複雑な刺激と実験制御

Signal は、刺激制御のデジタルおよびアナログ出力を生成するパワフルなシーケンサー機能を備えています。シーケンスは 1401 インターフェイス内で実行され、ホスト PC のオペレーティング・システムから独立した高精度なタイミングを実現します。出力を指定するのに利用できる方法は二つあります。

グラフィカル・パルス・エディターは、複数ステート・システムに関連づけて最大 500 パルスで最大 256 セットを構築できるドラッグ・アンド・ドロップ式の使いやすい環境で、刺激条件のほとんどをカバーしています。出力は固定されているか、振幅や繰り返し時間を変更することができます。 また、サンプリングの続行中に出力を変更することもできます。

お客様の要件がパルス・エディターで完全に満たされない場合は、使用する出力をテキスト・シーケンスの命令として定義づけることができます。こうすることにより、シーケンスをインタラクティブに、 あるいは、変数と数値表を 1401 に送るためにホスト PC で実行されるスクリプト言語を使って制御できるようになります。 また、記録フレームに対して時間を固定させるか自走でパルス・プロトコルを生成することも可能になります。スクリプト言語を使用して、シリアル回線を介した通信を含むその他の実験制御オプションも利用可能です。