでのイベント・チャンネルのアクティブなカーソルによる検索は、もはや最小ステップ値を無視することはありません。
- サンプリング中にシリアル回線から読み込まれた TextMark データには、これまでと違ってサンプリングが開始される前に受信されていたキャラクターは含まれません。
- ToolbarSet() を使用して文字 A から Z にリンクさせたツールバー・ボタンは、これまでと違って Ctrl キーが押し込まれている場合には、起動されません。例えば、C キーにリンクされているボタンは、Ctrl+C にもリンクされていました。
- MinMax() スクリプトコマンドが RealMark データ上で使用された場合は、時間範囲開始一つ前のデータ・ポイントから検索を行いました。
- テキスト・ウィンドウから読み込むためにアーギュメントなしで Read() スクリプトコマンドを使用した場合、テキスト・ラインをスキップしませでした。
- Draw() スクリプトコマンドはテキスト・ベースのビューを更新しませんでした。
- Windows 95/98/Me で、拡大を使用していた場合に x 軸にはビン(bin)の小さい部分が表示されるため、レート・モードで表示するときに描画の問題が生じる可能性がありました。
変更された箇所
- 処理ダイアログでは現在時間表示をする前に時間の後に続くゼロ(0)は取り除かれています。以前は、10 マイクロ秒の時間解像度を持つデータ・ファイルでは、0.1 秒は 0.10000 秒として表示されていました。.
- タイムビューのチャンネル単位は現在、基本のデータ・ファイルでなく、表示されているチャンネルから読み戻されます。このことは、周波数として表示されるイベント・チャンネルは、Hzの単位を持つことを意味します。
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2003年5月 |
4.16 |
新しくなった箇所
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- 結果ビューで、ピクセル当たりのポイント数が多いときのラインとしてデータの描画は現在、「チャンキー(かたまり状態)」になる度合いが前より少なくなったようです。
- XY ビューの「チャンネル表示/非表示」ダイアログは現在ユーザー定義のチャンネル・タイトルを一覧表示します。
- スパイク形状ダイアログのテンプレート表示は現在、テンプレートに追加されたイベントの数でなく、各テンプレートにマッチしたイベントの数を表示します。大型のテンプレート表示モードでは、両方の数が次のように示されます:matched/added(マッチした/追加した)。
- ファイル・インポーターで、Spike2の旧バージョンと互換性を有するファイルの作成が可能となるよう最大限の努力が払われています。
- Windows Explorer 内の .smr (データ) ファイル上でマウスのポインタを移動すると、現在はファイルに関するポップアップ情報が得られます。これには時間分解能と期間、チャンネル数、およびファイル・コメント含まれます。
- Windows Explorer 内の .s2s (スクリプト) ファイル上でマウスのポインタを移動し、スクリプト・ファイル・コメントの設定を完了すると、そのコメントがポップアップ情報に表示されます。
- Windows NT2000 または XP で実行している場合は、現在、データ・ファイル (.smr) およびスクリプトファイル (.s2s) に関連するコメントを詳細ビューに表示することができます。
修正された箇所
- ユーザー定義ダイアログの最大許容幅が大きくなっています。
- 結果ビュー ・チャンネルの y 軸タイトルと単位は現在、ラスターと非ラスターの描画モードの間で変更履歴を作成できます。
- DrawMode() スクリプトコマンドでは、描画モードが変わった場合のみ再描画されます。以前は、常時再描画されました。
- 結果ビューで、ピクセル当たりのポイントが多い場合の線描画では、時々ポイントを描くことができませんでした。
- タイムビューで、ピクセル当たりのポイントが多い場合のラインとしての波形データ描画は、描画されるべき状態よりもさらに 1 ピクセル狭い幅で使用されたため、しばしば非常に細い特徴を示す場合がありました。
- オフラインの波形再生とオンラインの任意波形出力は、現在時間基準がマイクロ秒の整数でないデータ・ファイルを正しく取り扱います。これはインポートされるデータ・ファイルに関する問題でした。
- 更新している画面領域上にカーソルをドラッグした場合、カーソルが正しく描画しないことがありました。
- 高速 ADC 付きの 1401plus は、WaveMark データのチャンネルを最高 8 本までサンプルしますが、オンライン・テンプレートの整合は最初のチャンネルに対してのみ作動しました。現在は、これが WaveMark チャンネル全部に対して作動します。
- %f フォーマットで非常に大きな数の印刷を実行すると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。例:PrintLog("%8.0f", 1e300);
- chans% アーギュメントを使用し、xU$ アーギュメントなしで SetResult() を使用しても、エラーは報告されませんでした。
- 3次スプライン・モードの波形をスクロールすると、データ表示が不完全になる可能性がありました。
変更された箇所
- Print()、PrintLog()、Print$() または Message() を使用して 2D 配列を出力する場合、現在は最初の索引を行、二番目を列として使用します。これは、スクリプトでの行列のサポートに関するバージョン 5 における変更に一致します。
- ファイル・メニューの画面印刷コマンドでは、これまのようにページ・タイトル設定用のデフォルトのプリンタ・フォントを使用しません。現在は Courier New 10 point を明示的に設定します。タイトルを表示する際に予想していないフォントがプリンタによって使われるとの報告を当社で受けていました。これによりその問題は解決されます。
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2003年3月 |
4.15 |
新しくなった箇所
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- 「新規 WaveMark」ダイアログでは現在、表示されたポイントと事前トリガーされたポイントが記憶されます。
修正された箇所
- セクションの長さを減らし、フレーム端を越えたところのパルスをクリックすると、「グラフィカル・シーケンス・エディタ」がクラッシュしました。
- 「新規 WaveMark」ダイアログでは、「完了」ボタンを使用して閉じた場合はその設定は保存されませんでした。
- サンプリング中の TextMark とキーボード・マーカーのロギングは、チャンネルが同時に複数のマーカーを受けた場合、現在、マーカーの時間を調整します。これは、高速シリアル回線から TextMark データを読み込む場合に起こる可能性があります。
- スパイク形状ダイアログで、テンプレートに追加されたスパイクのカウントは、テンプレートがロックされた場合にはこれまでと違って変化しません。
- Spike2 は損傷した XY ビューを開こうとするときにクラッシュしないで作動し続けるチャンスが現在さらに高くなっています。
- XY ビューの x 軸をクリックしても、ドラッグしない場合には、多少異なる縮尺での軸の再描画は行われません。
- 「カーソル値」または「カーソル領域」ダイアログからコピーしたテキスト行はこれまでと違ってタブで終わっていません。このことによって、スプレッドシートに貼り付ける際に余分のセルがクリアされる可能があります。
- 余分なイベントが挿入されるまたはイベントが削除されるときに、レベルとして描画されたレベル・イベント・チャンネルのメモリーは正しく再描画します。
- SetResult() はラスター表示装置と併用するためのティック・カウンタをセットアップしませんでした。
- RasterSet() はメモリーを上書きすることがありました。
- ProcessAuto() は last アーギュメントを正しく使用しませんでした。XY ビューに対する処理中は leeway アーギュメントを無視しました。
- 分析用に「チャンネルなし」が選択されているときに、「処理設定」ダイアログで「新規」ボタンをクリックすると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。これは、データ・ファイルに要求される種類のチャンネルがなく、少なくとも 1 本のチャンネルが選択されているときにのみ起こりました。
- トリガーとして働く適切なチャンネルがない場合、処理ダイアログでこれまでと違って「チャンネルなし」は選択肢として示されません。
- クリップボート・テキストから複数行を Spike2 に貼り付けると、その行が Windows 標準の CR LF でなく LF によって終了している場合は、クラッシュの原因となる可能性がありました。
- 記録されたウィンドウ位置は WindowGetPos() スクリプト機能に一致しませんでした。
- ライン・モードでの描画されたイベントの中央線は、非常に短い時間範囲を表示するために x 軸が拡大されている場合は、いつも正しく描かれるとは限りませんでした。
- FilePrintVisible() スクリプトコマンドをテキスト・ベースのビューで選択なしで使用した場合、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- 無効なチャンネル番号をタイプしたり、ビン幅をゼロに設定して Enter キーを押したりする場合は、「処理設定」ダイアログをクラッシュさせる可能性がありました。
- メモリー・チャンネルから最後のイベントを削除することが時々不可能になりました。
変更された箇所
- サンプリング設定の WaveMark チャンネル用に設定されたポイント数と事前トリガーのポイントは、「新規 WaveMark」または「WaveMark の編集」ダイアログによって修正されません。
- 「新規 WaveMark」ダイアログはこれまでと違って実行状態では開きません。これは、ユーザーから要求によるものです。このようにすることを相当多くの人が反対する場合は、元に戻すことも可能です!
- イベント・データ用のデフォルトの描画モードはラインに変更されています。これは、ドットがモデム、高解像度表示装置上で見にくいことが理由です。
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2003年2月 |
4.14 |
新しくなった箇所
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- ファイルメニューの「開く」および「インポート」ダイアログでは、現在のセッションで最後に開いたファイルのタイプが記憶されます。.
- スクリプト機能 RasterSort() および RasterSymbol() が追加されているので、RasterAux() に優先して使うべきです。これは Spike2 のバージョン5に合わせるためです。.
- ExportTextFormat() スクリプト機能に関する最後の2つのアーギュメントは現在、オプションですが、Spike2 のバージョン5に合わせるためのものです。.
- NextTime() または LastTime() スクリプト機能を、「イベント・チャンネルは見つかりましたがイベントは見つかりません」のレベルで使用する場合は、オプション val アーギュメントが現在検索開始時に該当するレベルを返します。.
- ファイル・インポート・システムがアップグレードされており、ソースファイルの形式がこの機能をサポートする場合は、記録が開始された日付と時刻を保存します。この情報がソースファイルに保管されていない場合は、オペレーティング・システムのシステムファイルの日付と日時がSpike2ファイルにコピーされます。.
- ファイル・インポート・システムは、現在、マイクロ秒の倍数でない基本時間単位を必要とするファイルを処理することができます。.
- このファイル・インポート・システムは拡張されており、Neuralynx NTT、NCS、NEV、NSE および NST ファイルをサポートしています。.
- このサポート・ファイル・システムは、パックされたレコード・ヘッダー形式を使用するIgorファイルを読み取ることが可能です。.
修正された箇所
- 4.12および4.13おいて、ラインとして描画された結果ビューのトレースは印刷画面にクリップできました。.
- 不適当または未定義のフィルターに適用しようとすると、FiltCalc() コマンドでSpike2 をクラッシュさせる可能性がありました。.
- XYビューに処理を行っているときに、XY設定ダイアログに戻り、ポイント・フィールドを変更すると、新しい値が使用されます。.
- カーソル値とカーソル領域ダイアログでは、ゼロ基準として働くコラムのカーソルが削除されると現在正しく更新します。.
- スクリプトがアイドル機能を実行しており、allow% 値によってユーザーのカーソル・メニューの使用は許されないがビュー・メニューの使用が許される場合には、ビュー標準のコマンドはどのカーソルも削除しません。.
- スクリプトにより FileClose() を使用して変更されたXYまたは結果ビューが閉じられ、query% アーギュメントが-1に設定されていない場合には、現在、ユーザーは常時応答が求められます。これまでは、編集メニュー設定のオプションの応答を求めないが設定されている場合は、query% の値に関係なくユーザーは質問されませんでした。.
- スクリプトと endif のみを保持するラインを単ステップ超えてデバックした場合は、デバッガーも次のステートメントをスキップしました。実際、ステートメントは正しく実行されたのですが、ステップ・インディケータが正しくありませんでした。現在、デバッガーは endif を保持するラインをスキップします(実行すべきコードがないごとく)。
変更された箇所
- Windows 2000 およびXPでは、FileOpen() と FileSaveAs() コマンドによってファイル・ダイアログが開かれファイル名の選択ができるようになった際、現行ディレクトリーが現在は第一とされます。これまでは、これらのコマンドは Spike2 のファイル・ダイアログから最後に開いたディレクトリーのどれか開く傾向がありました(以前のセッションからさえも)。
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2002年12月 |
4.13 |
新しくなった箇所
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- ファイルメニューのロード設定コマンドが選択したファイルを読み取れない場合は、メッセージが表示されます。.
- XYビューにより現在、軸、グリッド、描画、カーソルの設定は関連するリソースファイルに保存、復元されます。.
- 4つの新しいファイル・インポート・フィルターがあります。.
修正された箇所
- グラフィックのシーケンス・エディタでは、選択を繰り返し0回(長期)に設定し、その選択に変化する振幅付きのパルスが含まれていた場合は、振幅は変化しませんでした。.
- テキスト・シーケンス・コンパイラーはアーギュメント一個を受け付けましたが、一部のコマンドにとっては数が少なすぎました。例えば、NEG V1は、シンタックス・エラーを起こした場合には受け付けられました。.
- テキスト・シーケンス CHAN 命令はチャンネル番号32以上を受け付けませんでした。.
- すべてのデータを選択した自動モードでの刺激またはフレーズ・ヒストグラムのオンライン処理は、結果ビューの最初のチャンネル用の出力のみを生成しました。.
- 印刷が、端折り返しタブ・キャラクターを含んでいる長い行を持つテキストファイル用のページの底部を外れ出てしまうことがありました。.
- 4.12バージョンでは、結果ビューのデータをラインとして描画するときに、ライン中にギャップが生じることがありました。.
- エラー・バーを使用してヒストグラムとして描画された結果ビューをスクロールした場合、エラー・バーによる描画はいつも完全にはなりませんでした。.
- XYビューへの処理では、これまでと違って、処理の設定項目を変更すると結合モードおよびチャンネル・シンボルのリセットは行われません。.
- XYビューへの処理では、これまでと違って、設定項目ダイアログは使用するが設定項目は変更しない場合、データはクリアされません。.
- RealWave チャンネルの較正が行われ、その較正によりデータのスケールが変更されたがオフセットは変更されなかった場合は、較正は適用されませんでした。.
- Spike2 によって作成されたメタファイルの中のカーソルは現在、他のプログラムで読み取られた場合正しい色で印刷されるはずです。カーソルは通常正しく表示されるはずでしたが、白で印刷される場合が頻繁にありました。.
- XYビューのキーは現在、ビューがメタファイルとして保存またはコピーされるときには正しいサイズになります。.
- XYビューに対して処理をするとき、カーソル 0 のアクティブ・カーソル・モードを「エクスプレション」に設定し、表現を Cursor(0) に設定すると、自身のデータを処理するときにXYビューに値 1 のみが附加されます。これまでは、同じ値が2回付加されました。.
- Spikeの形状ダイアログの水平方向カーソルは現在チャンネルが負のスケール率を持っているときは正しく作動します。.
- マニュアルの誤りテキスト・シーケンス SET 命令を抜かした場合は、シーケンサーのステップ間隔がマニュアルに記載されている通りの1ミリ秒ではなく、10ミリ秒となります。.
- ファイル・インポーターは現在、AcqKnowledge の 3.5.x 以前のバージョンによって作成された *.ACQ ファイルを読み取ります。.
- ファイル・インポーターは現在、複数のデータブロックが付いた *.WDQ ファイルを読み取ります。.
- バージョン4.11のオンライン・トリガー処理への改善によって、オンラインのトリガー・モードPSTH処理で、以前のスウィープの中に入り込んでしまったスウィープ・トリガーを受理できるようになりました。.
- サンプリング設定ダイアログでキーボード・チャンネル・レートを編集することができます。.
- SEMまたはSDデータを表示したままの状態で結果ビューを表示したときに、リソースのリークがありました。.
変更された箇所
- 信号コンディショナーのログ・ファイル (CEDCOND.LOG) は現在 Spike2 アップリケーションを含むフォルダーに書き込まれます。このログ・ファイルは編集メニューの設定オプションで有効化されます。これまでは、現行フォルダーに書き込まれました。.
- ユーザーがアイドル・ルーティンなしで Interact() コマンドまたは Toolbar() コマンドに応答してボタンを押すのをスクリプトが待機しているとき、当社はシステムにより多くの時間を解放します。.
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2002年10月 |
4.12 |
新しくなった箇所
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- 結果ビューで、「標準偏差」及び「平均値の標準誤差」(SD及びSEM)に対する描画方法が表示モードに現在合致します。以前は、エラーが常時ラインとして描かれていました。
修正された箇所
- スパイク形状ダイアログで、テンプレートなしで「コピー」コマンドを使用した場合、Spike2をクラッシュさせる可能性がありました。.
- テンプレート設定ダイアログで、波形補間方法は保存されませんでした。
- 新規WaveMarkまたはWaveMark編集ダイアログを右上隅のXをクリックして閉じると、現在チャンネルに対して行った変更内容は保存されませんでした。
- 新規WaveMarkダイアログで、生データ表示のx軸をクリックすると、擬似の縮尺変更を起こす原因となることがありました。
- カーソル領域ダイアログは、ゼロ領域ボックスがチェックされており、カーソルが故障の場合には、不正確な値を表示することがありました。
- カーソルダイアログは、非表示になっていた場合カーソル0のデータを追加しましたが、カーソル0が隠れているときは、そのデータを削除しませんでした。
- 結果ビューのy軸最適化コマンドは、表示されているより多くの二進数を基本として、表示スケーリングを設定することがありました。
- 結果ビューでのy軸最適化コマンドは、データがSDまたはSEMデータ付のヒストグラムとして描かれる場合には 、不正確なy 軸範囲を設定することがありました。
- ラインモードで描かれた結果ビューを、例えば、マウスホイールを使って、1ピクセルずつスクロールすると、描画不調を起こす可能性があります。
- 測定ダイアログのユーザー位置確認オプションは、現在マニュアルに示されている通り、データファイルのサンプリング中無視されます。このオプションをオンラインで使用した場合は、Spike2をクラッシュさせる可能性がありました。
- Using SampleSeqVar() を使用してシーケンス変数を読み込んでも、出力シーケンスが使用されていない場合は、もはや遅延を起こすことはありません。
変更された箇所
- カーソルラベルに位置が含まれているときは、現在、その位置は、関連する軸の形式が取り入れられ、軸で使用されるよりも小数の桁が2つ多く表示されます。
- カーソルダイアログで表示される有効数字の数は、6から8に増やされています。
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2002年10月 |
4.11 |
新しくなった箇所
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- スパイク形状ダイアログで、時間範囲のボタンを使用してOKをクリックするかまたはCtrl+Aを入力すると、現在位置が時間範囲内にある最初のスパイクへ移動します。
- 結果ビューのSEM及びSDラインのカラーは、現在チャンネルの第二カラーとして設定することができます。
修正された箇所
- サンプリングの後で、ただしファイルを保存する前にChanWriteWave()を使用してデータを上書きした場合、新しいデータはディスクに書き込まれましたが表示できない可能性がありました。
- スパイク形状ダイアログで、チャンネルを変更しても循環再生はもはやオフにはなりません。
- 新規WaveMarkダイアログにおいて、非循環モードで実行しても、バックグランドでのトレースに戻ることはなく、ファイル全体の検索は行われません。大きなファイルがあり、トリガーレベルをデータの範囲外に設定していた場合は、検索が長時間に及ぶことがありました。
- 新規WaveMarkダイアログで、「実時間」速度の設定は現在トリガーレベルがデータの範囲外に設定されている場合に作動します。
- 新規WaveMarkダイアログで、波形表示領域からスパイクをドラッグしてテンプレート領域にドロップすると、現在はトリガーされている最後イベントが常時ドロップされます。以前は、バックグラウンド・トレースがドロップされる可能性がありました。
- XYビューに対するデータ処理は、現在カーソル0 がファイルの開始より前に、または終了を越えて移動しようとした場合には停止します。また、処理はカーソル0 のアクティブモードが式に設定されていて、その式がカーソル0 を動かさない場合も停止します。
- XYに対する測定設定ダイアログで、カーソル0 方式が式であった場合、その式フィールドは必ずしも正しい値に設定されませんでした。
- スケールまたはオフセットを変更する適用チャンネル処理(例、DC除去)を使用して複製を有する波形チャンネルのスケールまたはオフセットを変更する場合は、複製のy軸は現在正しく変更されます。
- 波形チャンネルが時間パラメーター付きの付加チャンネル処理(例、DC除去)を備え、データがその時間パラメーターよりもファイルの開始位置により近く取り出される場合は、要求されたよりも少ない読み出しが行われました。これによって、色が付かない画面領域が生じる恐れがありました。
- オンラインのPowerスペクトル処理は常にサンプルされたデータの最初から開始されました。これは現在データ全体を通じてインクリメンタル方向に作動します。
- EDFデータ・ファイルインポーターは波形値を正しく読み取りました。ただし、y軸の限界範囲を設定し、小さな値が上部、大きな値が下部にくるようにしました。
- トリガーモードでのオンライン処理ダイアログでは、「処理する前に結果ビューをクリアする」での状態は記憶されませんでした。
- チェックされていない「処理する前に結果ビューをクリアする」チェックボックスを使いオンライン処理で生成した結果ビューを使用してサンプリングをリセットすると、これらの結果ビューは現在クリアされます。
- 自動/トリガー/手動のフィールドでトリガーに設定したオンライン処理では、全体でトリガー・スウィート長により近いトリガー・イベントによく応答します。
- メッセージ (例、"I haven’t done...") をタイプして、シングル・クォーテーション・マークの前にバックスラッシュを添え "haven\’t" にするとスクリプト・エディターをクラッシュさせる恐れがありました。
- バージョン4.10で、アーギュメント5が正しくないタイプである場合に、MemSetItem() コマンドを使用すると致命的なエラーが出ました。これは、マニュアルの記載と逆であり、既存のスクリプトを破壊する恐れがありました。このようなアーギュメントを無視するようになっていたこれまでのビヘイビアは修復されています。
- IGORファイル・インポーターは最大値及び最小値が設定されている波形をインポートした場合はクラッシュする恐れがありました。
- イベント派生データを保持するメモリーバッファーを異なるイベントタイプとして保存することができます。例えば、マーカーデータをイベントデータとして保存できます。この機能は4.10でなくなっていました。
- スクリプトがデータチャンネルを削除した場合、チャンネルを再使用して新しいデータを保管し、その後で新しいデータを読み取りました。削除したチャンネルからデータを読み取ることは可能でした。このエラーを生み出す操作の正確なシーケンスは、Spike2の正しい操作をテストするスクリプトでのみ起こるようでした(これが私どもこの問題を検出した方法です)。
変更された箇所
- テキスト・エディター・タブのサイズを1〜20の範囲に制限しました。これまでは、Spike2をクラッシュさせる恐れがある値(0(ゼロ)など)を入力することができました。
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2002年8月 |
4.10 |
新しくなった箇所
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- 書き込み保護が掛けられたファイル内のスパイクを分類し直そうとすると、説明メッセージが現在表示されます。この現象は、多くの場合このようなファイルがCD-ROMに保存されているため何回も起こります。CD-ROMファイルがハードディスクにコピーされるときに、ファイルに書き込み保護が付けられるからです。
- デジタル・マーカー・チャンネルなどのデジタル入力のデュアル使用についての警告及び出力シーケンサーによる警告は、1401ファームウェアがアップグレードされて問題が修正されている場合現在抑制されています。ファームウェアのアップグレードは、現在Micro1401 mk II及びPower1401の両方に対しテスト中です。これらのアップグレードはまもなく当社のWebサイトに置かれる予定です。
- オンラインのソノグラム表示を修正するためのバージョン4.08の変更により、オンライン画面のスクロールロールが遅くなりました。新しい編集メニューのプリファレンス・オプションが付いていますので、素早いオンライン自動スクロール表示のアップデートを使用してください(すべてのデータを描画しない恐れがあります)。このオプションを設定すると、修正は削除されます。また、このオプションを設定しない場合でも、オンラインスクロールの速さは少し改善されています。
- スパイク当たりのマルチトレース付きWaveMarkデータを対象としたスクリプト及び表示サポートが付け加えられました(二極及び四極管データ用)。Spike2 バージョン4を使用してこのデータタイプをサンプルすることはできません。変更されたスクリプトコマンドは次の通りです: ChanNew(), MemChan(), MemGetItem(), MemSetItem(), MarkEdit(), NextTime() and LastTime(). すべての変更で以前のバージョンとの互換性が保持されています。
修正された箇所
- 時間ウィンドウまたはチャンネルを複製してもチャンネル処理設定はもはやクリアされません。
- 1401 USBデバイスドライバーが変更されています。1.94ドライバーで導入された出力シーケンサーへのコマンドが無視される原因となる可能性のあるバグは修正されています。1.94ドライバーはSpike2バージョン4.09に含まれていました。また、これは4.09aリリースでも修正されました。
- SampleStart()の後に、ただしサンプリングが開始される前にPlayWaveCopy()を使用した場合、サンプリングが失敗する原因となることがありました。現在は、これを行うとコマンドはネガティブのエラーコードを返します。
- カーソル0のステッピングモードが式に設定されていて、その式がCursor(0)を含んでいた場合、XYビューに対してなされる測定は正しい時刻から開始されませんでした。
- 水平方向カーソルを使用してトリガーレベルを設定するスパイク形状ダイアログは、現在チャンネルスケーリングで非ゼロオフセット値を持つ入力チャンネルを取り扱うことができます。.
- 異なるサンプルレートを持つ波形チャンネルを含むACQファイルのインポートは訂正されました。
- サンプリング中のスパイク・マッチング・テンプレートを停止してしまう問題は修正されています。スパイクは連続して正しくサンプリングされましたが、すべてがコード00を持ちました。WaveMark編集ダイアログのオンライン更新ボタンにより、テンプレートは復元されますが、これらのテンプレートは再度マッチングを停止するようでした。
変更された箇所
- 複数ページに及ぶ時間または結果ビューの印刷ではチャンネル番号はすべてのページにもはや表示されません。この番号は現在、元のウィンドウでそれが「オン」になっている場合に最初のページに表示されます。
これによって、ドットマトリックス形式プリンターに対するランドスケープモードでの「ストリップチャート(帯状記録紙)」タイプの出力が可能になります。
- x軸ダイアログボックスで現在、描画ボタンが使用される場合、デフォルトボタン(Enterキーによって起動されるものです)を「描画」から「閉じる」に変更します。これは、フィールドに変更を加え、
その後でEnterキーを二回叩くと、最初のEnterキーにより変更が適用され、二番目のキーでダイアログを閉じることを意味します。これは試験的な性格を帯びています。更に良い考えがごさいましたら、ご提案をお寄せください。
- このリリースではSONライブラリの新しいバージョンを使用しています。いつものように、以前のバージョンと完全な互換性を保持しています。カスタム・インストールで「追加マニュアル」を選択して更新されたマニュ
アルのPDF版をExtraDocフォルダに抽出してください。
- オンライン及びオフライン・テンプレートの定義が変更されています。オンライン・テンプレートは、サンプリング中に1401にコピーされているものです。オフライン・テンプレートは、
テンプレートウィンドウに表示されるテンプレートです。
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2002年7月 |
4.09 |
新しくなった箇所
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- スクリプトユーザーは現在テキストベースビューの「ガター」エリアをGutter()コマンドで隠すことができます。
- /Mコマンドラインオプションにより、一台のコンピューターでSpike2のマルチコピーが可能になります。
- サンプリング・コンフィギュレーションを通し、最高32までのWaveMarkチャンネルを設定し、0〜63までのADCポートを使用することができます。しかし、パワー1401だけが32WaveMarkチャンネルとのサンプリングを可能にし、サンプリングを行う際にADCポート数がチェックされます。
修正された箇所
- 出力シーケンスコマンドであるDIBNE、DIBEQ、DISBNE及びDISBEQは最初のアーギュメントの代わりに変数を受け入れていませんでした。
- スクリプト・シンタックス・カラーリングは現在 a$ := "C:\folder\"; ’コメントで正しく動作します。
- ChanValue()、 Count()、 FitLine()及びMinMax()スクリプトコマンドは結果ビューのchan%アーギュメントを無視することはもうありません。
- グラフィカルエディタのコメントフィールドの始めには、その上に正しくない数値フィールドがありました。このフィールドの左をクリックすると、数字しか入力できませんでした。
- オンラインWaveMark編集ダイアログのサーキュラーアップデートを設定し、続いて「at End」モードを設定すると、表示する新しいスパイクがないとき、ウィンドウにはチャンネル上の最初のスパイクが表示されていました。
- オンライン・サンプリング中、新データが自動的に画面上でスクロールし、WaveMarkデータアイテムが記録されましたが、表示されないことがありました。見当たらないデータは、表示を更新したときに現れていました。
- XYドローモードダイアログが使用中のときにスクリプトがXYチャンネルを削除した場合、ダイアログに変更を適用することでSpike2をクラッシュさせることがありました。
- 現在、結果ビューでChanList()スクリプトコマンドtypes%アーギュメントを使って重複したチャンネルをフィルターすることができます。
- 重複したタイムウィンドウでサンプリングを行い、サンプリング・コンフィギュレーションを保存した場合、重複したチャンネル、チャンネル処理及びサンプリング・コントロール・ウィンドウズの位置に関する情報はs2cファイルから外されていました。
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2002年6月 |
4.08 |
新しくなった箇所
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- 解析メニューのWaveMark編集ウィンドウからテンプレートを印刷することができます。
- テンプレートをテキストまたは拡張メタファイルイメージとしてクリップボードへコピーすることができます。
- WaveMark編集及びWaveMark作成ダイアログでテンプレートを形成する際にサーキュラー再生を選択することができます。
- WaveMark編集ダイアログからマーカーフィルターダイアログを開くことができます。
- マーカーフィルターダイアログが開いている場合、WaveMark編集及び新規WaveMarkダイアログでのチャンネルを変更することによってマーカーフィルターダイアログでのチャンネルが対応して変更します。
- WaveMark編集ダイアログにある新しいボタンが各テンプレートコード用の重複チャンネルを作成します。
- WaveMark編集及び新規WaveMarkダイアログでテンプレートの幅を調整することができます。
- チャンネルを選択しなければならないダイアログの多くでは、貴社へ提供されるチャンネルを用意しており、貴社の要求するチャンネルがデフォルトとなっている可能性が高いです。
- 重複したチャンネルにそれぞれのタイトルを付けることができます。
- マーカー、WaveMark、TextMark及びRealMarkチャンネルのマーカーコードを設定する新しい解析メニューオプションがあります。新しいスクリプトコマンドMarkSet()は同じことを行います。
- データウィンドウで右クリックすると開かれるメニューはさらにコンパクトであり、オプションをより多く備えています。
- サンプリング・コントロールパネルのスタートボタンは、Spike2がサンプリング開始を待機する際に点滅します。
- サンプリング・コントロールパネルのスタートボタンをクリックすると、キーボードフォーカスはサンプリングウィンドウへ移動します。以前では、サンプリング・コントロールパネルに留まり、次にスペースバーまたはエンターキーが押されると、意図としないアクションを引き起こす可能性がありました。
- 新しいデータファイルを開くと、サンプリング実施の準備ができ、X軸が日付の時間モードとなり、X軸はサンプリングが開始するまで、現行の日付時間をアップデートしていきます。
- レジストリーのSpike2エリアへ新しいProfile()スクリプトコマンドを使ってアクセスすることができます。これはデータ保存に便利な方法であり、プレファレンス設定へのスクリプトアクセスを可能にします。
- 外部ファイルをコピーする新しいFileCopy()スクリプトコマンドがあります。
- 新しいScriptRun()スクリプトコマンドでは、現行のスクリプトが終了した後でスクリプトが稼動するように設定することができます。
- メモリーバッファー作成ダイアログには、チャンネルを作成し、インポートダイアログを開くボタンがあります。
- メモリーバッファー削除アイテムダイアログでは削除モードを選択することができます。
- データ欄を含むテキストファイルを変換する新しいファイルインポーターがあります。
- ProcessAuto()スクリプトコマンドには、XYビューと使用するための新しいアーギュメントleewayがあります。
- デジタルマーカーチャンネルのサンプリングを行い、DIGIN, WAIT, DIBEQ または DIBNE指示を保有する出力シーケンスを使用する場合、デジタルマーカーがサンプリング中に抜けてしまうかもしれないことが警告されます。残りのサンプリングセッションではこの警告を無効にすることができます。
- マウスホイールサポートが時間、結果、そしてXYビューに追加されました。シフト及びCtrlキーはスクロール量を変えます。マウスコントロールパネルは、マウスホイールクリックがテキストビューをスクロールするラインの数を設定します(お使いのシステムがこのオプションをサポートする場合)。
- Axon CyberAmpチャンネルへのADCチャンネルマッピングに対するコントロールが増します。
修正された箇所
- 標準キーボードコマンド(左右矢印キーなど)を使ってXYビューをスクロールすることができます。
- プレビュー印刷には現在、正しいマウスポインタがあります。
- 様々な時間範囲ダイアログ、例えばスパイク形状ダイアログは誤ったタイトルを有していました。
- 結果ビューのChanDuplicate()によって新しいチャンネルは見えるようになっていました。現在は記述の通り、見えないようになっています。
- スパイク形状ダイアログのボタンのサイズは現在、ダイアログのフォントのサイズによって決まります。以前はスクロールバーの高さによってコントロールされていました。
- サンプリング中または再起動中を除き、サムがデータの末端にあるとき、X軸をクリックしてドラッグすることができます。バージョン4.07では、サムがX軸の右端側にあったときは軸をドラッグすることは全くできませんでした。
- 以前では、Spike2リソースファイル(*.s2r)またはコンフィギュレーションファイル(*.s2c)の名前を変更した場合、Spike2はローディングを拒絶することがよくありました。これは、関連のないリソースファイルの使用を防止するために設計されたのでした。現在それは不必要な制限であると思われ、どちらにしても一貫性をもって適用されていませんでした。現在そのようなファイルの名前の変更には何も制限がありません。
- System$()コマンドは現在XPを含むより多くのバージョンのウィンドウズについて認識しています。現在System()によって戻されるバリューは記述されます。
- ProcessTriggered() 及び ProcessAuto()はXYビュー、ならびに結果ビューで使用できます。
- MemDeleteTime() コマンド mode% アーギュメントは現在マーカーフィルターを無視するために4を足します(以前は、ドキュメンテーションが4を足してマーカーフィルターを使用するように指示していました)。以前では、マーカーフィルターが常に使用され、mode%が0から3でないときはコマンドがエラーとして扱っていたので、この変化は現存のスクリプトに何の影響も与えません。
- メモリーバッファ削除アイテムダイアログはチャンネルのために設定されたマーカーフィルターを無視していました。これは、画面に表示されていないアイテムを削除してしまう可能性があったことを指しています。
- サンプリング中に使用されるアクティブカーソル検索がたまに何か特色を抜かすことがありました。
- 最小化したダイアログは現在メニューから選択されればリストアされます。
- アクティブカーソルの使用が検索不可能のために無効になった場合、ダイアログで使われるこのカーソルは無効位置として扱われていました。現在では、無効カーソルはアクティブカーソル検索と、データをXYプロットに処理するときに行った測定のみに影響を与えます。
- RealWaveメモリーチャンネルを波形チャンネルとして保存することは、RealWaveデータバリューが波形チャンネルの全範囲を超えた場合、Spike2をクラッシュさせることがありました。
変更された箇所
- テンプレート時間範囲とテンプレートパラメータアイテムをサンプルメニューから取り外しました。
- テンプレート幅の最初の見積もりは、テンプレート幅の小部分であるアーテファクトが全てのスパイクを掴んでしまうような非常に幅広いテンプレートにしてしまわないように、データを調整するようになっています。これは最初のテンプレート幅を低減させる傾向があります。この調整はテンプレートでのポイント数の8分の1の移動平均です。調整する幅が妥当と思うなら、パラメータに作成することができます。
- スパイク形状ダイアログで軸をドラッグするのにCtrlキーを抑えたままにする必要はありません。
- 時間ビューのChanDuplicate()は現在ソースチャンネル設定をコピーするようになっています。
- 重複チャンネルのあるChanTitle$()ビヘイビアは変わりました。オリジナルのチャンネルのタイトルは変更されません。
- 軸及びデータの標準ライン幅(編集メニューのプレファレンスで設定)は現在ヘアラインではなく、0.5ポイントです。ライン幅を設定したことが全くない場合、印刷される出力は濃いラインになります。
- 最近使用されたフィルリストの中のアイテム数は4から10に引き上げられました。
- 本日のティップは、Spike2がコマンドラインアーギュメントで開始されると抑制されます。
- 無効としてマークされたカーソルを移動すると、有効になります。
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2002年4月 |
4.07 |
新しくなった箇所
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- サンプリング中にシリアルラインデータを直接TextMarkチャンネルで読むことができ、オプションとしてマーカーコードを設定することもできます。SampleTextMark()コマンドは追加のオプショナルアーギュメントを備えています。
- SerialRead() 及び SerialWrite()コマンドは現在数字の0を含む二進法データを扱うことができます。
- 新しいYield()スクリプト機能はシステムが休止し、画面をアップデートできる時間中に遅延を生成します。
- マウスホイールを使ってウィンドウズ98、ME、NT4、NT2000 及びXPでテキストウィンドウをスクロールすることができます。
修正された箇所
- 4.06(のみ)では、場合により、ウィンドウのサイズを変更すると、X軸範囲は以前の範囲に戻ることがありました。
- サンプリング中または再起動コマンド中に時間ビューが自動スクロールしているとき、X軸をクリックしてドラッグすることはもうできません。
- 選択したイベントチャンネルでCtrl+Shift+Lを使って前のイベントにジャンプすると、マルチイベントが同じ画面ピクセルに陥った場合、ジャンプを拒絶することがありました。
- デジタルフィルターダイアログがダイアログの開閉を繰り返した後に誤ったデータを表示することがありました。
- BurstRevise()スクリプトコマンドは、チャンネル内の最終イベントに及ぶデータ範囲で動作しているときに停止してしまうことがありました。
- Cursor()はダイアログ表現で有効として扱われません。例えばCursor(1) のように、カーソル番号を備えなければなりません。
- Spike2の古いバージョンで作成されたデータファイルを編集し、続いて変更を削除した場合、ファイルを古いバージョンでは読み取ることができない状態に残すことがありました。SONライブラリーは現在常にデータと互換性のある最も古い形式にファイルを設定します。
- FileConvert$("") を使ってもSpike2をクラッシュさせることはありません。
- 4.06では、新しいWaveMarkダイアログで、4つの水平カーソルを選択すると、オリジナルの2つのカーソルが消えていました。
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2002年3月 |
4.06 |
新しくなった箇所
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- マウスポインタをTextMarkアイテムの上に動かせると、アイテムに関連したテキストが「ポップアップ」します。
- 最初のマーカーコードが00でないTextMarkアイテムは現在WaveMarkデータと同じ色のマップを使って色づけされています。
- 1401に合うオンラインテンプレートはホストコンピューターでの短時間遅延のために一時的に中断されることはもうありません。以前は、非常に高いスパイクレートで、デスクトップウィンドウをドラッグすると、テンプレートマッチングでギャップが出ることがありました。
- 現在XYビューのy軸タイトルをChanTitle$()スクリプトコマンドで変更することができます。
- サンプリングが前回のサンプリングセッションからの未保存臨時データファイルを上書きするなら、現在では古いファイルを保存する機会が与えられます。
- システムカラーに「古典的な」ウィンドウズカラーを使用しないと変更した場合、イメージのあるボタンもそれに合うように背景カラーが変更します。
- ファイルメニュー・インポートオプションは現在正確性を保つためにRealWaveデータとしてフローティングポイント波形をインポートします。
- ファイルメニュー・インポートオプションは現在データ・サイエンス・インターナショナルからのDetaquest A.R.T.フォーマットファイルをサポートします。
- ToolbarSet()スクリプトコマンドでのボタンの最大数は40に増加されました。
修正された箇所
- カーソル描画は、カーソルイメージを残したままにする問題を除去するように修正されました。
- X軸スクロールバーは現在、表示メニューの再起動ダイアログでの停止ボタンをクリックすると、正しい位置に設定されます。
- スパイク形状テンプレートダイアログはトリガーレベルがゼロラインを超えるのを可能にすることはもうありません。
- データをスパイクテンプレートをセットしないでサンプルした場合、テンプレートセットアップダイアログで行われた変更は無視されていました。
- Spike2バージョン4.04と4.05では、パワー1401またはマイクロ1401mk IIがあり、サンプリング間隔がマイクロセコンドの整数でないWaveMarkデータ用のサンプリング速度を使った場合、テンプレートセットアップダイアログはマイクロセコンドの整数をもったサンプリング間隔のテンプレートを作成していました。データは正しくサンプルされましたが、最初のテンプレートは時間経過とともに伸ばされました。
- サンプリングコンフィギュレーションダイアログでの自動ファイル名指定を有効にする場合、現在ではそれを閉じたり保存したりせずに一連のファイルをサンプルすることができます。
- サンプルバーに任意の波形またはグラフィカルエディタで作成された出力シーケンスが入ったサンプリングコンフィギュレーションを含んでいても、サンプルバーはクラッシュを引き起こすことはありません。
- グラフィカル出力シーケンサーでは、特定の回数を繰り返すように設定されたセクションは現在規定通りの速さで繰り返します。以前はシーケンサークロックのカチコチ2回分ほど短かったのです。
- ファイルを開くとき、重複チャンネル用チャンネル処理オプションは現在復帰されます。
- PCIまたはISAインターフェースカードを持つパワー1401またはマイクロ1401 mk IIを使用し、ホストコンピューターが速い場合、オンラインWaveMark編集ダイアログでSpike2を停止させることが可能です。これはPower1401(リビジョン22)及びMicro1401 (リビジョン 3)モニターコードの新しいリリースによって修正されています。モニターバージョンについては、ヘルプメニューのSpike2についてのダイアログで確認できます。
- EDF(ヨーロピアン・データ・フォーマット)ファイルインポーターは非常に長時間ベースでファイルを切り捨てることはもうありません。現在ではフレーム付きのファイルで1秒以内の長さで作業を行います。
- グラフィカル・シーケンス・エディタのシヌソイド出力オプションはサイン波サイクル長を強制的にシーケンスステップ時間の整数倍数にすることはもうありません。
- 自動拡張モードでシングルポイントをXYビューに追加した場合、軸の限界は極端データポイントから0.5超えて設定されていました。
- TextMark テキストまたはRealMarkデータバリューを変更するとき、MarkEdit()スクリプトコマンドに問題がありました。
- Optimise()スクリプトコマンドは場合により、Y軸範囲を広すぎに設定することがありました。
- 波形として引き出されたRealMarkチャンネル上のMinMax()コマンドは、指定時間範囲外で検索することができていました。
- TextMarkごとのマーカーコードが4つ以下使われているファイルフォーマットからTextMarkチャンネルをインポートした場合、最終の2つのマーカーコードはゼロに設定されていませんでした。
- 1401を通る非常に遅い波形のオフライン再生は、Spike2に反応停止を引き起こすことはもうありません。
変更された箇所
- テキストベースの出力シーケンスで、例えば3/2+1のような表現の結果は、現在最も近い整数に切り上げ/切り下げられます。以前は切り捨てられていました。これにより、結果は可能な限り正確になりますが、テキストシーケンスがやや異なる結果を出してしまうことがあります。
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2002年2月 |
4.05 |
新しくなった箇所
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- オフラインの[テキストマーカ]ダイアログでも、すべてのテキストマークがリストとして表示されるようになりました。リストでマーカを選択することで、ファイル内のマーカにジャンプできるようになりました。テキストマーカ データを、プリンタまたは表計算フォーマットで、クリップボードにコピーできるようになりました。
- テキストマーカ チャネルを右クリックすることで、[テキストマーカ]ダイアログを開けるようになりました。
- 刺激ヒストグラム、イベント相関、フェーズ ヒストグラムでのラスターソートの補助チャネル値は、刺激時間前の最初のイベントおよび刺激時間後の最初のイベントになることができるようになりました。
- [ファイル]メニューの[ページセットアップ]ダイアログで印刷のテキスト ビューを設定しますが、ここにプリンタ余白を設定するフィールドが追加されました。
- ファイル インポート システムは、Bionic Technologiesの *.nev および *.rnd ファイルをインポートできるようになりました。
修正された箇所
- スクリプトを使用してSampleStart()によるサンプリングを開始し、その直後にサンプル データを使用したスクリプト コマンドがある場合、「サンプリング タイムアウト」メッセージが表示されることがありましたが、この問題が解決されました。
- 4.04および4.04aで、オンラインの[波形マークの編集]ダイアログがスパイクを見落とすことがありましたが、この問題が解決されました。
- リードマークおよびイベント チャネルをライン モードで描画した場合、チャネル毎のカラー設定に必ずしも従わない場合がありましたが、この問題が解決されました。
- XYビューのX軸の単位が”s”(秒)にリセットされることがありましたが、この問題が解決されました。
- ダウンサンプルされた波形チャネルを複製した場合、その複製のサンプルレートが正しくない場合がありましたが、この問題が解決されました。
- [ビュー]メニューの[再実行]ダイアログで、アクティブ カーソルによる再実行の際に入力フォーカスをとらえてしまうことがありました。これにより、他のメニュー項目を使用することが非常に困難でしたが、この問題が解決されました。
- [カーソル領域]ウィンドウと[カーソル値]ウィンドウは、カーソルの移動が0のときはいずれの場合も更新されるようになりました。
- [新規の波形マーク]ダイアログで、ハイパス フィルタをオフにできるようになりました。
- 結果ビューのラスター表示でプリントされたシンボルが非常に小さくなっていましたが、これが正しいサイズで表示されるようになりました。
変更された箇所
- y軸範囲を例えば-5から5に設定するときに、上限と下限が軸上に表示されるようになりました。
- アクティブ カーソル サーチで、「inflection」という用語を「turning point」という表現に変更しました。機能的には何も変更はありません。弊社で間違った数学用語を使用していました。
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2002年1月 |
4.04 |
新しくなった箇所
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- グラフィカル エディタを使用して出力シーケンスをデザインできるようになりました。
- 新しいチャネル プロセッシング オプションを使って、ディスク上のデータを変更することなく、波形チャネルとRealWaveチャネルをスムーズ化、整流、ACカップル、ダウンサンプルできるようになりました。
- 最大メモリ チャネル数が100に増えました。
- New ChanWriteWave()およびChanNew()スクリプト コマンドを使用することで、新しい波形チャネルをデータ ファイルに追加し、そのファイルに波形データを書き込む(上書き)ことができるようになりました。
- [キャリブレート]ダイアログとChanCalibrate()スクリプト コマンドは、波形やWaveMarkのほかに、RealWaveデータにも対応するようになりました。RealWaveデータで使用したときは、チャネル全体が書き直されます。
- App(-3) はプログラム シリアル番号を返すようになりました。
- 出力シーケンサで、表現式にsTick(expr)、msTick(expr)、および usTick(expr)を使用できるようになりました。これらは、秒単位、ミリ秒単位、またはマイクロ秒単位の時間を、サンプリング システムで使用されている形式とTICKSインストラクションから返される形式で、Spike2の刻時に変換します。
- 刺激、イベント、およびフェーズのヒストグラムは、イベントまたは波形チャネルからの補助値を計測できるようになりました。計測値が範囲外の場合は、スイープを破棄できます。ラスターデータを有効にした場合は、この値に基づいたラスターでスイープをソートできます。SetPSTH()、SetEvtCrl()、および SetPhase() スクリプト コマンドに対応した拡張があります。
- RasterAux()スクリプト関数を使用して、ラスター表示をソートしたり追加のスイープ マーカを表示したりできるようになりました。
- Power1401 と Micro1401 mk II をご使用の場合は、タイミング単位を、1マイクロ秒のかわりに0.1マイクロ秒で設定できるようになりました。これにより、ADCコンバータのスピードを最大限に活用した波形サンプリング レートが実現できます。単位時間あたり非整数のマイクロ秒で書かれたファイルは、旧バージョンのSpike2と互換性がなくなります。
- 非整数のマイクロ秒時間単位で書かれているSpike2データ ファイルでも開けるようになりました。
- DupChan()スクリプト関数を使用して、チャネルの複製についての情報を取得できるようになりました。
- バージョン4.02から、サンプリングの開始日時がデータ ファイルに書き込まれるようになりました。この日時は[ビュー]メニューの[ファイル情報]ダイアログで見ることができ、スクリプト ライターは新しいFileDate$()、FileTime$()、および FileTimeDate()関数でこの日時を読めるようになりました。
- [ビュー]メニューの[再実行]コマンドで、時間範囲と時間倍率を指定できるようになりました。スクリプトのRerun()コマンドがマッチするように拡張されました。
- 描画モードのカラーをオーバーライドするようにチャネル毎にカラーを設定できるようになりました。これは、波形チャネルにとって便利ですし、とくにこれらのチャネルがy軸を共有している場合に便利です。[カラー]ダイアログで、現在のウィンドウに従って追加ページが表示されるようになりました。これをサポートするために新しいChanColour()スクリプト コマンドが追加されました。
- x軸ダイアログから時間軸を秒、hh:mm:ss、および時刻として要求できるようになりました。これはXAxis()スクリプト コマンドでサポートされています。
- 時間ビューおよび結果ビューのx軸およびy軸に対して、[表示/非表示]ダイアログから、軸ではなくてスケールバーを設定できるようになりました。
- 時間ビューおよび結果ビューに対して、x軸およびy軸の大きい刻時間の間隔と分割数を設定できるようになりました。新たにXAxisStyle()およびYAxisStyle()スクリプト コマンドが追加されました。
- ファイル インポート システムが拡張され、CODASファイル(*.wdq)をサポートするようになりました。また、ヘッダ付きの単一波形からなるIGORバイナリ ファイルも読めるようになりました。BIOPACインポータ(*.acq)は、AcqKnowledge 3.7.x データ ファイルを認識できるようになりました。
- データ ビューに新しいショートカット キーが追加されました。Ctrl+A を押すとすべてのチャネルが選択され、もう一度押すとすべてのチャネルが選択解除されます。Ctrl+Q を押すと、選択されているすべてのチャネルのy軸が最適化されます。選択されているチャネルがない場合は、すべてのチャネルが最適化されます。
修正された箇所
- 逆方法に実行するアクティブ カーソル サーチで、レベル クロッシングを使用する場合も、機能するようになりました。
- [キャリブレート]ダイアログは、選択されているすべてのチャネルをキャリブレートするようになりました。以前にはリスト内の最初のチャネルだけしかキャリブレートしませんでした。
- オンラインの[波形マークの編集]ダイアログは、ダイアログを開いたままサンプリングをリセットしても正しく機能するようになりました。
- ProgStatus()コマンドが追加されました。以前にもこのコマンドはありましたが、名前がProgState()というように間違えていました。
- 出力シーケンスの一部としてMicro1401 mk IIまたはPower1401で任意の波形出力を使用した場合、DAC出力が最後の任意値に固定され、シーケンス命令で変更できない場合がありました。
- CursorVisible(-1,x)はすべてのカーソルを選択するようになりました。以前は何も実行しませんでした。
- レートおよび平均周波数モードで描画されたWaveMarkチャネルに対する最適化は、正しく動作するようになりました。
- 1401でのオンラインのリアルタイム テンプレート マッチングは、スパイク レートが1401が追随できないほど高くなった場合は省略されるようになりました。以前には、1401はすべてのスパイクを照合しようとしたため、サンプリングが停止されバッファ オーバーフローメッセージが表示されていました。
- スパイク形状ダイアログで、すべてのオンライン テンプレートを削除できるようになりました。
- 複製チャネルは、チャネル1をマウスで右クリックすることでオンラインで削除できるようになりました。
- ダイアログを開いた状態で時間ビューを複製してから、元のウィンドウを削除しダイアログを使用しても、Spike2はクラッシュしなくなりました。
- データが表示時間軸の最後に達しないデータ ファイルをサンプリングまたは再実行した後は、データが再描画されるようになりました。以前には、時間軸が正しく描画されないことがありました。
- スパイク形状、出力シーケンサ、任意波形出力がすべて使用されている場合、1401plusはサンプリング コマンドのロードを拒否することがありました。
- サンプリングがオーバーロードしていることを示すためにキーボード チャネルに追加される「FF」マーカの数は、1秒あたり数個に制限されています。
- BurstRevise()はシステムによっては問題を起こすことがありました。
- サンプリングの開始時にディスクへの書き込みがオフになっていると、オンラインのトリガ表示が必ずしもトリガしないときがありました。
- XYウィンドウでの[ビュー]メニューの標準表示コマンドは、x軸の下に空白を開けなくなりました。
- スクリプトによってツールバー ボタンへ付けられたキーは、ダイアログがアクティブのとき無効になりました。可能な場合は、モーダル ダイアログがアクティブのときは、ツールバーが淡色表示されるようになりました。
変更された箇所
- MemChan()を使用してWaveMarkチャネルを作成する場合は、pre% 引数を与える必要があります。
- ProgRun()、ProgStatus()、およびProgKill()のコードがアップデートされ、Spike2が閉じるときまたはステータス コールによってアプリケーションが実行されていないとレポートされたときはハンドルを外部アプリケーションに解放するようになりました。
- Spike形状テンプレート ダイアログは、イベントあたり 6 データポイントより少ないチャネルをリストに含めなくなりました。テンプレートを作成するには最低 6 ポイントが必要です。
- ユーザーのご要望により、結果ビュー内のエラーバーはラインとして描画するようにしました。
- FileNew()の後にありSampleStart()の前にあるSampleSeqVar()によって実行されるシーケンサ可変変更は、サンプリングの先頭から有効になるようにしました。以前には、サンプリングの開始後に有効になっていました。
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2001年7月 |
4.03 |
新しくなった箇所
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- 今回のバージョンから、最高 100 チャネルを使用したデータ ファイルを作成することがで きます。さらに、使用のハードウェアが処理できる本数のデータチャネルを使用してサンプル することが可能です。例えば、32 波形入力付き Power1401 では、波形として 32 アナログチ ャネル、WaveMark として 16 チャネル、イベントとして 8 チャネル、キーボード マーカープ ラスのデジタル マーカー用 1 チャネル、テキスト マーカー用 1 チャネルのサンプルが可能でし た。32 チャネル以上を使用したファイルは、 Spike2 の 4.02 以前のバージョンでは読み取るこ とができません。
- FileNew() スクリプト コマンドで、32 チャネル以上を使用したファイルの作成が可能です。
- サンプリング設定ダイアログは、今回のバージョンから大型になり、ファイルの最大チャネル数を設定するための 新しいボタンが設けられました。スクリプト ユーザー向けには、新しい SampleChannels() コマンドが同じ働きをします。
- 新しい波形チャネルの種類、RealWave が加えられました。このデータは、32-bit の浮動小数 点としてユーザーの装置に保管されます。バージョン 4.03 では、RealWave チャネルをメモリ ー チャネルとして作成することができます。これらのチャネルでは、 広い範囲の値を保持でき るという長所がありますが、同等の波形チャネルで必要な 2 倍のメモリーとディスク容量を使い ます。この形式でデータをサンプルすることはできませんが、当社では、これを使用して、クロス チャネル演算の結果を保管する計画です。RealWave データは、較正したり、デジタル的に フィルターをかけたりすることは今のところできませんが、これ以外の波形のすべての機能については問題ありません。
- サンプリングが不意に、例えば、停電により終了した場合は、メッセージ表示により次回 Spike2 を実行したときにデータ を保存するように指示されます。以前もこのようにいつでも することができましたが、ユーザーの多くは、サンプルされたデータが保持されている一時ファイルのある場所が分かりませんでした。
- Spike2 データ ファイルのサイズに今回のバージョンで 2 GBの制限が付きました。ライブラ リーの以前のバージョンでは、このサイズを超えて書き込んだ場合は、ファイルが使用できなくなりました(同時に修復困難になりました)。
- ファイル エクスポート ダイアログには、作成したデータ ファイルに多数のチャネル を設定 ができる新しいコントロールが設けられ、今回のバージョンでは、メモリー チャネルを出力フ ァイル内のフリー チャネルにエクスポートすることができます。 FileSaveAs() はスクリプトユ ーザー向けに変更されています。
- ファイル エクスポート ダイアログには、以前の Spike2 バージョンとの互換性を保持するた め、RealWave チャネルを強制的に波形チャ ネルとして書き込むための新しいチェック ボック スが設けられました。ExportChanList() は、これをサポートするように変更されています。
- 今回のバージョンでは、Spike2 の以前のバージョンに比べ、一段と遅い速度の波形サンプリ ング レートを得ることが できます。これまでは、最も遅いチャネルのサンプリング レートに対 する最も速いチ ャネルのサンプリング レートの比率は約30,000でした。 今回のバージョンで は、2,000,000,000 の高い値までに高めることができます。この機能を使用したファイルは、旧 バージョンの Spike2 では読み取ることができません。サンプリング設定の解像度タブでバージ ョン 3 互換に設定してこの機能を不能にすることができます。
- サンプリング メニューには、サンプリング設定をクリアするための新しいオプションが設けられました。これにより、サンプリングに関連するすべての複製時間ウィンドウと結果表示ウィンドウがなくなり、サンプリング ウィンドウの位置、描画モード、スパイク テンプレート、および x 軸表示トリ ガーのメモリーのいずれもがクリアされます。
- ご自分の1401で使用可能なより最新のファームウェアがあるかどうか見るには、ご使用の 1401 を接続し、電源を入れた状態で、Spike2 についてのヘルプ メニューのコマンドを使用し、 警告メッセージをチェックします。ファームウェアの大部分の更新は、絶対必要というわけではありません。しかしながら、ご使用の 1401 で正しくサンプリングを行うためにファームウ ェアの更新が必要な場合には、Spike2 を実行するたびに、ダイアログ ボックスが開き警告が与 えられます。
- MemChan() および EventToWaveform() スクリプト コマンドを使って作成したチャネルのサ ンプル周波数は、さらに高い精度に設定することができます。
- DlgChan() は今回のバージョンから RealWave チャネルをサポートし、結果表示でのオプシ ョンとして「表示」および「選択済み」にすることができます。
- サンプリング設定の解像度タブにある 1401 フィールドの種類を使うと、より多くの 1401 の種類の最適化を行うことができます。SampleOptimise() は、条件に適するように拡張されて います。
- 波形パワースペクトルおよび相互相関分析が、大幅に高速化されています。
- 波形パワースペクトルは、今回のバージョンから変換サイズが最高 16384 ポイントまで可 能になりました。
- ToolbarSet() および Interact() スクリプト コマンドは、今回のバージョンからキーボード コマンドをサポートします。ボタンは、特定キーにリンクせること(ボタン タイトル付き、ボ タン タイトル内)や他のキー コード(例えば、機能キー)に指定することができます。以前の マニュアルに記載があるのに導入されていませんでしたが、今回のバージョンから、ツールバーの一つを Esc キーに指定することができます。
- タイム表示チャネル情報ダイアログは、今回のバージョンから波形チャネルの範囲の表示ができ、RealWave チャネルのスケールとオフセット値の最適化を行うための新しいスケール変 更ボタンが設けられています。
- European Data Format (.edf) および BIOPAC (.acq) ファイル用の新しいインポート フィルタ ーが付いています。
- SON ファイリング・システム用のマニュアル(Spike2 で使用時)が PDF ファイルとし て含まれています。カスタム インストールで「追加ドマニュアル」を選択して、ExtraDoc フォルダにそれを抜き出してください。FFT および波形相関に関する詳しい情報が含まれた TechNote.pdf ファイルもあります。
- 21. 新しいユーザーに基本的な Spike2 の機能を熟知してもらうために、「はじめに」用のチュ ートリアル スクリプトを実行する新しいヘルプメニュー オプションがあります。
修正された箇所
- オフライン再生ダイアログに、今回のバージョンからサウンドが最初の出力ボタンのみにオプションとして設けられています。これまでは、最初のボタンの DAC と 2 番目のボタンのサウ ンドを選択することができました。
- オフライン再生ダイアログの停止ボタンは、今回のバージョンから再生時に常時使用可能です。データ出力の間にカーソルを動かしても、開始時間フィールドが Cursor(0) に変更されるこ とはなくなっています。
- サンプリング ウィンドウにリンクされているパワースペクトル結果表示は、今回のバージョンからサンプリングの設定に正確に記憶されます。
- バージョン 4.02 では、1401 がサンプルすることができなかった波形チャネルの組み合わせ を設定することはできませんでした(これは、通常 28 以上の波形チャネルが必要)。問題点 は、すべてのチャネルがチャネル 0 からのデータを表示し、サンプリングがタイム アウトにな ってしまうことでした。旧式のアナログ カード付き 1401plus を除いて、この影響をすべてから 取り除き、不可能な設定でのサンプリングは今後できないようにしました。
- 時間 0.0 で機能を検索するカーソル 0 検索は、今後、無効な検索として取り扱われることはありません。これは、4.02a で修正されま した。
- DlgCreate() を用いて作成したダイアログと異なるデータの種類でフィールドを定義し直しても、Spike2 がクラッシュすることは今後なくなります。
- MarkMask(chan%,1) は、今回のバージョンから、フィルターがすべてのコードを受け入れるように設定されているときはフィルター モードを設定します。これまでは、このような働きはありませんでした。しか しながら、モード 1 に設定し、すべてのコードを受け入れるでは、最終的な働きはすべてのア イテムを受け入れるになりますが、すべてのアイテムがフィルターされることになるので、非能率的です。
- SampleWaveform() は、既に WaveMark として設定されていた場合には、チャネルを波形として設定させてくれませんでした。
- スクリプト コマンド SampleEvent()、SampleWavemark()、SampleTitle$()、SampleComment$()、SampleWaveform()、SampleCalibrate() では、16 より大きいチャネル番号や 15 個以上の波形ポートは使用できま せんでした。今回のバージョンから Spike2 では、31 k個までの波形ポートと SampleChannels() によってファイル用に設定されたチャネルの番号まで使用することができます。
- ポイント アクティブ カーソルの検索モードは、今回のバージョンから、波形と RealWave データのギャップをスキップします。これは、バージョン 4.02a で修正されました。
- Spike2 のバージョン 4.02 では、データ ファイルの日付と時刻は現在の日付と時刻に変更されました。このような変更は、ファイルが変更されていない限り行われません。
- 今後は、イベント チャネルを使用したデータ ファイルを「時間ゼロ シフト」オプションおよびラージ ゼロ シフトを使用してエクスポートしても、Spike2 が停止す ることはなくなります。
- DC 除去オプションを用いた波形相関は、今回のバージョンから非ゼロ オフセットが付いた波形データを正しく取り扱います。これまでは、DC除去を選択した場合は、オフセットはゼロであると想定されていました。下記の変更された箇所の項を参照のこと。
- パワースペクトル分析は、今回のバージョンから、非ゼロ オフセットが付いた波形チャネルを正しく取り扱います。これまで、DC コンポーネントに返さ れた値については、データ内のオフセットは考慮されていませんでした。サンプル処理されたデータは通常、ゼロ オフセットです。
- 処理および処理設定ダイアログは、今回のバージョンから結果表示が閉じるときに閉じます。
- カーソル 0 は、今回のバージョンから、表示トリガー ダイアログで有効になってい場合は、 タイム表示トリガー位置に移動します。
- 現在表示がタイム表示なっていないまたは XY 表示がタイム表示に添付されていない場合 は、動向プロット作成ダイアログを開くことはできません。
- プロセス設定ダイアログを使って結果表示のチャネルの数を変更しても、Spike2 がクラッシ ュすることは今後なくなります。
- 白黒表示を選択して印刷画面を使用すると、表示タイトルは、黒のバックグラウンドに黒色のテキストではなく、白のバックグラウンドに黒色のテキストとして印刷されます。
- Optimise() スクリプト コマンドは、今回のバージョンからWaveMark Overdraw モードで描 かれたチャネルで有効です。
- 出力シーケンサー形式ボタンは、変数の名前を編集すると擬似エラーについ
変更された箇所
- DlgCreate() を用いて作成したダイアログでは、整数データ用編集フィールドのデフォルト長さは、実数用フィールドの幅に一致するように増やされています。
- 波形相互相関の時間軸が、今回のバージョンから、以前の全バージョンと反対の方向に引かれていますが、これにより、多重チャネル相関が意味を持つようになっています。以前に単チャネルの相関を行った場合に、元の方向を回復するには、チャネルを相互にスワップしてください。多重チャネルの相関にバージョン 4.00 から 4.02 までのスクリプトを使用した場合は、使用し ているスクリプトを修正する必要があります。
- 相関は記憶しておき、FFT 方法を使用して実行された相関の結果に一致させます。相違は、結果における 2 進数の数が相関 のデータ ポイントに比べ少なければ、小さくなります。変更内容は、ExtraDoc\TechNote.pdf に詳細が記述されています。カスタム インストール、次に「追加マニュアル」を選択し、イン ストレーション ディスクからこのマニュアルを抜き出してください。新しい例、FFTCrl.s2s が Scripts フォルダに含まれています。これには、ArrFFT() コマンドを使用した波形相関の実行の 仕方が実例で示されています。
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2001年7月 |
4.02 |
新しくなった箇所
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- インポート フィルターは、今回のバージョンから、WAV ファイルをサポートします。 例えば、Windows サウンド レコーダーで作成したファイルを変換することができます。
- 出力シーケンサー ウィンドウは、今回のバージョンから、ヘルプを必要として F1 を押したときに脱字記号の下のテキストを調べます。
- チャネル情報ウィンドウには、複製したチャネルのチャネル数が含まれます。
- 今回のバージョンから、読み取り専用で Spike2 のデータ ファイルへのアクセス権を共有 することができます。複数のユーザーが同一データ ファイルを開こうとした場合、最初のユー ザーが読み取り/書き込みのフル アクセス権を、その以降のユーザーは読み取り専用でアク セス権を得ることになります。
- 複製したタイム表示には、今回のバージョンからチャネルに関する選択、順位、サイズ、グループ分けが元の表示から継承されます。
- モードレス ダイアログ(ダイアログ外でアクションの実行ができるようにするダイアログ) では、今回のバージョンから、それらの画面の位置が全部記憶されます。
- XY ドロー モード ダイアログは、今回のバージョンから、モードレスです。
- ドロー モード ダイアログは、今回のバージョンから、チャネル一覧を受け取り、一覧の最初にあるチャネルのチャネル設定を表示します。一つのチャネルから他のチャネルへ描画設定をコピーするには、ソース チャンネスを最初にして一覧としてそれらのチャネルをタイプし、OKをクリックします。
- Spike2 データ ファイルとしてエクスポート ダイアログには、はじめにエクスポートされた時間の範囲が新しいファイルで時間 0 として表示されるように、エクスポートされたデータの時間変更を行う新しいオプションが設けられています。ExportChanList() は、この新しい機能をサポートするように拡張されています。
- 編集プリファレンスには、波形出力が理論出力ピクセルに対して 3 つ以上のデータ ポイント があるときに、出力が垂直線に圧縮されることを止めさせるメタファイル出力用の新しいオプションが設けられています。今回のバージョンから、出力矩形を最高 16,000 理論ピクセルの幅ま で設定することできます。
- 波形相関の設定で、チャネルに適合するレートがない場合には警告が出されます。
- エラー メッセージとして数字が出てくる仕組みをいたる所に設けたように思われることか ら、今回のバージョンでは説明用テキストで表示しています。
- 処理ダイアログでは、今回のバージョンから、それらの最後の位置がすべて記憶され、ダイアログを閉じなくても設定を適用できるように新しいボタンが設けられています。
修正された箇所
- SampleSeqVar() スクリプト コマンドでは、数が 16 を越える変数にはアクセスが許されま せんでした。今回のバージョンから、64 の変数全部を読み取り、設定することができます。
- HCursor() スクリプト コマンドは、今回のバージョンから、位置とチャネルの両方を設定すれば、正しく働きます。
- HCursorNew() および HCursor() は、今回のバージョンから、多重チャネル 結果表示で有効です。
- CursorSearch() は、今回のバージョンから、 ?1 を引数として受け入れます。
- Read() および ReadStr() は、今後、0 から始まる数字をオクタル(8 進数)として解釈しま せん。今のところは、16 進数(はじめが 0x)と小数のみが受け入れられています。010 は、今 回のバージョンから、8 でなく 10 として読み取られます。
- チャネル情報ダイアログで、今回のバージョンから、スケールとオフセットが表示されます。データのソースについて想定がなされていることからボルトの参照は行われません。そしてこれが、±10 ボルト入力の 1401 をお持ち場合に、はっきりしなくなる原因でした。
- データ ファイルからサンプリング設定を読み取ったときは、そのサンプリング設定は、ユーザーがデータ ファイルの作成されたときに元来求めた「理想的な」レートではなく、実際のサンプリング レートに一致します。これは、Spike2 のバージョン 4 では、以前のバージョンよりも最適化レ ートについて、よりよい方法が取り入れられているので問題になります。
- 結果表示なかの Raster ドローは、今回のバージョンから、y 軸反転に対して有効です。
- メール送信は、今回のバージョンから、Spike2 データ ファイルで有効です(だだし、サンプ リングをしているファイルでは無効です)。
- SetXXXX() ファミリー(例: SetAverage()) および MeasureToXY() スクリプト コマンド は、今回のバージョンから結果または XY の表示が現行の場合に有効です。これらは、親タイ ム表示をソースとして使用します。
- DlgChan() スクリプト機能は、今回のバージョンから結果表示で正しく働きます。
- スパイク形状テンプレートは、今回のバージョンから、2 つ以上のスパイク形状チャネル が存在するときには、サンプリング用に正しくコピーされます。
- 山と谷モードを使った波形データのイベント チャネルへのメモリー バッファー インポート は、今後は、山または谷を検出する振幅を 16-bit の基本をなす波形データに対し可能性のある 全範囲の半分以上に設定した場合は、疑似の山と谷モードの位置を作り出しません。
- 水平方向のカーソルは、今回のバージョンから非表示のチャネルへまたはチャネルから移動させた場合に、正しく挙動します。
- 今回のバージョンから、1401 によってサンプリングを拒否されることなく、サンプリング 設定で ADC変換 当たりの時間単位を 32767 以上に設定することができます。
- FileConvert$() スクリプト コマンドの戻し値は、今回のバージョンから、マニュアルに記載 されている通りになっています。これまでは、いつも空ストリングでした。
- 出力シーケンサーで、今回のバージョンから実際に1023の命令が可能です。
- ドックに入れられたときに、出力シーケンサーのコントロール パネルは、スクリプトによ って作成され、スクリプトから実行されるシーケンスを正しく表示します。これまでは、ボタンを表示することができませんでした。
- 今回のバージョンから、カーソル 0 は、非表示の場合でも、XY プロットおよびアクティブ カーソルのダイアログで利用可能です。
- オフライン再生ダイアログでは、今回のバージョンから、時間フィールドが編集されると、バイトカウントが更新されます。
- オフライン再生ダイアログの DAC 出力が、USB 装置ライバーの故障の原因になること はありません。
- スクリプトで WindowVisible(3) を使用することが、複数のウィンドウ アイコン セットがメ ニュー バーに表示される原因になることがあります。
- データをサンプルし、メモリー チャネルを生成し、その後で、サンプリング中にメモリー チャネルをディスク チャネルに保存したスクリプトは、Spike2 をクラッシュさせる可能性があ りました。
- SampleOptimise() スクリプト コマンドは、最適化方法を0に設定した場合に、疑似エラー を生じることあり、同時に、timePerAdc を破損することもあります。
変更された箇所
- このバージョンでは、SON ライブラリーの新しいバージョンを使用して Spike2 データ ファイルの 読み取りと書き込みをしています。また、以前のバージョン全部を読み取り、新しい機能が使われていない限り、以前のバージョンと互換性があるファイルに書き込みます。バージョン 4.02 には、 使用ファイルが Spike2 の以前のバージョンとの互換性を失うような機能は含まれていないので、 変わった点は見つからないはずです。新バージョンでは、さらに多くのデータ チャネルが使用 可能で、新しい浮動小数点の波形チャネルの種類が加えられ、多重チャネル使用の WaveMark データ(例、四極管用)がサポートされています。また、ファイルの時刻と日付のスタンピング、マイクロ秒に結びつけられていないタイムベースもサポートしています。当社ではこの新しい機能を将来のリリースで活用する予定です。
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2001年4月 |
4.01 |
新しくなった箇所
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- デジタル フィルタで使用できるフィルタ係数の最大数は、以前は255まででしたが、今回から、511になりました。これによりさらにシャープな(狭帯域の)フィルタが得られるようになります。
- 複製チャネルに対してスパイク形状テンプレートを保存・復元できるようになりました。チャネルは元のチャネル番号とa、b、c...でコード化されます。ただしSpike2が元のチャネルを決定できない場合は、201〜299のチャネル番号が使用されます。
- ほとんどの1401は5ボルトのアナログ システムを持っています。Spike2は、10ボルトのPower1401およびmicro1401アナログ システムを検出し、倍率を自動的に調整するようになりました。「Preferences」オプションが新設され、5ボルト、10ボルト、または「最後に検出したハードウェア」を選択できるようになりました。
修正された箇所
- 4.00でのスパイク形状テンプレートの保存とロードの動作に不便な点あり、何人かのユーザーから改善の要望がだされていましたので、この点を改良しました。
- ウェーブマーク(スパイク形状)データ チャネルを記録し、テンプレートを定義しないでサンプリングを開始すると、テンプレートをオンラインで追加できず、出力シーケンスを実行しているとスプリアス エラーが発生しましたが、この問題が解決されました。
- サンプリング設定に新しいチャネルを追加すると、これらのチャネルは、チャネル番号とチャネル優先度に基づいてリストに追加されるようになりました。
- ChanData()がメモリ チャネルから読むデータ値の最大数は、30000付近に制限されることはなくなりました。
- PrintScreenコマンドでカーソルが印刷されなかったり、チャネル番号の位置が正しく印刷されないことがありましたが、この問題が解決されました。
- CursorNew()スクリプト関数を使用して特定のカーソル n を追加したときに、カーソル n-1 が登録されてしまう問題が解決されました。
- 結果ビューのチャネル番号は、正しい背景色で表示されるようになりました。
- 「テキストとしてコピー」は、Spike2がメモリ不足になり動作を停止してしまうと、警告メッセージを表示するようになりました。
- XYビューにデータ ポイントを追加する計測プロセスは、メモリが不足気味でも正しく動作するようになりました。
- カーソルが非表示の場合は、ドロップダウン リストのオプションとして Cursor(0) を表示しないようにしました。
- UFFファイルに動作不良のイベントが含まれていても、正しくインポートできるようになりました。
変更された箇所
- FiltApply()は、既存チャネルを削除しようとすることはなくなりました。FiltApply()はこれがOKであることをチェックするQuery引数を持たないようになりました。以前には、既存チャネルが常にエラーを引き起こすといった混乱がありました。したがってこのスクリプト関数を使用するときは、あらかじめ既存チャネルを削除する必要があります。
- デジタル フィルタは、たとえば波形のサンプリング レートが最初に定義されているフィルタに対して低速すぎる場合にローパスから全パスへフィルタ タイプを変換するといったことはしなくなりました。対象波形のサンプリング レートがフィルタに合わない場合は、警告メッセージが表示されます。ただし、あとでテストしてみた結果、フィルタを変更することは可能であることがわかりましたので、バージョン4.02のこのコードはさらに検討してみることとします。
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