2009年4月 |
5.21 |
新しくなった箇所
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- 信号調整器のサポート範囲が拡張され、80本までの波形チャンネルをサポートしています。
修正された箇所
- ScriptRun() スクリプト・コマンドは 0 または 1 の引数を受け入れました。現在はマニュアルに記載のように 1 または 2 を受け入れます。
- 倍数を最も可能性の高い負の整数値と一緒に整数に割り当てるとエラーが生じました。
- チャンネル処理を適用したバーチャル・チャンネルまたはチャンネル処理を適用した基本チャンネルでは無効が正しく作動せずに、オンラインでアーチファクトが描かれることになりました。
- フィッティング・ダイアログが開いているときにキーボードまたは TextMark マーカーを追加すると、フィティング・ダイアログのパラメーターがリセットされました。
- グラフィカル・シーケンス・エディタにおいて、繰り返し DAC パルスでの単一パルスの振幅の変更は、Change フィールドが負であった場合、出力に変化は生じませんでした。
- 別のアプリケーションで Esc キーを入力しても Spike2 のスクリプトを停止させることはありませんでした。
- Outside thresholds および Within thresholds 検索は、レートまたは周波数として描画されたイベント・チャンネルでは作動しませんでした。
- RealWave チャンネルでの NaN(非数字)および INF(無限)値は、加速が有効になっているグラフィック・カードの一部で破損したイメージを生成したり、エラーの挙動を起こすことがありました。
- FileSaveAs() スクリプト・コマンドでは、不正または存在しないパスについてチェックが行われず、結果として負のエラー・コードが返される代わりにエラーを含んだメッセージ・ボックスが表示されました。
- グラフィカル・シーケンス・エディタおいて、DAC を任意の値から DAC フルスケール値への傾斜波生成は、正しく作動しませんでした。
- バーチャル・チャンネルを追加すると不要な画面の更新が起こりました。
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2008年5月 |
5.20 |
新しくなった箇所
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- スクリプト・コンパイラは、以前にはスクリプトが実行されるまで検出しなかった配列の使用のエラーを現在検出します。例:var x, y[3]; x := y; 現在はコンパイラ時間エラーが生成されます。
修正された箇所
- ファイルが可能な最大時間の半分より長かった場合、音検査図表示で最大時間の半分を超えた部分のデータの表示が正しく行われませんでした。
- ユーザー・ダイアログで DlgValue$() を使用して、ドロップダウンの代替の一覧を含む文字列フィールドを変更した場合、フィールドは変わりましたが、DlgShow() の結果が前の値のままであることがありました。
- 1 本または複数のチャンネルでディスクへの書き込みを無効にしてサンプリングを停止した場合、終了が正しく行なわれなかったデータ・ファイルを生成することが可能でした。SonFix ユーティリティでそのようなファイルを修復することができ、データの喪失はありません。このエラーがあるファイルは、Spike2 では修復されるまで正常でない挙動が起こる可能性があります。
- ViewTrigger(-5) コマンドではカーソルに 0 操作が返されませんでした。
- Sampling メニューの Offline waveform output(オフライン波形出力)とスクリプト・コマンド PlayOffline() は、出力装置が Power1401 mk II であった場合には正しく作動しませんでした。
- スクリプトが32,767行より大きい場合、区切り点を設定することはできましたが、ステップを示すマーカーは表示されませんでした。また、スクリプトが正しい行にスクロールしませんでした。
- 水平方向のカーソルに 1 から始まる連続する番号が付けられていなかった場合、水平方向カーソルの番号を付け替えると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- ロックさた y 軸と水平カーソルを使ってオーバードローされたチャンネル・グループのなかの一番上のチャンネルを削除すると、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- Print()、Print$()、PrintLog() の各スクリプト・コマンドで、255 文字以上を印刷した場合、意味不明な出力が作成されました。
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2007年9月 |
5.19 |
新しくなった箇所
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- 現在は Power1401 mk II のインターフェイスを使ってサンプリングすることができます。
修正された箇所
- グラフィカル・シーケンサーで、上限以上/下限以下あるいは限度内/外の範囲のチャンネルを待機するコマンドが限度を正しくスケールしないことがありました。
- FIR フィルター・ダイアログで波形チャンネルを変更しても、反応ビュー内の周波数軸は更新されませんでした。
- テキスト・エディターでファイルが開いており、ファイルの 32767 番目の文字が CR(復帰)であり、次の文字が LF(改行)であった場合、CR LF 文字が CR CR の対に変更されました。
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2007年7月 |
5.18 |
新しくなった箇所
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- スクリプト・コンパイラーは現在約 16 倍以上多くのリテラル・テキストを取り扱うことができます。リテラル・テキストとは次の例のように二重引用符で囲まれた文字列です:"This is literal text"。
- DSI インポーター:DSI データ形式のバージョン 5 では暗号化されたファイルを使用します。これらのファイルを読み取るには特別な DSI USB ドングルを購入する必要があります。詳細については、CED までお問い合わせください。以前の形式を読み取る場合には、このドングルは必要ありません。
- Biopac インポーター:現在はバージョン 45 形式のファイルを取り扱います。
- MED64 インポーター:ファイル内のすべてのデータ・セクションを 1 つの連続したストリームに結合するための新しいチェックボックスがあります。出力ファイルは現在 128 チャンネル用のスペースと一緒に作成されます(そのうちの 64 でインポートしたデータを格納します)。これによって、可能性のあるすべての入力波形から WaveMark チャンネルを作成できます。
- Axon インポーター:このインポーターは現在 PClamp 10 で使用されるバージョン 2 のライブラリーで作成されたファイルを受け入れます。
- CED CFS インポーター:現在は倍精度浮動小数点として保管されているデータ・チャンネルを保持するファイルのスケーリングを正しく行います。
修正された箇所
- 「すべてのチャンネルで同じ X を使用」を用いて XY ビューに Measure を使用し、その後で「Copy As Text」を使用すると、最初のチャンネルのデータ・ポイントが非表示の場合には、x 軸の値を出力から省略することが可能でした。
- 最低で 3 本のバーチャル・チャンネルを作成し、番号が一番低いチャンネルを削除した後に、削除したチャンネルを置き換えるために新しいバーチャル・チャンネルを作成すると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- DCRemove チャンネル・プロセスでチャンネル上のしきい値のクロッシング用のアクティブ・カーソル検索を使用して新しいチャンネルを作成すると、サンプリングの実行中に Spike2 をハングアップさせることがありました。
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2007年3月 |
5.17 |
新しくなった箇所
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- メモリー・バッファー「アイテムの追加」と「アイテムの削除」の各ダイアログ・ボックスで、ダイアログを開いたときに時間フィールドに示されるアイテムの推定処理がより正確に実行されます。
修正された箇所
- ロックされた状態でオフセットされている y 軸、およびピクセルあたり 2 個以上のビン を持つヒストグラムは現在正しく描画されます。
- YAxisLock() スクリプト・コマンドではウィンドウが塗り直されました。現在はこれをただ無効にしています。
- スクリプトからバーチャル・チャンネルを作成するときに疑似の「データの読み取りエラー」を生成する可能性がありました。
- WaveMark チャンネルまたはギャップを持つ波形チャンネルの波形相関を取ると、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- 依存しているチャンネルが削除されたり、追加されたりしたときに、バーチャル・チャンネルが常に再描画されるとは限りませんでした。
- RM() コマンドを使用するバーチャル・チャンネルは、RealMark チャンネルが変わったときに正しく無効にしませんでした。
- 結果ビューのバーチャル・カーソルの動きの記録では、位置がビン番号の代わりに使用されました。
- 水平方向のカーソルの動きの記録では、不正なチャンネル番号が設定されました。
- マーカー・フィルター・セットを使ったチャンネルでの後方検索は常に正しく実行されるとは限りませんでした。最も普通の状況は、RealMark データが正しく描画されないことでした。
- PlayWaveCycles() スクリプト・コマンドを使用して再生領域のリンクが張られた一覧の一部であるサイクル・カウントを変更した場合、サイクル・カウントの変更は常に次の領域の再生で起こるとは限りませんでした。
- タイムビューでラスター表示のトリガー・チャンネルを変更しても画面の更新は起こりませんでした。
- 現在は、Micro1401 mk II 用のサンプリング時間のベースを 2 マイクロ秒以下に設定することができます。
- バーチャル・チャンネルのアクティブ・カーソルの後方検索では、検索がファイルの始めに近い部分で開始した場合、Spike2 をハングさせたり、機能を見つけることができない場合がありました。
- 現在はサンプリング構成を、1 マイクロ秒でない時間ベースを有するデータ・ファイルから読み取ることができます。以前は時間ベースが 1 マイクロ秒であるものとインポートしていました。
- スクリプトを使用してカーソル領域、またはカーソル値ダイアログを閉じると、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
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2006年9月 |
5.16 |
新しくなった箇所
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- 可能な場合は常に標準のシステム・マウス・ポインタが使用されます。これによりユーザーが希望するマウス・ポインタの選択が可能になります。
- 現在は、Spike2 のバージョン 6 で保存された波形平均結果ビューを読み取ることができます。このビューではビン当たりの新しいアイテム・カウントが使用されています。保存したアイテム・カウントは、バージョン 5 では無視されます。
修正された箇所
- チャンネルを拡張可能サイズから固定サイズに変更して、さらにデータを追加すると XY ビューをクラッシュさせることがありました。
- 描画モード・ダイアログで、レベル・チャンネルの縁を変更する前に「描画」ボタンをクリックすると、デフォルト・レベルの縁が適用されました。
- ファイル・メニュー → リソース → リソース・ファイルの適用コマンドは現在、リソース・ファイルを適用する前にバーチャル・チャンネル全部を削除します。以前はバーチャル・チャンネルの複数のコピーを、同じチャンネル番号を付けてすべて取得することが可能でした。
- チャンネル仕様の正しくない文字列を描画モード・ダイアログに入力すると Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- グループ化されたオーバードロー WM チャンネルの最初のチャンネルを削除しても、これまでと異なりオーバードロー WM チャンネルが画面のスクロールした領域に表示されることはありません。
- ChanSave() スクリプト・コマンドは現在記録を正しく実行します。
- 現在はチャンネルがバーチャル・チャンネルの場合、VirtualChan(chan%, 0) を使用してテストすることができます。以前は、このようにするとチャンネルがバーチャル・チャンネルでない場合は、エラーが発生すると共にスクリプトが停止しました。
- 平均表示モードでギャップがある波形で平均を取ると、ギャップのために切り捨てられたスイープに対応する平均の部分に多き過ぎる加重値が加えられました。
- 現在、時刻モードでAlt + マウス・ドラッグを使用して時間幅を x 軸を使って測定できます。以前は表示された時間の差によってファイルの開始時刻がその時刻に追加されていました。
変更された箇所
- 波形平均では現在、データはトリガーの後にあるその次のポイントではなく、トリガーに最も近いポイントに対して調整されます。これによって 0.5 のサンプルから 0.25 のサンプルまでのトリガーとデータの平均の不良調整が減ります。編集メニューの「設定の互換性」ページに旧の動作を使用するためのオプションがあります。
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2006年4月 |
5.15 |
新しくなった箇所
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- アクティブ・カーソルで現在データ・ポイント・モードを使用してバーチャル・チャンネルについて後方検索を行うことができます。
- Y 方向でクリップされた 3 次スプライン波形は現在拡張メタファイルに曲線としてエクスポートされます。以前は直線としてエクスポートされました。
- スクリプトのリテラル・ストリングにはこれまでのように 255 文字の制限はありません。
- スクリプト・コマンド・ヘルプ (0, fileName$) は現在マニュアルに示されているように組み入れられています。また、Help(0) では現在は開いているヘルプ・ファイルはすべて閉じます。
- 指数関数フィッティングで、現在は時間定数の範囲をゼロを含めて設定することができます。以前は、全体が正または全体が負でなければなりませんでした。
- 複数の波形チャンネルから異なるチャンネル・スケール率を使用してn電極を作成している場合、Spike2 は現在チャンネル・スケールの保持を試みます。これを(元の動作に一致させるために)、[Edit] メニューの [Preferences Compatibility] ダイアログで無効にすることができます。以前は、全部のチャンネルが最初に選択したチャンネルと同じスケールを持つものと想定されていました。
- 1902 用の信号調整器サポートが拡張され、1902 Mk IV の新機能をサポートしています。CondXXXX() 系統のコマンドも同様に拡張されています。
- DSI ファイルのインポーターは現在 DSI ログファイルからテキスト・マーカー・チャンネルを作成します。
- EDF インポーターは現在連続と時間変化の両方データに対する EDF+ ファイル情報を取り扱います。
- Plexon DDT のインポーターは拡張され、チャンネルのスイッチを切らせるファイルからチャンネルに正しくラベルを付けます。
- MC_Rack WaveMark チャンネル名には現在チャンネル分類器 ID と増幅器 ID が含まれます。
- Grass-Telefactor Polyview バイナリ形式インポーターの予備バージョンがあります。
- 「リスナー」(それ自体を Spike2 と一緒に登録し、データサンプリングのイベントについて通知を受ける個別のプログラム)の仕様はインストール用ディスクに参考コードと一緒に含まれています。これは S2Video アプリケーションを書く込む際に使用するもとの同一仕様です。
- SON ファイリング・システムのバージョンが変更になり、Spike2 のバージョン 5 で、ファイル・インポート・システムおよび Spike2 の次回主要リリースによって生成されるチャンネルを最高 400 本持つファイルの読み取りが可能です。Spike2 バージョン 5 では最高 256 本のチャンネルを持つファイルが作成されます。
修正された箇所
- ChanFit() および関連するスクリプト・コマンドは、存在しないチャンネルを要求した場合はクラッシュする可能性がありました。
- SSClassify(1, ...) スクリプト・コマンドは、データを使って高速分類パスをトリガーしませんでした。
- 拡大/縮小または測定用として長方形を選択すると、この選択でウィンドウのスクロールが生じる場合に、画面に混乱状態が残る可能性がありました。
- 現在はクラスタリング・ダイアログの「%」および「Steps」フィールドに数字をタイプできます。以前はスピン・ボックスのみを使用できました。現在選択されている楕円内にイベントのクラスを設定するため数字キーも使用されるので、現在選択マークは数字キーがイベント・クラスの設定に利用できないときは灰色に表示されます。
- LastTime() スクリプト・コマンドは、イベント・チャンネルのみに依存するバーチャル・チャンネル上では作動しませんでした。
- グラフィカル・シーケンサーはこれまでと異なり未使用セグメント用のキーとボタンを生成しません。
- このグラフィカル・シーケンサーは「遅延」と「待機時間」の限度を正しく設定し、これらの時間をより明確に表示します。
- このグラフィカル・シーケンサーはさらに適正化を図るため、主要制御トラック用の「その後」フィールドを無効にします。
- 軸の線幅をサイズで 1 ピクセル以上に設定する場合、XY ビューのキー・ウィンドウのボーダー(軸の太さにより設定される)はこれまでと異なりキーをドラックしたときに表示を混乱させることはなくなりました。
- XY ビューのディスプレイ最適化コマンドはこれまでに異なり表示範囲を計算するときに非表示のチャンネルを含みます。
- グラフィカル・シーケンス・エディターで、デジタル・ラインの初期状態が「高」に設定されたときに不正確なデジタル出力を表示、生成される可能性がありました。
- グラフィカル・シーケンス・エディターはこれまでと異なり数字フィールドを編集中に、Enter キーをダイアログを閉じるリクエストとして扱いません。
- 現在は、ExportChanList(0) を使用してフラグをクリアすることができます。
- ExportRectFormat() はこれまでと異なり、アイテムの分離符号を設定しなければストリング区切り文字を上書しません。
- ファイル・メニューの「スプレッドシート・テキストとしてエクスポート」および編集メニューの「スプレッドシート出力のためのコピー」ではデータが含まれているべきである空白セルを使うことができました。
- スパイク・テンプレートの印刷時に使用されるタイトルではチャンネル番号 -1 が表示されました。
- 自動データ種類認識モードで FileConvert$() スクリプト・コマンドが使用されると、ASCII(テキスト・ファイル)インポーター内の問題のため、コマンドが正しく作動しませんでした。
- ゲート・モーでの Process() コマンドは現在正しく記録を実行します。
- アクティブ・カーソルをセットしてチャンネルを処理する場合にタイム・ビューで「すべてを閉じる」コマンド(Ctrl+ファイル・ メニューの「閉じる」)を使用すると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- クラスタリング・ダイアログで、X、Y または Z 軸を表示するのコマンドでは回転スライダーの位置が設定されませんでした。
- アレイをフィルターにかけるためにスクリプト言語 IIR のフィルターを使用した場合、順位 2 と 3 のChebyshev タイプの 2 つのフィルターについて正しくない結果を取得することになりました。
変更された箇所
- IIRLp()、IIRHp()、IIRBp() および IIRBs() のフィルター・コマンドではこれまでと異なり、フィルター順位 % 引数を省略することはできません。後方フィルターリングを設定する設定方法では、フラグ % 引数が -1 ではなく 1に設定されます(ただし -1 も依然受け入れられます)。これらの変更によって旧スクリプトを駄目することなく Spike2 のバージョン 6 でこれらのコマンドの性能向上が可能となります。
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2006年1月 |
5.14 |
新しくなった箇所
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- Axon文件导入器现在可识别TextMark数据信道。
- Plexon文件导入器现在可以识别library第105版文件,并且经过扩展,可以导入RealMark和Keyboard信道。
- BIOPAC文件导入器现在可识别第43版文件。
- Alpha Omega文件导入器现在可导入.MAP文件。
- .HLR第3版和第4版文件增加了新的文件导入器。
修正された箇所
- XY ビューは必ずしも表示とアプリケーションの背景色を尊重するとは限りませんでした。
- コードの一覧のマーカー・フィルター・ダイアログのスクローラーは、層が変更されたときには選択したアイテムを正しく追従しませんでした。層の変更が一覧の位置を変えないようにすることがより自然で、より有効に思えることから、動作の変更が行われています。
- インタラクティブ曲線フィッティングで、データの開始が参照点と異なっているときの初期係数の予想が現在正しく作動します。
- クラスタ・ダイアログで、アクセラレーター・キーの 0?9 と Ctrl+Shift+0?9 は現在、「全表示コードのクリア(Clear all visible codes)」メニュー・アイテムの働きと同じように作動します。
- 逆転 Y 軸(軸の値が減少するにつれて上に移動)での強制軸スページングは現在正しく作動します。
- バーチャル・チャンネルの数式の Rm() コマンドは、RealMark データ・ポイントが多数存在していた場合には、非常に低効率でした。現在はより高速になっています。
- XY ファイルに非ソートのデータが保持されているときに、ソート済みのデータ用に設定された関連リソース・ファイルを持つ XY ビュー・ファイルを開くと、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- 非常に大きなスクリプトの最後に近い行へ進むデバッガーを使用すると、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。これに該当するスクリプトは大きさが 18,000 行以上で、111,000 以上の命令をコンパイルしていました。
- DlgShow() では整数変数または実数フィールドを持つ配列の使用を検出しませんでした。以前は、データは転送されませんでした。現在は、これはエラーとして報告されます。
- DlgShow() は整数フィールドを持つ実数配列を正しく扱いませんでした。これは現在正しく作動します。
- 平均周波数、瞬時周波数または率として描画された WaveMark チャンネル上でのカーソル測定値は、これまでと異なり、無理にあたかもチャンネルがドットとして描画されているように扱うことはありません。
- 主成分分析(PCA)ダイアログが使用中のデータ・チャンネルを削除するとSpike2をクラッシュさせる可能性がありました。
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2005年9月 |
5.13 |
新しくなった箇所
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- スクリプトはバージョン5.12に比べ、少し早く作動するようになっています。最高10%までの改善が見られます。
- FileSaveAs()スクリプトコマンドは結果に-2のtype%アーギュメントとXYビューを受け入れます。これにより、ユーザーは名前をつけて保存するファイルタイプを選ぶことができます。
- 出力シーケンサー表コマンドは1401 plusによってサポートされています。
- ChanFit()コマンドを反映する新しいFitData()コマンドがあります。
- 正弦曲線を使用のデータにインタラクティブにChanFit()とFitData()コマンドでフィットすることができます。
- マーカーフィルター・ディアログで、マーカーコード用の表示フォーマットを選ぶことができます。また、マーカーマスクをクリックすると、クリックした場所のマスクエレメントにリストをスクロールさせます。
- DSIファイルインポーターはマルチパラメーターのファイルでデータを扱うようになっています。
修正された箇所
- ユーザーディアログを変更機能で設定し、次に変更機能内からフィールドバリューを設定するとSpike2をクラッシュさせることがありました。
- ユーザーディアログで、変更機能あるいはボタン押し機能からDlgEnable()でディアログフォーカスを設定することはできませんでした。
- 時間ビューがスクロールしている間(例:サンプリング中)にチャンネルエリアのサイズを再調整しても、画面に混乱を引き起こすことはありません。
- XYビューで、FileSaveAs()スクリプトコマンドが-1をtype%アーギュメントとして使用してファイル保存ディアログを開くと、ユーザーはファイルタイプを変更することができ、これが使用したファイル拡張子を変更していましたが、ファイルフォーマットを変更しませんでした。現在、ファイルタイプは変更されることができません。
- IXまたはYによって分けられたチャンネルでXYビューアイテムを削除した場合、分類順序は正しくアップデートされていませんでした。
- グラフィカルシーケンスエディタは長さゼロのパルスを特定させることはありません。
- BurstRevise() スクリプトコマンドはチャンネルに設定されたあらゆるマーカーフィルターに注意を払うようになっています。
- ChanSave()スクリプトコマンドは整数のみをソースチャンネルのアーギュメントとして受け入れていました。現在では、記述のとおりにチャンネル仕様を受け入れます。
- あるファイルで最大限可能な時間でイベントがあった場合、Spike2を何か描画モードで中止させることがありました。
- ポイントモードでのMeasureToXY()とMeasureToChan()のスクリプト記録は改善されました。
- サンプリング・コンフィギュレーションが複製ビューを作成しても、複製ビューは水平のカーソルを元のビューから複製することはありません。
- トレースごとに6データポイント以下でWaveMarkチャンネルでのWaveMark編集を使ってSpike2をクラッシュさせることはもうありません。
- データファイルからサンプリングのコンフィギュレーションを読み込んだ場合、ADCチャンネルは、0−15のポート番号を持ち、ポート8-15が0−7にマップされている場合のみ受け入れられていました。
- ChanWriteWave() スクリプトコマンドを使ってチャンネルの始めでデータを置き換え、続いて異なるチャンネルを作成あるいは削除した場合、古い波形データを読み取ることが多々ありました。
- サンプリング・コンフィギュレーションの波形プレイ機能、またはPlayWaveAdd()スクリプトコマンドを使って出力にある波形を設定し、また、チャンネル数とポイントの両方が奇数であった場合、エキストラポイントが出力になっていました。
- ダウンサンプルチャンネルプロセスが添付されたチャンネルでパワースペクトルコマンドを使用した場合、分析に選択したデータエリアがFFTブロックサイズの倍数にあたる数字であったとき、偽のエラー表示を得ることがありました。
- XYSetChan() はマルチチャンネルで使用されると正しく作動していませんでした。戻されたバリューはマルチチャンネルで使用されたとき、正しく記述されませんでした。
- スパイク形状ディアログで、ローディングとテンプレート保存オプションは複製チャンネルのテンプレートをリストしませんでした。
- XYInRect() と XYInCircle()コマンドは、長方形または円の画面上のサイズが1ピクセル以下であった場合、正しく作動していませんでした。
- ツールバーあるいはディアログアイドルルーティン内のスクリプトからドラッグされた水平チャンネルのチャンネルを変更すると、Spike2をクラッシュさせることがありました。
- FileSaveAs() スクリプトコマンドは、yes%アーギュメントに関係なく、コマンドがファイル保存ディアログを開かせた場合、常にファイル上書きについて尋ねていました。
- 波形出力ディアログで表示されるバイト数は2の差をもつ間違いのときがあり、サンプリング・コンフィギュレーション・ディアログの波形プレイタブで表示されるバイトサイズは1の差がある間違いになっていることがありました。これは外面上の問題でした。Spike2は中では正しいサイズを使用していました。
変更された箇所
- XYInRect() スクリプトコマンドは中では、長方形を低座標から高座標までとしていますが、高座標は含まれません。以前では、高座標は含まれていました。
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2005年5月 |
5.12 |
新しくなった箇所
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- 例えばサンプリング中など、アップデートされたウィンドウズで頻繁に起こる明滅の多くを除去しました。新しい描画方法はお使いのハードウェアでは作動が遅いかもしれません。要望互換性編集のページで無明滅描画設定を無効にすることができます。
- Spike2のバックグラウンド処理時間の割り当て方をコントロールできる要望スケジューラー編集ページが新しく追加されました。サンプリング中にSpike2がCPUの時間負担になることはもうありません。
- 許可されているチャンネルの最大複製数は26から52に増加されました。最初の26の複製はa から zを使ってチャンネル番号を表示します。次の26の複製はA から Zを使います。
- 編纂スクリプトの最大サイズは16の因数で増加されました。
- 新しいYieldSystem()コマンドはスクリプトからのSpike2ユーザースレッドを休ませることができます。
- サンプルメニューのプレイ・オフライン・ディアログに合った新しいPlayOffline()スクリプトコマンドがあります。
- タイムビューのコピー・スプレッドシートを使うと、どのような時間間隔も設定することができます。以前はファイル時間リゾリューションの整数倍数に限定されていました。
- ChanList()及び新しいChan$()スクリプト機能は記号を用いたチャンネル名をサポートします(例:m1a)。
- 自動ファイルネーミングでサンプリングをする際、Spike2は前回使われたファイルの番号を記憶するようになったため、ファイル数が多いときにフリーネームを検索する際の時間が節約されます。Spike2は利用できるファイル名がなくなると、メッセージボックスを表示するようになっています。
- 入力フォーカスを他のアイテムに移すまで番号エラーチェックを遅延させるディアログがいくつかありました。現在では、タイプして不必要な文字を拒絶していきながらエラーチェックを行います。
- グラフィカルシーケンスエディタにはエラー条件について追加の説明があります。また、コントロールトラックのみにドロップできたアイテムも、現在ではマウスの垂直位置に関係なく、コントロールトラックに挿入ポイントを常に示すようになっています。
- グラフィカルシーケンスエディタは現行シーケンスセクションを多様なセクションにコピーし、同様な刺激のリストを簡単に準備することができます。
- 任意の波形をグラフィカルシーケンスエディタにドロップする際、サンプリングのコンフィギュレーションで定義された波形がある場合、そこから一つ選ぶように指示が出されます。コントロールトラックの任意波形アイコンをダブルクリックして関連の波形を変えることができます。
- ビュー及びチャンネルに行ったカラー変更を元に戻すことができます。カラーパレットやアプリケーションカラー変更は元に戻すことはできません。これらはアプリケーションワイドであり、元に戻すシステムはビューへの変更に基づいているからです。
- カーソル値ディアログとChanValue()スクリプトコマンドは、時間ビューで波形チャンネルの補間値(描画モードに基づく)を戻します。この機能は要望互換性編集ページで無効にすることができます。
- データをテキストとしてエクスポートする際に時間を表すのに使われる小数位の数を設定するアルゴリズムが改良されました。
- DlgEnable() を使うと、どのディアログアイテムが入力フォーカスを備えるかを設定することができます。
- カーソルを上下に動かせて、スピンコントロールのあるユーザーディアログフィールドの値を変更することができます。
- テキストファイルインポーターはさらに幅広い入力フォーマットをインポートできるように見直されました。
- フィッティングディアログは、入力フィールドが違法の場合はエラーメッセージを表示するようになっています。
修正された箇所
- 太線の波形、スカイラインまたは立体スプラインモードで描かれた時間及び結果ビューデータは、スクロールされたとき、常に完全に描画するとは限りませんでした。
- マーカー設定コードディアログが右クリックで開けられたとき、自動的にクリックされたチャンネルを選択していませんでした。
- WaveMark編集ディアログは、コンフィギュレーションで使用設定されたレイヤーに関係なく、最初のマーカーコードがハイライトされた状態で起動していました。
- WaveMark編集とWaveMarkクラスタリングの両方のディアログが開かれている状態でデータファイルを閉じると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- KMeansと通常ミックス・ディアログは閉じるときにはクラスタリング・ディアログを作動させるようになっています。
- KMeansディアログはユーザー・ウェイティングバリューを正しく報告するようになっています。
- バーチャルチャンネルディアログの記録で第二括弧が省かれていました。
- ビューメニュー標準表示コマンドは選択したチャンネルセットをクリアしていましたが、チャンネル番号を表示しなかったので、チャンネルはまだ選択されたままのように見えていました。
- 波形出力ディアログでの「オンラインへ追加」ボタンは、選択した波形が32MBの限界より大きい場合は無効になります。以前では、サンプリングで波形を1401にロードしようとするまで、最大サイズの限界は適用されませんでした。使用の1401が波形をロードするのに十分なメモリーがない場合、サンプル時間でそのメッセージが表示されます。
- カーソル値、カーソル範囲とスパイク形状ディアログは、固定コラムの幅の倍数になるサイズに移行します。そのようなサイズ変更によってディアログ全体が画面からはみ出してしまうようになった場合、それを元に戻すのは困難でした。今では、これらディアログを表示するように要請する際、画面からはみ出すような場合は、自動的に中心に位置づけます。
- グラフィカルシーケンスエディタは、タイムアウトの反応におけるブランチ、時間比較及び変数/時間計算におけるブランチを正しく作成をするようになっています。すべて、バリュー変換においてファイルティックの代わりにシーケンスティックを使用していました。
- グラフィカルシーケンスエディタは重なった任意の出力を扱うことができるようになっています。
- メニューバーからフィッティング・ディアログを開き、チャンネル1が存在しない、または不適切な場合、フィッティング・ディアログはチャンネルセレクタを変更するまで正しく作動しませんでした。
- 点または線モードでイベントチャンネルのコピースプレッドシート出力は、整数を表示するのに小数位6桁を使うことはもうありません。
- 新規WaveMarkディアログで、データソースが波形チャンネルである場合、テンプレートの幅は保存された設定から復元されます。以前では、最大28ポイントに限定されていました。
- MeasureToChan()スクリプトコマンドではイベントチャンネルにタイプ2とタイプ3の両方が使えます。
- SetWaveCrl()スクリプトコマンドは30000ビンの制限を設定していましたが、インタラクティブバージョンでは設定していませんでした。ビンの数は現在データファイルの長さまたは10000000、小さいほうに制限されます。
- SetWaveCrlDC()スクリプトコマンドは正しく記録されていませんでした。
- Y軸範囲変更を元に戻す機能がバージョン5.11で作動していませんでした。
- 5.10と5.11のバージョンのPCAクラスタディログでは、右クリックして楕円を置くことができませんでした。
- グリッドを有効にしてチャンネルバックグラウンドカラーを設定すると、グリッドは見えなくなっていました。
- 個々のバックグラウンドカラーでチャンネルを重ね合わせると、グループ内の最初のチャンネルのバックグラウンドカラーだけが使用されます。以前では、すべてのバックグラウンドカラーが描画され、データが分かりにくくなっていました。
- SampleMode(-1) 及び SampleMode(-2) は、ディアログで分単位で設定がされているとき、forとevery値を分から秒に変換しませんでした。
- PlayWaveLink$() スクリプトコマンドは常に空のストリングを戻していました。
- ToolbarEnable() スクリプトコマンドは現在ラベルのないボタンにおいても作動します。
- あるスクリプトで、ユーザーディアログの変更、アイドルまたはボタン操作機能の中からユーザー定義ディアログを開くと、元のディアログは新しいディアログが使われている間、無効になります。
- ユーザー定義ディアログで機能変更を設定すると、Spike2がクラッシュすることがあり、機能変更はスクリプトエラーを引き起こしていました。
- ユーザー定義ディアログのアイドルルーティン、あるいは機能変更内でユーザー定義ディアログを作成した場合、ディアログが混乱し、Spike2をクラッシュさせることがありました。
- スクリプトコンパイラーは、funcまたはprocをアレイアーギュメントで定義し、アレイサイズを与えると、エラーを表示します。例えば、func fred(myArr[23])は違法です。以前では、このエラーは検出されず、不良コード作成に結びついていました。
変更された箇所
- Spike2は、サンプリング中及びスクリプト稼動中のアイドリングのとき、他のアプリケーションとも使いやすくなっています。以前の作用に依存するオンラインスクリプトがある場合、要望スケジューラー編集での設定を変更する必要があるかもしれません。以前の設定を模倣する(全く同じではない)には、すべてのフィールドを最低値(1, 0, 0)に設定します。これはお薦めしません。
- 分析メニュー較正コマンドまたは「時間範囲の平均からスケールを設定」あるいは「方形波振幅(サイズ)のみ」モードでChanCalibrate()スクリプトコマンドを使用した場合、これはチャンネルオフセットを保持し、オフセットがゼロでないときは予期しない結果を招いていました。これらモードはユーザーY軸をゼロに保持するようになっており、元のチャンネルオフセットがゼロでない場合は、チャンネルオフセットを変更します。チャンネルオフセットがゼロのときは、作用に何の変化も見られません。
- 現在は52のチャンネル複製が可能になっています(上記参照)。これが既存スクリプトに問題を与えることはないはずです。
- ファイルのシーケンスをサンプルするのに自動ファイルネーミングを使用する場合(ゼロでない繰り返し数字)、最終に使われた番号に1を足した数字から検索を始めることにより、未使用ファイル名の検索がスピードアップされています。別途のアプリケーションを使ってサンプルしたファイルをどこかに移動し、フリーになった古いファイル名をSpike2が再使用することに依存した場合は、ユーザーは影響を受けます。
- 時間ビューで波形ベースのチャンネルでChanValue()スクリプトコマンドが使われると、現在では描画モードに注意が注がれます。古いバリューを得るには、mode%アーギュメントを1にするか、または要望互換性編集ページで新しい作用を無効にします。
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2005年2月 |
5.11 |
Fixes
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- バージョン 5.10 では、重複している時刻ウィンドウを用いてサンプルした場合、そのデータファイルは最後のデータ・ウィンドウを閉じたときに削除されました。
- SampleUsPerTime() スクリプトコマンドでは、マイクロ秒の同一範囲をインタラクティブ・ダイアログとしては使用できませんでした。
- 保存したサンプリングの環境設定 (.s2c) ファイルは必要であるより大き過ぎる場合がありました。そのようなファイルがあると思われる場合は、読み込んで新しいファイルに保存してください。
- 表示されたデータ・ウィンドウを表示したグリッドを用いてスクロールした場合、ピクセルが細過ぎる状態で太いグリッド線が描画されることがありました。
- SkyLine モードで太い線を用いて描画されたデータは現在、一層きれいな隅部を持っています。また、タイムビューで横方向にスクロールしたときにも優れた描画が得られます。
- スパイク・モニターの時間範囲とスパイク・カウントの各フィールドは、スピナーで調整できましたが、編集はできませんでした。
- Edit メニューの Preferences で線の太さを変更して OK をクリックすると、新しい設定が直ちに適用されます。
変更された箇所
- スパイク・モニターのボタンに使用される色が、Windows XP の配色の一部では見づらかったため変更されています。
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2005年1月 |
5.10 |
新しくなった箇所
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- この新しいスパイク・モニター・ウィンドウではデータファイルの全部の WaveMark(スパイク形状)チャンネルが表示されます。
- スパイク形状とスパイク・モニター・ウィンドウの背景色は、タイムビューの背景色と無関係に設定することができます。
- New WaveMark ダイアログでは New Channel を高速モードで作成するときにカーソル 0 の位置が保持されます。
- Edit WaveMark ダイアログではチャンネルを高速モードで分類し直すときにカーソル 0 の位置が保持されます(可能な場合)。
- RealMark データ用に波形として描画されたカーソル測定値と ChanValue() の戻り値によって現在、データ値間が線形補間されます。
- Spike2 では現在、アイテムの前景色が背景色と同じ場合には、表示状態が保たれるように前景色の調整が行われます。これは特に、スパイク形状ダイアログで役立ちます。
- y 軸ダイアログに y 軸対称の範囲用のボタンが追加されました。
- スクリプトビューでは、F4 キーを使ってスクリプトをコンパイルし、F5 キーでスクリプトを実行します。出力シーケンスビューでは、F4 キーでシーケンス・シンタックスをチェックします。
- タイムおよび結果ビューのチャンネル番号表示領域では現在自動的にサイズが決定されます。この結果チャンネル番号全部が表示されます。
- 仮想チャンネルとメモリ・チャンネル用のチャンネル番号は現在は、記号名として表示されます(例:701、702、401、402 ではなく v1、v2、m1、m2 の形で)。既に、重複したチャンネルは記号名で表示されています。
たとえば、チャンネル 20 の最初の重複は 20a として表示されます。仮想チャンネルとメモリ・チャンネルの重複の場合は、v1a、m2c などのように表示されます。
- ダイアログおよびチャンネル仕様においてスクリプト・コマンドにストリングとして加える場合、現在、記号名をチャンネル番号と同様に使用することができます。
さらに、現在、チャンネル 8 の重複のリストの平均を取る場合に 8a..8j または 8..8c の形が受け入れられます。
- 仮想チャンネル・ダイアログは現在、チャンネル用の記号名を受け付けます。例えば、Ch(401) の代わりに Ch(m1) が使用できます。
- DupChan() スクリプト・コマンドでは、現在 -2 の形をチャンネルに対応する重複した番号を得るための第二アーギュメントとして受け入れます。
- スクリプト・エディタで、内蔵機能の開き括弧「(」を入力した後に F1 キー使用すると、その機能のヘルプ・ページが開きます。これまでは、開き括弧「(」を入力した後に、テキストの挿入記号「^」を機能名内に移動して戻し
機能を作動させる必要がありました。
- 新しい BRWEndian() スクリプトコマンドでは、ビッグエンディアンばかりでなく PC 標準のリトルエンディアン形式のバイナリファイルの読み取り、書き込みができます。
- サンプリング中またはスクリプトを実行中の場合、Spike2 はシステムの停止を試みますがユーザのアクティビティがないため中断されます。Spike2 は現在、バッテリ低状態がある場合や現在システム電源なし
の信号を受けた場合、サンプリング・データをコミットします。
- Spike2 が稼動しているアプリケーションであり、サンプリング中またはスクリプトを実行している場合は、スクリーンセーバの起動を停止するように試みます。
修正された箇所
- 太線の波形、スカイラインまたは立体スプラインモードで描かれた時間及び結果ビューデータは、スクロールされたとき、常に完全に描画するとは限りませんでした。
- マーカー設定コードディアログが右クリックで開けられたとき、自動的にクリックされたチャンネルを選択していませんでした。
- WaveMark編集ディアログは、コンフィギュレーションで使用設定されたレイヤーに関係なく、最初のマーカーコードがハイライトされた状態で起動していました。
- WaveMark編集とWaveMarkクラスタリングの両方のディアログが開かれている状態でデータファイルを閉じると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- KMeansと通常ミックス・ディアログは閉じるときにはクラスタリング・ディアログを作動させるようになっています。
- KMeansディアログはユーザー・ウェイティングバリューを正しく報告するようになっています。
- バーチャルチャンネルディアログの記録で第二括弧が省かれていました。
- ビューメニュー標準表示コマンドは選択したチャンネルセットをクリアしていましたが、チャンネル番号を表示しなかったので、チャンネルはまだ選択されたままのように見えていました。
- 波形出力ディアログでの「オンラインへ追加」ボタンは、選択した波形が32MBの限界より大きい場合は無効になります。以前では、サンプリングで波形を1401にロードしようとするまで、最大サイズの限界は適用されませんでした。使用の1401が波形をロードするのに十分なメモリーがない場合、サンプル時間でそのメッセージが表示されます。
- カーソル値、カーソル範囲とスパイク形状ディアログは、固定コラムの幅の倍数になるサイズに移行します。そのようなサイズ変更によってディアログ全体が画面からはみ出してしまうようになった場合、それを元に戻すのは困難でした。今では、これらディアログを表示するように要請する際、画面からはみ出すような場合は、自動的に中心に位置づけます。
- グラフィカルシーケンスエディタは、タイムアウトの反応におけるブランチ、時間比較及び変数/時間計算におけるブランチを正しく作成をするようになっています。すべて、バリュー変換においてファイルティックの代わりにシーケンスティックを使用していました。
- グラフィカルシーケンスエディタは重なった任意の出力を扱うことができるようになっています。
- メニューバーからフィッティング・ディアログを開き、チャンネル1が存在しない、または不適切な場合、フィッティング・ディアログはチャンネルセレクタを変更するまで正しく作動しませんでした。
- 点または線モードでイベントチャンネルのコピースプレッドシート出力は、整数を表示するのに小数位6桁を使うことはもうありません。
- 新規WaveMarkディアログで、データソースが波形チャンネルである場合、テンプレートの幅は保存された設定から復元されます。以前では、最大28ポイントに限定されていました。
- MeasureToChan()スクリプトコマンドではイベントチャンネルにタイプ2とタイプ3の両方が使えます。
- SetWaveCrl()スクリプトコマンドは30000ビンの制限を設定していましたが、インタラクティブバージョンでは設定していませんでした。ビンの数は現在データファイルの長さまたは10000000、小さいほうに制限されます。
- SetWaveCrlDC()スクリプトコマンドは正しく記録されていませんでした。
- Y軸範囲変更を元に戻す機能がバージョン5.11で作動していませんでした。
- 5.10と5.11のバージョンのPCAクラスタディログでは、右クリックして楕円を置くことができませんでした。
- グリッドを有効にしてチャンネルバックグラウンドカラーを設定すると、グリッドは見えなくなっていました。
- 個々のバックグラウンドカラーでチャンネルを重ね合わせると、グループ内の最初のチャンネルのバックグラウンドカラーだけが使用されます。以前では、すべてのバックグラウンドカラーが描画され、データが分かりにくくなっていました。
- SampleMode(-1) 及び SampleMode(-2) は、ディアログで分単位で設定がされているとき、forとevery値を分から秒に変換しませんでした。
- PlayWaveLink$() スクリプトコマンドは常に空のストリングを戻していました。
- ToolbarEnable() スクリプトコマンドは現在ラベルのないボタンにおいても作動します。
- あるスクリプトで、ユーザーディアログの変更、アイドルまたはボタン操作機能の中からユーザー定義ディアログを開くと、元のディアログは新しいディアログが使われている間、無効になります。
- ユーザー定義ディアログで機能変更を設定すると、Spike2がクラッシュすることがあり、機能変更はスクリプトエラーを引き起こしていました。
- ユーザー定義ディアログのアイドルルーティン、あるいは機能変更内でユーザー定義ディアログを作成した場合、ディアログが混乱し、Spike2をクラッシュさせることがありました。
- スクリプトコンパイラーは、funcまたはprocをアレイアーギュメントで定義し、アレイサイズを与えると、エラーを表示します。例えば、func fred(myArr[23])は違法です。以前では、このエラーは検出されず、不良コード作成に結びついていました。
変更された箇所
- Spike2は、サンプリング中及びスクリプト稼動中のアイドリングのとき、他のアプリケーションとも使いやすくなっています。以前の作用に依存するオンラインスクリプトがある場合、要望スケジューラー編集での設定を変更する必要があるかもしれません。以前の設定を模倣する(全く同じではない)には、すべてのフィールドを最低値(1, 0, 0)に設定します。これはお薦めしません。
- 分析メニュー較正コマンドまたは「時間範囲の平均からスケールを設定」あるいは「方形波振幅(サイズ)のみ」モードでChanCalibrate()スクリプトコマンドを使用した場合、これはチャンネルオフセットを保持し、オフセットがゼロでないときは予期しない結果を招いていました。これらモードはユーザーY軸をゼロに保持するようになっており、元のチャンネルオフセットがゼロでない場合は、チャンネルオフセットを変更します。チャンネルオフセットがゼロのときは、作用に何の変化も見られません。
- 現在は52のチャンネル複製が可能になっています(上記参照)。これが既存スクリプトに問題を与えることはないはずです。
- ファイルのシーケンスをサンプルするのに自動ファイルネーミングを使用する場合(ゼロでない繰り返し数字)、最終に使われた番号に1を足した数字から検索を始めることにより、未使用ファイル名の検索がスピードアップされています。別途のアプリケーションを使ってサンプルしたファイルをどこかに移動し、フリーになった古いファイル名をSpike2が再使用することに依存した場合は、ユーザーは影響を受けます。
- 時間ビューで波形ベースのチャンネルでChanValue()スクリプトコマンドが使われると、現在では描画モードに注意が注がれます。古いバリューを得るには、mode%アーギュメントを1にするか、または要望互換性編集ページで新しい作用を無効にします。
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2004年11月 |
5.09 |
新しくなった箇所
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- ユーザ定義のダイアログで DlgButton() によって作成されるダイアログ・ボタンには現在ホットキーを付けることができます。
- ユーザ定義のダイアログ、ボタン、プロンプト、チェックボックス、静的テキストでは、ポップアップ式のヒントを設けることができます。
- ProcessAuto() および ProcessTriggered() は現在、チャンネルへの処理中にタイムビューで使用することができます。
- グラフィック出力シーケンス・エディタは現在、Power1401 の 4 つの DAC の正弦出力を活用しています。
- グラフィカル・シーケンス・エディタは現在、可能な場合は RAMP 命令を使用します。
- チャンネル等和色では現在、イベントをラインとして描画するために使用される水平線と Raster ライン・モードでの中央線の色が設定されます。
- ローカルとグローバルの変数のためのスクリプト・デバッグ・ウィンドウおよびコール・スタックでは現在、Spike2 セッションの間でそれらの画面の位置が維持されます。
- SampleOptimise() スクリプト・コマンドでは現在、時間単位当たりのマイクロ秒の下限を 1 マイクロ秒に設定することができ、サンプリング設定ダイアログの解像度タブに適合しています。
- データ配列の IIR フィルタリング用に以下の新しいスクリプト・コマンドがあります。IIRLp()、IIRHp()、IIRBp()、IIRBs()、IIRReson() および IIRNotch() です。
- スクリプトから作成できるタイムビューの複製の最大数が 20 から 64 に増加されています。
- 水平カーソルを右クリックし、コンテキスト・メニューからオプションをクリックして水平カーソル間の差異をクリップボードにコピーすることができます。
- Alt+Drag の測定方法では現在、測定を保存できます。ドラッグ中に、Alt キーを離してから C または L キーを使用して表示した値をコピーまたはログします。
- 現在、Overdraw WM 表示モードで描画されたスパイク形状チャンネルをオーバードロー(誇張描画)することができます。
- 形状チャンネルを Overdraw 領域と通常表示領域の間にドラッグすると、自動的に描画モードが Overdraw WM とWaveform モードの間で変化します。
- Edit メニューの Preferences コマンドに現在、10 MB より大きいデータファイルで最後に使用された x 軸の範囲を無視する新しいオプションが General タブに設けられています。これによって、
非常に大きなデータファイルを開くときに時間を大幅に節約することができます。
- 現在、クラスタリング・ウィンドウで主要コンポーネントのどれを表示するかを選択することができます。
- 現在、3D クラスタリング・ウィンドウを「ジッター効果」に設定してクラスタの視覚化を高めることができます。
- クラスタリング・ウィンドウの背景色をカラー・パレットから設定することができます。楕円は現在、暗い背景に対してこれまで以上によく見えるようになり、クラスタリング・ウィンドウはサイズ変更時にちらつくことはありません。
- x、y、または z 軸がユーザを指すようにウィンドウを回転する新しいクラスタ・ウィンドウ・コマンドがあります。
- K Means および Normal Mixture のクラスタリング方法では現在クラスタリングの処理を表示することができ、同時に、長いクラスタリング操作を取り消すこともできます。
- Axon ファイル・インポーターは、バージョン 1.83 の Axon ライブラリーにアップデートされています。
- Data Sciences International (DSI) ファイル・インポーターは現在、これまでより一層よくフレーム・ベースのファイルで作動します。
- Plexon ファイル・インポーターは現在ライブラリー 104 のファイルを受け入れます。
- FileSaveAs() スクリプト・コマンドでは、現在、タイムビュー、結果、XY ビューをビップマップとして保存することができます。
修正された箇所
- ポイント・モードでのカーソル 0 のアクティブ・カーソルの繰り返しにより現在、時間 0 でのポイントが検出されます。
- アクティブ・カーソル・システムは、シークが正しく行われなかったときにカーソル 0 を無効にしませんでしたが、Process コマンドの終了時に擬似測定値の原因となる可能性がありました。
- BEQ を除く、表 (Bxx Vn,[Vm+offset],lb) を使用する出力シーケンス分岐命令のすべてでは、表の値ではなく、Vm の値がテストされました。
- 出力シーケンサ式である Ticks()、msTicks() および usTicks() は現在、Power1401 または Micro1401 でマイクロ秒の整数でない時間分解能が使用されているときは正しく作動します。
- グラフィカル・シーケンス・エディタで、分岐が後に続く遅延のみを含むセクションでは、コードは何も生成されませんでした。
- サンプリングの設定に測定値をタイムビュー・チャンネルに追加する処理が含まれていた場合、サンプリング用の新しいデータファイルを開いたときに、その処理が必ずしも作成されるとはかぎりませんでした。
- ChanSave() で、新しいレベル・イベント・チャンネルが作成され、データがそれにコピーされたとき、レベル・イベント・チャンネルの初期レベルは保持されませんでした。
- ChanSave() スクリプト・コマンドで、チャンネルのサンプル率を増加させる添付チャンネル処理が付いていた場合は、波形チャンネルが正しく保存されませんでした。
- Spike2 Video アプリケーションで、サンプリング中に使用される一時ファイルの場所と最終ファイルの場所が同一であった場合 .avi ファイルは削除されました。
- 分割スクリプト・ウィンドウが Script メニューの Run Script リストに 2回表示されました。
- Triggered ディスプレイ・モードを設定し、トリガー・ポイントで x 軸をゼロに設定した場合、表示レイアウトへの変更を行うと x 軸で元の時間軸が表示される原因となりました。
- Print Visible コマンドは現在、使用できるときのみ有効になります。
- USB 2 インターフェース対応の 1401 を使用しているときにトリガーされた開始を待っている間にサンプリングを中止した場合、1401 を再び使用するためにはシステムを再起動しなければなりませんでした。
- 単一利得修正用の 1902 信号調整器のサポートが正しく作動しませんでした。
- AC カップリング用の 1902 調整器のコントロール・パネルとノッチ・フィルタにおいてオンラインでなされた変更内容は、次のファイルがサンプルされるまで 1902 に渡されませんでした。
- テキスト・ファイル・インポーターでは、y 軸ゼロについて非対称であるデータに対して不正確な y オフセットが作成されました。
- Igor ファイル・インポーターが異なるデータ・タイプのブロックの形で保持されているチャンネルの読み取り時にクラッシュすることはありません。
- DataWave ファイル・インポーターは、EWB ファイルをより適切に取り扱います。
- インターラクティブの曲線フィットでは現在、軸がロックされているときは正しい軸に対して必ず描画されます。
- インターラクティブの曲線フィッティング・ダイアログは現在、アクティブ・カーソル処理を稼動させた状態でオンラインでの使用が可能です。以前は、このダイアログでは、カーソルの変更内容を追跡することでビジー
状態となり応答する余裕がありませんできませんでした。
- 負またはゼロ領域を持つ波形を EventToWaveform() に渡すと現在、エラー・メッセージとして報告を受けますが、Spike2 でハングを起こすことはありません。
- 拡張メタファイルの画像エクスポートでは、画像のサイズがシステムよって報告されるインチ当たりのピクセル数の公称値に基づいて設定される結果、サイズが不正確になりました。現在はより正確な計算が行われます。
- グラフィック・シーケンス・エディターによって生成された DAC 2 および 3 での余弦出力は停止しませんでした。
変更された箇所
- サンプリング設定ダイアログの解像度タブと SampleOptimise() スクリプト・コマンドでは現在、1401 の全機種に対して個別の設定があります。以前は、micro1401 と 1401plus で共通の設定を共有していました。
現在、micro1401 には独自の設定があり、DAC 出力の数によって差別化を講じることができます。これによって、古いサンプリング設定に問題が生じることはないはずです。
- タイムビューで、x 軸を Time of Day モードに設定した場合、これによって、x 軸でトリガー表示モードのトリガー・ポイントのゼロの表示が停止されます。
同様に、トリガー・ポイントのゼロを x 軸として表示するトリガー表示モードを設定すると、Time of Day モードは「時間、分、秒」モードに変更されます。
- サンプリング時に許される最遅の時計ティック数(ファイルの分解能を設定する)は、1000 µs (1 ms) から 10000 µs (10 ms) に変更されています。これによって、最大の可能サンプル時間が 24 から 240 日に増加しています。
これで、非常に長い期間を対象とした非常に遅いサンプル率が可能になります。
- 任意の波の最大サイズは、幾人かのユーザからこの制限は厳しすぎるという指摘があり、2 MB から 32 MB へ増加されています。ただし、1401 ではこれまでと同様にサンプリング・スペース用に少なくとも 256 kB
を空けておく必要があります。
- クラスタリング・ウィンドウで、選択した楕円内部にイベント・コードを設定するためのショートカット・キーが Ctrl+0…Ctrl+9 から 0…9 に変更されています。これによって、楕円をマウスでドラッグして同時にコー
ドを設定することができます。
- 状態描画モードでは現在、その状態が数ピクセルの幅よりも少ない場合は、状態間の垂直ラインが抜かされます。
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2004年9月 |
5.08 |
新しくなった箇所
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- 新しい出力シーケンサー命令である DIV と RECIP には、変数除法と逆数が導入されています。
- 現在は、RealMark データ値を補間することによって仮想チャンネルを作成することができます。
- サンプリング設定ダイアログのチャンネル・タブでは、現在、WaveMark チャンネルで使用されるデータ・ポートの範囲を複数のトレース付きで表示します。
- XY ビューで使用される Optimise() スクリプトコマンドで現在は開始および終了アーギュメントに注意が払われています。以前は、それらのアーギュメントは無視され、全体のビューを最適化していました。
- Y 軸ダイアログでは、現在 XY ビューの個々のチャンネルを最適化することができます。現在は、全体の領域ではなく、表示された x 軸範囲についてのデータを最適化します。この作動は、
タイムビューおよび結果ビューに一致します。
- 新しい Speak() スクリプトコマンドでは、テキストからスピーチへの変換サポートが付いているシステムのユーザーは、テキスト・ストリングからスピーチを出力することができます。
- 新しい ArrSort() スクリプトコマンドにより、あらゆる種類の配列がソートされます。
- 編集メニューの取り消しコマンドでは、タイム、結果、XY の各ビューの次の取り消し操作が表示されます。
- 現在は TextMark ドットの色をカラーパレット内のチャンネルの原色を使って変更することができます。また、テキスト描画モードでのテキストの色もチャンネルの等和色を使って設定することができます。
- ファイルメニュ−の Print Screen ダイアログでは現在、ランドスケープまたはポートレートのモードの印刷を選択することができます。また、現在は日付と時刻を項目に含めることもできます。また、
このダイアログではセッションとセッションの間ユーザーの設定が記憶されます。スクリプト記録が有効になっていると、ダイアログの全設定が現在は記録されます。
修正された箇所
- Overdraw WM モードで描画したデータを無効にした場合(例、マーカーコードを変更して)、無効にしたデータの全時間範囲が画面に追加されました。現在では、表示された無効なデータのみが再描画されます。
- 波形チャンネルでチャンネル処理の [Down-sample] コマンドを使用した場合、短いギャップがあった後にはデータが表示されない可能性がありました。
- サンプリング設定ダイアログの解像度タブで「Power1401 625」を選択した場合、2 つ以上のトレースを使用してはWaveMark のデータをサンプルできませんでした。
- XYAddData(chan%, y[], xInc, xOff) コマンドは、y と xInc が同じ種類(両方とも実数または整数)でない場合は、正しくないデータを追加しました。
- スクリプトが VAR ステートメントにランタイムエラー(例、VAR arr[100/n%]; および n% が 0)を含んでいる場合、現在、そのエラーは正しい行に報告されます。
- SampleWaveMark() スクリプトコマンドでは、トレースの数の設定ができませんでした。
- 1401plus の DIBEQ シーケンサー命令が作動しませんでした。
- 複数ページにまたがるデータビューを印刷するときに、左または右側のプリンタ余白を設定してあった場合、現在はこれらのページの結合は正しく行われます。
- Print Screen コマンドでは現在、プリンタの余白に注意が払われています。
- XYビューに適合する曲線は現在正しく印刷されます。
- グラフィカル・シーケンス・エディタでの「レベル外の分岐」と「レベル内の分岐」操作は現在正しく作動します。
- アクティブカーソルの設定の記録は、すべてのアクティブカーソル・モードに対して現在正しくなっています。
- PSTH などの補助値を使用することができる処理は、これまでと異なり、補助値によって拒否されたスイープをスイープカウントに含めません。
- 適合性を含んだデータファイルが読み込まれたときは、適合性ダイアログは現在、残差の値を表示します。
- ChanSave() スクリプトコマンドでは、波形データの補間中に Spike2 がハングアップすることがありました。
- トレンド・プロット設定ダイアログの「ユーザーの位置チェック」ボックスをチェックした場合、カーソルの位置を調整するようにというメッセージを受けましたが、カーソルを動かすことができませんでした。
- 複数の WaveMark チャンネルの描画モードを Overdraw WM へまたはから変更した場合、現在は、同じ相関画面の位置が保持されます。以前は、この操作によって垂直方向の順が逆転されました。
- チャンネルをそれぞれの上に互いにドラッグした後に y 軸を非表示にした場合、非表示にした y 軸をデータ領域の上に描画することが可能でした。
- 複数のチャンネルとラスター表示内で結果ビューを作成した後、処理設定ダイアログに戻り、チャンネルの数を減らした場合、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- FocusHandle() スクリプトコマンドは、アクティブなビューが最小化時間、結果、XYまたはテキストベースのウィンドウである場合、あるいは焦点がスクリプトまたはシーケンスウィンドウ内のボタンになっている場合には、
0 を返しました。
- 高番号が付いた原色、等和色および背景チャンネル色は、ビューを保存し復元するまたはタイムビューを複製するときには、保持されませんでした。
- 複数のスパイクチャンネルおよび複数のトレースが付いたチャンネルを使った Spike 形状設定ダイアログでは、複数のトレース使ってチャンネルの設定をした場合、別のチャンネルに変更され、その後で最初のチャンネルの、
テンプレート位置に戻りました。以前に作成されたテンプレートはいずれも壊れていました。
- TextMark ファイルを、4 の倍数でないアイテム当たりの文字の最大カウントを使ってエキスポートした場合、エキスポートされたチャンネルは壊れていました。Spike2 自体は、そのようなチャンネルを作成しませんが、
そのようなデータを第三者のプログラムからインポートすることができます。
変更された箇所
- 非スクロールの Overdraw WM チャンネルを使っている場合、現在は、ビューをビュー幅の半分またはそれ以上でスクロールした場合に常時完全に再描画します。
また、トリガー表示モードの各トリガーに対して完全に再描画します。
- チャンネルの背景色は現在、状態描画モードで設定可能です。状態コード 00 は現在、白色ではなく、チャンネル背景色で描画されます。
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2004年7月 |
5.07 |
新しくなった箇所
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- 現在は、仮想 RealWave チャンネルを作成することができます。これは波形とイベントチャンネルとの演算の組み合わせです。イベントチャンネルは、二乗余弦と正規曲線を含むスムージング機能を使用する波形に変換されます。
- FocusHandle() が追加され、フォーカス付きでそのビューのビュー・ハンドルを返します。FrontView() と異なり、これはマルチメディアとスパイク形状ウィンドウを返すことができます。
- 新しい ReadSetup() スクリプトコマンドによって、現在は、Read() と ReadStr() で使用される分離符号と区切文字を設定することができます。
- 現在は、ファイルの自動名前付け機能を使いファイル名のパスを、読み取り専用または見つからないディレクトリに指定してサンプリングしようとすると警告を受けます。
- EventToWaveform() スクリプトコマンドによって、現在、追加のスムージング機能(正規曲線を含む)を適用させることができ、ユーザーによる非対称関数の提供が可能になります。
- ChanSave() スクリプトコマンドは、1つのファイルから1つまたは複数のチャンネルを同じまたは異なるファイルへオプションの時間シフト付きでコピーします。
- ChanNew() スクリプトコマンドは現在、第一番目が未使用チャンネルであることを意味するチャンネル数 0(ゼロ)を受け入れます。
- BIOPAC ファイル・インポーターは現在、バージョン 3.7.3 までのファイル形式をサポートします。
- Profile() スクリプトコマンドを使用して、エディタ設定または印刷マージンのレジストリ値を変更すると、現在は、変更内容が直ちに適用されます。これまでは、Spike2 を再起動しなければなりませんでした。
修正された箇所
- ギャップを有する波形は、チャンネルに適合させる(Match to channel)とチャンネルの補間(Interpolate channel)のプロセス方法では正しく取り扱われませんでした。
- 補間法を使用したチャンネルプロセス付きの波形は、ドットモードで描画された、単一ドットで再ペィンティングが必要な場合 Spike2 でのハングを起こす原因となる可能性がありました。
- 時間基準またはポイントの位置を変更する(例、タイムシフト、下向きサンプル、補間)チャンネルプロセス付きの波形上のアクティブなカーソルによるデータポイント別の後方への検索は、現在正しく作動します。
- 大きなドットまたは広幅の線として描画された波形およびイベントデータは、オブジェクトがウィンドウ上にドラッグされたときにいつも正しく更新されるとはかぎりませんでした。
- タイムビューのラスター表示では、y 軸が反転した場合には描画されませんでした。
- DrawMode() コマンドはこれまでと違って、非レベルのデータで作業する場合、上昇または下降エッジを設定することはできません。
- 一部の環境下では波形相関によって正しくない結果が作成されることがありました。これが起きた場合に、返される値は非常に大きな数となりました(-1 から 1 の範囲ではありません)。
- 出力セーケンサー RAMP 命令は DAC ユニットの負の値に傾斜しませんでした。
- サンプリング設定変更のインディケータ(* がサンプリング設定ダイアログの表題に追加されます)はこれまでのようにスプリアスに設定されることはありません。
- 平均周波数モードで描画されたチャンネルの最後のイベントが、ファイルの終わりの平均周波数のビンの大きさの範囲内であった場合は、その平均周波数は、最後のイベントの後に描画されませんでした。
- 時限サンプリングでは、次のブロックの開始時間がそのファイルの可能な最大サンプリング時間を超過していた場合は、連続してサンプルが行われました。
- XY ビュー内でマウスの右ボタンをクリックしてコンテキストのメニューアイテム、プロセス設定(Process Settings)を選択すると、プロセス設定(Process Settings)ダイアログ代わりに、プロセス(Process)ダイアログが開きました。
- マニュアルに記載されていた ChanNew() スクリプトコマンドが返す値は、正しくありませんでした。
- CED の CFS ファイル・インポーターは、現在フレーム間で変化する Y 縮尺を持つマルチフレームファイルを正しく変換します。以前は、全部のフレームが同じ縮尺値を持つものと想定していました。
- チャンネルの原色を変更すると、付属するデータもその原色に変更されました。
- 結果ビューが生成中であったデータファイル上で再実行(Rerun)を使用し、その再実行(Rerun)コマンドが時刻 0 で開始しなかった場合、次の再実行(Rerun)コマンドは、
前の再実行よって到達された再実行時刻が経過するまでは、データを処理しませんでした。
- スクリプトで、実数を印刷するために %E を印刷形式として使用すると、クラッシュが起こりましたが、%e では大丈夫でした。
変更された箇所
- 新しい仮想チャンネルはチャンネル 701〜800 を占めます。これによって、メモリーチャンネルに許されるスペースが 400 から 300 チャンネルに減少されています。
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2004年4月 |
5.06 |
新しくなった箇所
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- チャンネル処理に現在は中央値フィルターが含まれています。
- 追加された複数のモニターに対するサポート。現在は System() コマンドによってモニター情報が返されるようになっています。WindowVisible() コマンドによってデスクトップ全体の使用を最大化することができます。
Window() コマンドを使用してモニターに関連させてウィンドウの位置を決めることができます。
- インターラクティブ測定システム(Alt キーを押したままで、マウスの左ボタンをクリックしてからドラックする)は現在はドラックしないとマウスの位置を表示します。この表示には今回から測定単位が含まれます。
- TextMark とチャンネル情報のダイアログは現在は、チャンネルが読み取り専用ファイルの一部である場合はそれぞれの編集可能なフィールドの使用ができなくなります。メモリーチャンネルは常時編集可能です。
- アクティブなカーソルのピーク、トラフ、スレッシュホールド検索のすべてで今回から時間幅がサポートされます。現在は(オプション)、幅が広すぎるピークとトラフ、およびが短すぎる平面交差を拒否することができます。
スクリプ言語はこれを ChanSearch() と CursorActive() の幅アーギュメントを使用してサポートします。
- 現在は RealMark チャネルからのカーソルと中心および瞬間周波数モードで描画されたチャンネルとの間を測定することができます。
- 出力シーケンサーは今回から連続的に傾斜した DAC をサポートします(1401plus は除く)。
- この出力シーケンサーで、現在は、Power1401 により DAC 0 から 3 までの正弦波を生成することができます(これまでは DAC 0 と DAC 1 のみがサポートされていました)。
- 現在は出力シーケンスでユーザー定義のサイズの表がサポートされています。この表は大量の情報をスクリプトとシーケンサーとの間で高速に転送する際に使用することができます。この機能は、
1401plus ではサポートされていません。
- Spike2 は現在サンプリング間により多くの時間をオペレーティング・システムに解放します。
- 現在は Global Resource ファイルを自動的にデータファイルに適用することができます。これによって、同様なファイルおよび読み取り専用メディアに保存されているファイルの一覧を容易に分析することができます。
スクリプトのユーザーは、FileGlobalResource() コマンドを使用してこれにアクセスすることができます。
- 編集メニューの設定には新しい互換性タブが付いています。これには、中心および瞬間周波数モードで描画されたイベント・チャンネルからの測定値のバックワード互換性用の新しいオプションが含まれています。
- アレイ演算ルーティンはより高速で実行するように最適化されています。
修正された箇所
- マニュアルに記載されているとおり、SSOpen() は現在アーキュメントなしで使用することができます。
- メモリーチャンネル用に「データチャンネルに対する測定」設定を編集し、その目標チャンネルが401でなかった場合は、編集先のチャンネルは削除されました。
- 「XYに対する測定」ダイアログは、設定が変更されたときに可能な限り、XY データを保持します。
- 複製時間ウィンドウでチャンネルを右クリックし、マーカー・フィルターまたはメモリー・チャンネル・ダイアログを開いた場合は、正しいチャンネルは自動的に選択されません。
- RealWave チャンネルでの後方検索は現在は正しく作動します。
- ChanProcessInfo() よって返されるプロセス・カウントは、1 多過ぎました。また、チャンネル、補間、ダウンサンプルの各処理に対する一致用として返されるタイプ・コードは、正しくありませんでした。データファイルを閉じたり、
開いたりしたときこれらの3つの処理は保存、復元されませんでした。
- データファイルをチェックして修理する Sonfix アプリケーションは、損傷した波形チャンネル内の「失われたブロック」を間違った順で一覧する可能性があり、これによってデータ修復が制限されていました。
- 最大化されているときに Log ウィンドウを閉じると (非表示になる)、現在は。次のウィンドウを最大化モードで表示します。
- 1401plus では、出力シーケンス・コマンドの DELAY 0 または Vn をゼロに等しくした DELAY Vn を使用して、非常に長期の遅延を設定します。
- サンプリングの最中に Edit WaveMark ダイアログを開くと、トリガー・レベルが 0 に設定され、正しいレベルが復元されました。このようにすると、必要のないスパイクのサンプリングが行われる原因となる可能性がありました。
- ファイル・メニューの「画面印刷」コマンドでは、波形がチャンネル・スペースの外側に印刷される可能性がありました。
- XY に対する測定によって作成された XY ビューは現在はフォントにマッチした正しい大きさになります。
- PlayWaveStatus$() は、領域内にチャンネル当たりで較正されたポイントとしてではなく、チャンネル領域内に較正されたポイントとしてpos% アーギュメントを返しました。これは、
1本のチャンネルの領域では差異はありませんでしたが、n 本チャンネルがあった場合には、pos% の値は n 倍大きくなりすぎました。
- グラフィック・シーケンス・エディターでは、Cosine フェーズ 0 コマンドを待つと正しくないコードが生成され、同時にこれを使用したシーケンスはロードされませんでした。
- Text または State モードで描画されたTextMarkチャンネルで最後に使用したアイテムへ変更を行った場合、そのチャンネルは正しく再描画しませんでした。
- 5.05 バージョンでは、ピーク検出モードでイベントを波形からメモリーチャンネルにインポートし、そのピークが正の y 軸値をもっていなかった場合は、波形サンプルでピークの位置はピークの前に設定されました。
同じことが、トラフが正の値をもっていた場合はトラフ検索にも当てはまりました。
- MemSetItem() スクリプト・コマンドは、新規アイテムが既存のアイテムに置き換わった場合に表示を無効にしませんでした。
- スロープ・トラウについての検索は、データが増加していても、常に正しく実行されました。
- ソノグラム・モードで描画されたチャンネルでは、Y 軸ダイアログの「Y軸のロック」フラグが無視されました。
- ツールバーとインターラクトバーのテキスト・ボタンのサイズは、現在は渡されたテキストから一層正確に計算されます。
- スロープ内曲検索およびスロープ・パーセント検索では今回から最小ステップ時間が使用されています。
- タイムビューで、今回から表示されている場合はカーソルメニューの削除オプションにカーソル 0 が含まれます。カーソル 0 を選択すると、カーソル 0 がタイムビューに常時存在するのでカーソルは非表示になります。
- カーソルメニューの「すべてを表示」のコマンドに今回から表示されている場合にカーソル 0 が含まれます。
変更された箇所
- 測定マウス・ポインター(時間、結果、XY ビューで Alt キーを押したままにして左クリック)に変更が加えられ、表示での混雑状態がより少なく見えるようになっています。
- カーソル間の測定値および ChanMeasure() スクリプ・コマンドでは現在イベントの描画モードに注意が払われています。特に、中心および瞬間周波数モードで描画されたチャンネルは今回から結果を周波数として報告します。
これまでは、エベントカウントを返していました。理由は、これが、旧スクリプトが失敗する原因であった可能性があるからです。互換性タブの新しい編集設定オプションを使用してこれを無効にすることができます。
- ファイルメニューの最新ファイルの一覧には、これまでと異なりスクリプトよって開かれたファイルは含まれません。しかしながら、今回からこの一覧には .smr または .txt としてエクスポートされたファイルが含まれるので、
それらを開いて内容をチェックすることはできます。
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2004年1月 |
5.05 |
新しくなった箇所
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- 分析メニューに新しいフィットデータコマンドがあり、指数、多項式、ガウス及びサイン曲線をタイム、結果またはXYのビューでチャンネルデータにフィットさせます。
- カーブフィッティング用の新しいスクリプトコマンドがあります: ChanFit(), ChanFitCoef(), ChanFitShow() 及び ChanFitValue().
- 分析メニュー測定システムは現在フィット係数をアクセスすることができるようになっています。何かフィット係数を選択すると、各カーソル0反復の後でフィットが行われます。
MeasureX() 及び MeasureY()スクリプトコマンドは一致するように拡張されています。
- MeasureX() 及び MeasureY()コマンドは現在expr1 及び expr2 アーギュメントのストリングとともにバリューも受け入れるようになっています。
- アクティブカーソル測定に基づいたデータチャンネルを作成するための新しい分析メニュー測定オプションがあります。これはオンラインベースまたはオフラインベースで利用できます。
例えば、サンプリング中にリアルタイムで血圧チャンネルから心拍数表示を作成することができます。また、新しいMeasureToChan()スクリプトコマンドがあります。
- チャンネル測定は現在、数値の比率とプロダクトのほか、数値の差異も含まれるようになっています。
- アクティブカーソルデータポイント反復機能により、各測定間のポイント数を設定することができます。これにより、例えば一回に1000イベントのデータを処理することなどがたやすくなります。
- アクティブカーソルシステムとChanSearch()スクリプトコマンドは現在、二つの閾値の内側または外側の数値を検索することができるようになっています。
- RasterGet()スクリプトコマンドは現在チャンネルに保存されているスウィープの数を戻すことができます。
- 新しいViewKind()スクリプトコマンドは現在、ネガティブのアーギュメントを受け入れ、結果またはXYビューが作成されたウィンドウのタイプをテストします。これにより、
スクリプトがView(-1)を使用する前にパレントウィンドウについてテストするのが可能になります。また、ウィンドウが存在しない場合、致命的なエラーを回避させます。
- 新しいViewLink()スクリプトコマンドは、スクリプトがそのパレントビューを検索するのを可能にします。これは、パレントのnth複製を戻すView(-n)と同じではありません。
- タイムビューでのRealMark、波形及びRealWaveチャンネルは現在、スカイライン描画モードに設定することができます。DrawMode()スクリプトコマンドは一致するように拡張されています。
- サンプリング・コンフィギュレーション・ディアログのシーケンサータブには、ユーザーの不注意なキー操作によってシーケンサージャンプが引き起こされてしまうのを阻止する新しいオプションがあります。また、
新しいSampleSeqCtrl()スクリプトコマンドがあります。
- タイム範囲及びシングルタイムをプロンプトするいくつかのディアログは現在、その初回提案ポジションがさらに有用になるように機能します。
- 新しいArrSpline()スクリプトコマンドは立体スプラインを使用して配列から配列へ再サンプルを行います。
- スパイク形状パラメータディアログは現在、補間法として立体スプラインを含めています。
- MarkMask()スクリプトコマンドは現在、配列を使ってマスクの状態を入手・設定することができます。
- Overdraw WM描画モードでは、現在スパイクを右クリックし、カーソル位置に最も近いスパイクにカーソル0を移動させる「カーソル0で検出」オプションを選ぶことができます。
- 新規WaveMark及びWaveMark編集スクリプトウィンドウは現在、記録とスクリプトが可能になっています。SSxxxx()スクリプトコマンドの新しいファミリーが加わり、他のいくつかのコマンドは現行ビューとしてスパイク形状ウ
ィンドウと作動するようになっています。これにより、スクリプトがスパイク形状テンプレートにアクセスすることができます。
- クラスタリング・ディアログは現在、データのX、Y及びZ軸を表示できます。
- Spike2ビデオアプリケーションは現在、遅いフレーム率に加え、最大フレーム率を定義できるようになっています。これはフレーム率が定まっているカメラ用です。
- 分析メニューメモリーバファインポートのチャンネルオプションは現在、ピーク及びレベルクロッシングの位置を計算するときには立体スプライン補間法を使用するようになっています。
- マトリックスまたはベクター全体を機能に通す際に空の四角いかっこうを省略することができます。例えば、var A[10][3] , v[4];そしてユーザー定義がProc Fred(m[][], vec[])の場合、Fred(A[][],v[]) というより、
Fred(A, v)としてprocを使用することができます。
- マトリックスで作動する新しいオペレーターが二つあります: diag(M) 及び trans(M), ここで、Mとはマトリックスを意味します。これらはマトリックスの対角線と入れ替えを生成します。
また、`記号(右下がり引用符)をtrans()の略記として使用することもできます。例えば、var A[4][4]の場合; PrintLog(trans(A)), または PrintLog(A`) または PrintLog(A[][]`)
と書いてマトリックスの入れ替えを PrintLog()へ通すことができます。 PrintLog(diag(M)) はマトリックスの対角線をPrintLog()へ移します。
- スクリプト言語は現在 cosh(), sinh() 及び tanh() 機能をサポートするようになっています。
- ユーザー定義ディアログにおける最大限行数は40に増加されました。
- ArrSum() 及び MatMul()スクリプトコマンドは現在両方のベクター(一次元配列)及びマトリックス(二次元配列)をアーギュメントとして受け入れるようになっています。
- オフラインプロセスコマンドは現在「ゲート済み」分析をサポートします。Process()スクリプトコマンドは一致するように拡張されています。
- このリリースはパワー1401の最新バージョンで利用できるより高いサンプリング率をサポートします。より高い率を有効にするには、サンプリングコンフィギュレーションディアログの解像度タブにある1401
フィールドのタイプから「パワー1401 625 kHz」を選んでください。
修正された箇所
- View(-1).Cursor(1)は複製ビューがないとき、ディアログ表現で受け入れられませんでした。
- Interact() または Toolbar() スクリプトコマンドを起動させ、カーソルメニューを有効にしていなかった場合、ボタンをX軸スクロールバーの左側にクリックしても、新しい水平カーソルを加えることができていました。
- チャンネルの複製やメモリーチャンネルとして波形チャンネルを作成してから超音波描画モードを設定した場合、Spike2は描画中にフリーズすることがありました。
- RealMarkチャンネルからのCopy As Text出力は実際の数値を正しくフォーマットしていませんでした。
- オンライン処理は結果のゴミ箱を不必要に空にしたり、オンライン処理の設定が調整される際に、処理の開始時間を現行時間に設定したりすることはもうありません。
- FilePathSet("")をどこかのスクリプトで使用し、ドライブのルートフォルダを選択した場合、選択ドライブにある現行フォルダを選択していました。
- 1401でのバファーオーバーフローにより、理由が表示されずにデータサンプリングが早めにシャットダウンすることが起きていました(通常ホストPCがデータ率に追従していけないために引き起こされていました)。
- 1401のサンプリング率が高すぎると、サンプリングが停止したときに「スレッド終了失敗しました」のメッセージが出ることがありました。
- スパイク形状コンフィギュレーションを手動で保存した場合、トリガーレベルの保存数値は最新のものではありませんでした。
- グラフィカルシーケンスエディタはランプ出力表示を更に現実的なものにします。
- マウスで何かをドラッグする間、他のアプリケーションが入力フォーカスを掴んだり(例えばエラーメッセージを表示するときなど)、Alt+Tabを使ってアプリケーションを変更したりする場合、
マウスの作動は現在中断されるようになっています。以前では、Spikeはドラッグ/非ドラッグ状態について混乱することがありました。
- WaveMarkデータにおけるチャンネル検索は現在、記述通り描画モードでも利用できます。データポイントモードを使用する場合、これは常にWaveMarkデータをイベントとして取り扱います。
- 平均頻度モードで描画されたイベントチャンネルに関する逆検索が一つの位置に固定することがありました。
- グラフィカルシーケンスエディタで、コントロールアイテムがタイムゼロに設定されていると、セグメントの始めでキー文字が省略されていました。
- DrawMode(ch%,-2)はラインモードで描画されたイベントチャンネルで使用された際、水平ラインフラッグの正しい数値を戻しませんでした。
- 表示メニュー・ファイル情報ディアログチャンネルで表示されるファイル時間はシステムタイムゾーンとともに変更し、FileTimeDate()スクリプト機能で戻された時間と一致していませんでした。
- テキストインポーターは、ヘッダーライン数を変更しても、チャンネルスケーリングについて混乱することはありません。
変更された箇所
- 処理ディアログの使用を記録し、タイムビューを参照にしたCursor(1)のような表現を使用した場合、View(-1)の代わりにCursor(1)が記録されます。ここで、自分のアクションを記録している場合、
処理ディアログドロップダウンリストは時間をView(-1).Cursor(1)と表示します。これだと見にくいため、記録をしていない場合は、このフォーマットを使用しません。
- transとdiagを変数の名称またはユーザー定義機能として使用するスクリプトはもう作動しません。そのようなスクリプトを修正するには、これら名称を他の名称に変えてください。
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2003年10月 |
5.04 |
新しくなった箇所
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- 現在は、ビデオならびにオーディオのマルチメディア・ファイルの記録、検討が可能です。
- 大きく描画されたチャンネルをロックできるので、y 軸でチャンネルすべてをスケール調整できます。また、チャンネルごとの垂直表示オフセットも適用するとチャンネルのスペースを調整することができます。
この調整を行わないとそれぞれの上部が1つに描かれることになります。スクリプトを使用する人は ChanOrder() と新しい機能をサポートする新しい Y 軸 Lock() コマンドを使用します。
- 新しい設定オプション「Enter debug on script error(スクリプトエラーについてのデバッグ入力)」があります。これによって、エラーの後にスクリプトの変数値の閲覧が可能になります。
- Spike2データファイルを開くときに現在はさらに多くのチェックが行われます。SONFix が拡張され、この新しいチェックに合格しないファイルは修正されるようになっています。
- XYAddData() スクリプトコマンドが拡張され、波形データを XY ビューにコピーすることが容易になっています。
- SampleKey() スクリプトコマンドは現在、追加されたマーカーの時間を返します。
- 現在は、MaxTime(n) ばかりでなく MaxTime() もダイアログでの表記に使用できるようにしてあります。これによって、表記モードでアクティブなカーソルを一緒に使い、チャンネル内の最後のデータ・
アイテムを見つけることができます。
- テキスト・インポーターが一層使い易くなっています。現在は、波形チャンネルを RealWave または波形、イベントチャンネルを Event-、Event+ または Level としてインポートすることを選択できます。
- [Cursor] ニューには現在、アクティブカーソルで 0、右、左を繰り返すコマンドが設けられています。
- BinError() スクリプトコマンドは現在、結果ビュー・エラーへのアレイ・アクセスをサポートします。
- System$() スクリプトコマンドで現在、環境変数の読み取り、書き込みができます
- 現在、[Analysis] ニューのメモリーバッファーで [Add items] を波形と RealWave データで使用することができます。これにより、波形を対話形式で編集できます。
- DlgVisible() および DlgEnable() では現在ダイアログ・アイテムに加えて、ダイアログ・アイテムの配列を使用することができます。
- 無効な文字が含まれていることが理由でテキストファイルが開かれない場合、現在は説明のメッセージが与えられます。
- 現在、カラーパレットとアプリケーソンのカラーは、サンプリング設定ファイルではなく、レジストリに保存されます。元の動作を有効にするチェックボックスが [Edit] メニューの [Preferences] にあります
(通常チェックがクリアされた状態)。
- 個別のビューと個別のチャンネルのバックグランド色の上書きを可能にする [Colour] ダイアログに新しいページがあります。ChanColour() は拡張され、新しい ViewColour() スクリプトコマンドがあります。
- XY ビューでのラインの描画方法が変更されましたので、メタファイルを介して描画プログラムへエクスポートする際に、ラインがグループ化されたオブジェクトとして現れるチャンスがより高くなりました。
- MemSave() には、データ保存時に標準のディスクブロック・サイズを上書きできる新しいアーギュメントがあります。データの小さなセクションを持つメモリチャンネルを保存する場合、小さなディスクブロック・サイズを設定すると、
データファイルのサイズを減らすことができます。
- DlgText() スクリプトコマンドにフィールド幅をセットするアーギュメントが追加されています。
- ChanKind() スクリプトコマンドを、種類が正しくないビューで使用すると、0 を返します。これまでと異なり、致命的なエラーを与えることありません。このことによって、使用する前にビューの種類をテストすることが省けます。
- ヒストグラム生成の補助測定では時間 0 でのトリガー・イベントは無視されます。これによって、次のスイープが現在のスイープに侵入する場合はマーカーを表示することができます。
- ChanMeasure() スクリプトコマンドは現在16〜19の type% 値をサポートします。
- ToolbarSet() および Interact() コマンドで、ボタン用のツールヒントをセットすることができます。
- Alt+Shift+Left/Right キーの組み合わせを使用して、現在、次回と前回表示のトリガー画面に行くことができます。
- ファイル・インポーターでは現在、Bionic NSx 形式がサポートされます。
- PlayWaveSpeed() には使用されるレートを報告するオプションの特別アーギュメントがあります。
修正された箇所
- スクリプト・エディタでラインを分割した場合、新しいラインで文字が失われたり、新しいラインのラインインデントが頻繁に正しくありませんでした。
- PlayWaveCopy() スクリプトコマンドで、目標領域の端部が巻き付く、4つのサンプルの倍数でないオフセットで開始するという転写での問題がありました。
- クラスター・イベントなしでクラスター・ダイアログを実行しようとすると、現在は説明のメッセージが与えられます。以前は何も示されないので、何が起きたのか分からず困りました。
- 処理時に処理設定を XY ビューに変更しても、これまでと異なり、XY キーが現れたり、消えたりすることはありません。
- 結果ビューの前回ビンをスクリプトから変更しても、再描画は起こりませんでした。
- 結果ビューで、ChanMeasure() とカーソル領域ダイアログが前回ビンの処理を実行させてくれず、X 値の平均は正しくありませんでした。
- プログラム可能な信号調整器(例:CED 1902)を使用した場合、Spike2 の環境設定に保存された設定は Spike2 起動後のデータサンプルの初回には必ずしも適用されませんでした。
- 「メモリバッファーの作成」ダイアログで WaveMark データ用の 3 つのトレースをセットすることが可能でした。
- データポイント数と事前トリガーポイントとが一致しない場合、WaveMark チャンネルをメモリバッファー WaveMark チャンネルへインポートすると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- 単一の波形ポイントを持つ WaveMark データはこれまでの異なり、波形として描画されるときは非表示です。
- BinError() スクリプトコマンドでは、エラーが表示されなかった場合のエラー情報へのアクセスはできませんでした。
- RealWave データの 3 次スプライン補間法用の [Channel Process] オプションではギャップがあった後にはデータを作成しませんでした。
- DupChan() スクリプトコマンドがチャンネル番号でない値を返したとき、それらは 1 少な過ぎました。
- ユーザー設定ダイアログの DlgXValue() フィールドへ入力されるテキスト式は現在、ダイアログの使用可能期間の間保存されます。
- DlgAllow()で設定された変更機能は、フィールドを編集した後に [Cancel] ボタンを押した場合は、呼び出されませんでした。
- グループの一部であるチャンネルの描画モードを変更すると、もはや y 軸を持たなくなり、そのチャンネルはグループから外れることになります。
- MarkInfo() は、マーカーチャンネルで使用されるときには 0 を返しません。
- FileSaveAs() スクリプトコマンドはこれまでと異なり、保存する前にタイムビューを強制的に表示することはありません。
- 8 より大きいコードが付いたタイムビューの WaveMark イベントは、正しくないカラーで描画されました。
- サンプリング中の信号調整器設定への変更内容は、マーカーコード 02 が TextMark チャンネルに、または TextMark チャンネルが存在しない場合はキーボードのマーカーチャンネルに追加されることになります。
- サンプリング中に信号調整器になされた変更内容は現在はサンプリング設定に保存され、再度サンプリングを行うときに適用されます。
- スクリプトBar() および SampleBar() スクリプトコマンドは、マニュアルに示されているアーギュメントの組み合わせ全部を受け付けませんでした。
- Debug(msg$) スクリプトコマンドはマニュアルに示されているように、msg$ をスクリプトソースのウィンドウに書き込みます。
- mode% を 0 にセットしたDrawMode() コマンドは現在、マニュアルに示されているように、標準描画モードをそのチャンネルにセットします。以前は何もしませんでした。
- 連続波形用の Neuralynx ファイル・インポーターは現在、データブロックのサンプルレートを無視します。サンプルレートは、データブロックのタイムスタンプから概算されます。
- 組み込みルーチンである FitLinear() および FitPoly() によって返される共分散マトリックスは正しくスケール調整されていませんでした。
変更された箇所
- 結果ビューで、スロープ・モードの ChanMeasure() では終了ビンが計算に含まれていました。これは他の全てのモードと異なっていました。もはや終了ビンを含んでいません。
- スクリプト言語 MaxTime(chan%) コマンドはチャンネルがデータを保持していない場合 現在 -1 を返します。以前は、0 を返しました(これは時間 0 でデータがあったことを意味するはずでした)。
- 選択したイベントチャンネルで次回/前回イベント表示を中央にする対話方式のキーボード・コマンドが Ctrl+Shift+Right/Left(これは同時にアクティブ・カーソル繰り返しでも使われていました)ので Alt+Right/Left
に変更されています。
- WaveMark チャンネルを、異なる波形ポイント数または事前トリガーポイントを持つメモリ・バッファー WaveMark チャンネルにインポートしたとき、現在は、出力と入力のトリガー・ポイントで調整が行われます。以前は、
出力と入力の最初のポイントでの調整が行われました。
- デフォルトのパレットは変更されています。これによりさらに広い範囲の色が提供され、重複する色は取り除かれています。デフォルトのアプリケーションであるカラー参照表には修正が加えられ、
デフォルトのグリッド・カラーも変更され、重複の取り除きの効果は相殺されています。ただし、この変更は、カラー・ダイアログで [Reset All] ボタンをクリックしない限り影響はありません。
- FitExp() スクリプトコマンドで現在は、y = A0 * exp(-x/A1) + A2 * exp(-x/A3)を適用できます、以前のように y = A0 * exp(-A1*x) + A2 * exp(-A3*x)ではありません。
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2003年7月 |
5.03 |
新しくなった箇所
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- テキスト・ベースのウィンドウ全部でマウス右クリックを使用するコンテキスト・メニューに現在 Select All (すべてを選択)および Clear (クリア) オプションが含まれています。
- カーソル・メニューの Fetch (フェッチ) コマンドには現在 All cursors (すべてのカーソル) が含まれています。
- Optimise() スクリプトコマンドで現在、結果ビューの開始および終了のビン(bin)が正しく使用されます。以前はこれらのアーギュメントはタイムビューのみで作動しました。これらのアーギュメントは依然 XY ビュー
では無視されます。
- 以前は、インポートされたデータ・ファイルは入力ファイルに32本または決められた数のチャンネル(いずれか数の大きい方)を持っていました。現在は、入力ファイルが n 本チャンネルを持つ場合、インポートされたファイルは
n*1.25 より大きいまたは 32 本のチャンネルを持ち、処理されたデータを保存するための空きが確保されています。
- 編集メニューの設定オプションは現在、タブ付きのダイアログになっています。これによって、設定メニューを拡張する際の余裕フが確保されます。メニューは拡張が非常に困難な状況になっていました。
- 実行中に修正されたスクリプトを保存するため、一般タブ内に編集メニューの新しい設定オプションが設けられています。
- 現在、設定ダイアログの調整器タブで信号調整器の COM ポートを 1〜8 の範囲で設定することができます。以前は、ポートの選択は、1〜4 まででした。
- DOS スクリプト・コンバーターは現在 Delay コマンドを変換する際に、Yield() を使用します。
- ァイル・メニューで、リソース・ファイルを現在のタイムビューに適用する、新しい「リソース・ファイルの適用」コマンドが設けられています。また、FileApplyResource() スクリプトコマンドも設けられました。このコマンドを使用して、
複雑なビューの状態を短時間で適用することができます。
- 「マーカー・コードの設定」ダイアログは現在モードレスです。このことは、ダイアログを開いている間、関連するタイムビューでカーソルを移動できることを意味します。
- エラー情報の付いた結果ビュ—が、ライン、3次スプライン、あるいはドットとして描画されるときは、エラーが最初に描画され、データ値は常時最上部に表示されます。これによって、
エラーに異なる色が用いられるときに見栄えが良くなります。
- ファイルを指定するコマンド・ラインを使用して Spike2 を起動する場合またはファイル startup.s2s が見つかった場合は、それらを閉じるためにユーザーの操作を求める警告メッセージ・ボックスの表示は抑制されます。
- コマンド・ラインの新しいオプション、/Q があり、これにより、初期メッセージ・ボックス全部と Spike2 の起動情報ウィンドウが抑制されます。
- RMS 振幅用の新しい Channel Process (チャンネル処理) があります。ChanProcessAdd() スクリプトコマンドはこれに合わせるため拡張されています。
- Error$() スクリプトコマンドには現在、1401 に関連するエラー・コードについての情報が付け加えられています。
- Alt キーを押した状態で、タイム、結果または XY ビューにクリック・アンド・ドラッグすると、ドラッグされた四角のサイズが画面に現れます。
- 状態バーは現在、タイム、結果および XY ビューのマウス・ポインターの位置を表示します。
- 修正されたテキスト、タイム、結果、XY ビューには現在ビュー・タイトルに * が付きます。WindowTitle$() によって返されるビュー・タイトルにはこれは影響しません。
修正された箇所
- これまでと違って、FileSave() スクリプトコマンドによって、テキスト、結果、XY ビューと一緒に使用しているときにそれ自体のデータ・ファイルを上書きしても構わないかどうかを問われることはありません。
- 処理ダイアログは、関連するデータ・ファイルがマイクロ秒の正しい倍数でない時間基準を持っている場合は、時間を小数 15 桁まで表示することがありました。このことがダイアログでの編集を難しくしていました。
- ポイント・モードでのアクティブなカーソルによるイベント・チャンネルの検索は、もはや最小ステップ値を無視することはありません。
- XY ビューでのスクリプト ChanKind() 機能を使用したときに、そのチャンネル番号が存在しなかった場合でも、必ず XY チャンネルの一本が報告されました。現在は、チャンネルが存在しない場合は、0(ゼロ)が返されます。
- WaveMark の編集ダイアログをオンラインで使用し、トリガー・レベルは変更するが、オンライン更新ボタンを使用しない場合は、そのレベルが現在は記憶されます。
- ファイルのシーケンスを自動的にサンプルした場合に、サンプリングがファイルの終りに達し、次を開始すると、「中止」または「リセット」ダイアログが起動されていたときには Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
現在は、そのダイアログを閉じない限り、次のファイルは開かれません。
- サンプリング中にシリアル回線から読み込まれた TextMark データには、これまでと違ってサンプリングが開始される前に受信されていたキャラクターは含まれません。
- XY ビューで言語 Optimise() スクリプトコマンドを使用すると、現在は、軸ダイアログで最適化ボタンを使用した場合の結果と正確に同一になります。
- クラスタ・ダイアログを非常に大きなサイズで表示することは可能でした。
- ToolbarSet() を使用して文字 A から Z にリンクさせたツールバー・ボタンは、これまでと違って Ctrl キーが押し込まれている場合には、起動されません。例えば、C キーにリンクされているボタンは、Ctrl+C にもリン
クされていました。
- MinMax() スクリプトコマンドが RealMark データ上で使用された場合は、時間範囲開始一つ前のデータ・ポイントから検索を行いました。
- テキスト・ウィンドウから読み込むためにアーギュメントなしで Read() スクリプトコマンドを使用した場合、マニュアルではすると記述していたように、テキスト・ラインをスキップしませでした。
- Draw() スクリプトコマンドはテキスト・ベースのビューを更新しませんでした。
- Windows 95/98/Me では、レート・モードで描画されたデータは、拡大を使用していた場合には正しく表示されないため、x 軸にはビン(bin)の小さい部分が表示されました。
- MeasureToXY() スクリプトコマンドでは現在、カーソル位置のユーザー・チェックに対する要求に対して注意が払われます。
- 3 次スプライン補間法のチャンネル処理オプションではギャップの後にデータは作成されませんでした。
- FileConvert$() ではもはや flag% パラメータが無視されることはありません。
- スクリプト・コンプライヤーで、アーギュメント付きのアイドル機能を DlgAllow() スクリプトコマンドに送った場合に、問題は生じませんでした。
変更された箇所
- 処理ダイアログでは現在時間表示をする前に時間の後に続くゼロ(0)は取り除かれています。以前は、10 マイクロ秒の時間解像度を持つデータ・ファイルでは、0.1 秒は 0.10000 秒として表示されていました。
- 以前は、サンプリングが停止し、データ・ファイルがデータを何も保持していなかったときは、Spike2 はファイルを削除しました。これは、ファイルが予期せずに消滅してしまう問題に結びつく可能性がありました。試験的に、
現在私共ではそのようなファイルを保持し、サンプリングが実際にどれだけの時間実行されるかを記述するファイル・コメントを追加しています(ファイル・コメント 4 が既に使用されていない限り)。
- 垂直カーソルは、これまでと違って各ビューの中央に追加されていません。現在は、カーソル番号に基づいた位置に追加されています。
- タイムビューのチャンネル単位は現在、基本のデータ・ファイルでなく、表示されているチャンネルから読み戻されます。このことは、周波数として表示されるイベント・チャンネルは、Hzの単位を持つことを意味します。
- Optimise() スクリプトコマンドは現在、組み入れたチャンネル(非表示の場合でも)の一覧で作動します。以前は非表示のチャンネルは最適化しませんでした。
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2003年6月 |
5.02 |
新しくなった箇所
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- Windows Explorer 内の .smr (データ) ファイル上でマウスのポインタを移動すると、現在はファイルに関するポップアップ情報が得られます。これにはファイルの時間分解能と期間、チャンネル数、およびファイル・コメントが含
まれます。
- Windows Explorer 内の .s2s (スクリプト) ファイル上でマウスのポインタを移動し、最初の行のスクリプトのファイル・コメントの設定を完了すると、そのコメントがポップアップ情報に表示されます。
- Windows NT2000 または XP で実行している場合は、現在、Spike2 データ・ファイル (.smr) およびスクリプトファイル (.s2s) に関連するコメントを詳細ビューに表示することができます。
- スパイク形状およびクラスタ・ウィンドウには現在右下隅にサイズ・ボックスが設けられています。
- スパイク形状ダイアログの テンプレート・ウィンドウは現在、それぞれのテンプレートに追加されたスパイクの数に加え、マッチしたスパイクの数が表示されます。テンプレート・メニューの「カウンター開始」コマンドにより、
マッチしたカウント数がゼロにセットされます。
- 以下の新しいスクリプトコマンドは、曲線フィッティングをサポートします:FitExp()、FitGauss()、FitSin()、FitPoly()、FitLinear()、FitNLUser()。
- 以下の新しいスクリプトコマンドはガンマ関数を演算します:GammaP()、GammaQ()、LnGamma()。これらのコマンドは正規またはポアソン分布を使用して作業しているときに有効です。
- 二次元配列を使用してマトリックス操作をサポートする新しいスクリプト機能、MATInv()、MATMul()、MATDet()、MATSolve()、 MATTrans() があります。
- 以下のスクリプト機能は現在二次元配列をサポートします:Abs()、ArrAdd()、ArrConst()、ArrDiv()、ArrDivR()、ArrMul()、ArrSub()、ArrSubR()、ATan()、Cos()、Exp()、Frac()、Ln()、Log()、Pow()、Round()、Sin()、Tan()、Trunc()。
- ファイル・インポーターで、Spike2の旧バージョンと互換性を有するファイルの作成が可能となるよう最大限の努力が払われています。
- Rand() スクリプトコマンドは拡張されており、乱数範囲の設定と配列を乱数で埋めることが可能になりました。
- 指数および正規密度関数を使用して乱数を作成する新しいスクリプト機能 RandExp() および RandNorm() があります。RandExp() を使用するとポアソン統計付きのイベント時間のリストを作成できます。
RandNorm() を使用すると波形に正規分布ノイズを追加することがきます。
- チャンネル処理がサンプリング・レートと整列に合わせたチャンネルの 3 次スプライン補間法を含めるために拡張されています。ChanProcessAdd() もこれに合わせて拡張されています。
- 新しい PCA() スクリプトコマンドによって「主成分分析」が実行されます。
- 現在、結果ビューで ChanSelect() を使用することができます。
修正された箇所
- %f フォーマットで非常に大きな数の印刷を実行すると Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。例:PrintLog("%8.0f", 1e300);
- chans% アーギュメントを使用し、xU$ アーギュメントなしで SetResult() を使用しても、エラーは報告されませんでした。
- 3 次スプライン・モードで描画された波形をスクロールすると、データ表示が不完全になる可能性がありました。
- クラスタリング・ダイアログを使用すると、スパイク形状ダイアログの循環再生が取り消されました。
- 結果ビューで FitLine() が使用され、finish ビン数が結果ビューの端を超えていた場合は、結果は不正確でした。
- 非常に古いバージョンの Spike2 によって作成されたファイルを新しいデータ・ファイルにエクスポートした場合、プログラムをクラッシュさせる可能性がありました。
- SampleSequencer() スクリプトコマンドによって設定されたシーケンスは必ずしも常時サンプリング設定に表示されませんでした。
- Process() スクリプトコマンドにより、結果ビューのコンテンツは変更されましたが、画面が更新されることはありませんでした。
- 結果ビューのビンに対する修正により、チャンネルの複製が更新されることはありませんでした。
変更された箇所
- スクリプト作成のダイアログのサイズは、現在、180文字幅、30文字高さに制限されています。
- Print()、PrintLog()、Print$() または Message() を使用して 2D 配列を出力する場合、その出力では現在最初の索引を行、二番目を列として使用します。これは行列の標準表記法に一致します。
- スクリプト作成のダイアログの右上の閉じるボタンは、まったく機能していなかったので、取り除かれています。
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2003年4月 |
5.01 |
新しくなった箇所
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- 結果ビューで、ピクセル当たりのポイント数が多いときのラインとしてデータの描画は現在、「チャンキー(かたまり状態)」になる度合いが前より少なくなったようです。
- クラスタリング・データ用の新しい「Normal Mixtures(通常混用)」方法があります。
- クラスタリング・ダイアログの「既存の KMeans」コマンド用の新しいアクセラレータ・キー (Ctrl+Shift+K) があります。
- デバッグ中は現在、Interact()、Toolbar() および DlgShow() の機能を飛び越して使用することができます。
- XY ビュー用のチャンネル・タイトルを設定した場合は、チャンネルの表示/非表示ダイアログでそれが使用されます。
- Spike2 は現在、ウィンドウとボタン上でWindows XP のビジュアル・スタイルをサポートします。
- EDF ファイル・インポートは拡張されており、BDF フォーマットをサポートします。
- Plexon ファイル・インポーターは現在マルチフレームのデータ・ファイル形式をサポートします。
- 現在、「マルチ・チャンネル・システム」対象のデータ・ファイル用ファイル・インポーターは一種類あります。このインポーターを使用するには、最新の MCStream ライブラリー(バージョン2、4、0、0
またはそれ以降)を入手してインストールしなければなりません。
修正された箇所
- ユーザー定義ダイアログの最大許容幅が大きくなっています。
- 結果ビュー・チャンネルの y 軸タイトルと単位は現在、ラスターと非ラスターの描画モードの間で変更履歴を作成できます。
- DrawMode() スクリプトコマンドでは、描画モードが変わった場合のみ再描画されます。以前は、常時再描画されました。
- 結果ビューで、ピクセル当たりのポイントが多い場合の線描画は、時々ポイントが欠けて描かれる場合がありました。
- タイムビューで、ピクセル当たりのポイントが多い場合のラインとしての波形データ描画は、描画されるべき状態よりもさらに 1 ピクセル狭い幅で使用されたため、しばしば非常に細い特徴を示す場合がありました。
- これまでと違って、ファイル・メニューの「開く」コマンドを使用して Spike2 で既に開いているファイルを選択する場合に「ファイルを開くことができませんでした」のエラーメッセージが出されることはありません。
- オフラインの波形再生とオンラインの任意波形出力で、現在、1 マイクロ秒を時間基準としていないデータ・ファイルの取り扱いは正しく行われます。
- 更新している画面領域上にカーソルをドラッグした場合、カーソルが正しく描画しないことがありました。
- 高速 ADC 付きの 1401plus は、WaveMark データのチャンネルを最高 8 本までサンプルしますが、オンライン・テンプレートの整合は最初のチャンネルに対してのみ作動しました。現在は、これが WaveMark
チャンネル全部に対して作動します。
- スクリプトにより位置が決められたダイアログを、スクリプトによって設定された位置ではなく、それ以前のダイアログの位置に表示することが可能でした。
- 二本以上のスパイク形状チャンネルを使用してスパイク形状データのサンプリングを行うときに、トリガー・レベルを正しく設定できませんでした。
- テキスト形式のメモリー・チャンネルを破棄するためにファイル・メニューのエクスポート・コマンドを使用すると、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
- PCI インタフェース・カード、長いインタフェース・ケーブル(2 m以上)、高速PCを使用する 1401 plus ユーザーを対象としたデータの転送問題を修正する 1401 デバイス・ドライバの新バージョンがあります。
また、この問題の解決に関して役立つ可能性があるPCIカード・ファームウェアの新リリースもあります。詳細については、CEDまでお問い合わせください。
- DlgInteger() を使用してゼロ未満の値を入力するスクリプト作成のダイアログは現在正しく作動します。
- MinMax() 機能は、mode% アーギュメントがチャンネル・タイプに対して不適当である場合、またはそのモードに必要なパラメータが提供されていない場合に、Spike2 をクラッシュさせることはありません。
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