2022年4月 |
9.20 |
新しくなった箇所
- The Bionic and Ripple file importers have been updated to work with version 3.0 files with 64-bit timestamps.
- The algorithm we use to select the x axis major tick spacing is now much faster.
- The Heka importer can use use regular expressions to select items for import.
- There is a new importer for BrainVision format files.
- The ToolbarText() command is extended to change the allowed user actions when the toolbar is active.
修正された箇所
- The Intan importer would fail if importing a RHD file containing temperature sensor information.
- The slider control in a user-defined dialog could omit one of the tick marks and an initial, non-zero position could be incorrectly displayed.
- No longer takes two attempts to close the D360R conditioner dialog when sampling.
- Closing the D360R conditioner dialog when sampling could crash Spike2 if an ADC port offset was applied.
- If a signal conditioner dialog failed to open, this caused all conditioner dialogs to be unavailable.
- The 1902 conditioner dialog did not initialize correctly if there was no configuration file.
- The Calibration dialog limited channel units to 5 characters in a 64-bit .smrx data file (which allows up to 10 characters).
- With a Micro4 interface, the output sequencer generated outputs 1 sequencer clock tick earlier that previous 1401s; all time intervals and relative timings between sequencer outputs were accurate and it would be most unusual if this had any effect on experimental data.
- If you resized the Sampling Notes dialog, the Close button did not move.
- The Graphical sequencer could report spurious timing errors when the sequencer timing resolution changed.
- In the Sampling Configuration dialog Automation tab, selecting a folder with the Browse... button did not clear existing errors.
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2024年1月 |
9.19 |
新しくなった箇所
- Spike2がデータのサンプリング時のシステムシャットダウン要求を拒否するようになりました。
- サンプリングごとに異なるハードウェア機器に接続できるトーカーにおいては、ドリフト設定をハードウェア機器ごとに分けて保存することができます。
- 64文字を使用するためのスペースを作ることで、RealMarkチャネルを使用している複数のTalkerが複数の項目に対してそれぞれTitlesとUnitsを生成できるようにしました。
- ADI file importerは、テキストファイルに保持されている正規表現とコメントのマッチングに基づいて、コメントにマーカー・コードを適用できるようになりました。
- AlphaOmega file importerが更新され、最近使用したファイルのゲイン設定を扱えるようになりました。
- Heka file importerが、浮動小数点値を保持するデータファイルをインポートできるようになりました。また、必要な補助データファイルが見つからない場合には、進捗ダイアログにファイル名を表示するようにもなりました。
修正された箇所
- Talkerが急に停止してもSpike2がその切断に反応しなかったため、接続の復旧が困難でした。
- Talker->Info...ダイアログにおいて、Clock drift rateの値がms/sで表示されていますが、s/sの単位が使用されていました(よって値が1/1000になっていました)。
- インポートされたファイルにおいて、4番目のファイルコメントの先頭が偽の行末文字で始まっていました。
- A backwards active cursor search of a waveform channel stored in a 32-bit .smr file could report a position one point before the start of the search range, which would fail the search.
- During sampling to a 64-bit .smr file, a backwards active cursor search of a waveform channel could report the wrong position.
- VirtualChan(chan%,0{,expr$})スクリプト・コマンドは、エクスプレッションが無効な場合でも常に0を返していました。
- ViewTrigger(0,...)スクリプト・コマンドで、Paged表示モードが設定されていませんでした。
- サンプリング中にSampleメニューを開くと、開いていたSignal Conditionerダイアログが閉じてしまっていました。
- サンプリング中にDigitimer D360R Conditionerのコントロールパネルを使って設定を変更すると、変更内容が消えてしまうことがありました。
- Signal Conditioner changes made during sampling now always take effect when you click Apply. Previously they could be deferred.
- mode%引数に6、7、11または12(MeanモードとInstantaneous frequencyモード)を設定してChanValue()スクリプト・コマンドを使用すると、要求されたモードによって示された値ではなく、チャネルに設定されたBeats Per Minute値を用いた測定が行われていました。
- Real numberフィールドを定義する際のユーザーダイアログで表示される有効数字の数が、DlgReal()スクリプト・コマンドで指定された数よりも多くなることがありました。
- 長時間記録された.mp4ビデオファイルをビデオ開始から数時間を超えて再生することができませんでした。この問題の原因となっていた他社製のコンポーネントを修正し、30時間以上のビデオの再生を実証しました。
- 不適切なフォーマットが行われたビデオファイルをマルチメディア・レビューのために開くと、Spike2 がクラッシュすることがありました。
変更された箇所
- ビューのスイープカウントがゼロ以外の時だけでなく、Result viewビューにおいては常にEditメニューのClearコマンドが有効になりました。
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2023年5月 |
9.18 |
新しくなった箇所
- 複数台のD360R信号変換器の使用に対応しました。
- Talker Info...ダイアログに情報のLogやCopyを実行するコマンドを用意し、保存されたTalkerドリフトレートのロックや消去ができるようになりました。
修正された箇所
- Peaks and Troughsモードで波形からイベントをインポートした際に、第一波としてスプリアスピークが出力に追加されることがありました。
- カラムc(0~c-1のインデックスが付けられたデータカラム)を持つグリッドにおいて、GrdSet()およびGrdGet()スクリプト・コマンドが存在しないカラムcへのアクセスを試みた場合に、これらのコマンドがカラム0にアクセスしていました。
- ボタンしか保持しない(入力フィールドなし)ユーザー定義されたダイアログにおいて、デフォルトボタン以外のボタンに入力フォーカスが設定されることがありました。
- Sampling configurationにおいて39個以上のArbitrary waveformsが設定されている場合、Play waveformツールバーで老番側のボタン有効化/無効化ができず、それらのボタンが予期せぬ影響(サンプリング・ウィンドウを隠すなど)を及ぼすことがありました。
- 単一データポイントやすべてのデータポイントが同じx位置にあるXY viewにおいて、x軸のShow Allコマンドが機能していませんでした。現在は、x軸がデータ位置の中心に来るようスクロールされます。
- NaN(非数)値が長く続いた場合に、RealWaveのチャンネルが原因で、Skip NaN Channel processのデータの読み取りが停止していました。
- スクリプトビューにおいて、View()の上にマウスを置いてF1キーを押しても、正しいヘルプページが表示されませんでした。
- チャンネルを右クリックしてHide Channelを選択すると、Script recordingが有効になっているにもかかわらず記録が実行されていませんでした。
- x軸の描画モードをTime of DayからSecondsに変更した場合、カーソルラベルによって表示される時刻がファイルの先頭からの秒数ではなく、Time of Dayの秒数で表示されていました。次回の更新からこの表示が正しくなります。
- 10個以上のCOMポートが存在する場合、CED 1902やAxon CyberAmpの信号変換器が動作しませんでした。
- XY Draw modeダイアログにおいてAll Channelsが-1ではなく、0と記録されていました。
- Text importerがラベルやユニット行をデータの一行目までの任意の位置に設定できるようになりました。これまでは、最初のスキャンでヘッダー情報と判断された行のみに限定されていました。
- Text importerにおいてNo Configオプションを選択すると、既存の設定がロードされるまでインポーターが機能しない状態になっていました。
- CFS data importerが1スイープ以上のデータを保持するファイルをインポートできませんでした。
- EDF data importerがコメントの読み込みに失敗することがありました。使用されていたアノテーションコードがドキュメンテーションと一致していなかったことが原因です。
- Binary file importerでチャンネル数を増やすと、プログラムがループにはまり、エラーが表示されていました。
変更された箇所
- コマンドHCursorExists(0)(または不可能なカーソル番号)を使用すると、致命的なスクリプトエラーを生成するのではなく、0を返すようになりました。
- Channel specificationの処理中に一文字目が "0,2...4 "のような不正な単一チャンネルであった場合でもエラーはレポートされていませんでした。現在はエラーがレポートされるようになりましたが、パースは継続され、これまでと同様にチャンネル2、3、4をレポートします。
- サンプリング用のファイルを開いた際、MaxTime()がサンプリング開始までの時間を返し、サンプリング開始前には0.0を返すようになりました。これまでは、スクリプトがサンプリング開始前にデータを書き込むと、MaxTime()は、サンプリング開始前までは最後に書き込まれた項目の時刻を返し、開始後にはサンプリング時刻を返していました。
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2022年9月 |
9.17 |
新しくなった箇所
- Talkerのタイムドリフト補正が改善されました。
- SampleメニューのTalker Infoダイアログの内容をClipboardまたはLogビューにコピーできるようになりました。
- 順番通りにないタイムスタンプ付きのデータを保持するファイルへのFile Importerの対応を強化し、これまでは拒否されていた一部のファイルを(イベントを無視/パッチして)インポートできるようになりました。
- Micro4の最大出力シーケンサー・ステップレートを100kHzから250kHzに上げました。
修正された箇所
- Micro4を使ってWaveMark(スパイク形状)データとWaveformチャンネルの両方をサンプリングすると、誤ったチャンネルからのWaveformチャンネルがサンプリングされることがありました。
- Sampling configurationにおいて、Waveformとしても使用するチャンネルからWaveMark(スパイク形状)に使用されるチャンネルを変更すると、その後のサンプリングに失敗することがありました。
- サンプリング中に、MeasurementプロセスのMinimum stepパラメータをゼロ以外に設定すると、データが検出されないことがありました。
- ソノグラムとクラスタ密度プロットに使用される)Colour scaleに非常に狭いカラーバンドを設定すると、このスケールを使用した時にクラッシュすることがありました。
- 二重引用符(")を含むリテラル文字列(チャンネル・コメントなど)が記録される際、含まれていた二重引用符が削除されていました。
- 最大の負の整数(-9223372036854775808)の整数リテラル値が、0x8000000000000000 (16進数で同じ値)は受け入れられていたにも関わらず、スクリプト・コンパイラに受け入れられていませんでした。
- Timeビューにおいて(Toolbar()コマンドのallow% などによって)スクリプトがX軸を無効にした場合でも、NextやPrevious表示トリガボタンが無効化されていませんでした。
- 12. 位置を設定するSpline2D(const p[][]);スクリプト・コマンドが、位置が明確でない場合に致命的なスクリプトエラーを生成していました。現在は文書通りに-1を返すようになりました。
- インポートされたファイルに含まれているデータが予期しない長さであった場合、Binaryファイル・インポーターがクラッシュすることがありました。この場合、個々のチャンネル単位は保存されず、cmd$引数のFileConvert$()オプションの処理も実行されず、また関連するHelpファイルも開かれませんでした。
- MC_Rackデータ・ファイル・インポーターが、データ・ファイルを開く際にクラッシュすることがありました。
- 設定の保存と読み込みのオプションがあるデータ・ファイル・インポーター(TextインポーターやBinaryインポーターなど)が、以前に保存した設定を読み込む際にクラッシュすることがありました。
- 波形チャンネルのギャップを埋めるためのChannel Processオプションで、1ポイントのギャップを埋める際にデータを1ポイントずつシフトさせるようにしました。
- Neuralynx インポーターが、各フォルダの最初のチャンネルだけをインポートしていました。
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2022年4月 |
9.16 |
新しくなった箇所
- Digitimer D360R Programmable Signal Conditionerへのサポートが追加されました。
- 2GBのサイズ制限を超えるバージョン9以前の32ビット.smrファイルを開こうと試みるようになりました(これにより以前は開けなかった一部の誤った形式のファイルにアクセスできるようになります)。
- エラーが検出された場合でも、FileメニューのExport As Data fileコマンドが処理を中断しなくなりました。現在、可能な範囲でLogビューに問題を一覧表示するようになりました。
- ユーザー定義されたダイアログにおいて、プロンプトに「||」を挿入することで、垂直バー「|」を使用できるようになりました。この単一の垂直バーはツールチップを表示します。
- データのインポート・システムを再設計し、インポーターのサイズを大きく削減しました(通常、2MBから1~200 KBまで削減されます)。この結果、FileメニューのImportコマンドを初めて使用する際の処理が大幅に高速化されます。
- カラム区切り文字としてカンマ、タブまたはスペース以外が使用されている場合のTextインポーター推測能力が一段と向上しました。カラム区切り文字を設定する新しいオプションが設定ダイアログに追加されています。
- Textインポーターがより幅広い種類のファイルに対応するように修正され、数字以外の入力が少なくなったことから、波形チャンネルをTextMarkとして検出する可能性が大幅に削減されました。
- データをRealWave(Ponemahなど)として読み込んだインポーターが、これまではインポート前にデータをスキャンしてデータ範囲を検索していたため、大きなファイルではこの処理に時間を要することがありました。現在は出力ファイルに転送する際にデータ範囲を確認するようになったため、大容量ファイルのインポートに要する時間が大幅に短縮されています。また、データのインポートを高速化するために、データバッファのサイズも拡張しました。例を挙げると、80GBのPonemah 6 ファイルをインポートするために要する時間が5時間から2時間未満に短縮されました。
- Ponemahファイル・インポーターが拡張され、Subject、Channelや時間範囲でデータにフィルターかけられるようになりました。例えば、 チャンネル・タイトルにECGを含むすべてのチャンネルを10時から1時間分をインポートするように設定できます。データのサブセットのみが必要な場合に、多数のチャンネルを持つ大容量ファイルがインポートに要する時間を数時間から数秒に短縮できます。必要なデータを検索する際には、まだ時間がかかることがあります。
- Plexonインポーターにいくつかの改良を加えて、より広範囲に渡る入力ファイルの読み込みや複数セクションを持つファイルをより適切に処理できるようにしました。
- 重複がある場合には、TDTインポーターが_1、_2…のみをチャンネル・タイトルに追加するようになりました。
- TMSインポーターがS00に加えて、Poly5ファイル拡張子をサポートするようになりました。
- XDF(LabStreamingLayer)インポーターがRealMarkやTextMark信号をインポートし、ギャップのある波形でも正しく処理できるようになりました。
- Allego(NeuroNexus)データファイル用の新たなImporterが追加されました。
修正された箇所
- Cursor0リンクを使用するビデオフレームのステッピングの際に同じ位置に2回ステップすることがあったため、時間を無駄に費やしていました。
- Spike2が、すべての文字列(チャンネル・タイトル、ユニット、コメントやファイル・コメント)が3文字未満かつ文字列が編集された.smrxデータファイルを開けませんでした。
- スクリプトビューでは、func fred ()などのように関数名と左中括弧の間にスペースを持つユーザー定義されたFuncまたはProcが関数リストから除外されており、ポップアップ・コールチップとして表示されていませんでした。
- Script Bar ListダイアログとSample Bar Listダイアログのサイズを変更しても、Helpボタンが移動しませんでした。
- コマンドラインを使用して特定のTalkerをSpike2の複数コピーに関連付ける方法をドキュメンテーションに記載しました。
- ArrHist()が整数型データ配列を許容していませんでした。
- スクリプトのデバッガでスクリプト値を調べる際に、constと記された項目値の変更が可能でした。
- 1次元配列の引数を持つ単一チャンネルにおいてPlayWaveCopy()スクリプト・コマンドが機能していませんでした。
- サイズの問題が原因でオンライン・シーケンスの更新が失敗した際に、output sequencerメッセージ・バーで生成されていたエラー・メッセージの形式が正しくありませんでした。
- 複数のセクションを有する、あるいは最初のセクションの開始時間が0ではないチャンネルを有するPonemahファイルをインポートすると、誤った時間にデータが配置されていました。
- Sweepsモードでデータをインポートする際に、インポートされたファイルを通して最後のスイープから各スイープのファイル・オフセットが増加することがありました。
- 多数のセクションを含むファイルを読み込むと、ADIインポーターがクラッシュすることがありました。
- TMSインポーターが有効な入力ファイルを拒否していました。
- 複雑な数値を含むPXPファイルをインポートするためにIgorインポーターを使用すると、クラッシュすることがありました。
- これまでDataPacインポーターが、すべてのファイルがフロート・データを保持していると仮定していたため、整数型データを保持するファイルはインポートされず、ゴミと見なされて読み込まれていませんでした。
- About Spike2ボックスで、実際にはファームウェアのアップデートがないにもかかわらず、Micro2とPower3Aの両方ともにアップデートがあるとレポートされることがありました。
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2021年10月 |
9.15 |
新しくなった箇所
- データを持たないラスターラインを設定するために、RasterSet()スクリプト・コマンドにおいて、ゼロサイズのデータ配列を使用できるようになりました。
- ArrSort()スクリプト・コマンドが、ゼロ長の配列(何もしない)に対応し、呼び出される前にスクリプト・エラーを回避するためのユーザテストをゼロ長で保存できるようになりました。
- ArrStats(), ArrSum(), EditCopy(), PlayWaveCopy()および SampleWaveMark()スクリプト・コマンドにおいて変更されない配列引数をconstにしました。
- Yield()スクリプト・コマンドが、現在のallow%ステートを返し、負の場合にはallow%が保持されるようになりました。
- Len()スクリプト・コマンドが、多次元配列の要素数をレポートするようになりました。
修正された箇所
- Micro1401-4でサンプリングされたLevel eventチャンネル が、入力データを反転させていました。Documents/Spike10/Scriptsフォルダにある InvertLev.s2sスクリプトを使って入力データを元に戻すことができます。データが変更されるため、スクリプトの実行前にファイルのバックアップを取ってください。
- スクリプト内で、ゼロ長のサブ配列を array[1:0]として関数に渡すことはできましたが、 array [0:0]を使用することはできませんでした。
- イベント・カウントを波形に変換する仮想チャンネルのエクスプレッションEc()が、2つの波形ポイントのちょうど境界上に位置するイベントを誤った位置に配置することがありました。
- EventToWaveform()の精度が向上し、仮想チャンネルのイベント・カーネル機能にこれまで以上に適合するようになりました。
- スクリプトvar SPK[4] [2]; Len(spk);が機能していませんでしたが、現在は1次元の長さを返すようになりました。
- 曲線あてはめ測定とUser check positionsオプションが設定されている状態でMeasurements to XY viewsまたはMeasurements to Data Channelsを使用すると、一つ前のステップのあてはめ曲線が表示されていました。
- Output sequencerでは、「Label:DAC 0,1」のようなコロンの後にホワイト・スペースがないラベルをエラーとして処理していました。
- 8. resizeステートメントがセミコロンで終了していないと、スクリプト・コンパイラーがエラーを返していたため、「var y[2]; if 1 then resize y[3] endif」を使えませんでした。
- ArrConv()、ArrCWT()、ArrDot()、ArrFilt()、ArrHist()、ArrSpline()およびSerialWrite()スクリプト・コマンドにおいて、 const配列を使用できませんでした。
- マルチメディア・ファイルが音声のみを保持している場合(動画なし)に、 ViewメニューのMultimedia filesコマンドを使っても、.mp4ファイルとして開くことができませんでした。
- Spike shapeダイアログでデータ領域内をクリックし、現在のスパイクをテンプレートにドラッグし始めた際の視覚効果が速すぎたために表示されていませんでした。
- 例えば、LastTime()スクリプト・コマンドやData pointsモードでactive cursor検索を使って)バーチャル・チャンネル内で1データポイント分後方に移動させると、実際には2データポイント分ステップしていました。
- 26カラム以上設定されている場合のGridビューのデフォルトのカラム・タイトルが、AA~AZを飛ばしてA~Z、BA~BZ、CA~CZの順番になっていましたが、本来はA~Z、AA~AZ、BA~BZ...であるべきでした。
- 波形チャンネル以外のチャンネルに(ChanSave()スクリプト・コマンドなどで)データを書き込んで上書きした場合(波形ベースのチャンネルでは可能ですが、イベントベースのチャンネルでは不可能)、Spike2がデータを書き込もうと試みるため、データ・チャンネルが破損していました。
- スクリプトMLPut (500); Proc MLPut (real) MatlabPut ("RealVal", real) end;がMatlab変数のRealValを浮動小数点値ではなく整数値に設定していました。これはスクリプト・コンパイラーによる過度な最適化が原因でした。
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2021年6月 |
9.14 |
新しくなった箇所
- サンプリングにおいてTalker仕様バージョン5がサポートされ、データをより効率的に転送できるようになりました。
修正された箇所
- 一部のFont選択ダイアログが、初期設定されたフォント・スタイル(Bold、Italic、Regular...など)に合わせるためのFont Styleフィールドを設定していませんでした。
- Data pointsとExpression mode以外の方法(例えばActive cursors、Measurements to XY、またはMeasurements to a Data Channelなど)でEventチャンネル検索を実行すると、ハングすることがありました。
- リソース・ファイルからRateとMean frequency描画モードを復元すると、非常に小さなTime width値が拒否されていました。
- Tip of the Dayダイアログのチェックボックスが、確実に機能するようになりました。
- Add to onlineダイアログが、無効化されて追加されたもの以外のすべてのarbitrary waveformsにマーキングしていました。
- データをサンプリングする際に、User entered値を持ったMeasurement to an XY viewやMeasurements to a Data Channelを設定すると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- Context menu項目からVertical cursorの位置を設定するためのactive cursor検索を起動できませんでした。
- BinomialC(n%, k%) スクリプト・コマンドに、n%やk%に0を設定できませんでした。
- PCA Clustering dialog以外(たとえば、Cluster on Measurements)のダイアログで、Z axisに時間を設定するコマンドを実行すると、すべてのフィルター・コードが消去されていました(つまり、色付きのドットが黒になっていました)。
- XYデータをMATLABにエクスポートする際に、最初のXYポイントの複数コピーがエクスポートされていました。
- ChanKey(chan%, get%) スクリプト・コマンドが、get%がゼロでない場合でもエラーを生成していました。
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2021年2月 |
9.13 |
修正された箇所
- >BReadSize(8,...)あるいはBWriteSize(8,...)スクリプト・コマンドに整数の行列引数を使用すると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- PlayWaveStatus$()スクリプト・コマンドをMicro3、Micro4、Power2あるいはPower3に使用すると、引数pos%が位置をポイントではなく、バイトで返していました。このエラーはSpike2のバージョン7で組み込まれたものですが、Micro2とPower1への影響はありませんでした。
- スクリプト内で-1 >> 64が「0」と判断されてましたが、これは「-1」であるべきでした。
- Line描画モード内にLevelイベント・チャンネルが見えている状態でサンプリングや再実行を行うと、マウス・ポインターがちらつくことがありました。
- サンプリングや再実行を行う際に、Waveformチャンネルの検索を遅いサンプリング・レートで実行すると、Update window everyを0.0に設定したAutomaticモードのMeasure to ChanプロセスにおいてSpike2がハングすることがありました。
- サンプリング設定のTextダンプがデジタル・チャンネルとDACチャンネルを分離していませんでした。
- n個のトレースを持つWaveMarkチャンネルを検索する際にMinMax()スクリプト・コマンドを使うと、n個目より前のスパイク波形から検索が開始されることがありました。
- CED1902とMicro1401-4を併用した場合、1902の設定後にConditionerの設定によって、「不正な引数」エラーが誤ってレポートされていました。
- Create New Bufferダイアログを使うと、データ・ポイント数が最小値の(6)以下であってもWaveMarkチャンネルの作成が可能となっていました。
- SampleWaveMark() スクリプト・コマンドによって、奇数のデータ・ポイントを保有するマルチ・トレース・チャンネルの設定が妨げられていました。
- Talkerライセンス情報の更新時にディスクに問題が生じるとSpike2がクラッシュすることがありました。
- EDFインポーターが非対称的に拡張された整数データをサポートするようになりました。これまではそのようなチャンネルは誤った補正値を保持していました。
- グリッド・ビューのセル内での文字編集の際にDelキーを使ってもテキスト・キャレットの右側の文字を削除できませんでした。
- 1401の使用チャンネル数が上限に達した場合でも、サンプリング設定へのトーカー・チャンネルの追加が拒否されなくなりました。
- 1401の入力範囲が10Vに設定されていると、SampleCalibrate()スクリプト・コマンドが設定されたスケールファクタを2倍にして返していました。
- Amplitudeが0に設定されているActive cursor Peak searchが同じデータ値を持つ2つの連続したポイントを一つのピークとして検出することがありました。
- 拡大されたWaveformチャンネルを描画すると、画面下で切られているデータが画面に表示されることがありました。
- MemoryチャンネルのLevel event項目を追加あるいは削除しても、最後まで表示が再描画されていませんでした。
- Result viewにおいて、Raster Drawモード設定のSweeps、SortならびにSymbolsが保存されておらず、ビューがファイルに保存される際に復元されていました。
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2020年9月 |
9.12 |
新しくなった箇所
- EDFインポーターが、より多くの種類のBDFファイルを認識できるようになりました。これまでは、一部の仕様が認識されず、インポーターが24ビット長ではなく16ビット長のデータとしてインポートされたデータをリバートし、データが使えなくなってしまってました。
- 「Cursor(1)」のように、スクリプト内でDlgValue$()を使うことでX Valueフィールドに文字列を設定できるようになりました。これまでは、1が数字として認識されていたため、これはカーソル1の位置を表示していました。
- S2Videoプログラムに、フレーム・タイムスタンプを設定する新しいオプションが追加されました。
修正された箇所
- Sample BarダイアログのAdd...ボタンが、追加されたファイル内に保存されたラベルとコメントを読み込んでおらず、さらには最新版のSpike2では使用できないはずの古い.s2cファイル形式にも対応していました。
- XYファイルを開いた時に、XYビューのy軸のタイトルが復元されませんでした。
- Gridビュー内でF1キーを使っても、オンラインHelpを開けませんでした。
- Timeビューが一番最後のアイテムの一つ手前のピクセルで終了していました。
- スクリプトがアプリケーション・ウインドウを隠している、あるいはアイコン化している場合にMessage()コマンドあるいはDlgShow()コマンドを使用しても、結果として得られたウインドウが隠されてしまい、スクリプトはハングしていました。現在はこの二つのコマンドを使うことで、アプリケーション・ウインドウを見えるようにしました。
- 現在の位置が表示されていて、それがタイム・ウインドウの右端ではない場合に、時間ベースのサンプリングモードでサンプリング中にレベル・イベント・チャンネルを描画すると、サンプリングが実行されるごとに表示に問題が発生していました。
- Output sequencerをMicro4と併用した場合にDELAY 0が指示されると、本来遅れがあるべきではないにもかかわらず、(40億ステップ以上の)非常に長い遅れが生じていました。
- Sampling ConfigurationダイアログのChannelsタブにおいて32以上のチャンネルを有するファイルが使用されていると、1から29までのチャンネルがすべて使用され、かつ「special」チャンネルを動かしてない場合に、New...から開くTalkerチャンネル・コマンドが機能しませんでした。
- Sampling ConfigurationからSet maximum channelsダイアログを開くと、Special channelsフィールドが常に0が設定されていました。
- ダイアログ式であるCXnが誤ってCnX(n = 0-9)としてドキュメンテーションのリストに記載されていました。
- X軸位置を記録するダイアログが CXnをCursorX(n)に変換していませんでした。
- Size/Levelフィールドが無効である場合にMemoryバッファからImport channelダイアログを開くと、OKとApplyが無効化されてませんでした。
- type%に12(XYファイル)と17(Gridファイル)が設定されていると、FileList()スクリプト・コマンドが機能しませんでした。
- SampleConfig$(3)スクリプト・コマンドが、TextMarkチャンネルのコメントを誤ったカラムに挿入していました。
- 行列形式でも参照引数でもない引数を待つようユーザー定義された関数に行列が渡された場合でも、スクリプト・コンパイラがエラーを生成していませんでした。
- ResultビューにおけるMean in X measurementとSD in X measurementの結果が、x軸単位ではなく、ピクセルで出力されていました。
- TimeビューとResultビュー内で、Ctrl + A を記録(または、チャンネル番号の下をクリック)しても、機能するコードが生成されませんでした。
- EditメニューのPreferences Displayタブにおいて、軸のLine thicknessが1ピクセルに設定されると、軸がスクロールされた際にグリッドの画素がダストとして残ってしまうことがありました。
- グリッドが表示される設定になっている、あるいは一番上のオーバードローされたチャンネルが表示されている背景色を上書きするように設定されている時にオーバードローされたチャンネルの背景描画を行うと、横スクロールの際に表示が崩れてしまうことが頻繁にありました。
- 暫定フィルターを作成せずにFiltApply(-1,...)を使用すると、pike2がクラッシュすることがありました。
- S2Video Configurationにおいてオプションを変更すると、動画の表示が消えてしまうことがありました。
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2020年6月 |
9.11 |
新しくなった箇所
- PlayWavePoints()スクリプト・コマンドが領域内にある最大ポイント数をレポートするようになりました。
- ツールバーにIdle機能が設定されていること、そして有効化されているボタンの数を数えるよう設定されていることをToolbarEnable()スクリプト・コマンドを使って検出できるようになりました。
- 整数モードに設定され、かつ矢印キーが使用されている場合の、ユーザー定義されたダイアログのスライダー・コントロールの振る舞いが改善されました。
修正された箇所
- XY AutoscaleのTrack with zoom in limitが正しく機能していませんでした。
- Gridビューが開いていて、変更されていると、入力フォーカスが5分毎にしか実行されないことがありました。
- ChanFit()スクリプト・コマンドが「1」を引数として受け取れませんでした。
- カーソル幅が1ピクセル以上である時にソノグラム・キーなどのアイテムをドラッグすると、グリッドの画素が「ダスト」のように残ることがありました。
- New Horizontal cursorボタンを使用すると、チャンネルがグループ化されているにも関わらず(カーソルが非表示であるべき時でも)、表示チャンネルの中でy軸を持つ最も下にあるチャンネルにカーソルを追加していたため、見え方に一貫性がありませんでした。現在はグループを代表するチャンネルにカーソルが追加されます。
- 32チャンネル以上設定されてない場合に32ビットの新規.smrファイルにサンプリングを記録しても、64ビットの.smrxファイルへのサンプリングとして記録されていました。
- 新しいデータ・ファイルにサンプリングを記録しても、負のデバウンス期間を記録していませんでした。
- マルチ・トレースのWaveMarkチャンネルのサンプリングを非連続ポートを使って記録しても、連続ポートとして記録されていました。
- TriggeringをNot triggeredに設定してサンプリングしても、Use previous triggerモードが使用されていたため、記録されていませんでした。
- 存在しない.curまたは.aniカーソル画像ファイルをロードしようとしてMousePointer()スクリプト・コマンドを使用した場合でも、0が返されていませんでした。
- Marker filterダイアログを記録する際に、MarkTrace()スクリプト・コマンドが誤ったチャンネルを設定し、WaveMarkではないチャンネルとして表示していました。
- マルチ・トレースのWaveMarkデータに対してLastTime()とNextTime()スクリプト・コマンドを使用していて、第4引数がベクターであった場合、返されるデータは常に最初のトレースで、MarkTrace()で設定されたトレースは返されていませんでした。
- n%ボタンが存在しない場合のToolbarEnable(n%)スクリプト・コマンドの戻り値が、ドキュメント記載の「-1」ではなく、「0」になっていました。
- グリッド・ビューの作成を記録する際に、グリッド・サイズが設定されていませんでした。
- Timeビューの描画モード「11」と「12」(BPMモード)において、DrawMode()、MinMax()ならびにChanValue()スクリプト・コマンドがedge%引数を無視していました。
- 現在のビューがGridであった場合、 Global Debugウインドウがウインドウ種別として「Unknown」を表示していました。
- Graphical output sequencerにおいてDigital出力とDigital Marker入力を同時に行うと、正しい順序で実行されませんでした。
- ユーザーがGridビューを保存しないように選択しても、常に.s2gxファイルに保存されていました。
- .s2gxファイルからGridをロードしても、グリッド・セルの編集に使用されたフォントが更新されませんでした。
- Graphical output sequencerのSection設定でセクション・コメントを変更しようとしても、その変更を適用するためのOKボタンが有効化されていませんでした。
- Cursor ValuesとCursor Regionsの両ダイアログにおいて、(C0とC0-C1用の)最初のラジオ・ボタンが無効になっていました。
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2020年2月 |
9.10 |
新しくなった箇所
- Spike2は起動時に不足している特別なフォルダがあれば、その作成を試みます。このことが、システムが複数アカウントで使用されている場合に起こる権限関連のエラーの回避に役立つ可能性があります。もし不足しているフォルダが作成できなかった場合には、警告が起動時にログ・ビューへ送信されます。
- Program DataファイルパスをレポートするためのFilePath$(-6)を追加しました。
- ヘルプメニュー「About Spike2」ダイアログ内の「Copy」ボタンを使って診断用のファイルパス情報をコピーできるようになりました。
- BIOPACインポーターを修正し、ファイルの最後のデータが欠落している古いフォーマットのファイルにも対応できるようになりました。
- グリッド・ビュー用に、FileList()が type%値17をサポートするようになりました。
- FileName$()がマルチメディア・ウインドウのファイル名をレポートできるようになりました。
- MMPosition()を拡張し、カーソル0のリンク状況とコマンドによるシーク操作や実行操作が完了したかどうかをレポートできるようにしました。
- ChanProcessAdd()のドキュメンテーションにDebounce (PType%=12)とすべてのプロセスに対するデフォルトの引数値の説明を追加しました。
修正された箇所
- 1401への入力用に使用されているサンプリング・チャンネルが1から連続していない場合、Edit WaveMarkにあるオンラインのスパイク形状ダイアログが、値の調整やトリガされてないデータの表示を実行していませんでした。
- チャンネルを変更すると、オンラインのスパイク形状ダイアログ内のバックグランド・データの表示が消えてしまうことがありました。
- FileList()のtype%値が6である時は*.cfgにはマッチせず、*.cfgxだけにマッチするようになりました。
- 出力シーケンサー内でFormatコマンドが「WAVEGO code,-,OptLab」の「-」記号をスペースに変換していたため、コンパイルが実行されていませんでした。
- Drawモード・ダイアログ内でDotsモードの波形として描画されたRealMarkデータを記録する際に、ドットサイズが正しく記録されていませんでした。
- サンプリング用に開いている1401が無い場合にPlayWaveCopy()、PlayWaveKey2$()、あるいはPlayWavePoints()スクリプト・コマンドを使用すると、スクリプトが「Interpreter error (call CED): -581(インタプリタ・エラー【CEDに要連絡】: -581)」で停止していました。 現在は適切なエラー・メッセージが生成されるようになっています。
- 2つ以上のSpikeソーティング・ウィンドウが開かれていて、かつサイズ調整が異なる方法で行われていた場合にチャンネルを変更すると、表示が乱れることがありました。
- XYビューにおいて、ChanColourGet()スクリプト・コマンドが正しいバックグラウンド・オーバライド(item% = 0)を取得していませんでした。
- テキスト・エディターにおいて、Alt + 数値キーパッドのUp/Down(上/下)キーを使って現在選択している行を一行上あるいは下に移動させる機能を無効にしました。この機能を使うと確かに選択中の行を移動できましたが、移動した行は、Altキーをリリースした際にAltキー + キーパッドで作成された任意の文字で置き換えられてしまっていました。選択した行の移動には、Alt + Up/Down(上/下)キーを使用してください。
変更された箇所
- ChanDecorate()スクリプト・コマンドのステート・リード・バックが互換性を持たない方法で変更されていたため、これまではモードを設定しないと、モードのリード・バックができませんでした。
- WaveMarkデータ(スパイク形状)を含むスクリプトからサンプリング設定を作成し、スパイク形状設定ダイアログを使わずにテンプレートの生成とトリガ・レベルの設定を行った場合、スパイク形状検知トリガ・レベルが0に設定されていました。この結果、予想に反して、ノイズによってトリガされた非常に小さなスパイクを取り込んでいました。現在このケースでは、フルスケールの半分にトリガ・レベルが設定されるようになりました。
- 出力シーケンスをフォーマットするキーボード・ショートカットをCtrl + F4からShift + F4へと変更しました。この結果Ctrl + F4が空き、Windowsの標準機能であるCloseウィンドウのショートカットとして使用できるようになりました。
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2019年11月 |
9.09a |
新しくなった箇所
- ビデオ・ウインドウに紐づいているCursor 0をドラッグした際の「粘り」を解消しました。
修正された箇所
- 64ビットのWindows10バージョン1909(19H2)上へのインストール中のドライバーの署名に関する誤った警告を削除しました。
変更された箇所
- MMPosition()スクリプト・コマンドがフレーム・コードごとのステップを3から4へ変更しました。
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2019年11月 |
9.09 |
新しくなった箇所
- ADInstrument Labchartファイル用のデータ・ファイル・インポーターを新たに追加しました。
- Selection$()スクリプト・コマンドがグリッド・ビュー内で機能するようになりました。
修正された箇所
- 通常数百項目中の一つであるスパイクが内部バッファ内の最後の項目となった場合、
WaveMarkデータのショートリード(Spike形状)がWaveformとしてデータを取り込めないことがありました。
- DACが全く有効化されてない場合でも、グラフィカル・シーケンス・エディターを使ってDAC設定値を編集できるようになりました。
変更された箇所
- マルチメディア・ウィンドウの位置がCursor 0に紐づいている時にユーザーがカーソルをドラッグすると、Cursor 0が画面の更新を待つようになりました。MP4ファイル形式に関しては、マルチメディアのシーク操作が実行中の要求を取り消してしまうらしく、(カーソルをドラッグするなどして)繰り返しビデオ・ポジションを要求しても最後の要求まで効果はありませんでした。この変更によってビデオが追いつくのを待つことになるため、カーソルをドラッグすると「粘っている」ように感じる可能性があります。
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2019年10月 |
9.08b |
新しくなった箇所
- Micro1401-4の使用も可能です。
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2019年9月 |
9.08a |
修正された箇所
- code%引数が配列形式ではない場合に、MemSetItem()スクリプト・コマンドが マルチトレースを持つWaveMarkチャンネルに誤った結果を生成してしまうことがありました。
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2019年9月 |
9.08 |
新しくなった箇所
- constスクリプト文で、変数式に伴う単純な定数を初期化できるようになりました。これまではコンパイル時に値がわかっていないと初期化できませんでした。
- .tsqファイルによって参照されている.sevファイルからのデータを TDTファイル・インポーターを使ってインポートできるようになりました。
- Neuralynxファイル・インポーター用のFileConvert$()スクリプト・コマンドで相対パスが使用できるようになりました。これまではフルパスが必要でした。
- フラグ無し設定のオプション・ラベルを使用できるようにするため、WAVEGOシーケンサー・コマンドがフラグ無し(「-」)のオプションをサポートするようになりました。
修正された箇所
- グラフィカル・シーケンサー・エディター内にあるDigital markerのRecord dataのチェックボックスへの変更がサンプリング中に検知されていなかったため、その変更が適用されていませんでした。
- ツールバー、またはインタラクト・バーで文字列に変更を加えると、画面全体が更新され、一部のスクリプトに基づく演算に大幅な遅れが生じることがありました。
- Channel InformationダイアログからRealMarkチャンネルのTitlesあるいはUnitsに対する変更を行った際に、誤ったコードが生成されていました。
- XYビューにおけるy軸のTitlesあるいはUnitsへの変更を記録する際に誤ったコードが生成されていました。
- リザルト・ビューでSweeps()スクリプト・コマンドを使ってスイープ数を変更しても、リザルト・ドキュメントにその変更が記録されていなかったため、自動保存されていませんでした。
- LastTime()スクリプト・コマンドがInterpolateチャンネル処理された波形チャンネル上で機能していませんでした。
変更された箇所
- ToolbarText()スクリプト・コマンドが強制的に画面を更新しないようになりました。現在はSpike2がアイドル・タイムになるまで待ちます。
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2019年8月 |
9.07 |
新しくなった箇所
- 全てのAVIファイルに対するMMImage()とMMPosition()の実行速度が改善されました。
- MMImage()を原因とするちらつきがビデオ・ウィンドウに現われなくなりました。
- ファイル修正時のユーザへの指示をより明確にするために、S64Fixボタン・ラベルと文章を変更しました。
- 弊社では本体が破損していても、有効なヘッダーを保持しているリソース・ファイルの読み込みを継続しようと試みています。
修正された箇所
- Time of DayモードのX Axis Dialogが、Maxtime()、XLow()、XHigh()およびCursor(n)のキーワードを開始時刻に加えずにファイルの開始時からのタイム・オフセットとして扱っていました。このことが原因で時間範囲に矛盾が生じ、予想外の表示が出てきたり、Drawボタンが無効化されることがありました。
- Time of DayモードのX Axis Dialogは、表示されたLeft時間とRight時間を現在のx軸の表示が使用している桁より小数点一桁分下げて四捨五入しています。このことが原因で開始時間と終了時間が使用可能な時間範囲を超過し、Drawボタンが無効化されることがありました。
- 波形サンプル間のギャップが数百万スクリーンピクセルになるまで繰り返しズームを行うと、一部のモニターでは波形が表示されなくなっていました。
- 画面上のピクセル数以上の波形ポイントを表示させると、時間を節約するためにデータは'圧縮'形式で描画されます。ペン幅が1ピクセル以上に設定されている場合には、データの水平部分は要求されたペン幅ではなく1ピクセル幅で表示されます。ペン幅が1ピクセル以上に設定されている場合には、データの水平部分は要求されたペン幅ではなく1ピクセル幅で表示されます。
- バイナリ・インポーターにおいて、チャンネルごとにチャンネルに対して設定されたチャンネルのサンプルレートが無視されていました。
- バイナリ・インポーターにおいて個々のチャンネル情報に修正を加えると、その他のチャンネル情報の要素データが破損することがありました。
- WAVEGO出力シーケンサーの命令では常にオプション・ラベルが使用できるようになっていましたが、そのことが文書化されていませんでした。
- 配列をビットマップにコピーするEditCopy()スクリプト・コマンドにはリソースリークがあり、Spike2の処理を遅くしたり、最終的に中断させてしまうことがありました。
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2019年4月 |
9.06 |
新しくなった箇所
- s2videoアプリケーションが.mp4ファイルを使用する際のフレーム・タイミングが改善されたことに加え、さらに広範囲に渡るビデオ・ソースと繋げることができるようになりました。Spike2マルチメディア・サポートが.mp4ファイルならびに.aviファイルの両方を読み込むことができるようになりました。
- .mp4ビデオ・ファイルのオフライン圧縮のためにmp4compアプリケーションが追加されました。
- EditPaste()スクリプト・コマンドを拡張し、クリップボードのビットマップを整数型配列に貼り付けることができるようになりました。
- EditCopy()スクリプト・コマンドを拡張し、実数型配列や整数型配列をビットマップとしてクリップボードにコピーできるようになりました。
- EditImageSave()スクリプト・コマンドが新たに追加され、クリップボードのビットマップ・イメージをファイルに保存できるようになりました。
- Spline2D()スクリプト・コマンドで、マッピングの色をカラースケールを使って定義できるようになりました。
- Spline2D()スクリプト・コマンドで、整数型ビットマップ形式の出力に加え、補間値を長方形グリッドで生成できるようになりました。
- Colour scaleダイアログが改良され、カラースケールのプレビューと変更の記録ができるようになりました。
- Spline2D()コマンドで生成された背景ビットマップに対してカラースケール・キーを使用するためのサポートをChanKey()スクリプト・コマンドが提供するようになりました。
- HCursorVisible()スクリプト・コマンドが新たに追加されました。
- サンプリング中に(ケーブルが外れて、あるいは停電で)1401の接続が切れてしまった場合、サンプリングを即時停止できるようになりました。これまでは接続がタイムアウトするまで数秒間の遅れがありました。
修正された箇所
- Spike2バージョン9.00から9.05において、出力シーケンサーのCHAN Vn,nコマンドが、チャンネルnではなく、n個目のサンプリングされたチャンネルのデータを返していました。サンプリング設定では多くの場合チャンネル1から番号順に使用されるため、この場合は意図された通りに機能していました。しかし、サンプリングされたチャンネルのリストの途中が抜けており、その後にチャンネルnがあった場合には、誤ったチャンネルが参照されていました。例えば、チャンネル1を飛ばして、チャンネル2と3のサンプリングを行った場合、CHAN V1,2コマンドはチャンネル2ではなく、2つ目のチャンネルであるチャンネル3を読み込んでいました。
- 2次元の画像配列がより大きな配列のサブセットである場合には、Spline2D()スクリプト・コマンドが誤った出力を生成してしまうことがありました。
- サンプリング中に最新のサンプリングされたイベントの後方検索を行うと、検索時間幅の起点より前のイベントを見つけてしまうことがありました。
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2019年2月 |
9.05 |
新しくなった箇所
- イメージをインポートする際によく使用される複数のプログラムのクラッシュの原因となるため、ワイド・ペンを使って描画されたポイントを多く含むメタファイル波形出力では塗りつぶされた長方形を使用しなくなりました。
- Overdraw 3DダイアログがAutomaticディスプレイ更新チェックボックスのステートをファイルごとに記憶するようになりました。
- 20を超える引数をスクリプト関数に使用できるようになりました。
- BionicとRippleインポーターが改良され、(500GBを超す)大容量ファイルをインポートできるようになりました。ファイル・コピーと同じ速度でインポーターの実行が可能です(500GBのファイルのインポートは15分で完了し、一日かかることはなくなりました)。
- Talkerライセンス・システムが実装されました。Talkerのお支払いについてはこのシステムを使うことで弊社からウェブ・サイトで更新できるようになりましたが、ライセンス・キーに関してはご自分のSpike2にご自身で入力する必要があります。TalkerライセンスはSpike2のシリアル番号に紐付いています。
修正された箇所
- サンプリング設定からResultビューのRasterチャンネルのチャンネル順序が復元できませんでした。
- ディスプレイ・ウィンドウのy軸範囲を大幅に超えてヒストグラムが描画されるとWindows 10上のSpike2をクラッシュさせることがありました。
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2018年9月 |
9.04b |
修正された箇所
- Channel Processダイアログを開いたもののチャンネルの変更を行わず、スピナー・コントロールを使って値を調整すると、その値はゼロとして扱われていました。
- Channel Processダイアログでは、データ・ファイルの時間分解能ではなく、イベント・ベースのチャンネルに対する最小時間変化が0になっていました。
- 時間シフトされたChannel Processを持つTextMarkチャンネル上でAnalysisメニュー->Memory Buffer->Create Channel Copyコマンドを使うと、誤った結果になり、Spike2がハングすることがありました。
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2018年9月 |
9.04a |
新しくなった箇所
- インポートされるファイル内の最小チャンネル数を設定するための「Options...」サブコマンドをFileメニューのImport コマンドに追加しました。
修正された箇所
- インポートされたファイルのチャンネル数が32以下であった場合、FileConvert$()のminCh%引数に関わらず、
出力ファイル内のチャンネル数が32に制限されていました。
- 特定のMultichannel Systemsデータ・ファイルをインポートすると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- 高DPI対応を無効にするEditメニューのPreferencesダイアログ内にあるDisplayタブ・オプションが正しく機能するようになりました。
変更された箇所
- Sampling ConfigurationダイアログのAutomationタブでは、Fileサイズ制限がkB(キロバイト)ではなく、MB(メガバイト)で表示されるようになりました。
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2018年8月 |
9.04 |
新しくなった箇所
- Timeビュー以外のビューでも、FileTime$()、FileDate$()およびFileTimeDate()が使用できるようになりました。
- SamplingメニューにTalker Licensingを処理するオプションが追加されました。
- Resultビュー内のチャンネル選択の変更情報が、ダイアログ・チャンネル・リストに引き継がれるようになりました。
- FileName$()スクリプト・コマンドが拡張され、最も使用頻度が高いファイル名の操作が簡素化されました。
- Channel Processダイアログを使って、選択されたチャンネルからプロセスを消去できるようになりました。 ChanProcessClear() スクリプト・コマンドが拡張され、選択された表示中のチャンネルからチャンネル・プロセスを消去できるようになりました。
- Frequencyヒストグラム解析という新たなイベントが作成されました。これはInterval Histogramに類似したイベントですが、間隔ではなく、周波数に基づくデータをbinファイルに置きます。このコマンドに相当するスクリプト言語はSetFHst()です。
- サンプリング用データ・ファイルの準備は整っていても、サンプリングがまだ開始されていなければ、SampleメニューのChange Output Sequence...コマンドを使用できるようにしました。
- シリアル・ラインからのTextMarkデータの読み込み時間の記録には、全データを取得した時間であるデータ取得時間ではなく、最新のデータが取得された時間を使うようにしました。通常、この2つの違いは数ミリ秒です。
- Intanインポーターが、.rhdならびに.rhsファイル形式をインポートできるようになりました。このインポーターは、.intファイルからデジタル・チャンネル情報を抽出することもできます。
- 2種類のDSIインポーターを一つに統合しました。古いファイルの読み込み時に多少の改善が見られます。
- C3Dインポーターを使ってファイル・ヘッダーに格納されているイベント・マーカーをインポートできるようになりました。
修正された箇所
- MeasureのXYビュー・ダイアログにあるPointsフィールドに0以外の値を設定することができませんでした。
- 2000以上の項目を持つTextMarkチャンネルを描画すると、Spikeがハングし、CtrlキーとBreakキーの押下しないと処理を継続できませんでした。
- 説明書とは異なり、MemImport()スクリプト・コマンドと対話型ダイアログには、インポート範囲の終了時間が含まれていませんでした。
- ソース・チャンネルが0である場合には、ChanProcessCopy()スクリプト・コマンドがチャンネル・プロセスを消去すると説明書には記載されていましたが、Spike2の9.04以前のバージョンでは仕様通りに機能していませんでした。
- サンプリング用データ・ファイルの準備は整っていても、サンプリングがまだ開始されていないうちにシーケンス・エディター内のCurrentコマンドを使用すると、現在のシーケンスの変更ができず、またSequencer制御パネルからボタン自体も削除されてしまうことがありました。
- Sampling Configurationダイアログ内のAutomationページでStop at timeフラッグが設定されていると、サンプリングが早く停止してしまうことがありました。
- Sampling Configurationダイアログ内のAutomationページでファイル・サイズの上限を設定しても保存されていませんでした。
- Plexonインポーターを使った時に、複数のセクションを持つファイル内で取り込み後のデータがずれてしまうことがありました。
- インポーターがデータ・チャンネルの尺度を正確に取り込まないことがありました。
- スクリプト・エディターのToggle Commentsコマンドが選択された行の後の一行を選択範囲に含めないようになりました(通常この行は必要ありません)。
- FileConvert$()スクリプト・コマンドに対するminCh%引数が無視されていました。
変更された箇所
- 文書内のPlayWaveCopy()の説明を修正しました。このコピー操作は、現在の波形の再生サイズが領域サイズよりも小さい場合でも、その現在の波形の再生サイズ内で実行されなければなりません。
- リザルト・ビューにおけるビンの最大数を100,000,000に制限しました(スクリプト言語アレイの配列のサイズ制限に合わせました)。これまでのビンの制限は2,000,000,000を超えており、Spike2の64ビット版上で機能していましたが、このためにプログラムの実行速度が遅くなり、使用に耐えるレスポンスを得られていませんでした。
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2018年5月 |
9.03a |
新しくなった箇所
- 測定値を維持するためにXYビューの作成を記録すると、そのXYビューが存在する前にChanKey()が生成されてしまうため、機能しませんでした。
- XYチャンネル・キーの状態変化を記録する際、新しい状態ではなく、古い状態が記録されていました。
- Turn Recording Off が記録されたスクリプトを保持している新たなビューを前面に表示していませんでした(このため該当するビューが他のウィンドウの後ろに隠れていた可能性がありました)。
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18年5月 |
9.03 |
新しくなった箇所
- Microsoftの .WAVファイル・インポータを使って、32ビットのデータを含むファイルをインポートできるようになりました。これまでサポートされていたのは、8ビット、16ビットまたは24ビットのデータ・ファイルのみでした。24ビットと32ビットのデータ・ファイルはRealWaveチャンネルとして、そして8ビットと16ビットのデータ・ファイルはWaveformとしてインポートされます。
- チャンネル上にフィットがある場合、ChanFitValue()がレポートするオプションの引数が一つ追加されました。
- Hekaファイル・インポータを拡張し、複数のトレースのインポートと100以上のデータ系列を含むファイルの処理に対応できるようになりました。
- C3D(Motion Lab Systems)インポータを拡張し、ファイルのParameterセクションを完全に解析できるようになり、チャンネルの詳細のインポートならびにチャンネルのスケーリングやオフセットを適切に実行できるようになりました。
- Ripple、BionicおよびCyberneticsインポータが1回の記録セッションからの複数ファイルを1つの出力ファイルにまとめるよう試みるようになりました。
- サンプリング設定ファイルを開く際にも記録できるようになりました。
- トリガ・ディスプレイ・モードでデータをサンプリングする際に、それよりも前のトリガ・ポイントを選択することで自動更新を停止したり、ビューの終わりまでスクロールして自動更新を再度有効にできるようになりました。
- AlphaOmegaインポーターを拡張し、TextMarkチャンネルとしてStreamデータ・コメントを読み込めるようにしました。
- Talkerの初期測定フェーズ中の時間のずれのキャンセル機能が改善されました。
- 新しいDlgProgress()スクリプト・コマンドを使って、ユーザー定義のダイアログに進捗バーを追加できるようになりました。
修正された箇所
- 参照されているX軸のダイアログ式が1つでも負の値を返すと、サンプリングを開始する前にXYビューに対するMeasurementあるいはデータChannelに対するMeasurementをオンラインで作成できませんでした。例をあげると、Maxtime()やMaxtime(n)が設定された際に時間が経過しておらず、かつ、共にエラーとなる-1を返していたため、この2つの関数を使っても機能しませんでした。
- C3D(Motion Lab Systems)インポータが3Dポイント・データとANALOGチャンネルの区別がつかないチャンネル・ラベル、目盛や単位を取得することがありました。ファイルに1つのビデオ・フレームに対し複数のポイントを浮動小数点形式で保存したANALOG チャンネルが含まれていると、誤ったポイントをインポートすることがありました。
- freqとwidthの引数に無意味な数値の組み合わせを使用すると、FIRQuick()コマンドが原因でSpike2がクラッシュすることがありました。
- Ripple、BionicならびにCyberneticsインポータが、ソース・ファイル内の倍率やチャンネル単位を考慮していませんでした。
- バージョン9.00で任意の波形出力エリア数を増やした際、エリアをリンクする機能が壊れてしまっていました。
- ディスクからResultビューを開き、その後リザルト・ビューを現在のビューに設定したSetAverage()スクリプト・コマンドを実行すると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- チャンネル・プロセスやバーチャル・チャンネル情報を保持するサンプリング設定を読み込み、サンプリング設定済みのチャンネルを編集すると、そのチャンネル・プロセスやバーチャル・チャンネル情報が有効でなくなくなり、その後にサンプリングを行うとSpike2がクラッシュすることがありました。
- Microsoftライブラリにおける変更により、これまではゼロとして扱っていたカラムの値に「非数」が含まれたことでテキスト・インポーターが適切に機能していませんでした。
- PlayWaveAdd()あるいはPlayWaveDelete() スクリプト・コマンドを使ったPlay waveform ツールバーの更新ができませんでした。
- サード・パーティの設定ダイアログ内でTalkerに変更を加えてもSpike2へ引き継がれないことがありました。これを避けるため、サンプリング設定の読み込み後にTalker情報がリフレッシュされるようになりました。
- これまでのTalkerセッションから保存されていたTalker情報が破損するとTalkerを使用することができませんでした。現在Spike2はこの状況を検知し、破損したファイルを削除するようになったため、Talkerを使用できるようになりました。
変更された箇所
- これまでは、ファイル内の最後のデータ・アイテムがWaveMark (スパイク)の場合、このアイテムの時間(チャンネルの最大時間に設定されていた)が最初の波形ポイント時間となっていたため、このスパイクの波形が表示されませんでした。現在は、WaveMarkチャンネルを保有するタイム・ビューの幅をスパイクの最大幅まで増やし、確実にすべての波形を表示できるようになりました。
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2018年1月 |
9.02a |
新しくなった箇所
- BIOPACインポーターが古いフォーマットのビッグ・エンディアン・ファイルをインポートできるようになりました。最新のACQファイルをインポートする際にも、ユーザはBIOPAC ACKAPIパッケージを使用する必要があります。
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2017年12月 |
9.02 |
新しくなった箇所
- Channel Processを拡張し、イベント・チャンネルの時間シフト、ならびにイベントとレベル・イベント・チャンネルのデバウンスを可能にしました。
- ArrCWT()スクリプト・コマンドで、データ配列のContinuous Wavelet Transformを算出できるようになりました。
- ArrMapImage() スクリプト・コマンドが、カラー・スケールを使って行列をビットマップに変換できるようになりました。
- ChanOrder() スクリプト・コマンドを拡張し、非表示のチャンネルを含む全てのチャンネルを順番通りにリスト化できるようになりました。
- ChanList() スクリプト・コマンドを拡張し、チャンネル・リストを操作できるようになりました。
- ダイアログ式を拡張し、算術関数を追加しました。
- XRange()スクリプト・コマンドが、 X Axis RangeダイアログのShow Allボタンと同様に使えるようになりました。
- (別のカーソルへの)Lock to Cursor用のCursorのコンテキストメニュー にアンロック・オプションをつけ、どのカーソルにロックするかを示すことができるようになりました。
- ArrRange()スクリプト・コマンドが、配列内のデータ範囲を検索できるようになりました。
- 右クリックのコンテクストメニューから、スクリプト・エディタが次や一つ前の機能や手順を操作できるようになりました。
- 大容量のチャンネル画像(幅または高さが32767ピクセル以上)へのサポートが改善されました。これまではここまで大きな画像の描画はできませんでした。
- Edit Preferences Samplingタブ内でDEFAULT.s2cx設定ファイルの使用を無効化できるようになりました。
- サンプリング設定ダイアログのタイトル・バーを右クリックすると、現在の設定ファイルへのパスをクリップボードにコピーできるようになりました。
- EditPaste()スクリプト・コマンドを拡張し、クリップボードの内容を報告したり、クリップボードのビットマップをスクリプト配列にコピーできるようになりました。
- VirtualChan()スクリプト・コマンドで、既存のチャンネルよりも大きな番号を持つ新しいチャンネルを作成できるようになりました。最小の空きチャンネル番号での新規作成も可能です。
- 64ビットのsmrxデータ・ファイルにデータが保存されている場合、複数のデータ値を持つRealMarkチャンネルに各アイテムごとに異なるタイトルや単位を設定できるようになりました。この機能をサポートするためにChanTitle$()とChanUnits$()スクリプト・コマンドの新しいバリアント型変数を追加しました。Channel情報ダイアログを拡張し、この新機能に対応できるようにしました。
- Selection()スクリプト・コマンドを使って、グリッド・ビュー内で選択されたセルを見つけることができるようになりました。
- Write to diskを無効化してサンプリングすると、データの再表示の際にNot saving to disk用の色で多くのアイテムが描画され、ステートを保存しない表示になります。Spike2のシェイプ型データは、常にソートされたステートに対応する色でデータを表示します。Stateモードで描画されたマーカー・データは元の色で描画され、Not saving to disk用の色では描画されません。
- これまで一部のチャンネルにおいては、サンプリング・ファイルの最後の時点で描画される際のみ、Not saving to disk用の色で描画されていました。現在、これらのチャンネルでは、保存しない印が付いているデータについては、そのデータがバッファされていて、まだ保存することが可能な場合にこの色で描画されます。
- コントールキーを押下しながら、ColourダイアログのReset Allをクリックすると、白の背景色ではなく、黒の背景色を使った暗色系でデータ・ビューの色を再設定できます。ColourSet()スクリプト・コマンドを拡張し、本機能をサポートしています。
修正された箇所
- Export As...メニュー・コマンドの使用可能なファイル形式リストに*.gifが含まれていませんでした。
- データ・ファイルのサンプリングを開始したり、再実行した際に、(サイズを調整したり、チャンネルを表示したり、非表示にすることで)ビューのスクロールが始まる前にSpike2にデータ領域を再計算させると、x軸範囲がその前の設定範囲に変わってしまうことがありました。
- オンラインのTextMarkダイアログがドロップダウン・リスト上にマーカー・コードを保存/復元していませんでした。最初のマーカー・コードのコード0から15までのみが正しく機能していました。
- 波形チャンネルにSmoothなどのチャンネル処理を適用し、かつ測定時間の範囲の終わりと波形データ・ポイントの時間が完全に一致した場合、ChanMeasure()スクリプト・コマンドとCursor RegionsダイアログがMean valueなどの余分なデータ・ポイントが測定に含まれていました。
- Channel Processダイアログ内で値を編集すると、編集前のステートの値が返されない場合、(期待通りに)チャンネルが更新される原因となっていました。
- Duplicate Channelを記録しても、新しいチャンネルが表示されませんでした。
- Grid表示への変更を記録しても、xグリッドのみ、あるいはyグリッドのみの場合には機能していませんでした。
- 特定のチャンネル座標にリンクされているチャンネル画像を拡大すると、その画像が消えてしまうことがありました。
- データをメモリー・バッファ・チャンネルへ書き込み、そのメモリー・バッファを削除し、Yield()あるいはユーザ・インタラクション・コマンド(Interact(), ToolBar() あるいは DlgShow())を使ってスクリプトのアイドル・タイムを設定せずにこのシーケンスを繰り返す処理をスクリプトを使って作成すると、スクリプトがクラッシュすることがありました。
- 現在のビューがアイコン化されると、Toolbar、Interactバーならびにユーザが定義したダイアログのショートカットが機能しませんでした。
- ArrAdd()、ArrSub()、ArrSubR()、ArrMul()、ArrDiv()ならびにArrDivR()スクリプト・ルーチンがconstの第2引数を受け取っていませんでした。
- 64ビットの浮動小数点型データのチャンネルを持つCFSファイルをインポートすると、誤った結果が生成されることがありました。
- Edit PreferencesダイアログのSamplingタブは存在しないディレクトリを認識しませんが、その問題に対する説明がありませんでした。
- サンプリングの準備が整ったデータ・ファイルを開き、サンプリングを開始せずにAbortedすると、1401への接続が開いたままになっていました。この状態で1401の電源を切ったり、1401を外すと、システムを再起動しないと再接続できなくなることがありました。
- フォント・サイズを取得する際、mode%が7であるChanPixel()スクリプト・コマンドは0を返していましたが、3を返すようになりました。チャンネルに依存するy軸情報を取得するために、このコマンドを使用していて、チャンネルが非表示である場合、本コマンドは不適切な値を返す可能性があります。
変更された箇所
- これまでスクリプトが作成した新しいビューが見えなかった場合には、全てのビューの最前面にそのビューを移動させ、入力フォーカスを提供していました。しかし、そのためにそれまで入力フォーカスされていたアプリケーション・タイトル・バーならびにビューのタイトルバーが再描画されてしまっていました。現在は、作成されたビューが見えない場合でも、前面に移動しないようにしました。こうすることで、画面のちらつきを抑え、一部のスクリプトにおいては実行速度が向上しました。しかしながら、入力フォーカスされていて新規に作成された見えないビューに依存するスクリプトは変更する必要があります。
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2017年9月 |
9.01 |
新しくなった箇所
- RealWaveチャンネルをサンプリング用に作成できるようになりました。プログラム可能な信号変換器と使用すると、それまでのサンプルデータに影響を与えずにサンプリング中のゲインの変更が可能です。
- WEnv()のバーチャル波形が位相の立ち上がりと立ち下がりに対して、コサインならびにレイズド・コサイン関数を使用できるようになりました。
- 信号変換器用のCOMポート選択時に、実在するポートのみを提供するようにし、またポートの特定のために提供する情報も増やしました。
- Talkerのチャンネル番号が1から100までの範囲に限定されなくなりました。
- Talkerで作成されたチャンネルが、トリガ・サンプリングのトリガとして使用できるようになりました。
- 1401インターフェイスによってサンプリングできるチャンネルの総数は最大100までで変更はありませんが、チャンネル番号として付与できる数字の範囲が1から100までに限定されなくなりました。
- サンプリング時に、キーボード・マーカー・チャンネル、TextMarkチャンネル、あるいはDigitalマーカー・チャンネルの移動が可能になり、他チャンネルのチャンネル範囲に干渉しなくなりました。
- スクリプトのデバッグの際に、複数行対応エディタ内で文字列の変数を編集したり、表示することができるようになりました。
- FileApplyResources()スクリプト・コマンドを拡張し、適用するリソースを一部制御できるようになりました。また、名前をつけたリソースファイルを作成しなくても、あるビューで作成されたリソースを現在のビューに適用することができるようにもなりました。
- Spike2のHelpメニューにあるAbout Spike2...ダイアログにSpike2を実行しているコンピュータ名が含まれるようになりました。この名称は、ネットワーク上で動作しているTalkerがSpike2にアクセスするために必要なものです。
- D440 信号変換器にReset Calibrationボタンが追加されました。
- Biopacインポーターが64ビットでビルドされたSpike2で使用できるようになり、同時に最新バージョンにもアップデートされました。
- ColourSet()スクリプト・コマンドとColourGet()スクリプト・コマンドが、ソノグラムでの使用と同様にカラースケールにアクセスできるようになりました。
- DlgEnable()スクリプト・コマンドを使って、ユーザー定義されたダイアログ内のビットマップの可視性を制御できるようになりました。
- CondSet()スクリプト・コマンドとOutputReset()スクリプト・コマンドに変換器と出力ステートをリセットできる複数のバリアント型の変数を追加しました。
- System()スクリプト・コマンドを拡張し、GUIのスレッドで使用されているCPU時間をレポートできるようになりました。
- チャンネル・コメント無しにチャンネルをディスク・ファイルに保存すると、Spike2がソース・チャンネル番号、バーチャル・チャンネルならびにチャンネル・プロセス情報などを追加するようになりました。
- マウスをタイム・ビュー・チャンネルのY軸上に合わせるとポップアップするツールチップに表示されるチャンネル・プロセスならびにWaveMarkトレースに関する情報を増やしました。
- Cursor RegionsダイアログとCursor Valuesダイアログに入力フォーカスがある(設定されている)場合でも、Toolbar、Interactバーならびにユーザー定義のダイアログ内でユーザー定義のショートカット・キーの使用を停止しなくなくなりました。
- SampleText()スクリプト・コマンドは、テキスト・マーカーが追加された時間を返すようになりました。
- Overdraw WMやその他の描画モードでスパイク選択用のラインを引くために、CtrlキーとAltキーを押しながらマウスでクリックする際に、Shiftキーを使ってそのラインを水平に保つことができるようになりました。
- クラスタリング・ダイアログ内で、Fキーを使用して(楕円あるいはユーザー定義の形状を使って)選択したイベントにコードFFを設定できるようになりました。CtrlキーとShiftキーとFキーを同時に押すことで画面上に表示されている全てのイベントに対してコードFFを設定することもできます。
- クラスタリング・ダイアログ内で、マウス・ホイールを使ってユーザ定義の楕円や形状サイズの拡大・縮小ができるようになりました。
- System$() スクリプト・コマンドに、 Spike2を起動したコマンド・ラインを読み込むためのバリアント型の変数を追加しました。
- GIF形式でFileSaveAs()を使ってビットマップを保存できるようになりました。GIFはインタラクティブに画像をロードする際、あるいは保存する際に提供されますが、この形式はGIFアニメーションではありません。
- スクリプト・コンパイラーのエラー・メッセージを改良し、スクリプトのシンタックスエラーの原因を特定できるようにしました。
修正された箇所
- 多数のチャンネル(300以上)や多数の異なるチャンネルのTitle、Units あるいは Commentsがデータ・ファイルに含まれている場合にインポートやエクスポートを行うと、.smrxデータ・ファイルが開かないことがありました。現在はS64Fixプログラムを使ってそのようなファイルの修復ができるようになりました。
- あるスクリプトをコンパイルして(そして実行し)、さらにコンパイル・エラーが生成された別のスクリプトをコンパイルし、その後で最初のスクリプトを実行すると、スクリプト・コンパイラー・システムが混乱することがありました。
- マーカー項目がコード00(デフォルト・コード)で追加されると、Graphical sequenceエディタがエラーを返していました。
- 破損したサンプリング設定ファイルを開こうとするとSpike2がクラッシュすることがありました。
- 要求よりも著しく遅い、あるいは速いレートでサンプリングされたチャンネルに関するメッセージをSampling Noteに追加するコードが速いレートでサンプリングされた場合でも常に該当チャンネルのサンプリング・レートが遅いと記録していました。
6. FileメニューのImport コマンドが、全てのチャンネル・コメントの冒頭にチャンネル・タイトルを追加していました。現在は、チャンネル・タイトルが長過ぎてインポート・システムによって文字が切り詰められた時のみのふるまいになりました。
- 時間設定されたサンプリング・セクションの終わりのキーボード・マーカーがディスクに書き込まれていませんでした。
- バージョン9.00において、時間設定あるいはトリガされたサンプリング・モードにおける初期サンプリング・ステートが正しくありませんでした。
- グリッド・ビュー内では、非ASCII 文字を貼り付けることができませんでした。
- X Axis Rangeダイアログで、軸のUnitを変更すると、新たな軸モードではなく、その前の軸モードのLeft値およびRight値をリペイントしていました。
- 32ビット形式でデータをサンプリングし、FileSaveAs("", -1)スクリプト・コマンドを使ってそのファイルを保存すると、(32ビットのファイル場合は、.smrファイル拡張子であるべきであるにもかかわらず)デフォルトで提供されるファイル拡張子が.smrxになっていました。Spike2は64ビットのファイルであればどちらの拡張子でも読み込めますが、.smrx拡張子の32ビット・ファイルを読み込むことはできません。
- 1401を使わずにサンプリングするとサンプリング・コントロール・バーのTriggerチェック・ボックスが無効化されます。これは、1401を使用せずにトリガを使って開始する機能が(現在は)サポートされていないためです。
- スクリプトがブレークポイントをヒットしたり、スクリプトのアイドル・ルーチンでSpike2とのInteracting時に、Cursor Valuesダイアログ、Regionsダイアログ、あるいはSpike-shapeウィンドウやMultimediaウィンドウを開いたりすると、それがスクリプトの現在のビューに設定されてしまい、その結果「Wrong View type(Wrong Viewタイプ)」エラーで実行中のスクリプトがエラーになることがありました。
- Channel設定ダイアログ内でD440信号変換器のゲインを変更してもy軸の目盛が更新されませんでした。
- Sample Bar内のImmediate StartモードでWrite to Diskステートが機能するようになりました。Immediate Start が有効になっていない場合には、Write to Diskの変更は無効になります。
- サンプリングを再開するために)Resetサンプリングを選択しても、 Cursor RegionsダイアログおよびCursor Valuesダイアログが再設定されませんでした。
- タイム・ビューでXAxisMode()を記録する時にx軸が秒単位でなかった場合、予想外のmode%値が生成されてしまうことがありました。
- 第2引数としてポートのアレーを使用すると、SampleWaveMark()スクリプト・コマンドがエラーになっていました。
- SampleClear() スクリプト・コマンドが、SampleConfig$()で返される最後に読み込まれたサンプリング設定の名称をクリアしていませんでした。
- Ec()ならびにEt()バーチャル・チャンネル関数が必要以上の検索を実行し、1データ・ファイルのクロック・ティック分前のイベントまで検索していました。(ある意味不自然な状況において)これが原因でEc()関数が1つ大きいカウントを生成することがありました。Et()コマンド出力に対する影響については通常は問題にならないくらい小さなものでした。
- WSqu()バーチャル・チャンネル関数が、低位相のサンプルを一つ余分に取ってしまうことがありました。
- TextMarkチャンネル内の項目をダブルクリックあるいは編集してもそのチャンネルの複製が更新されていませんでした。
- 複数のスクリプト・コマンドが引数として使用できるはずの定数項目を使用できませんでした。例としては、SampleTrigger()、 YAxisAttrib() ならびに YAxisStyle()が、const cSpc%[3]:={2,1,2}で宣言されたcSpc%引数を使うことができませんでした。
- イベント時間が波形サンプルに合っていないと、 波形やイベント・チャンネルからWaveMarkチャンネルを生成するMemImport()コマンドが最後の波形ポイントを取り損ねることがありました。
- 対数表示のy軸があるビューにおいて長方形をドラッグして拡大すると、誤ったy軸範囲がその結果として表示されていました。
変更された箇所
- MatLabを開けなくてもMatLabOpen()スクリプト・コマンドが致命的なエラーとしてスクリプトを停止しなくなりました。この場合は負のエラー・コードを記録します。
- スクリプト・デバッガーで文字列変数を編集するためにウインドウを開くと、初期の文字列を選択することができなくなり、編集ウインドウが文字列を収めるためにサイズの変更を行ないます。
- Talkerの例は、カスタマイズしたインストールで除外されない限り、常にインストールされます。
- ファイル名の自動設定時の最大長さが23文字から40文字に増えました。Spike2の古いバージョンでは、名称編集時の最大長さは23文字までに限定されていました。
- 新しいチャンネルを作成すると、デフォルトのチャンネル・タイトルとチャンネル・コメントが、「untitled(タイトル無し)」と「No comment(コメント無し)」ではなく、空の文字列を設定するようになりました。
- SampleText()コマンドによって返される値が変更されました。これまでは常に0を返していました。
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2017年6月 |
9.00 |
新しくなった箇所
- 64ビットの smrx ファイルに保存できる最大チャンネル数が400から2000に拡張されました。
- バーチャル・チャンネル、メモリー・チャンネルならびに複製チャンネルの最大数が2000に拡張されました。
- XY ビュー内の最大チャンネル数が256から2000に拡張されました。
- Result ビュー内の最大チャンネル数が400から2000に拡張されました。
- グリッド・ビュー内の最大行数が10000行から1000000行に拡張されました(列数は、最大1000のまま変更はありません)。
- サンプリング中に使用可能な任意波形エリア数が、Power1401デバイスでは10から62に、Micro1401デバイスでは20へと拡張されました。
- Chan() スクリプト・コマンドが追加され、チャンネル仕様に適合するチャンネル番号を見つけることができるようになりました。
- スクリプト言語に、ビット NOT(~)、 整数型ビットシフト(<<、 >> ならびに >>>)の数値演算子が追加され、また & をビット AND、&& を論理 AND、| をビット OR、 || を論理 OR、 % を剰余、さらに ! を論理否定として使用できるようになりました。
- 本スクリプト言語では、例えば「 +- 」*3 が「 +-+-+- 」となるように文字列を乗じる * を使用することができます。
- メモリー・バッファ・インポート・ダイアログと MemImport() スクリプト・コマンドを使って、WaveMark チャンネルを波形にインポートできるようになりました。
- ArrHist() スクリプト・コマンドで整数型ソース・アレーを使用できるようになりました。
- Edit メニューの Find and Replace ダイアログならびにスクリプト言語の同等機能が ECMA スクリプトの 正規表現をサポートするようになりました。
- Virtual チャンネル・ダイアログ、 Evaluate ダイアログ、 Debugger 変数編集ダイアログ、グラフィカルエディタ任意波形追加ダイアログ、 Change Colours ダイアログを始めとする複数のダイアログでサイズ調整が可能になり、これまでよりも長い文字列を入力したり、スクロールしなくても長いリスト・アイテムにアクセスすることができるようになりました。
- Edit TextMark ダイアログが開かれていれば、データ・ビュー内で該当するチャンネルの TextMark アイテムをクリックし、ダイアログ内でTextMark アイテムに移動することができるようになりました。TextMarkデータ・アイテムのリストを表示するためにダイアログが大きくなった場合、選択したアイテムがハイライトされます。
- 1401を使用しないサンプリング設定にした場合(出力シーケンス、任意波形出力、波形チャンネル、WaveMark チャンネル、イベントあるいはデジタル・マーカー入力がない場合)、 1401 に繋がずに Talker を使ってデータをサンプリングすることができます。
- FileOpen() スクリプト・コマンドに Unicode モードで外部テキスト・ファイルを開くことができる新しい mode% フラグが追加されました。
- SSOpen を使って、現在のビューとタイム・ビューを紐付けることができるようになりました。これまでのバージョンでは、タイム・ビューしかありませんでした。
変更された箇所
- メモリ・チャンネル、バーチャル・チャンネルならびに複製チャンネルのチャンネル数が変更されました(これはディスク・チャンネルを増やすためのスペースを作るためです)。 401 チャンネルを最初のメモリー・チャンネルに、あるいは 701 を最初のバーチャル・チャンネルに指定しているスクリプトは今後停止することになります。弊社は、このようなことをスクリプトで行わないように再三述べてきました。最初のメモリー・チャンネルを取得するために Chan("m1") を、また最初のバーチャル・チャンネルを取得するためには Chan("v1") を使用できます。最初の複製チャンネル番号を見つける時は、 DupChan(0) を使って下さい。
- 古い形式の設定( *.s2c )、あるいはリソース( *.s2r )形式のファイルの読み込みができなくなりました。
上記の形式で書き込みを行った最後のバージョンは、2012年にリリースされたSpike2 7.10です。古い形式のファイルを読み込む必要がある場合は、Spike2 のバージョン 8 を使って新しい *.s2cxならびに *.s2rx 形式に変換することができます。
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