2024年6月 |
8.26 |
新しくなった箇所
- There is a new importer for BrainVision format files.
- The Heka importer can use use regular expressions to select items for import and can import floating point data.
- The Bionic and Ripple file importers have been updated to work with version 3.0 files with 64-bit timestamps.
修正された箇所
- If a Talker stopped suddenly, Spike2 did not respond to it disconnecting, making it difficult to restore the connection.
- Talkers (for example gTalk) that used long 'unique names' to identify channels could not be used in Spike2 version 8.
- In the Talker Info... dialog, the drift rate and standard deviation were displayed 1000 times too small.
- The fourth comment line in an imported file no longer starts with a new line.
- The Signal Conditioner dialog no longer vanishes if you use the Sample menu during sampling.
- The ViewTrigger(0,...) script command did not set paged display mode.
- The ChanValue() script command with a drawing mode of 6, 7, 11 or 12 used the BPM setting from the channel, not the one set by the command.
- Very long .mp4 video files could not be replayed past a few hours into the video. We have fixed the third party component that caused the problem and have demonstrated playback of a 30+ hour long video.
- A backwards active cursor search of a waveform channel stored in a 32-bit .smr file could report a position one point before the start of the search range, which would fail the search.
- During sampling to a 64-bit .smr file, a backwards active cursor search of a waveform channel could report the wrong position.
- The VirtualChan(chan%, 0{, expr$}) script command always returned 0, even when the expression was invalid.
- The graphical sequencer could report spurious timing errors when the time resolution changed.
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2023年5月 |
8.25 |
新しくなった箇所
- Talker Info...ダイアログにおいて、保存されたTalkerドリフトレートのロックや解除、またダイアログデータをクリップボードあるいはログファイルにコピーできるようになりました。
修正された箇所
- NaN(非数)値が長く続いた場合に、RealWaveのチャンネルが原因で、Skip NaN Channel processのデータの読み取りが停止していました。
- カラムc(0~c-1のインデックスが付けられたデータカラム)を持つグリッドにおいて、GrdSet()およびGrdGet()スクリプト・コマンドが存在しないカラムcへのアクセスを試みた場合に、これらのコマンドがカラム0にアクセスしていました。
- チャンネルを右クリックしてHide Channelを選択すると、Script recordingが有効になっているにもかかわらず記録が実行されていませんでした。
- XY Draw modeダイアログにおいてAll Channelsが-1ではなく、0と記録されていました。
変更された箇所
- コマンドHCursorExists(0)(または不可能なカーソル番号)を使用すると、致命的なスクリプトエラーを生成するのではなく、0を返すようになりました。
- Channel specificationの処理中に一文字目が "0,2...4 "のような不正な単一チャンネルであった場合でもエラーはレポートされていませんでした。現在はエラーがレポートされるようになりましたが、パースは継続され、これまでと同様にチャンネル2、3、4をレポートします。
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2022年9月 |
8.24 |
新しくなった箇所
- Talkerのタイムドリフト補正が改善されました。
- Micro4の最大出力シーケンサー・ステップレートを100kHzから250kHzに上げました。
- より正確なレートマッチングのためにMicro4への任意波形出力において10MHzのクロックを使用するようにしました(従来は4MHz)。
- Spike2バージョン10 に合わせてファイル・インポートのサポートが更新され、正しい順序にないイベントを保持するファイルへの対応が改善され、これまでは失敗していたファイルのインポートが可能になりました。
- 2GBのサイズ制限を超えるバージョン9以前の32ビット.smrファイルを開こうと試みるようになりました(これにより以前は開けなかった一部の誤った形式のファイルにアクセスできるようになります)。
修正された箇所
- 1. Micro4を使ってWaveMark(スパイク形状)データとWaveformチャンネルの両方をサンプリングすると、誤ったチャンネルからのWaveformチャンネルがサンプリングされることがありました。
- Sampling configurationにおいて、Waveformとしても使用するチャンネルからWaveMark(スパイク形状)に使用されるチャンネルを変更すると、その後のサンプリングに失敗することがありました。
- Micro4のバーストモードのサンプルレートは500kHzに制限されていましたが、1MHzに変更されました。
- ソノグラムとクラスタ密度プロットに使用される)Colour scaleに非常に狭いカラーバンドを設定すると、このスケールを使用した時にクラッシュすることがありました。
- 二重引用符(")を含むリテラル文字列(チャンネル・コメントなど)が記録される際、含まれていた二重引用符が削除されていました。
- Cursor0リンクを保持するビデオフレームのステッピングにおいて同じ位置に2回ステップすることがあり、無駄に時間がかかっていました。
- すべての文字列(チャンネル・タイトル、ユニット、コメントやファイル・コメント)が3文字未満の長さで、かつ編集された文字列が含まれている.smrxデータ・ファイルは、Spike2で開くことができませんでした。
- 位置を設定するSpline2D(const p[][]);スクリプト・コマンドが、位置が明確でない場合に致命的なスクリプトエラーを生成していました。現在は文書通りに-1を返すようになりました。
- インポートされたファイルに含まれているデータが予期しない長さであった場合、Binaryファイル・インポーターがクラッシュすることがあり、その場合個々のチャンネル単位の保存やFileConvert$() cmd$オプションの処理が実行されず、関連するHelpファイルも開かれませんでした。
- MC_Rackデータ・ファイル・インポーターが、データ・ファイルを開く際にクラッシュすることがありました。
- 設定の保存と読み込みのオプションがあるデータ・ファイル・インポーター(TextインポーターやBinaryインポーターなど)が、以前に保存した設定を読み込む際にクラッシュすることがありました。
波形チャンネルのギャップを埋めるためのChannel Processオプションで、1ポイントのギャップを埋める際にデータを1ポイントずつシフトさせるようにしました。
- Neuralynx インポーターが、各フォルダの最初のチャンネルだけをインポートしていました。
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2021年10月 |
8.23 |
新しくなった箇所
- データを持たないラスターラインを設定するために、RasterSet()スクリプト・コマンドにおいて、ゼロサイズのデータ配列を使用できるようになりました。
- ArrSort()スクリプト・コマンドが、ゼロ長の配列(何もしない)に対応し、呼び出される前にスクリプト・エラーを回避するためのユーザテストをゼロ長で保存できるようになりました。
- Len()スクリプト・コマンドが、多次元配列の要素数をレポートするようになりました。
修正された箇所
- Micro1401-4でサンプリングされたLevel eventチャンネル が、入力データを反転させていました。Documents/Spike10/Scriptsフォルダにある InvertLev.s2sスクリプトを使って入力データを元に戻すことができます。データが変更されるため、スクリプトの実行前にファイルのバックアップを取ってください。
- Micro1401-4を使ってサンプリングする際にバースト・モードが設定できませんでした。
- スクリプト内で、ゼロ長のサブ配列を array[1:0]として関数に渡すことはできましたが、 array [0:0]を使用することはできませんでした。
- イベント・カウントを波形に変換する仮想チャンネルのエクスプレッションEc()が、2つの波形ポイントのちょうど境界上に位置するイベントを誤った位置に配置することがありました。
- EventToWaveform()の精度が向上し、仮想チャンネルのイベント・カーネル機能にこれまで以上に適合するようになりました。
- スクリプトvar SPK[4] [2]; Len(spk);が機能していませんでしたが、現在は1次元の長さを返すようになりました。
- Output sequencerでは、「Label:DAC 0,1」のようなコロンの後にホワイト・スペースがないラベルをエラーとして処理していました。
- ArrFilt()スクリプト・コマンドが定数型の係数行列を許容していませんでした。
- マルチメディア・ファイルが音声のみを保持している場合(動画なし)に、 ViewメニューのMultimedia filesコマンドを使っても、.mp4ファイルとして開くことができませんでした。
- HCursor()スクリプト・コマンドを使用してSpike shapeダイアログのカーソル値をy軸範囲外に設定すると、誤った位置が設定されることがありました。
- 例えば、LastTime()スクリプト・コマンドやData pointsモードでactive cursor検索を使って)バーチャル・チャンネル内で1データポイント分後方に移動させると、実際には2データポイント分ステップしていました。
- 26カラム以上設定されている場合のGridビューのデフォルトのカラム・タイトルが、AA~AZを飛ばしてA~Z、BA~BZ、CA~CZの順番になっていましたが、本来はA~Z、AA~AZ、BA~BZ...であるべきでした。
- 波形チャンネル以外のチャンネルに(ChanSave()スクリプト・コマンドなどで)データを書き込んで上書きした場合(波形ベースのチャンネルでは可能ですが、イベントベースのチャンネルでは不可能)、Spike2がデータを書き込もうと試みるため、データ・チャンネルが破損していました。
- スクリプトMLPut (500); Proc MLPut (real) MatlabPut ("RealVal", real) end;がMatlab変数のRealValを浮動小数点値ではなく整数値に設定していました。これはスクリプト・コンパイラーによる過度な最適化が原因でした。
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2021年9月 |
8.22a |
修正された箇所
- テキスト・インポーターが、個々のチャンネル設定を有効なフォーマットで保存していませんでした。
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2021年6月 |
8.22 |
新しくなった箇所
- サンプリングにおいてTalker仕様バージョン5がサポートされ、データをより効率的に転送できるようになりました。
修正された箇所
- 一部のFont選択ダイアログが、初期設定されたフォント・スタイル(Bold、Italic、Regular...など)に合わせるためのFont Styleフィールドを設定していませんでした。
- Data pointsとExpression mode以外の方法(例えばActive cursors、Measurements to XY、またはMeasurements to a Data Channelなど)でEventチャンネル検索を実行すると、ハングすることがありました。
- リソース・ファイルからRateとMean frequency描画モードを復元すると、非常に小さなTime width値が拒否されていました。
- Tip of the Dayダイアログのチェックボックスが、確実に機能するようになりました。
- Add to onlineダイアログが、無効化されて追加されたもの以外のすべてのarbitrary waveformsにマーキングしていました。
- データをサンプリングする際に、User entered値を持ったMeasurement to an XY viewやMeasurements to a Data Channelを設定すると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- Context menu項目からVertical cursorの位置を設定するためのactive cursor検索を起動できませんでした。
- BinomialC(n%, k%) スクリプト・コマンドに、n%やk%に0を設定できませんでした。
- PCA Clustering dialog以外(たとえば、Cluster on Measurements)のダイアログで、Z axisに時間を設定するコマンドを実行すると、すべてのフィルター・コードが消去されていました(つまり、色付きのドットが黒になっていました)。
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2021年2月 |
8.21 |
修正された箇所
- >BReadSize(8,...)あるいはBWriteSize(8,...)スクリプト・コマンドに整数の行列引数を使用すると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- PlayWaveStatus$()スクリプト・コマンドをMicro3、Micro4、Power2あるいはPower3に使用すると、引数pos%が位置をポイントではなく、バイトで返していました。このエラーはSpike2のバージョン7で組み込まれたものですが、Micro2とPower1への影響はありませんでした。
- Line描画モード内にLevelイベント・チャンネルが見えている状態でサンプリングや再実行を行うと、マウス・ポインターがちらつくことがありました。
- サンプリングや再実行を行う際に、Waveformチャンネルの検索を遅いサンプリング・レートで実行すると、Update window everyを0.0に設定したAutomaticモードのMeasure to ChanプロセスにおいてSpike2がハングすることがありました。
- サンプリング設定のTextダンプがデジタル・チャンネルとDACチャンネルを分離していませんでした。
- CED1902とMicro1401-4を併用した場合、1902の設定後にConditionerの設定によって、「不正な引数」エラーが誤ってレポートされていました。
- SampleWaveMark() スクリプト・コマンドによって、奇数のデータ・ポイントを保有するマルチ・トレース・チャンネルの設定が妨げられていました。
- Talkerライセンス情報の更新時にディスクに問題が生じるとSpike2がクラッシュすることがありました。
- EDFインポーターが非対称的に拡張された整数データをサポートするようになりました。これまではそのようなチャンネルは誤った補正値を保持していました。
- グリッド・ビューのセル内での文字編集の際にDelキーを使ってもテキスト・キャレットの右側の文字を削除できませんでした。
- 1401の入力範囲が10Vに設定されていると、SampleCalibrate()スクリプト・コマンドが設定されたスケールファクタを2倍にして返していました。
- output sequencerにおいてDACの出力変更と同時にデジタル出力を変更すると、2シーケンサー・ステップ・タイム分の遅れが出ていました。
- Arbitrary waveform outputにおいて4 DACオプションのMicro1401-4を使った場合でも、DACは2端子までしか同時に使用できませんでした。
- Amplitudeが0に設定されているActive cursor Peak searchが同じデータ値を持つ2つの連続したポイントを一つのピークとして検出することがありました。
- MemoryチャンネルのLevel event項目を追加あるいは削除しても、最後まで表示が再描画されていませんでした。
- Result viewにおいて、Raster Drawモード設定のSweeps、SortならびにSymbolsが保存されておらず、ビューがファイルに保存される際に復元されていました。
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2020年9月 |
8.20 |
新しくなった箇所
- BIOPACインポーターを修正し、ファイルの最後のデータが欠落している古いフォーマットのファイルにも対応できるようになりました。
- 「Cursor(1)」のように、スクリプト内でDlgValue$()を使うことでX Valueフィールドに文字列を設定できるようになりました。これまでは、1が数字として認識されていたため、これはカーソル1の位置を表示していました。
- S2Videoプログラムに、フレーム・タイムスタンプを設定する新しいオプションが追加されました。
修正された箇所
- 出力シーケンサーにおいて、初期化時に、「WAVEGO code,-,OptLab」が「WAVEGO code, ,OptLab」に変換されていたため、コンパイルが実行されませんでした。
- Draw modeダイアログ内でDotsモードの波形として描画されたRealMarkデータを記録する際に、ドットサイズが正しく記録されませんでした。
- EditメニューのPreferencesにあるCompatibilityタブにおいて、フィールドに変更を加えてもApplyボタンが有効化されないことがありました。
- サンプリング中にWaveMarkチャンネルがテンプレート設定ダイアログを使用しなかった場合には、チャンネルのトリガレベルが0に設定されていました。
- トリガされてないWaveMarkデータがサンプリング中に必ずしも表示されるとは限らなかったため、トリガ・レベルの設定がしにくくなっていました。
- Sampling ConfigurationダイアログのChannelsタブにおいて32以上のチャンネルを有するファイルが使用されていると、1から29までのチャンネルがすべて使われ、かつ「special」チャンネルを動かしてない場合に、New...から開いたTalkerチャンネル・コマンドが機能しませんでした。
- サンプリング設定をタブ区切りの文字列で生成するSampleConfig$(3)スクリプト・コマンドが、TextMarkチャンネルのコメントを誤ったカラムに挿入していました。
- 行列形式でも参照引数でもない引数を待つようユーザー定義された関数に行列が渡された場合でも、スクリプト・コンパイラがエラーを生成していませんでした。
- XYファイルを開いた時に、XYビューのy軸のタイトルが復元されませんでした。
- ResultビューにおけるMean in X measurementとSD in X measurementの結果が、x軸単位ではなく、ピクセルで出力されていました。
- type%に12(XYファイル)が設定されていると、FileList()スクリプト・コマンドが機能しませんでした。
- グリッドが表示される設定になっている、あるいは一番上のオーバードローされたチャンネルが表示されている背景色を上書きするように設定されている時にオーバードローされたチャンネルの背景描画を行うと、横スクロールの際に表示が崩れてしまうことが頻繁にありました。
- 暫定フィルターを作成せずにFiltApply(-1,...)を使用すると、pike2がクラッシュすることがありました。
- S2Video Configurationにおいてオプションを変更すると、動画の表示が消えてしまうことがありました。
変更された箇所
- 出力シーケンスをフォーマットするキーボード・ショートカットをCtrl + F4からShift + F4へと変更しました。この結果Ctrl + F4が空き、Windowsの標準機能であるCloseウィンドウのショートカットとして使用できるようになりました。
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2019年11月 |
8.19a |
新しくなった箇所
- ビデオ・ウインドウに紐づいているCursor 0をドラッグした際の「粘り」を解消しました。
修正された箇所
- 64ビットのWindows10バージョン1909(19H2)上へのインストール中のドライバーの署名に関する誤った警告を削除しました。
変更された箇所
- MMPosition()スクリプト・コマンドがフレーム・コードごとのステップを3から4へ変更しました。
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2019年11月 |
8.19 |
新しくなった箇所
- ADInstrument Labchartファイル用のデータ・ファイル・インポーターを新たに追加しました。
- Selection$()スクリプト・コマンドがグリッド・ビュー内で機能するようになりました。
修正された箇所
- 通常数百項目中の一つであるスパイクが内部バッファ内の最後の項目となった場合、
WaveMarkデータのショートリード(Spike形状)がWaveformとしてデータを取り込めないことがありました。
- DACが全く有効化されてない場合でも、グラフィカル・シーケンス・エディターを使ってDAC設定値を編集できるようになりました。
変更された箇所
- マルチメディア・ウィンドウの位置がCursor 0に紐づいている時にユーザーがカーソルをドラッグすると、Cursor 0が画面の更新を待つようになりました。MP4ファイル形式に関しては、マルチメディアのシーク操作が実行中の要求を取り消してしまうらしく、(カーソルをドラッグするなどして)繰り返しビデオ・ポジションを要求しても最後の要求まで効果はありませんでした。この変更によってビデオが追いつくのを待つことになるため、カーソルをドラッグすると「粘っている」ように感じる可能性があります。
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2019年10月 |
8.18a |
新しくなった箇所
- Micro1401-4の使用も可能です。
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2019年9月 |
8.18 |
新しくなった箇所
- フラグ無し設定のオプション・ラベルを使用できるようにするため、WAVEGOシーケンサー・コマンドがフラグ無し(「-」)のオプションをサポートするようになりました。
- .tsqファイルによって参照されている.sevファイルからのデータを TDTファイル・インポーターを使ってインポートできるようになりました。
- Neuralynxファイル・インポーター用のFileConvert$()スクリプト・コマンドで相対パスが使用できるようになりました。これまではフルパスが必要でした。
修正された箇所
- グラフィカル・シーケンサー・エディター内にあるDigital markerのRecord dataのチェックボックスへの変更がサンプリング中に検知されていなかったため、その変更が適用されていませんでした。
- XYビューにおけるy軸のTitlesあるいはUnitsへの変更を記録する際に誤ったコードが生成されていました。
- LastTime()スクリプト・コマンドがInterpolateチャンネル処理された波形チャンネル上で機能していませんでした。
- code%引数が配列形式ではない場合に、MemSetItem()スクリプト・コマンドが マルチトレースを持つWaveMarkチャンネルに誤った結果を生成してしまうことがありました。
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2019年8月 |
8.17a |
修正された箇所
- 特定のサンプリング設定(16の波形チャンネルを32 kHzまでのバースト・モードでサンプリング)を使うと、Power3あるいは3Aのクラッシュの原因となることがありました。この問題を原因とする典型的な症状は、サンプリングが開始せず、1401のDAC 0と1が点滅する、というものです。
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2019年7月 |
8.17 |
新しくなった箇所
- 全てのAVIファイルに対するMMImage()とMMPosition()の実行速度が改善されました。
- MMImage()を原因とするちらつきがビデオ・ウィンドウに現われなくなりました。
- ファイル修正時のユーザへの指示をより明確にするために、S64Fixボタン・ラベルと文章を変更しました。
- 弊社では本体が破損していても、有効なヘッダーを保持しているリソース・ファイルの読み込みを継続しようと試みています。
修正された箇所
- Time of DayモードのX Axis Dialogが、Maxtime()、XLow()、XHigh()およびCursor(n)のキーワードを開始時刻に加えずにファイルの開始時からのタイム・オフセットとして扱っていました。このことが原因で時間範囲に矛盾が生じ、予想外の表示が出てきたり、Drawボタンが無効化されることがありました。
- Time of DayモードのX Axis Dialogは、表示されたLeft時間とRight時間を現在のx軸の表示が使用している桁より小数点一桁分下げて四捨五入しています。このことが原因で開始時間と終了時間が使用可能な時間範囲を超過し、Drawボタンが無効化されることがありました。
- 波形サンプル間のギャップが数百万スクリーンピクセルになるまで繰り返しズームを行うと、一部のモニターでは波形が表示されなくなっていました。
- 画面上のピクセル数以上の波形ポイントを表示させると、時間を節約するためにデータは'圧縮'形式で描画されます。ペン幅が1ピクセル以上に設定されている場合には、データの水平部分は要求されたペン幅ではなく1ピクセル幅で表示されます。ペン幅が1ピクセル以上に設定されている場合には、データの水平部分は要求されたペン幅ではなく1ピクセル幅で表示されます。
- バイナリ・インポーターにおいて、チャンネルごとにチャンネルに対して設定されたチャンネルのサンプルレートが無視されていました。
- バイナリ・インポーターにおいて個々のチャンネル情報に修正を加えると、その他のチャンネル情報の要素データが破損することがありました。
- WAVEGO出力シーケンサーの命令では常にオプション・ラベルが使用できるようになっていましたが、そのことが文書化されていませんでした。
- 配列をビットマップにコピーするEditCopy()スクリプト・コマンドにはリソースリークがあり、Spike2の処理を遅くしたり、最終的に中断させてしまうことがありました。
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2019年4月 |
8.16 |
新しくなった箇所
- >s2videoアプリケーションが.mp4ファイルを使用する際のフレーム・タイミングが改善されたことに加え、さらに広範囲に渡るビデオ・ソースと繋げることができるようになりました。Spike2マルチメディア・サポートが.mp4ファイルならびに.aviファイルの両方を読み込むことができるようになりました。
- .mp4ビデオ・ファイルのオフライン圧縮のためにmp4compアプリケーションが追加されました。
- Spline2D()スクリプト・コマンドで、整数型ビットマップ形式の出力に加え、補間値を長方形グリッドで生成できるようになりました。
Spike2バージョン9に合わせて、ColourGet()とColourSet()スクリプト・コマンドを拡張し、カラーマップをサポートできるようになりました。
これまでは破損したデータ・ソースを開くとSpike2がクラッシュすることがありましたが、破損したソースから守ることができるようになりました。
修正された箇所
- 2次元の画像配列がより大きな配列のサブセットである場合には、Spline2D()スクリプト・コマンドが誤った出力を生成してしまうことがありました。
- ChanKey()に対するサポートにより方向や背景色のflag%値が反転していました。
- サンプリング中に最新のサンプリングされたイベントの後方検索を行うと、検索時間幅の起点より前のイベントを見つけてしまうことがありました。
- マウスのクリックとドラッグを使ってチャンネルのY範囲を設定すると、視覚的には変化するものの、y軸のスケーリングは変更されていませんでした。
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2019年2月 |
8.15 |
新しくなった箇所
- Samplingメニューに新しいオプションが追加され、Talker Licencingを処理できるようになりました。
- Resultビュー内のチャンネル選択の変更情報がダイアログ・チャンネル・リストに引き継がれるようになりました。
- FileName$()スクリプト・コマンドが拡張され、最も使用頻度が高いファイル名の操作が簡素化されました。
- Spike2のバージョン9.04に合わせるため、ChanProcessClear() スクリプト・コマンドが選択ならびに表示されているチャンネルを消去できるようになりました。
- シリアル・ラインからログされたテキスト・マーカーで使用される時間が、より正確にシリアル文字列の最初の文字が現れる時間に紐付けられるようになりました。
- BionicとRippleインポーターが改良され、(500GBを超す)大容量ファイルをインポートできるようになりました。ファイル・コピーと同じ速度でインポーターの実行が可能です(500GBのファイルのインポートは15分で完了し、一日かかることはなくなりました)。
- イメージをインポートする際によく使用される複数のプログラムのクラッシュの原因となるため、広いペン幅を使って描画されたポイントを多く含むメタファイル波形出力では塗りつぶした長方形を使用しなくなりました。
修正された箇所
- 文書の記載とは異なり、MemImport()スクリプト・コマンドと対話式ダイアログには、インポート範囲の終了時間が含まれていませんでした。
- ChanProcessClear() スクリプト・コマンドが拡張され、文書の記載通りにチャンネルのリストを消去できるようになりました。
- サンプリング準備はできているものの、まだ始まっていない状態でシーケンス・エディター内においてSet Currentコマンドを使用すると、コントロール・パネル内のシーケンサー・ボタンのリストが消去されていました。
- スクリプト・エディター内のToggle Commentコマンドが改良されました(選択部分の最後の文字を含みません)。これまでは余分な一行が容易にコメントアウトされていました。
- FileConvert$()スクリプト・コマンドがnMinCh%を無視しなくなりました。
- サンプリング設定からResultビューのRasterチャンネルのチャンネル順序が復元できませんでした。
- ディスプレイ・ウィンドウのy軸範囲を大幅に超えてヒストグラムが描画されるとWindows 10上のSpike2をクラッシュさせることがありました。
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2018年6月 |
8.14 |
新しくなった箇所
- Talkerインターフェイスが初期測定フェーズ中のずれをより適切にキャンセルできるようになりました。
修正された箇所
- 無意味な周波数が設定された場合、FIRQuick()スクリプト・コマンドが原因でSpike2がクラッシュすることがありました。
- Print Screenビュー・タイトルのフォントが崩れることがありました。
- ブランチのターゲットとして使用されている空のグラフィカル・シーケンサー・セクションが適切に生成され、初期値と長さを保持できるようになりました。
- Sample Writeを有効化するチェックボックスが1401データ・チャンネルだけでなく、Talkerチャンネルでも機能するようになりました。
- Edit->Preferences->Sampling にある一時データ・ファイルには存在しないデータ・フォルダを設定すると警告が出るようになりました。
- ArrAdd()、ArrDiv()、ArrDivR()、ArrMul()、ArrSub()ならびにArrSubR()スクリプト・コマンドが定数の第2引数を受け取ることができませんでした。
- サンプリング開始前にサンプリングを中断すると、1401がオープンしたままの状態になり、Spike2 を終了させないとサンプリングができなくなることがありました。
- リソース・ファイルからのバーチャル・チャンネルの読み込みに失敗すると、奇妙な状態が継続し、これが原因でその後バーチャル・チャンネルに問題が生じることがありました。
- 読み取り専用のリソース・ファイルの更新を試みなくなりました。
- Sampling Configurationの読み込みの一環としてTalker情報の再読み込みなどのロバスト性に関する様々な変更をTalkerシステムに行いました。その結果、設定ファイルの読み込み後にはそもそも不要だったスクリプト内のYield()コマンドが必要なくなりました。
- 変更後の新たな状態を反映するために、Play Waveバーを更新できるようになりました。
- MeasureのXYビュー・ダイアログにあるPointsフィールドに0以外の値を設定することができませんでした。
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2018年1月 |
8.13a |
新しくなった箇所
- BIOPACインポーターが古いフォーマットのビッグ・エンディアン・ファイルをインポートできるようになりました。最新のACQファイルをインポートする際にも、ユーザはBIOPAC ACKAPIパッケージを使用する必要があります。
修正された箇所
- 一部のシステムではDLLが見つからないことが原因で、Supportフォルダ・プログラムを実行できませんでした。
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2017年10月 |
8.13 |
新しくなった箇所
- エクスポートされるMATLABデータにソース・ファイル名とデータが含まれるようになりました。
- Spike2バージョン 9.01あるいはそれ以降のバージョンから互換性がないサンプリング設定を読み込もうとしても、検出され、読み込みが拒否されるようになりました。
- DlgEnable()スクリプト・コマンドを使って、ダイアログ内のビットマップの可視性を制御できるようになりました。
- SampleText()スクリプト・コマンドは、テキスト・マーカーが追加された時間を返すようになりました。
- スクリプト・コンパイラーのエラー・メッセージを改良し、スクリプトのシンタックスエラーの原因を特定できるようにしました。
修正された箇所
- 多数のチャンネル(300以上)や多数の異なるチャンネルのTitle、Units あるいは Commentsがデータ・ファイルに含まれている場合にインポートやエクスポートを行うと、開くことができない.smrxデータ・ファイルになることがありました。S64Fixプログラムを使ってそのようなファイルの修復ができるようになりました。
- あるスクリプトをコンパイルして(そして実行し)、さらにコンパイル・エラーが生成された別のスクリプトをコンパイルし、その後で最初のスクリプトを実行すると、スクリプト・コンパイラー・システムが混乱することがありました。
- マーカー項目がコード00(デフォルト・コード)で追加されると、Graphical sequenceエディタがエラーを返していました。
- スクリプト内でDebug()の後でInteract()を使うと、Debug()によって起動されたステッピングの状態が失なわれる原因になっていました。つまり、ユーザーがシステムをインタラクティブに使用していない時にInteract()コマンドをステップオーバーすると、ステッピングではなく、スクリプトが実行されていました。
- 要求よりも著しく遅い、あるいは速いレートでサンプリングされたチャンネルに関するメッセージをSampling Noteに追加するコードが速いレートでサンプリングされた場合でも常に該当チャンネルのサンプリング・レートが遅いと記録していました。
- 破損したサンプリング設定ファイルを開こうとするとSpike2がクラッシュすることがありました。
- FileメニューのImport コマンドが、全てのチャンネル・コメントの冒頭にチャンネル・タイトルを追加していました。現在は、チャンネル・タイトルが長過ぎてインポート・システムによって文字が切り詰められた時のみのふるまいになりました。
- 非ASCII 文字をグリッドに貼り付けることができませんでした。
- 32ビット形式でデータをサンプリングし、FileSaveAs("", -1)スクリプト・コマンドを使ってそのファイルを保存すると、(32ビットのファイル場合は、.smrファイル拡張子であるべきであるにもかかわらず)デフォルトで提供されるファイル拡張子が.smrxになっていました。Spike2は64ビットのファイルであればどちらの拡張子でも読み込めますが、.smrx拡張子の32ビット・ファイルを読み込むことはできません。
- Sample Bar内のImmediate StartモードでWrite to Diskステートが機能するようになりました。Immediate Start が有効になっていない場合には、Write to Diskの変更は無効になります。
- サンプリングを再開するために)Resetサンプリングを選択しても、 Cursor RegionsダイアログおよびCursor Valuesダイアログが再設定されませんでした。
- タイム・ビューでXAxisMode()を記録する時にx軸が秒単位でなかった場合、予想外のmode%値が生成されてしまうことがありました。
- 第2引数としてポートのアレーを使用すると、SampleWaveMark()スクリプト・コマンドがエラーになっていました。
- SampleClear() スクリプト・コマンドが、SampleConfig$()で返される最後に読み込まれたサンプリング設定の名称をクリアしていませんでした。
- Ec()ならびにEt()バーチャル・チャンネル関数が必要以上の検索を実行し、1データ・ファイルのクロック・ティック分前のイベントまで検索していました。(ある意味不自然な状況において)これが原因でEc()関数が1つ大きいカウントを生成することがありました。Et()コマンド出力に対する影響については通常は問題にならないくらい小さなものでした。
- WSqu()バーチャル・チャンネル関数が、低位相のサンプルを一つ余分に取ってしまうことがありました。
- TextMarkチャンネル内の項目をダブルクリックあるいは編集してもそのチャンネルの複製が更新されていませんでした。
- 複数のスクリプト・コマンドが引数として使用できるはずの定数項目を使用できませんでした。例としては、SampleTrigger()、 YAxisAttrib() ならびに YAxisStyle()が、const cSpc%[3]:={2,1,2}で宣言されたcSpc%引数を使うことができませんでした。
- イベント時間が波形サンプルに合っていないと、 波形やイベント・チャンネルからWaveMarkチャンネルを生成するMemImport()コマンドが最後の波形ポイントを取り損ねることがありました。
- 対数表示のy軸があるビューにおいて長方形をドラッグして拡大すると、誤ったy軸範囲がその結果として表示されていました。
- サンプリング中、あるいはタイム・ビューを再実行している際に、ビューがスクロールを開始する前に(ビューのサイズ変更などを行うことで)チャンネルの構成を変更すると、x軸の範囲が古い値に変更されてしまうことがありました。
- スクリプトがブレークポイントをヒットしたり、スクリプトのアイドル・ルーチンでSpike2とのInteracting時に、Cursor Valuesダイアログ、Regionsダイアログ、あるいはSpike-shapeウィンドウやMultimediaウィンドウを開いたりすると、それがスクリプトの現在のビューに設定されてしまい、その結果「Wrong View type(Wrong Viewタイプ)」エラーで実行中のスクリプトがエラーになることがありました。
- オンラインの TextMark ダイアログがドロップダウン・リスト上にマーカー・コードを保存/復元していませんでした。最初のマーカー・コードのコード0から15までのみが正しく機能していました。
- 波形チャンネルにSmoothなどのチャンネル処理を適用し、かつ測定時間の範囲の終わりと波形データ・ポイントの時間が完全に一致した場合、ChanMeasure()スクリプト・コマンドならびにCursor RegionsダイアログがMean valueなどの一つ余分な データ・ポイントを入れて測定していました。
変更された箇所
- Sampling Configurationダイアログが、最後に使用されたものの、既に無効である可能性が高いトーカー・ステートをレポートせず、Talkerの設定変更に対応できるようになりました。
- MatLabを開けなくてもMatLabOpen()スクリプト・コマンドが致命的なエラーとしてスクリプトを停止しなくなりました。この場合は負のエラー・コードを記録します。
- Talkerの例は、カスタマイズしたインストールで除外されない限り、常にインストールされます。
- SampleText()コマンドによって返される値が変更されました。これまでは常に0を返していました。
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2017年6月 |
8.12 |
新しくなった箇所
- Channel Settings ダイアログが Title 、Units ならびに Comment の文字列を最大長さで切り捨てるようになり、文字列の編集が可能になりました。これまでは、長い文字列はエラーとしてフラグが立てられていたものの、編集することはできませんでした。
- 空いている次の Talker チャンネルが同種である場合、Sampling Configuration ダイアログ内で、 Talker チャンネル用の Duplicate ボタンを使用できるようになりました。 この機能を使うと、キーボード入力の手間をだいぶ省くことができます。
- 横書きのチャンネル・ラベル用に設定可能な最大スペースが 17 文字から 33 文字に拡張されました。
- 現在使用できない Talker チャンネルが Sampling Configuration 内で赤字で表示されるようになりました。該当するチャンネルのツールチップで追加情報が提供されます。
- Talker チャンネル設定ダイアログ内で Configure... ボタンが使用されると、リモート・ダイアログの実行中はローカル側のダイアログが無効になります。
- SampleClear() スクリプト・コマンドが拡張され、Sample メニューの Clear Configuration と同等の機能をスクリプトから生成できるようになりました。
- インポーターの変更:Heka の実験名称が 80 文字まで使用可能になりました。
修正された箇所
- x方向のリザルト・ビュー・ヒストグラムで、ヒストグラム全体が 20 億スクリーン・ピクセル以上に広がるまでズームで拡大すると Spike2 がクラッシュすることがありました。
- Set Cursor Position ダイアログが、時刻モードが使用されている x 軸にも対応できるようになりました。
- X Axis Range ダイアログが、時刻軸モードに対応できるようになりました。
- サンプリング設定を行う際、処理によって作成されたチャンネルの複製チャンネル、処理によって作成されたチャンネルに影響を及ぼすチャンネル処理、ならびにこういったチャンネル上のマーカー・フィルターが正しく作成されませんでした。
- 変更されたチャンネルの複製に依存した Virtual チャンネルが再描画されませんでした。
- バーチャル・チャンネルの複製が無効時間範囲を延長していなかったため、様々な表示上および処理上の問題を起こしていました。
- YAxisMode() スクリプト・コマンドが、最初の引数が負で合った場合、すべての引数を無視していました。
- SkyLineモードでWaveform データやRealWaveデータを描画すると、1ピクセル当たりに複数のポイントが存在する場合、縞状の描画が予期しない色になることがありました。
- インポートされたファイルがチャンネル 31 を生成し、そのチャンネルが Marker ではなく、さらには当該ファイルが「 sweeps 」モードでインポートされた場合、ファイル・インポーターが機能していませんでした。
- サンプリング用に、スクリプトによって生成され、サンプリング停止前にそのスクリプトが消去された Result ビューや XY ビューが、サンプリング設定の一部として保存されていました。この手順が繰り返された場合、これが誤ったエラー・メッセージや余計なビューの原因になっていました。
- Channel Process ダイアログ内で、 Copy を選択すると該当する処理のコピーを実行していましたが、最後の処理引数が初期値に設定されていました。
- ソートされた XY ビュー・チャンネルからのデータ・ポイントを削除すると Spike2 がクラッシュすることがありました。
- 使用できない Talker の Talker チャンネル設定の編集ができなくなりました。
- インポーター: Motion Lab Systems 社がチャンネル・ユニット長さに制限を設けました。
変更された箇所
- 1. Xltek Neuroworks インポーターが、データ・ソースからの表示プログラムにおける変更に合わせるためにインポートされたデータ・ファイルの倍率の印を反転させました。
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2017年2月 |
8.11b |
修正された箇所
- Version 8.11aでは、DlgShow() コマンドをステップオーバーするためにデバッガを使用すると「Could not assign to object(オブジェクトを割り当てられません)」エラーが発生していました。
- DlgEnable() スクリプト・コマンドをDlgImage() アイテム上で使うと画像が消えてしまうことがありました。
変更された箇所
- ユーザが定義したダイアログのサイズがSpike2のメイン・ウィンドウのサイズに制限されていました。そのためメイン・ウインドウが小さかった場合、予期しない結果になってしまうことがありました。現在、ダイアログのサイズは Desktop ウィンドウのサイズに制限されています。
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2017年2月 |
8.11a |
修正された箇所
- Version 8.11では重複したチャンネルのリソースが正しく保存されていませんでした。これが原因で発生していた最大の影響は、チャンネルが誤った順番で復元されることでした。
- スクリプトのコールバック関数(ユーザ定義のダイアログ内での Idle 関数や Change 関数など)が不適切な引数を使ってビルトイン・スクリプト関数を呼び出すと、Spike2 がクラッシュすることがありました。
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2017年1月 |
8.11 |
新しくなった箇所
- データ・ビューをテキストとしてクリップボードにコピーした際のテキスト(チャンネル・タイトルやコメントなど)に非 ASCII 文字が含まれていると、そのデータは Unicode (ワイド文字)として保存されるようになりました。
- 新規の Chan() コマンドを使って、文字列(「m1」、「v1」や「2a」など)をチャンネル番号に変換できるようになりました。
- DupChan ()を使って重複使用される最初のチャンネル番号をレポートできるようになりました。
修正された箇所
- 拡張 DLL(データ・インポータや信号変換器など)が、DLL の欠落などの問題があるサード・パーティの DLL を使用すると、Spike2 がハングしたり、クラッシュしたりすることがありました。現在、このような問題がある場合は、その拡張 DLL は無視されるようになっています。
- 重複したタイム・ビューでデータのサンプリングを行うと、ビューのタイトルに :1 と :2 が添付されます(重複を意味する番号です)。しかしながら、あいにく、サンプリングを行うたびに、すでに重複番号が振られていたビュー・タイトルにもさらに重複番号が振られていました。
- ファイル名を指定して保存されずにデータ・ファイルがサンプリングを停止した場合、ファイルの最後の WaveMark チャンネルを読み込んだスクリプトが切り捨てられてしまうことがありました。
- 文字表示色の明度が背景色に近い場合(よって見にくい場合)、文字表示色を調整します。ただし、この明度差は広がるのではなく、近くなることもあります。
- ファイル内にチャンネル 1 がないと、数式モードで Active カーソル検索ができませんでした。
- カーソルを変更すると、Active 水平カーソル・ダイアログが変更前のカーソルからの値を取得してしまうことがありました。
- Ctrl+Shift を押下した後、タイム・ビュー内においてマウスでクリック、ドラッグすると、チャンネルのサイズ変更用グリッドが表示されます。サンプリング時にサイズ変更をしたり、View メニューの ReRun コマンドを使用したりすると、このグリッドの画素がダストとして残ることがありました。
- SerialRead(port%, &in$, term$, max%) スクリプト・コマンドでは、in$の引数として、非変数を使用できます。
- RealWave チャンネルから読み込まれた最初の値が NaN (非数)であった場合、Channel Process Skip NaNコマンドがデータを読み込まないことがありました。
- グラフィカル・シーケンサーのステップ・タイムに近い値の遅延値が使用されると、ゼロ除算エラーが原因で、グラフィカル・シーケンサーからのRandom delay命令が Spike2 がクラッシュさせることがありました。
- ランプ時間幅がグラフィカル・シーケンサーのステップ・タイムに近い値、あるいはその値以下である場合、グラフィカル・シーケンサーからの Ramp DAC 命令が範囲外の DAC インクリメントを生成することがありました。
- コンパイルしないサンプリング設定内の出力シーケンスを使ってサンプリングを行うためにデータ・ファイルを開くと、 エラーメッセージが表示され、エラーとなった問題が記述され、出力シーケンス・ファイルならびに行番号を特定します。しかしながら、ここで表示された行番号は、正しい行番号から 1 つ少ない行番号であり、間違ったものでした。
- EditCut() ならびに EditCopy() スクリプト・コマンドが文書の内容とは異なり、クリップボードにコピーされたフォーマットを返していませんでした。
- スクリプトのデバッガが現在のステップを表示するためにスクリプト・ファイルを開くと、スクリプト・ファイルは現在のビューになり、スクリプトの実行が失敗に終わっていました。通常この問題が発生するのは、インクルード・ファイルに入った時でした。
変更された箇所
- テキスト・ベースのビューでは、ファイル・メニューからSave As...を使うと現在の文書のタイトルを基に初期ファイル名が設定されるようになりました。これまではこのファイル名は空白でした。
- データ・ビュー軸にもプログラムの他の部分と同じコントラスト・メカニズムを使うようにしました。これまでは、背景色と軸の色が近過ぎていた場合には、軸は黒あるいは白に設定されていました。また、データ・ビュー・チャンネルの近似曲線を描画する際の最低限の明度差を大きくしました。
- ファイルパスが設定されていない場合、File メニューの Save As... ダイアログは、最後にファイル・ダイアログ操作が実行されたフォルダではなく、そのファイルが読み込まれたフォルダ内で開始されます。
- XY ビューでは、より左右対称に見えるように「+」のシンボルを描画するようにしました。
- グラフィカル・シーケンサーの時間分解能をシーケンスによって示唆される最短の間隔以下の値に調整すると警告が表示されるようになりました。
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2016年11月 |
8.10a |
新しくなった箇所
- インストーラが改良されました。MatLab のサポートへの変更はありません。
- Power-3A 用の try1401 をアップデートしてください。
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2016年9月 |
8.10 |
新しくなった箇所
- ダイアログ式を評価する StrToViewX() ならびに StrToChanY() スクリプト関数が追加されました。
- Print Screen コマンドを使って Grid ビューを印刷できるようになりました。
- Print Screen コマンドを使ってデータ・ビューのフォントを縮小拡大し、画面表示により近い印刷出力が可能になりました。
- XY ビューの自動スケール・オプションが拡張され、新たなダイアログを使ってインタラクティブに制御できるようになりました。これらの新機能を処理するため、 XYDrawMode() コマンドが拡張されました。
- XY ビューの自動スケール・オプションを使用した場合でも軸の反転を維持できるようになりました。
- GrdAlign(n, -2) スクリプト・コマンドを使って、Grid ビュー内のすべての列の配置が設定できるようになりました。
- ChanUndelete() スクリプト・コマンドが追加され、.smrx ファイル内で削除されたチャンネルを元に戻すことができるようになりました。
修正された箇所
- 波形データの補間に関連するTalkerコードを改良し、サンプリング停止時の最後の複数のサンプリング点を確実に保存し、Talker デバイスと 1401 間における時間のずれの処理を改善しました。
- オーバードローされたグループの1つ目のチャンネルがそのチャンネルの背景色に重なっている場合には、オーバードローされたチャンネルが3つ以上あっても最初の2チャンネルしか見えませんでした。
- 本スクリプト言語ならびにテキスト・シーケンサでは、#includeの前に空白を入れることができませんでした。
- Show/Hide チャンネル・ダイアログで Label のスペース・フィールドに0を入力すると、エラーメッセージのループに入ってしまい、終了させることが困難な状況に陥ることがありました。
変更された箇所
- Metafile のエキスポート用の既定フォーマットが WMFではなく、EMFになりました。
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2016年7月 |
8.09b |
新しくなった箇所
- Clustering ダイアログにおいて、いかなる変更操作中でも更なる変更をせずに0.2秒が経過すると、ステータス・ラインが更新されます。
- Text インポーターの初期スキャンでは、同様のブロックが選択肢として存在した場合、行数が最多であるブロックではなく、項目数が最大であるブロックを開始ブロックとして選択します。
修正された箇所
- FileClose(-1) で Grid ビューがクローズできませんでした。
- Sonogram キーが(チャンネルではなく)ビューに基づいた配置で表示されており、チャンネルが隠されている場合、Spike2 はカーソルをクリップし、カーソルが(隠された)キー領域と交差しないようにしていました。
- サンプリングが Reset されても、すべての Talker に対する再サンプリングの開始準備の確認を Spike2 が実行していませんでした。
- Toolbar ボタンあるいは Dialog に紐づいたコールバック機能において halt スクリプト・コマンドが使用されても、スクリプトが停止しませんでした。
- 8.09版において元のカーソル位置へアクセスできるように変更されたため、ダイアログ式内で HCursor(n) 、 HCursorX(n) ならびに HXn が使用できませんでした。
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2016年6月 |
8.09a |
新しくなった箇所
- Edit の Preferences 内の Conditioner タブに、コンディショナを探すために使用する First チャンネルならびに Last チャンネル検索範囲が追加されました。
- ユーザからのフィードバックに基づき、8.09リリースで導入された Clusteringダイアログが一部変更されました。
例えば、マウス・ホイールによって行われていたズームがマウス・ポインタの使用へと変わりました。
修正された箇所
- Clustering ダイアログでは、「ショート・イベント」矢印が正しく描画されないことがありました。
- 任意の直線をドラッグして WaveMark 項目を選択すると、ダイアログが表示され、コードの設定ができるようになっていましたが、ダイアログ内の Set ボタンが機能していませんでした。
- Tucker-Davis(.TSQ)文件导入器在导入WaveMark通道时存在问题。
- 在网格视图中,改变字体没有使得顶部抬头高度或侧边抬头宽度发生改变。
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2016年6月 |
8.09 |
新しくなった箇所
- 垂直ならびに水平カーソルの元の位置を見つけることができるようになりました。これは Active Cursors で役立つ機能です。新たに CursorX() ならびにHCursorX() スクリプト・コマンドが追加されました。同コマンドは Dialog Expressions 内で、CnX ならびにHnX として使用できます。
- 値、平均や面積を測定する際、直線で描画されたレベル・イベント・チャンネルが波形として処理できるようになりました ( ChanValue() 、 ChanMeasure() ならびにカーソル値、領域ダイアログにおいて可能です)。
- リソースファイルでは、ピクセルサイズだけでなく、物理的なフォントサイズを保存できるようになり、その物理的なサイズが優先されるようになりました。この変更により、標準解像度のスクリーンから 4K ディスプレイにリソースファイルを移動した際にフォントが極小化していた問題が修正されます。
- Clustering ダイアログでは、短いインターバル数を総数あるいはパーセントで表示できます。
- Clustering ダイアログでは、マウス・ホイールを使ってズームインおよびズームアウトすることができます。
- Clustering ダイアログ内のユーザ定義された形状がデータに合わせて拡大縮小します。
- Clustering ダイアログ内の Copy as Text オプションを使うとサマリのみをコピーすることができます(これまでは、コピーをするとすべてのイベント時間が含まれていました)。
- EDF/BDF ファイル・インポーターの実行速度が向上し、以下の新機能が追加されました:標準アノテーションの検知、ユーザ・アノテーションのグループ化ならびに24ビットの BDF データの RealWave としての読み込み。時間分解能の設定を波形サンプルレートではなく、1ミリ秒に可能な限り近い値で行うことができます。
- AlphaOmega ファイル・インポーターの実行速度が向上し、ファイルのスキャン中に進捗を報告するようになりました。また時間分解能の設定を波形サンプルの最速レートではなく、1ミリ秒に可能な限り近い値で行うことができます。
- Xltek Neurowork ファイル・インポーターが更に多くのユーザ・コメントならびにアノテーションを収集します。
- オンライン上で、 TextMark ダイアログが保存されたテキスト項目とともにマーカー・コードも記憶するようになりました。
- オンラインでも、オフラインでも、 TextMark ダイアログ内のマーカー・コード上でスピナーを保持できるようになりました。
- 64ビットの smrx データファイルにこれまでよりもはるかに長いファイル・コメントとチャンネル・コメントを保存できるようになりました(100文字から2000文字へ増加)。スクリプトから当該機能を使用することが予想されるため、これらの値の設定や表示を行う対話式ダイアログは変更していません。この点については上限を増やしたことが良かったのか、またそのことで使い勝手が向上したのかどうかを今後精査します。
修正された箇所
- スクリーンの解像度が96 dpiとは異なる場合には、 Grid ビューから印刷された出力が Print Preview の縮尺とは異なっていました。
- 従来のサンプリング構成( *.s2c ) のインポート時に、ソノグラムの描画モードが適切に処理されていませんでした。
- インクルード・ファイルのパスに、 / や \ を異なる組み合わせで使用したり、 . や .. を使用すると、 #include システムに混乱が生じることがありました。このことが原因で、 Spike2 がインクルード・ファイルの変更を検知することができませんでした。
- RMc() コマンドを使うバーチャル・チャンネルのファイルの冒頭に空白が生じることがありました。
- AlphaOmega ファイル・インポーター:チャンネル調節の問題ならびに特定のデータファイルの使用時に生じるクラッシュを修正しました。
- ユーザが Spike2 メニューを使用中に、アイドル関数内で実行中のスクリプトがダイアログを生成すると、 Spike2 がハングすることがありました。
- VICON/Nexus システムによって記述された Motion Lab Systems C3D ファイルをインポートすると、 Spike2 が反応しなくなることがありました。
- CondType() スクリプト・コマンドが、 Digitimer D360 ならびに D440 増幅器に0を返していました。
変更された箇所
- トリガー・スタートを使ってサンプリングを行い、かつトリガー信号を1401の裏パネルに接続している場合には、Sample Control バーのメッセージが Trigger から E3 Trig に、また点滅する Waiting メッセージも Trigger あるいは E3 Trig へと変更されました。
- Spike2 のコピーを複数実行した場合でも、二つ目以降のコピーでは、最後に正しく実行されたサンプリング・セッションの確認は行われません。こうすることで、最初のコピーがデータのサンプリングを実行し、2つ目のコピーの実行が開始される際に誤った警告が出ることを防いでいます。
- フィルターの作成に失敗した際に IIRBp()、 IIRBs()、 IIRHp()、 IIRLp()、 IIRNotch() ならびに IIRReson() スクリプト・コマンドが「オペレーティング・システム・エラー」でスクリプトを停止させなくなりました。その代わりに、コマンドは -1を返しますので、これらの機能を使用する際には、戻り値を確認してください。
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2016年4月 |
8.08 |
新しくなった箇所
- Spike2内でSignal Conditionerの選択や変更が可能になり、インストール・オプションではなくなりました。
- 波形チャンネルのサンプル・レートが、要求されたレートの10%未満あるいは30%以上のレンジ外である場合、Sampling Notesにメモが付記されます。
- サンプリング構成のロード時に、保存されたウィンドウ位置が画面上部にウィンドウ・タイトル・バーを配置するようになっていると(位置決定が困難になるため)、保存されていた位置は無視されます。
- SampleOptimise()スクリプト・コマンドに新規オプションが加わり、全チャンネルに対して要求サンプル・レートと達成サンプル・レートの最大比例差が記録できるようになりました。
- 任意の波形出力を設定する際に、Virtual、DuplicatedあるいはMemoryチャンネルに由来する波形が強制的にメモリ・イメージに変換されることはなくなりました。しかしながら、これらのチャンネルが機能するのは、サンプリングのためにデータが1401に転送された時にSpike2内でソースファイルが開かれている場合に限ります。
- Talker のバージョン3が実装されました。本実装には、Talkerから不規則なデータが引き渡された時でもSpike2がより適切に機能できるための変更が含まれています。
- U14Open()スクリプト・コマンドでデータのサンプリングに使用した1401を開くことが可能になりました。ただし、これはCEDテスト用の実験的な機能であり、診断目的にのみ使用できるものです。
- TextMarkダイアログで、選択したアイテムをClipboardにコピーできるようになりましたが、全アイテムには適用されておりません。TextMarkアイテムのリストが開かれた際に使用できるコンテキスト・メニュー・オプションも新たに追加されました。
- Len()スクリプト・コマンドが拡張され、アレ-のn次元配列サイズが取得できるようになりました。
- Ponemah 6ファイル用の実験的なインポータが追加されました。複数のデータ・ファイルをインポートする場合にはSpike2を一旦閉じてから再度開かなければならない、という制約があります。
修正された箇所
- 高解像度ディスプレイ上で、Time、ResultならびにXYビューを印刷するコマンドにより文字サイズが不適切に変更されてしまうことがありました。
- Talker の不具合により、メモリが上書きされてしまう複数のケースがありました。このため、後で関係のないエリアで問題が生じることがありました。
- フィールドセパレータを含むテキストの照合に使用するChanList()スクリプト・コマンドが機能していませんでした。T、UおよびCを組み合わせて使用する際、例えば、"TC=..."では機能していましたが、"T_C=..."では機能していませんでした。
- Recordingを有効にすると、マルチメディア・ウインドウがメディア・ファイルのタイム・オフセットに加えられた変更を記録できるようになりました。
- FittingダイアログのResultsページでCopyコマンドが機能していませんでした。
- 数字を必要とする箇所においては、スクリプト・コンパイラはユーザが定義したprocあるいはfuncの前方参照に対応していました。例:if test% then halt endif; func test%() return 1 endでは、コンパイルを行い、実行していました。現在、これはシンタックスエラーとなります。
- リストがチャンネル数でソートされていない場合に、Sampling Configurationダイアログ内でチャンネルを消去すると、予想外のチャンネルが選択されることがありました。
- サンプリング構成がバースト・モードに設定されていると、最適化できないチャンネルとサンプリング・レートの組み合わせが見つかることがあり、その結果要求されたレートよりもずっと低いサンプリング・レートが適用されることがありました。
- チャンネルが他のビューにより部分的に隠されていると、オーバードローされたチャンネルのバックグランドの更新が適切に実行されないことがありました。
- 高解像度ディスプレイ上で、異なるクラス・コード(01, 02, 03, ...)を選択するClusteringダイアログ・ボタンが全てUser Ellipseボタンとして描画されていました。
- 画面の印刷時に、RealMarkチャンネルの右側が切れてしまうことがありました。
変更された箇所
- 高DPIのディスプレイ上での使用に合わせて、多くのダイアログに対する調整を行い、文字列が切れないようにしました。
- 波形描画において、点から垂直線の描画に変わるポイントがxピクセルにつき3ポイントから2.1ポイントに変更されました。
- ユーザがドッカブルバーをドラッグしている間は、スクリプトが実行されなくなりました。スクリプトを使用して、アイドル状態の機能を用いてデータ・サンプリング・アクティビティをトラッキングしている場合には影響があります。
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2015年11月 |
8.07 |
新しくなった箇所
- 高DPIのディスプレイを使用した際のSpike2の表示が向上しました。全ての画像付きのツール・バーならびにボタンが4Kのディスプレイ上で表示できるようになり、スクリプト言語であるToolbar()とInteract()barsのサイズが大きくなりました。
- 高DPIディスプレイの使用により生じる問題の回避のためにEditメニューのPreferencesオプションが追加されました。
- Sample BarならびにScript Barリスト・エディタのサイズ変更が可能になり、リストが長くても見やすくなりました。
- Xltek Neuroworksファイル形式用のインポータが追加されました。
- Graphical Sequenceエディタの拡張機能は以下です:変更がなければ、OK/Applyは無効化されます。何も選択されない場合には、Copy sectionダイアログのOKが無効化されます;欠落していたローカル・ブランチ・ラベルならびに重複パルス・ラベルが検出できるようになりました;Shiftを押下しながらドラッグすると、非定量的な調整を行うことができます。
- Online Update機能を提供するため、SSClassify()スクリプト・コマンドが拡張されました。
- Textインポータを使用することで、複数の表形式セクションのスキャンが可能になりました;最初の数表をデータの開始と仮定しなくなりました。
- Microsoftの.WAVファイル・インポータを使用することで、WAVE_FORMAT_EXTENSIBLEファイル内のPCMデータのハンドリングが可能になりました。
- EditのPreferences に互換性オプションが追加され、Count() スクリプト・コマンドにエンド・ポジションを加えることが可能になりました。
修正された箇所
- 1. ヒステリシスが0である場合のしきい値交差検索では、検索の行き詰まりを防ぐために小さなヒステリシス値を設定します。
- しきい値交差検索が繰り返される場合には、正しい検索方向(上昇/下降)を常に設定します。
- 検索が繰り返される場合、最小ステップである1クロックティックを課し、無限ループを回避します。
- Graphical sequenceエディタ内で長過ぎる任意波形をダブル・クリックすると、セクション長さを半分にするのではなく、使用できる時間の範囲内に収めます。
- セクションの終端直前にアイテムがある場合、Graphical sequenceエディタがタイミング・エラーを表示します。
- Graphical sequenceエディタでは、ブランチ・ターゲットとして空のセクションが常に生成されます。
- Spike2のUnicode ビルドでは、旧式のリソースファイルからのFont情報を読み込むことができませんでした。
- インターネット接続が切断されたコンピュータ上でHelp menuのAbout Spike2コマンドを使うと、システムがタイムアウトする一方で弊社のサイトから最新のプログラムに関する改訂を読み込もうとするため、Aboutウィンドウをクローズできるまで著しい遅れが生じることがありました。
変更された箇所
- 高DPIディスプレイの使用のために、多くのダイアログに対する調整を行いました。ほとんどが文字列の切れてしまうことの修正です。ボタン間のスペースも多少ですが変更され、またボタンの画像も一部変更されています。
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2015年9月 |
8.06a |
新しくなった箇所
- 現在、サンプリング中にグラフィカル・シーケンスを変更することができます。Sampling メニューに新しいコマンドがあり、メインの Toolbar にエディターを開くための新しいボタンがあります。
- Plexon ファイル・インポーターは現在、.PL2 ファイルを読み込むことができます。
修正された箇所
- File メニューの Save コマンドを使用しているときに、示されるファイル名はこれまでと異なり、ウィンドウのタイトル文字に含まれる最初のスペースで終わりません。例えば、ウィンドウのタイトルが「INTH1(Bill and Ben)」のファイル「Bill and Ben.smrx」のインターバル・ヒストグラムを持つリザルト・ビューが示すファイル名は、以前は「INTH1(Bill.srf」でした。現在は、「INTH1(Bill and Ben).srf」のファイル名を示すようになっています。
- サンプリング中に、一時データ・ファイルと最後に使用したサンプリング設定が、Edit メニューの Preferences で設定されるディレクトリではなく、「My Documents」フォルダに保存されることがありました。
- Channel Process ダイアログの値を編集すると、変更するたびに表示される値が再フォーマットされるため、編集が困難でした。
- FileTimeBase() スクリプト・コマンドを使ってファイルのタイム・ベースを変更しても、x 軸がリペイントされませんでした。
- Measure to XY view および Measure to a data channel ダイアログで、不正なカーソル 0 のステッピング値を設定することが可能でした。
- XY ビューまたはデータ・チャンネルへの測定時間が長くなると現れる Progress バーの Cancel ボタンが作動しないことがありました。
変更された箇所
- サンプリング用のグラフィカル・シーケンスは、すべてのユーザーの Application データ・フォルダではなく、現在のユーザーの Application データ・フォルダにテキストとして書き込まれます。企業ネットワークを使用するユーザーの中には、Application データ・フォルダへの書き込みアクセスを拒否される人がいました。
- サンプリング設定ファイルの last.s2cx および default.s2cx の検索方法に変更を加えました。現在、新しい .s2cx ファイルが見つからない場合は、古い .s2c 形式のファイルだけが使用されるようになっています。
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2015年8月 |
8.06 |
新しくなった箇所
- Script バーで許可されるボタンの最大数が、20 から 40 に増えています。
- 現在、Channel Process ダイアログはデータ値にスピナーがあり、記録が有効になっている場合を除いて、変更時に直ちに更新されます。記録が有効になっていると、変更を増分で記録することに加えて、新しい Rec ボタンがチャンネル処理状態を最もコンパクトな形式で記録します。
- マルチトレース WaveMark データの個々のトレースは現在、スクリプティングなしで波形として処理可能です。Ch(n, trace) バーチャル・チャンネル・コマンドがこれをサポートし、Marker Filter ダイアログと Draw Mode ダイアログに新しい制御機能があります。スクリプト言語には、新しい MarkTrace() コマンドと DrawMode() への変更があります。
- Result および XY ビューのデータをテキストでエクスポートするときに桁数を管理できるように、新しい Edit メニューの Preferences オプションがあります。
- XY ビューのチャンネルと軸のタイトルと単位を編集できる新しい XY Title ダイアログがあります。
- タイム・ビュー、リザルト・ビュー、XY ビュー、グリッド・ビュー、テキスト・ベースのビューのタイトルを設定できる新しい Window Title ダイアログがあります。現在、タイム・ビュー、リザルト・ビュー、XY ビュー、グリッド・ビューに設定されるタイトルは、ファイル・リソースに保存されます。
- 現在、System() および System$() スクリプト・コマンドは Windows 10 に対応します。
- マウス・ポインターをチャンネル番号とクリックすることで選択されたチャンネルが消去されるチャンネル番号の下の領域に移動させると、ポインターが変化します。
- Read() および ReadStr() スクリプト・コマンドが拡張されて、{days:}{hours:}分:秒の形式で時間を読み込めるようになっています。
- グリッド・ビューで行と列を変更して報告するための新しいスクリプト・コマンド GrdSize() があります。
- Edit メニューの Undo コマンドの説明では現在、チャンネル番号 (401, 802) ではなく、よりユーザーフレンドリーなチャンネル識別子 (m1, v2) が使用されています。
- グリッド・ビューの .s2gx ファイルは余分な情報が保存されないため、より小さくなります。
- 実験的な機能として、Graphical sequence エディターは、定義されているキーまたは括弧に入ったパルスがないセクションを Current Section のドロップダウンリストに表示します。
- 現在、DlgValue$(item%, new$) を使用して、DlgList() および DlgString() 項目でドロップダウンリストのテキストを選べるようになっています。
- 現在、Grid view と関連するファイル用のファイル・アイコンがあります。
- Plexon NEX ファイル・インポーターは現在、不連続の波形データに対処できます。
修正された箇所
- Grid view で、ブランクのセルを選択して Del キーを使用すると、Spike2 の応答が停止していました。
- 自動でファイル名を付ける機能が有効になっていると、SampleAutoName$() が記録されませんでした。
- テキスト・ベースのビューで、Draw(line%) は line% を最初の行に設定していませんでした。
- マウス・ポインターを軸およびチャンネル番号の領域に移動させたときに一部のシステムで起こるポインターの点滅を除去しました。
- Grid view のプリンター出力で、データがヘッダー・テキストの上に印刷されることがあり、複数ページを出力するとヘッダーとフッターが非常に大きくなっていました。
- グラフィカル・シーケンサーで、変数を現在のサンプリング・ティックに設定するコードが、コンパイルしないシーケンス・ファイルを作成していました。
- グラフィカル・シーケンス・エディターは、変数と変数の比較時に、すべての待機とブランチに対して選択された変数番号を保存していませんでした。
- EDF ファイル・インポーターは、長いテキスト文字列を持つ TextMark データをインポートする際に問題がありました。
- MC_Rack ファイル・インポーターは、WaveMark データ項目の時間に問題がありました。
変更された箇所
- タイム、リザルト、XY、グリッド、またはテキスト・ベースのビューのタイトルは、WindowTitle$("") でデフォルトにリセットできます。以前は、タイトルがブランクになっていました。
- 現在、Spike2 が /Q (クワイエット・スタートアップ) オプションと同様にコマンド行のファイル名で始動される場合、Spike2 の始動ダイアログはなくなっています。
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2015年6月 |
8.05 |
新しくなった箇所
- 現在、Grid ビューを作成できます。これにより、データ表の表示、印刷、保存が簡単になります。これは主にスクリプトで有用です (新しい GrdXxxx() スクリプト・コマンドがいくつかあります)。
- これまでと異なり、数値の範囲に対してチャンネル・オフセットが非常に大きい場合を除き、Waveform チャンネルに適用される Rectify and RMS Amplitude チャンネル処理関数は出力範囲を制限しません。
- Power3 を使用する場合、ステップあたり 4 us で出力シーケンサーを実行できます。その他の 1401 タイプの最小間隔は、ステップあたり 10 us のままです。
- App(-7) は、診断目的で使用中の User ハンドル数を報告します。
修正された箇所
- 32 ビット .smr ファイルのトリガー付き表示モードは、トリガー・イベントが表示幅より大きく離れている場合は、不正なトリガーを表示することがありました。64 ビット .smrx ファイルでは問題ありませんでした。
- スクリプト・コード Message(Error$); がコンパイラーにより不正に受け入れられ、スクリプトを実行するとクラッシュしていました。
- const アレーを関数に渡すことに関連するスクリプト・コンパイラーの修正がいくつかあります。
- チャンネル処理関数の Rectify and RMS Amplitude が、負の拡大縮小率を持つ Waveform チャンネルに対処しませんでした。
- スクリプト変数をループ内に宣言し、それに定数値を割り当てた場合 (コンパイル時と呼ばれます)、数値がループで毎回割り当てられませんでした。
- XY ビューで複数のチャンネルを一度の操作で削除すると、チャンネルはチャンネル番号の昇順に削除されながら、削除のたびにチャンネル番号が付け替えられていたため、予想外のチャンネルが削除されることがありました。現在チャンネルは、降順に削除されます。
- View Rerun ダイアログを開き、タイム・ビューを複製すると、Spike2 がクラッシュしていました。
- 1902 コントロール・パネルのオフセットを変更すると、クラッシュが起きることがありました。
- 2 つを超えるコロンを使ってダイアログ・ボックスに入力された時間文字列 (例えば、1 日を意味する 1:00:00:00) は、正しく変換されませんでした。
- ASCII/テキスト・インポーター:設定ダイアログで、スピンボタンを使って Label line number を変更することができました。しかし、行番号の編集が機能しませんでした。
- Alpha Omega インポーター:現在、不連続の波形チャンネルにおけるデータ・ブロックの開始時間は正しい時間になっています。
変更された箇所
- これまでと異なり、スクリプト言語を使って、整数を参照することを予想する関数に実数変数を渡すことはできなくなっています。この規則を破るスクリプトにコンパイルを許可するための新しい Compatibility オプションがありますが、今後この回避策はなくなるため、スクリプトを変更するようお勧めします。
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2015年4月 |
8.04a |
新しくなった箇所
- Power2、Power3、または Micro3 でサンプリング中に出力シーケンサーが要求されたレートを保つことができない場合は、キーボード・マーカーを追加してこれを記録し、サンプリング終了時に警告を与えます。Power1 または Micro2 でサンプリングする場合は、以前と同様に、サンプリングは終了します。
修正された箇所
- スクリプトによる XY および Sonogram キーのポジショニングは、キーが関連するビューより大きい場合には、不正確でした。キー・ウィンドウの幅または高さが、付属するビューの幅または高さと一致する場合、キーの位置が間違って報告されていました。
- バージョン 6 以前の Time view リソース・ファイルのインポートは、データ・チャンネルで設定された RealMark チャンネルの Data インデックスまたは Pen 幅を無視していました。
- データ表示をリスケールするために矩形をマウスでドラッグし、ウィンドウの右端または左端を越えてドラッグした場合、ドラッグ操作の開始点が分からなくなっていました。
- スクリプト・デバッグ・ウィンドウの垂直スクロール・バーの最初の表示が常に正確なわけではありませんでした。
- バージョン 8.04 では、S64Fix プログラムは実行されませんでした。
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2015年3月 |
8.04 |
新しくなった箇所
- Spike2 は現在、テキスト・ベースのドキュメントを定期的に保存し、プログラムがクラッシュした場合には、最後に保存された状態の復元を試みます。
- Sampling configuration Channel parameters ダイアログには新しい Quick calibration オプションがあり、増幅器のゲインが分かっていて、チャンネル単位をいくらかスケールされたボルト形式 (通常、mV または uV) にしたい場合に、これを使ってチャンネル・スケーリングを設定できるようになっています。
- ChanData() スクリプト・コマンドには、Marker および拡張された Marker データを読み込む新しいバリエーションがいくつかあります。これは高速化されていて、NextTime() および LastTime() を呼び出すのにより便利なことがあります。
- ChanPixel() スクリプト・コマンドは、様々な画面の矩形のピクセル座標を返すように拡張されています。
- 現在、FileConvert$() は進捗ダイアログを要求でき、出力ファイルの最小チャンネル数を設定することができます。
- 新しい DlgImage() スクリプト・コマンドは、ユーザー定義のダイアログにビットマップ・イメージを追加します。
- Windows ダイアログは現在、利用可能な操作によって、項目を有効化したり無効化したりします。また、スクリプト制御可能なすべてのウィンドウのリストを (関連するウィンドウハンドルと共に) 表示させるように選択することもできます。
- テキスト・インポーターは現在、項目時間の別の列を使って、列を Marker および RealMark チャンネルとしてインポートすることができます。RealMark および TextMark 列は現在、別の列を選択してマーカー・コードを供給することができます。
- スクリプトのデバッグ時に、現在、デバッグ・セッションの最後にどのデバッグ・ウィンドウが使われていたかを記録して、次のセッションでそれを復元するようになっています。
- スクリプトのデバッグ時に、これまでと異なり、内蔵定数 _pi、_e、_Version、_VerMinor は Globals ウィンドウに表示されません。
- 現在、デバッグでスクリプトをキャンセルすると、ScriptRun() によって設定された連鎖スクリプトがクリアされます。
- スクリプト・コンパイラーは現在、決定のもとになっている数式がコンパイル時に分かっているとき、三項演算子を最適化することができます。これにより、const v := _Version >= 804 ? 100 : 33; のようなコードをコンパイルできるようになります。
- XY Key は現在、見本チャンネル・データを非表示にして描画が可能で、チャンネル・タイトルを XY ビュー・アノテーションとして使用することができます。XY Options ダイアログは、このオプションが含まれるように拡張されていて、現在、Undo をサポートしています。
- スプレッドシートのエクスポートとコピーは現在、タイトルと単位を表示するか省略するかを選択することができます。ExportRectFormat() は、これに合わせて拡張されています。
修正された箇所
- これまでと異なり、Cursor values または Regions ダイアログのサイズ変更を行っても、最初に表示される列と行が左上にリセットされることはありません。
- バーチャル・チャンネルまたはメモリー・バッファ・チャンネルを 64 ビットの smrx ファイルにエクスポートする操作に失敗しました。
- リザルト・ビューの Count(chan%, from, upto) スクリプト・コマンドは upto ビンを含んでいて、これは、このビンまで実行されながらこのビンを含むことのなかったバージョン 7 とは異なっていました。また、upto をビンの数またはそれ以上に設定すると、結果は 0 になっていました。
- 現在、リザルト・ビューのビンに対するスクリプト変更は、Yield() で、またデバッグに入ったときに、画面の更新を行います。
- テキスト・インポーターは、イベントの単一チャンネルのインポートに失敗することがありました。
- ファイル・インポート・システムは、インポートされた RealMark チャンネルに Y 軸の単位を割り当てていませんでした。
- スクリプト・テキスト・エディターは、_ (下線) の文字で単語検索を中断していて、これは現在、識別子の一部として認められています。
- 0 または -1 の size% 引数を持つ ColourSet() スクリプト・コマンドは現在、説明書の記載どおりに作動します。以前は、最小サイズの 3 を設定していました。
- MATLAB エクスポートは、スプリアス・エラー 1 を生成することがありました。
- FilePath$(-3) は、\CED\Spike8 の代わりに、\CED\Spike2 で終わるパスを返していました。
- 終端抵抗を使って読み込みを指定し、接続されているデバイスが終端抵抗を使わずに 1024 文字を超える文字数を送信した場合、SerialRead() は Spike2 をクラッシュさせることがありました。
変更された箇所
- ScriptRun() を使ってスクリプトを連鎖させ、連鎖されたスクリプトがコンパイルを行おうとしたときに Esc キーを使ってデバッガーに割り込むと、コンパイル操作は中止され、スクリプトが停止していました (これはおそらく、意図された動作ではなかったものと思われます)。現在は、コンパイル中に Esc を操作すると、コンパイラーが数秒間作動していた場合に限って操作が中止されます。
- Count() コマンドの upto 時間は、(リザルト・ビューの動作と一致するように) タイム・ビューの時間範囲に含まれていません。これは、ちょうど upto 時間にデータ項目がある場合に重要になります。
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2015年1月 |
8.03b |
修正された箇所
- 大きな .smrx データ・ファイルのシーケンシャルリードは、内部インデックスツリーのエラーが原因で、失敗することがありました。不具合の症状は、ブランク領域にズームインすると再び現れるデータ領域がなくなることです。このバージョンでは、問題のあるファイルを読み込むことができます。ファイルが読み出し専用で開かない場合は、ファイルを最初に開いたときにインデックスツリーが修復されます。
- チャンネルが複数のトレースを持つ場合、MinMax() スクリプト・コマンドは、波形として描画される WaveMark データの最小位置と最大位置を正しく返していませんでした。最小値と最大値は正確でした。
- ベクトルがアレー・データとして送られる場合、MarkEdit() スクリプト・コマンドは、複数トレースの WaveMark 波形を適切に編集していませんでした。
- Set Marker Codes ダイアログは、マーカー・チャンネル・コンテキスト (右クリック) メニューから開くと、間違ったチャンネルのメッセージを表示することがありました。
- Channel Information ダイアログは、タイトル、単位、またはコメントの長さが許容される最大の長さである場合に、エラーを報告していました。
- トーカーが複数のチャンネルを生成すると、トーカー・チャンネル情報は、サンプリング設定で正しく保存されませんでした。
- 64 ビットの .smrx ファイルを、.smr ファイルの 32 ビット限度を超える時間範囲を持つ 32 ビットの .smr ファイルにエクスポートすると、エクスポート処理が終了してしまうことがありました。
- PlayWavePoints() スクリプト・コマンドは、再生されるポイント数を変更していませんでした。
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2015年1月 |
8.03a |
修正された箇所
- グラフィカル・シーケンスをテキストで保存すると、UTF-8 ではなくて、UTF-16LE で保存されていました。このため、バージョン 8.03 でグラフィカル・シーケンスが使用できなくなっていました。
- UTF-16LE 形式であっても、128 字未満のコード付き文字しか持たないテキスト、シーケンサー、またはスクリプト・ファイルを開いたとき、適切なフォーマットに変換されませんでした。
- Micro1401-3 で、低速 (10 kHz 未満) の任意波形出力で出力が生成されませんでした。
- スクリプト # が複数のファイルを含んでいると、デバッガーが混乱して、間違ったファイルにステップ・マーカーを示すことがありました。
- 垂直マーカーのソースとしても使用されている非表示のチャンネルを削除した場合、マーカーが削除されるように表示が正しく更新されませんでした。
- あらゆるポイントで変動 (最小二乗誤差) が同じと仮定されているときに、非線形フィットのフィッティング・コードが、r² 値を「数字ではない」ものとして計算していました。
- Rate ヒストグラム・モードでイベント・チャンネルが表示されるように最初に設定するとき、y 軸範囲が 0~0 に設定されることがありました。
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2014年12月 |
8.03 |
新しくなった箇所
- 現在、Spike2 は Unicode モードを内蔵し、あらゆるテキストは Unicode 文字セットを使用します。これを利用してスクリプトやリソース・ファイルに拡張文字を使用する場合、旧バージョンの Spike2 はスクリプトやリソースを読み込むことはできますが、拡張文字の解釈は適切に行われません。
- チャンネル内でデータの値を取得するのに使用できる新しいダイアログの数式があります。これには、位置、中間、標準偏差の値が含まれます。
- 現在、垂直カーソルが動くと自動的に新しい位置に移動する水平アクティブ・カーソルを利用できるようになっています。新しい HCursorActive() および HCursorValid() スクリプト・コマンドがこの機能のスクリプト制御を提供します。
- 垂直カーソルをまとめて固定し、水平カーソルが垂直カーソルとチャンネルの交差を追跡するように設定する新しいカーソル・コンテキスト・メニュー・コマンドがあります。
- ChanMeasure() スクリプト・コマンドと Cursor Regions ダイアログには、平均値の標準誤差 (SEM: Standard Error of the Mean) という新しい測定があります。
- エラー・バーと範囲バー、および新しい ChanDecorate() スクリプト・コマンドを使って RealMark データを描画するための新しい Decoration モード・ダイアログがあります。
- スクリプト言語が拡張されていて、アレーを初期化し、定数で示すこともできるようになっています。例:const colour$[]:={"Red","Green","Blue"};
- ユーザー定義の関数または手順に送られるアレーを定数で表すことができます。内蔵スクリプト関数はアレー引数を受け入れますがその変更は行わず、これもまた、これらのアレー引数を定数で表します。
- 新しい ArrConv() スクリプト・コマンドは、別々の畳み込みを実行します。
- 新しい Spline2D() スクリプト・コマンドは 2D 補間を実行し、効率よく「ヒートマップ」を作成することができます。
- 現在、波形で描画された WaveMark チャンネルに曲線をフィットさせることができます。
- Show/Hide Channel ダイアログは、チャンネルの Title とタイプをもとにチャンネル・リストのフィルター処理ができるように修正されています。これにより、非常にたくさんの数のチャンネルを容易に扱えるようになります。
- 新しい InStrRE() スクリプト・コマンドは、規則性のある数式のテキスト文字列を検索します。
- 「1,3,4-7」のように、チャンネルの範囲を入力できる場所では、現在、チャンネルの Title、Units、または Comment を規則性のある数式と一致させてチャンネルを選択することができます。これは、チャンネル仕様の文字列を受け入れるスクリプト・コマンドにも適用されます。
- Sampling Configuration ダイアログの Channels タブには現在、チャンネルに関する追加情報 (最適サンプル・レートなど) をチャンネル・リストに表示させるツールチップがあります。
- Sampling Configuration ダイアログにはチャンネルを N 回複製できる新しいオプションがあり、Duplicate ボタンを何度もクリックする手間が省けます。
修正された箇所
- Cursor Y Values と Cursor Regions ダイアログで、垂直スクロール・バーが表示されているとき、下向き矢印をクリックすると最後の行が複数回にわたって表示されることがありました。
- リザルト・ビューで、テキストのチャンネル識別子 (例えば「2A」) をチャンネル番号に変換するとき、大文字の複製文字が小文字と同様にみなされていました。従って、「2A」は 27 番目の複製ではなく、最初の複製とみなされました。
- オプションの read% 引数を提供しないと、PlayWaveCopy() スクリプト・コマンドでエラーが出ていました。
- FileConvert$() スクリプト・コマンドは、flags% 引数内の「ファイル拡張子を無視する」の部分の意味を逆にしていました。これにより、ファイル変換がおかしくなることがありました。
- MemSave() スクリプト・コマンドを使用してギャップのあるメモリー波形チャンネルを新しいチャンネルに保存し、チャンネル・タイプを Adc から RealWave、あるいは RealWave から Adc に変更すると、2 番目とその後のブロックが不適切なデータで保存されていました。
- 読み取り専用の .smrx ファイルが開きませんでした。
- 時間に hh:mm:ss の形式を使うと、ASCII (テキスト) インポーターに不具合が起きることがありました。
- スクリプト・デバッガーが、別の docase ステートメントの後で正しい行に進みませんでした。これは見かけ上のことで、スクリプトは適切に機能していました。
- ユーザー定義のダイアログで、DlgReal() または DlgInteger() ドロップダウンリストの項目選択が機能しませんでした。数値の入力は正しく機能していました。
- タイム・ビューで、マーカー・コード付きのチャンネルのラスター表示がマーカーの色を使用していませんでした。
- 最近書き込まれた波形データを上書きするのに ChanWriteWave() を使用するスクリプトを使ってサンプリングしているときに、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました。
変更された箇所
- MeasureToXY() および MeasureToChan() は、hw 引数の傾斜幅としての使用をサポートしなくなっています。古いスクリプト (Spike2 のバージョン 3 用に作成されたもの) は調整が必要になることがあります。
- MMImage() コマンドが、水平と垂直の意味を取り違えていました。
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2014年9月 |
8.02e |
本バージョンは、Unicodeモードに変更される前の最後のSpike2です。Unicode文字セットを使用したくない場合、本バージョンをダウンロードすることは可能ですが、8.03版における修正のメリットを享受することはできません。
修正された箇所
- ゲート・マーカー・コードを使ったゲート処理は、特定のコードだけでなく、ほぼすべてのマーカーが受け入れられていたため、適切に機能しませんでした。
- 条件が該当しない場合は停止という最後の指示を持つ条件付きステートメントでメイン・プログラムが終了するスクリプトで、Spike2 をクラッシュさせる可能性がありました (例:if x then DoSomething();halt endif; with x set to 0)。
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2014年8月 |
8.02d |
修正された箇所
- 64 ビットの .smrx ファイルで、ChanSave() を使用して 16 MB を超えるデータを含む既存チャンネルの最後にデータを追加すると、不具合が起きることがありました。
- 垂直スクロール・バーで下向きボタンをクリックすると、カーソル範囲とカーソル値のダイアログが最後の行の複製を作成することがありました。
- 読み取り専用の 64 ビットの .smrx ファイルを開くことができませんでした。
- ファイル名に角括弧が含まれていると、タイム・ビュー・ウィンドウのタイトルが正しく機能しませんでした。
- 小数点を表すのにコンマを使用するロケールにコンピューターが設定されている場合 (3/2 が 1,5)、データを MATLAB にエクスポートすると、リソース・データが間違って読み込まれることになりました。
- 32 ビットの .smr データ・ファイルにサンプリングしているときに、最後のコミット・タイムを越えたイベント・データの読み取り値がコミット・タイムで切り捨てられていました。
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2014年7月 |
8.02c |
修正された箇所
- カーソルが連続していないと、アクティブ・カーソル情報がリソース・ファイルから正しく復元されませんでした。例えば、カーソル 0、1、2、3、5、7 (カーソル 4 はオフ) を使っていた場合、カーソル 5 と 7 は復元されませんでした。
- Active カーソル・ダイアログで、ダイアログが開いている場合、フィールドの一部 (Amplitude など) が復元されませんでした。
- 64 ビットの .smrx ファイルで波形チャンネルのアクティブ・カーソル検索の向きを前方から後方に変えると、最初の後方検索で必ずしも正しい位置が見つかりませんでした。
- Result ビューで、x 軸がマイナス位置で始まっているビューの Copy As Text が、表示されているすべてのデータをコピーしませんでした。
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2014年7月 |
8.02b |
修正された箇所
- 64 ビットの .smrx データ・ファイルで、チャンネルのスケールとオフセットに変更を加えても、チャンネル・ヘッダーが書き換えられることはなく、その結果、ファイルを閉じたときに変更が保存されませんでした。削除されたチャンネルを再び使用すると、チャンネルが正しく読み取りを行わなくなることがありました。
- ASCII インポーターは、十分な有意のディジットで始まる時間列に対してはより許容度が高く、ファイルのサンプル・レートを推論することが可能になりますが、その後は、連続する時間が同一に見えるような不適切なディジットを持ちます。現在は、ソース・テキストから読み取った名称を残すのではなく、常に設定ファイルがチャンネル名を設定できるようになっています。
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2014年7月 |
8.02a |
修正された箇所
- 64 ビットの .smrx データ・ファイルで、Sample 制御ツールバーの Reset コマンドを使ってサンプリングを再開すると (取得されたデータがそのポイントまで送られます)、ファイルが混乱状態になることがありました。これは、Reset を使う前に十分な時間をかけてサンプリングを行い、サーキュラー・バッファリング・システムを満杯にするか (約 8 MB のデータ)、Sampling 設定の Automation タブで設定される Flush to disk 時間に達した場合に起こっていました。
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2014年5月 |
8.02 |
新しくなった箇所
- 現在、データ・ファイルを閉じるとメモリ・バッファ・チャンネルからデータが失われることになる場合は警告が現れるように選択することができます。最初の警告レベルでは、インタラクティブにファイルを閉じた場合に警告が現れ、スクリプトで閉じた場合には警告が現れないように設定されています。これは、Preferences で変更できます。
- スクリプトのデバッグ時に、テキスト・キャレットはステートメントを含む行の最初ではなく、各ステートメントの開始点に移動します。これは、スクリプトが 1 行に複数のステートメントを持っている場合に便利です。
- ビューのタイトル・バーを右クリックすると、関連するファイルへのフルパスをクリップボードにコピーするオプションが現れます。
- クラスタリング・ウィンドウで、INTH 表示ウィンドウの垂直カーソルは最小間隔に設定されています。カーソルをドラッグして、最小間隔を変更できます。
- Plexon インポーターは現在、オフラインで修正される PLX データ・ファイルを認識します。
- Alpha Omega インポーターは現在、MPX ファイル形式のあらゆるタイプの Event とマーカー・データを識別します。
- バージョン 5 の DSI インポーターは現在、大きなデータセットに対して非常に高速で動作します (100 倍速いという報告があります)。DSI は 32 ビットのインターフェイス・ライブラリーしか装備していないため、このインポーターを使用するためには、32 ビット版の Spike2をインストールする必要があります。
- Axon Instruments インポーターは以前と異なり、65536 データ・ブロック未満のファイルに制限されません。Axon は 32 ビットのインターフェイス・ライブラリーしか装備していないため、このインポーターを使用するためには、32 ビット版の Spike2をインストールする必要があります。
- ASCII インポーターは現在、XML ファイルの設定情報だけを保存します。このリリースのためにコード変更が行われ、堅牢性が高まっています。詳細は、インポーターに付属するインタラクティブなヘルプを参照してください。
修正された箇所
- ツールバーもしくはダイアログにリンクされる関数またはダイアログ・ボタン関数のスクリプト・エラーは、それを引き起こすスクリプトの行を示していませんでした。
- 例えば、少なすぎる引数で DlgShow() を呼び出すなど、内蔵コマンドからのスクリプト・エラーが特定の引数に関係しない場合は、便利なメッセージではなく、エラー番号が報告されるだけでした。
- スクリプトから File Export が実行されている間、進捗バーが表示されましたが、ユーザーがエクスポートを取り消しても、スクリプトには通知されませんでした。インタラクティブに実行しているときは、進捗バーは現れませんでした。進捗バーは現在、インタラクティブなエクスポートで表示され、スクリプトのエクスポートでは現れません。将来的には、スクリプト駆動のエクスポートが進捗バーを要求できるようになるかもしれません。
- 操作の記録時に、テキスト・ベースのビューでクリックしても、必ずしも FrontView() コマンドを記録したり、ViewFind(「ビュー・タイトル・・・」) をスクリプトの開始点に追加することはありませんでした。
- Marker フィルターまたはモードは、最初のマスクと対照してマーカー・コードをすべてテストする代わりに、マスク n と対照してマーカー・コード n をテストしていました。
- マニュアルが示していた最新の 1401 の NDR および NDRL デジタル出力パルスの方向は不適切でした。
- 64 ビットの smrx ファイルで、チャンネルを削除してそれを再使用すると、その後のチャンネルの読み取りに失敗することがあり、ギャップで表示されるのが一般的でした。データは正しく書き込まれますが、インデックス・テーブルが不適切なルックアップ情報を持つことがありました。この状態のファイルは、S64Fix で修復可能です。
- Sampling Configuration ダイアログの Automation ページで生成された 32 ビットのデータ・ファイルのファイル名には常に .smrx のファイル拡張子が付いていて、そのため、Spike2 がそれらのファイルを開くのを妨げていました。そうしたファイルは、拡張子を .smr に変更して開くことができます。
- カーソルの番号を振り直したり、同じピクセルの複数のカーソルで CursorRenumber() を使用すると、ゴーストのカーソルがあとに残ることがありました。
- Graphical シーケンス・エディターは現在、シーケンサーのステップ時間に比べて非常に長いランダムなポアソン統計の遅延を設定できます。以前は、0.01 ms のステップ時間で設定できる最長の遅延は 1 秒かそこらでしたが、現在は何分にもなっています。
- Raster 表示でリザルト・ビューをデータ・ファイルに保存すると、次にファイルを開いたときに、Y 軸のスケールが不適切になることがありました。
- Power1401 mk II とモニタ・バージョン9を使用した際、低速の任意波形出力では出力が生成されませんでした。
- Rasterデータを表示した際、リザルト・ビューのチャンネル処理でチャンネル数を変更すると、Spike2がクラッシュすることがありました。
- サンプリング時にOverdraw 3Dモードが機能しませんでした。
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2014年3月 |
8.01c |
修正された箇所
- 波形として扱われる WaveMark チャンネルの後ろ向きの検索は、64 ビットのファイルでは機能しませんでした。32 ビットのファイルでは、開始時間のあとを追った結果を得ることが可能でした。
- 瞬時と平均周波数およびレート・モードで描画されたイベントと RealMark データに関する谷の振幅測定が不適切でした。
- FIR フィルター・ダイアログで、All Pass または All Stop フィルターを選択すると、表示される波形がいつも更新されるわけではありませんでした。
- FIR フィルター・ダイアログに複数のフィルター・セットが現れることがありました。
変更された箇所
- ピーク値と谷値の測定は現在、最大値と最小値を検出する際に傾斜基線を考慮に入れています。以前は、絶対最大値または絶対最小値が使われ、基線に対して調整が行われていました。
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2014年2月 |
8.01b |
修正された箇所
- サンプリング中にインタラクティブに実行するかスクリプトで行われる出力シーケンスの変更が機能しませんでした。
- 変更コールバック関数を持つユーザー定義のダイアログで、クリックしてアクティブ・フィールドを変更すると、たとえ変更されていなくても、DlgReal() および DlgInteger() フィールドで変更関数が呼び出されていました。
変更された箇所
- Y 軸ラベルが水平に設定されていると、軸が 2文字の高さに達しない場合を除き (以前は 4 文字)、y 軸の単位が表示されます。
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2014年2月 |
8.01a |
修正された箇所
- XY データ・ビューを作成して、キーを非表示にするために XYKey(1,0) を使用した場合、キーが表示されることがあり、ビューにデータを追加すると、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- MarkSet() スクリプト・コマンドの時間範囲は、開始時間から終了まで及びましたが、終了時間は含まれませんでした。これは、終了時間を含むバージョン 7 には当てはまりませんでした。
- Spike2 が起動したときに Sample 制御ツールバーが非表示になっていると、ツールバー・ボタンがバーの高すぎる位置に表示されることがありました。
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2014年2月 |
8.01 |
新しくなった箇所
- マルチトレース WaveMark データ (ステレオトロードおよびテトロード) は現在、1401 でノンシーケンシャル・ポートを持つことができます。これをサポートするように、SampleWaveMark() および SampleChanInfo() スクリプト・コマンドが拡張されています。
- サンプル・バーとスクリプト・バーには現在、ボタンを除去するコンテクスト・メニュー (右クリック) のコマンドがあります。
- Talker インターフェイス仕様は現在バージョン 2 で、スクリプト言語のユーザーは、新しい TalkerSendStr() および TalkerReadStr() コマンドを使って、これをサポートするトーカーと通信することができます。
- バージョン 2 の Talker は、サンプリングの開始と停止を要求し、指定されたスクリプトの実行を求めることができます。これにより、Spike2 のデータ取得の遠隔操作が可能になります。
- スクリプト・エディターで、名前を右クリックして、ユーザー定義の Func または Proc に移動することができます (それに対するコードがインクルード・ファイルに含まれている場合でも)。
- スクリプト・エディターで、内蔵関数またはスクリプト・キーワードを右クリックすると、コンテクスト・メニューにコマンド Help for... が含まれるようになり、それを選択すると、ヘルプ・ファイル中でその項目に最もよく合うものを開くことができます。これは、項目のテキスト・キャレットと一緒に F1 キーを使うことに相当します。
- スクリプト・エディターで、オートコンプリートのリストには現在、インクルード・ファイルのユーザー定義の Func および Proc 項目が含まれるようになっています。これを機能させるには、オートコンプリート・ダイアログでインクルード・ファイルのチェックボックスを選択する必要があります。
- スクリプト・エディターで、ユーザー定義もしくは内蔵の Proc または Func 名の上でマウスを動かして、その項目のツールチップを表示させることができます。ユーザー定義の関数に対して独自のツールチップを設定できます。
- スクリプト・エディターで、コールチップ [関数名の後に ( を入力したときに現れるチップ] は現在、入力文字を追跡して、関数の引数としてチップ・システムが認識する名前が入力された場合は、追加のチップが現れるようになっています。
- MarkMask() スクリプト・コマンドは、マーカー・フィルターが有効になっているか報告するように拡張されています。
- PlayWaveCopy() スクリプト・コマンドは現在、書き込む以外に、1401 からデータを読み直せるようになっています。
- Modified() スクリプト・コマンドは、データをディスクに強制処理するように Time ビューで拡張されていて、これは、Sampling Configuration ダイアログの Automation タブで設定される Flush to disk に相当します。
- タイム・ビューの MATLAB データ・エクスポートはほとんどの場合、以前よりも速くなっています。Waveform エクスポートは、同じレートでサンプルされた複数のチャンネルをエクスポートするときに、ギャップを無視して、チャンネルごとの同じポイント・カウントを強制処理する新しいオプションを備えています。
- Active Cursor ダイアログは現在、ユーザーの編集内容を追跡して、フィールドが適切でない場合はメッセージボックスを開くのではなく、OK を無効にします。現在、エラー・メッセージはダイアログに組み込まれるかたちで現れます。
- インポーター:Axon、MC_Rack、Biopac インポーターは最新のライブラリーを使用します (ただし今までどおり、Spike2 の 32 ビットビルドでのみ利用可能)。NewBehavior (Neurologger) インポーターで記録セッションを選択できます。
修正された箇所
- (オンラインのセットアップを除き) Spike 形状ダイアログの Y 軸をデータの範囲を越える値にドラッグすることが可能でした。データは適切に制限されていましたが、軸はそうではありませんでした。
- テトロード・データ (4 トレース) をサンプリングするときに、Spike 形状ダイアログ中のトリガーされていないデータのオンライン表示は、トレース 0,2,2,3 を示していました。これは、記録されたデータに影響はありませんでした。
- MeasureToChan() および MeasureToXY() の記録は、スレッシュホールド繰り返しモードで幅の引数を省略していました。
- 32 ビットの smr ファイルに書き込まれた Level イベント・チャンネルは、逆になっていました。
- 64 ビットの smrx ファイルに記録された Level イベント・データが複製された時間のイベントを含んでいると、これらのイベントを削除するメカニズムが失敗することがあり、2 つのイベントが同時にディスクに書き込まれる段取りになる可能性がありました。これはエラーとして検出され、サンプリングが停止していました。
- Level イベント・チャンネルでサンプリング中に Modified(0,0) を使うと、Error 23 を出して、サンプリングが停止する原因となる場合がありました。
- 20000 以上のイベント時間を MATLAB ファイルにエクスポートすると、Spike2 をクラッシュさせることがありました。
- 不正な値を設定して、後からカーソル番号を変更すると、Active Cursor ダイアログを混乱させる可能性がありました。現在、ダイアログが不正な状態にあると、カーソル番号を変更できなくなっています。
- インポーター:Alpha Omega および Neuralynx インポーターの両方で、y スケーリングが修正されています。ASCII (テキスト) インポーターは、TextMark データの時間を混乱させることがありました。CFS インポーターは現在、Marker チャンネルから時間を正しく取得するようになっています。
変更された箇所
- 現在、グラフィカル・シーケンス・エディターでセクションを示すのに、Key A ~ Key Z ではなく、Section A ~ Section Z を使用しています。
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2013年12月 |
8.00a |
新しくなった箇所
- アレー値をヒストグラムに入れる ArrHist() スクリプト・コマンドが追加されました。
修正された箇所
- 傾斜チャンネル処理を使った波形チャンネルの後ろ向きの検索は、Spike2 の応答停止の原因となる場合がありました。
- 削除されたチャンネルを、.smrx (64 ビット) ファイルで異なるチャンネル・タイプを使って再使用すると、データのルックアップに失敗する原因となる場合がありました。
- 現在のビューが時間、結果、または XY ビューでないときに ChanList() スクリプト・コマンドを呼び出すと、0 を返すのではなく、エラーが報告されていました。
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2013年12月 |
8.00 |
新しくなった箇所
- データは現在、サイズと時間がほとんど制限されないファイルを許可する新しい 64 ビットのファイリング・システムに保存されます。32 ビットの旧システムもサポートされているため、古いファイルを読み込んで、変更を加えることができます。
- サンプリング設定ダイアログで、32 ビットと 64 ビットのどちらの形式でサンプリングを行うかを選択することができます。
- 新しいファイリング・システムを使えば、サンプリング時間は以前と異なり、20 億クロックティックに制限されません。1 マイクロ秒のクロックティックで、何年間も連続的にサンプリングが行えます。
- 64 ビット・ファイルでは、トリガー付きで時間を計った波形は必要なデータだけを正確に保存します。32 ビット・ファイルは常にディスクブロック全体を保存し、これは一般に必要以上のデータを保存することになります。
- 破損した 64 ビットのデータ・ファイルからデータを復元する新しい S64Fix ユーティリティプログラム (32 ビット・ファイル用の SonFix プログラムと同様)。
- 64 ビット版のオペレーティング・システムを使っている場合は、現在、64 ビット版のプログラムがインストールされています。これは、32 ビット版に比べて高速作動し、プログラムがより多くのメモリーにアクセスするのを可能にします。
- 以前より長い時間範囲と大きなファイルを許可し、インタラクティブなファイル・インポート作業中により多くの情報と制御を提供できるように、データ・インポート・システムが改良されています。
- ソノグラム表示はデータ内のギャップにうまく対処でき、現在、強度を示すオプションのキーが備わっています。
- スクリプト・バーとサンプル・バーでボタンを右クリックするとコンテクスト・メニューが開き、そこでスクリプトまたはサンプリング設定を開くことができます。
- サンプル・バーでコンテクスト・メニューを使うことにより、即座にサンプリングを行い、書き込み有効状態を管理できます。
- 現在、Micro1401 mk II でサンプリングするときに、水平スパイクの振幅限界カーソルを設定することができます (サポートされている別の 1401 タイプに適合するように)。これらは、許容されるスパイクの上限と下限を設定します。
- 波形データを RealMark メモリー・バッファにインポートすると、インポートに関連するピーク/谷/水平の値は、各マーカーに関連する最初の値で保存されます。また、ピーク時間と谷時間の両方あるいは上昇時間と下降時間の両方を一度の操作でインポートするように選択することもできます。それに合わせて、MemImport() スクリプト・コマンドが拡張されています。
- スクリプト言語を使うことにより、proc および func の引数のデフォルト値を定義づけることができます。
- スクリプトの整数値は現在 64 ビットで (旧バージョンでは 32 ビットでした)、イベント・ベースのチャンネルの ChanData() が整数で 64 ビットの時間を返すことができるようになっています。
- 出力シーケンサーは新しいインストラクション TICK0 を備えています。また、大きすぎてシーケンサーの 32 ビットの変数に適合しないサンプリング時間にうまく対処できるように、TICKS が拡張されています。新しいスクリプト・コマンド、SampleSeqTick0() があります。
- FileSaveAs() スクリプト・コマンドは現在、何も付いていない場合はファイル拡張子を追加します。現在のフレームをビットマップで保存するのにマルチメディア・ウィンドウを併用すると、ブランクまたはワイルドカード付きの名前を設定して、ファイル名についてユーザーの注意を促すことができます (他のウィンドウ・タイプのように)。
- 出力シーケンサーは秒単位の時間を 64 ビットのティック・カウントに変換するために、新しいシーケンサー数式の関数、sTk64h() と sTk64l() を備えています。
- BReadSize() スクリプト・コマンドは現在、文字列を読み取るときに -n を受け入れます。これは、ヌル (ASCII コードのゼロ) 文字で、あるいは n 文字の後で読み取りを停止します。
- 出力シーケンサーのテキスト・エディターには Keys 制御と Labels 制御が備わっていて、シーケンス内のどのキー・プレスやラベルにも移動が可能になります。
- ユーザー定義のダイアログの最大サイズは現在、プライマリ・モニター画面の大きさに制限されています。以前は、より小さな任意の制限に設定されていました。
旧バージョンと互換性を持つように、プライマリ・モニター画面の大きさがその制限より小さい場合は、以前の任意の制限が使用されます。
- 設定サイズを越える場合は、DlgCreate() を使って縦と横の負の値を設定してダイアログのサイズを制限できます。
- Y 軸の範囲ダイアログは、チャンネル・セレクターにスピナーがあります。
- 23. BWriteSize() および BReadSize() スクリプト・コマンドは現在、整数の大きさとして 8 を受け入れます (64 ビットのデータで)。古いバージョンとの互換性に関しては、BRead() と BWrite() が整数に使う大きさは 4 (32 ビット) です。
- BSeek() スクリプト・コマンドは現在、ファイル内で 64 ビットのオフセットを持つ位置を探すことができます。Spike2 バージョン 7 では、32 ビットのオフセットに制限されていました。
- 以前より長い時間範囲と大きなファイルを許可し、インタラクティブなファイル・インポート作業中により多くの情報と制御を提供できるように、データ・インポート・システムが改良されています。
- スクリプト・バーとサンプル・バーでボタンを有効にできるように、Alt のキーの組み合わせを定義することができます。
- 新しい DlgFont() スクリプト・コマンドにより、ユーザー定義のダイアログで使うフォントの制御範囲が広がります。
- SampleWrite() スクリプト・コマンドは、時間範囲をマークして保存するように拡張されています。
- バージョン 7.3 形式を選択すると、MATLAB ファイル・エクスポート・システムは、4 GB より大きなファイルを書き込むことができます。32 ビット版の MATLAB は大きなデータ・ファイルに対応できませんのでご注意ください。
- 現在、異なるチャンネル単位を使って波形チャンネルからステレオトロードまたはテトロードのデータを作成することができます。
すべてのチャンネルが、最初に選択されたチャンネルの単位とスケーリングを使用します。
- ArrStats() スクリプト・コマンドは、アレーの平均、分散、ひずみ、とがりを計算します。
- MATTrace() スクリプト・コマンドは、マトリックスのトレースを計算します。
変更された箇所
- 以前と異なり、1401plus と最初の micro1401 はサンプリングをサポートしていません。これらを使ってサンプリングを行う必要がある場合は、Spike2 のバージョン 7 (配布版 CD にも含まれています) を使用してください。
- データをサンプリングするには、お使いの 1401 が最新のファームウェアを搭載している必要があります。ファームウェアが古いと、データをサンプリングしようとしたときに更新を促されます。Help メニューの About Spike2 コマンドで、最新バージョンになっているかどうか確認できます。最新のファームウェアでバージョン 8 を起動させると、データ取得を簡素化させることができ、古い非効率的なデータ転送プロトコルのサポートが不要になります。
- Spike2 の MS-DOS バージョンからスクリプトを変換するための Script メニューの Convert DOS スクリプト・コマンドは削除されています。必要な場合は、Spike2 のバージョン 7 に含まれています。
- FileSaveAs() スクリプト・コマンドの yes% 引数は現在、フラグのセットになっています。バージョン 7 のスクリプトが 1 または 0 でない引数値を使っている場合は、バージョン 8 で同じ結果を得られないことがあります。引数を (argument) != 0 に替えると、古いバージョンとまったく同様に作動するはずです。
- ScriptBar() および SampleBar() コマンドは、ボタンに関連する文字列を返すときに、後ろにつく「|」の文字を削除します。これが、既存のスクリプトで問題を起こすことはなさそうです。
- デフォルトの Working Set サイズが大きくなっています。
- 現在、一冊ずつ作る印刷版のマニュアルは提供しておりません (ほとんどのユーザーがこれを活用していなかったこと、オンライン・ヘルプにライブリンクがあってより多くの情報を持っていたこと、
さらに、ヘルプ・ファイルに加えてマニュアルを維持していくのに相当の労力を要したことがその理由です)。代わりに、オンライン・ヘルプから作成して印刷できる PDF 版のマニュアルを用意しています。
- 現在、SonCols または SonInfo シェルエクステンションのインストールは行っていません。理由は、マイクロソフトがシェルエクステンションに変更を加えたためです。
- ファイル・インポーターは現在、32 ビットの .smr ファイルではなく、64 ビットの .smrx ファイルを作成します。ファイルをインポートし、さらにこれを処理するスクリプトは、.smr ファイルではなくて、.smrx ファイルを開くように修正が必要かもしれません。
- FileSaveAs() スクリプト・コマンドの以前の flags% 引数は expt% に名前が変更され、yes% 引数は flags% に名前が変更されています。
- 64 ビットのデータ・ファイルに対処できるように、FileSaveAs() と FileNew() はどちらも、big% 引数の意味を修正しています。スクリプトにこの引数が使われていて、64 ビット・ファイルを作成したい場合は、引数を 2 に変更してください。
- SampleBigFile() スクリプト・コマンドは、そのオプションの引数の意味を修正しています。スクリプトにこの引数が使われていて、64 ビット・ファイルでサンプリングしたい場合は、引数を 2 に変更する必要があります。
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